転生したらキメラだった件   作:仮面大佐

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第33話 獣王国、滅びの日

 俺たちは、三獣士から話を聞く為に、場所を変える。

 場所は、リムルの庵にした。

 中に入ったのは、俺、リムル、紅丸、ディアブロ、シズさん、アルビス、スフィア、フォビオだ。

 すると、アルビス達が頭を下げる。

 

アルビス「魔王への進化、誠におめでとう御座います。リムル様、レイト様。」

リムル「避難民の事は聞いてるよ。大変な目に遭ったと思うが、あなた方が無事でよかった。」

アルビス「ありがとう存じます。」

レイト「聞かせてくれ。一体、獣王国(ユーラザニア)で何があったんだ?」

 

 アルビス達の祝いの言葉を聞きつつも、リムルが労い、俺はそう聞く。

 すると、アルビスとフォビオが頷き合い、フォビオが口を開く。

 

フォビオ「ここからは、この黒豹牙フォビオが話させていただく。」

 

 そう言って、フォビオは語り出した。

 1週間と少し前、ミリムがユーラザニアに現れたのだ。

 

ミリム「ワ〜ハッハッハッハッ!私はミリム・ナーヴァ!魔王なのだ!私はここに、魔王間で取り交わされた全ての協定を破棄し、獅子王(ビーストマスター)魔王カリオンに対し、宣戦を布告する!」

カリオン「戦だと!?」

三獣士「うっ………………!」

ミリム「開戦は1週間後!せいぜい頑張って準備しておくのだ!ワ〜ハッハッハッハッ!」

 

 ミリムはそう言って、ユーラザニアから去っていった。

 

カリオン「待てミリム!てめえ、何考えてやがる!?」

 

 カリオンがそう叫ぶが、その時には既に、ミリムの姿は遥か彼方に去っていった。

 それを聞いていたスフィアが口を開く。

 

スフィア「戦争か!大将。一番手は俺に譲ってもらうぜ。」

フォビオ「待て、スフィア!お前は、魔王ミリムの強さを知らない!獣王戦士団が全員でかかったとしても、一瞬で皆殺しにされるだけだぜ!」

 

 スフィアが好戦的な笑みを浮かべながらそう言うが、ミリムの強さを知るフォビオは、スフィアを止める。

 それを見ていたカリオンは、フォビオに話しかける。

 

カリオン「フォビオ。実際にミリムの強さを見たお前がそう言うなら、そうなんだろう。…………で、俺とミリムでは、どっちが強い?」

フォビオ「うっ………………!?」

 

 カリオンの質問に、フォビオは言葉を詰まらせる。

 フォビオとしては、ミリムの強さを身をもって知ったばかりだ。

 無論、だからといって、自分の大将の前で、そんな事は言えない。

 アルビスとスフィアがフォビオを見る中、フォビオは一息入れて、言う。

 

フォビオ「…………………一言だけ申し上げるならば……………魔王ミリムは破壊の暴君(デストロイ)。”破壊の暴君”の名に恥じぬ…………とだけ。」

カリオン「フッ。そうか。俺様より強いってか。」

フォビオ「あっ!いっ、いえ!そうは…………!」

 

 フォビオの言葉に、カリオンは鼻で笑いながらそう言う。

 フォビオは、カリオンの機嫌を損ねたかと思ったが、カリオンは機嫌を損ねていなかった。

 

カリオン「敵が強いからといって逃げたんじゃあ、魔王はやってられんだろう?それに、伝説の魔王と戦えるなんて、こんな面白そうな話を逃す手はねえぜ。」

 

 カリオンはむしろ、伝説と言われる魔王ミリムと戦える事に喜んでいた。

 カリオンは移動しながら、三獣士に命じた。

 

カリオン「あのスライムとキメラを頼って、民をジュラの大森林へと避難させろ。俺とミリムの戦いに巻き込まれたら、無事では済まんからな。それから、ミリムは俺様だけが相手をする。」

アルビス「え?しかし……………!」

スフィア「俺も一緒に!」

フォビオ「カリオン様、我らは…………!」

 

 カリオンは、俺たちを頼って、民をジュラの大森林に避難させるように命じて、そう言う。

 それを聞いた三獣士は、自分たちも加勢すると言おうとするが、カリオンはオーラを出して、三人を止める。

 

カリオン「黙れ!魔王ミリム・ナーヴァを相手にできるのは、この俺様だけよ!………………貴様達は、民を守る事を優先するのだ。我らの戦いに参入する事は許さん!」

三獣士「はっ!」

カリオン「信じろ。俺様が勝つ!(嫌いじゃなかったぜ、ミリム……………。良いダチになれたかもしれねえのに、残念だぜ。)」

 

 カリオンは、三獣士にそう命じる中、心の中でそう思う。

 これが、戦闘が始まる1週間前の出来事だそうだ。

 

レイト「なるほどな。」

フォビオ「……………1週間後、魔王ミリムは予告通りにやって来ました。」

 

 そうして、フォビオは戦いが始まった時の事を語った。

 どうやら、フォビオは、残っていたようだ。

 

カリオン「ようミリム。まさか、魔王達の宴(ワルプルギス)にも諮らずに協定を破棄しちまうとはな。」

 

 カリオンはそう言って、空中に浮いているミリムに向かっていく。

 

カリオン「お前さんは、見た目よりずっと思慮深いと思っていたんだが………………な!」

 

 カリオンはそう言って、手に持っている槍で、ミリムに攻撃する。

 

カリオン「ふんっ!」

 

 カリオンは攻撃するが、ミリムには命中しなかった。

 というよりは、攻撃が逸れたと言えるだろう。

 

カリオン「うおおおおおおお!!」

 

 カリオンは叫んで、攻撃を激化させる。

 だが、一回も命中しない。

 

カリオン(ちぃっ!多重結界のせいで、斬撃が滑る……………。ならば!)

 

 カリオンはそう思うと、左腕に巻き付いている物を解き、ミリムの左腕に巻き付ける。

 ミリムの動きが一瞬止まり、カリオンは槍で攻撃を叩き込む。

 だが…………………。

 

カリオン「っ!?」

 

 カリオンの攻撃は、ミリムには届いていなかった。

 何故なら、ミリムは剣を取り出して、槍を受け止めていたからだ。

 それを見たカリオンは、ミリムから少し離れて、つぶやく。

 

カリオン「……………光栄だな。その剣をこの目で見られるとは。」

 

 ミリムが持つ剣は、天魔という魔剣だった。

 数多の魔人や魔王を屠った、ミリムの愛剣だ。

 カリオンは子供の頃、魔剣を操る竜の姫君の暴虐の御伽噺を、親から聞かされていた。

 そんな中、カリオンはミリムに聞く。

 

カリオン「ようミリム。なんでこんな真似をするんだ?」

ミリム「……………………。」

 

 カリオンはそう聞くが、ミリムは無言を貫いていた。

 それを見て、カリオンは訝しむが、ある事に気付き、頭を掻く。

 

カリオン「へっ。もしかして、操られてでもいるのかい?だとしたら少し残念だな!本気のお前を倒して、この俺様が最強であると、証明したかったんだがな!」

フォビオ「あれは……………!」

 

 カリオンはそう言うと、光に包まれる。

 すると、姿が変わった。

 髪は逆立ち、羽も背中から生えた。

 

カリオン「見ろ!これが俺様のユニークスキル、”百獣化”だ!俺様は獣魔の王、獅子王(ビーストマスター)カリオン!」

 

 カリオンは、そう叫ぶ。

 これこそが、カリオンの本気だ。

 それを見ていたミリムは、笑みを浮かべたままだった。

 

カリオン「ミリムよ。残念だが、この姿を見せた以上、お前には退場してもらうぜ。手加減はしない。これで終わりだ!」

 

 カリオンがそう言うと、槍にオーラが集まって、咆哮が出る。

 それを見て、ミリムはさらに笑みを浮かべる。

 

カリオン「この世から消えるが良い!獣魔粒子砲(ビースト・ロア)!!」

 

 カリオンは、獣魔粒子砲をミリムに向かって放つ。

 ミリムはそれに飲まれ、爆発する。

 獣魔粒子砲を放ったカリオンの槍は、先端が無くなり、焦げていた。

 それを見ていたフォビオは。

 

フォビオ(直撃だ。あれを受けて、生き残れる者など、存在しない。カリオン様の勝利だ!)

 

 そう思っていた。

 一方のカリオンも、呟いていた。

 

カリオン「嫌いじゃなかったぜ、ミリム。良いダチになれたかもしれねえのに、残念だぜ。………………っと。」

 

 カリオンがそう呟く中、少し態勢を崩す。

 

カリオン(流石にキツイな……………。飛行すら覚束ねぇ………………っ!?)

 

 カリオンは、獣魔粒子砲を撃って疲労していた。

 すると、カリオンは何かに気づき、すぐに躱す。

 斬撃波が飛んできて、カリオンはそれを少し受けて、出血する。

 その斬撃波が飛んできた先を見ると。

 

カリオン「……………冗談じゃねぇ。まさか、無傷とはな。」

 

 カリオンはそう呟いた。

 視線の先には、服装が変わり、額の所から、角を生やしたミリムの姿があった。

 これこそが、ミリムの戦闘形態だった。

 

カリオン「破壊の暴君(デストロイ)、ミリム・ナーヴァ。それが本来のお前の、戦闘形態ってわけかい。」

ミリム「アハハハハハハハ!」

 

 カリオンがそう言う中、ミリムは高笑いをする。

 カリオンが訝しげな表情を浮かべる中、ミリムは言う。

 

ミリム「左手が痺れたのは、久しぶりなのだ。お礼に、とっておきを見せてやる。」

 

 ミリムがそう言うと、エネルギーを集める。

 そのエネルギーは、獣魔粒子砲の比では無かった。

 カリオンが身構える中、ミリムは叫ぶ。

 

ミリム「竜星爆炎覇(ドラゴ・ノヴァ)!!」

 

 エネルギーが溜まったと同時に、ミリムはそう叫んで、発射する。

 カリオンは躱す事に成功したが、地上のユーラザニアの都市が消滅していく。

 それを見ていたカリオンは、唖然となる。

 

カリオン「ありえねーだろうが……………!都市が跡形もねぇ………………!」

 

 カリオンはそう呟いた。

 つい先程まで、たくさんの建物があったユーラザニアの都市部は、更地と化していた。

 カリオンの居城も消え、居城があった場所は、大きく抉れていた。

 

カリオン(破壊の暴君、ミリム・ナーヴァ……………!なるほど。御伽噺にしてでも、語り継ぐべき脅威だな……………!)

 

 カリオンは、ミリムの凄まじさには、驚愕していた。

 だが、カリオンはすぐにミリムに聞く。

 

カリオン「よう、理由を聞かせちゃくれねぇか?なぜ、獣王国(ユーラザニア)を滅ぼそうと思った?」

 

 カリオンは、ミリムにそう聞く。

 だが、ミリムはその質問には答えなかった。

 

カリオン「(……………なんだ?さっきからどうにも様子がおかしい。)おい、なんとか言えよ。人様の国を消滅させておいて、だんまりか?」

 

 カリオンは訝しみながらも、再びそう聞くが、ミリムは答えない。

 それを見て、カリオンはある可能性に思い至った。

 

カリオン「あいつ……………ひょっとして。」

 

 カリオンがそう言うと、背後から誰かが近づき、喉元にナイフを突きつける。

 

???「ひょっとして?私にも教えて欲しいわね。」

 

 ナイフを突きつけた人物は女性で、背中から羽を生やしていた。

 それに気づいたカリオンは、その女性に言う。

 

カリオン「天空女王(スカイクイーン)フレイ………………!」

フレイ「御名答。」

 

 そう。

 その女性は、魔王の1人で、天空女王(スカイクイーン)の異名を持つ、有翼族(ハーピィ)のフレイだ。

 カリオンは、舌打ちをする。

 

カリオン「チッ!お前もかよ。」

フレイ「あら?私も何なのかしら?ゆっくりと聞かせて欲しいわね……………!」

 

 フレイはそう言うと、カリオンの喉元にナイフを当てる。

 一方、フォビオは、瓦礫の中から出てこれた。

 だが、フォビオの目に入ったのは、フレイによって、喉元を斬られたカリオンだった。

 

フォビオ「カリオン様……………!」

 

 それが、カリオンとミリムの戦いの顛末だった。

 フォビオは、目を閉じながら言う。

 

フォビオ「……………そして、魔王フレイは、カリオン様を抱えて、飛び去っていきました。」

リムル「……………なるほど、事の顛末は分かった。」

レイト「にしても、ミリムの攻撃に巻き込まれたのに、よく無事だったな。」

フォビオ「死にかけましたが、拠点移動(ワープポータル)で、どうにかここまで来れました。回復薬をいただき、感謝しています。」

 

 まあ、ユーラザニアの都市部を消滅させる一撃だったのだ。

 死にかけるのも無理はない。

 だが、それを聞いて、引っかかった所がある。

 そう思う中、リムルが口を開く。

 

リムル「連れ去られたのなら、カリオンさんは生きてるはずだ。救出に力を貸そう。」

フォビオ「ありがとうございます。」

 

 リムルがそう言うと、フォビオは頭を下げる。

 そんな中、俺は疑問を口にする。

 

レイト「それにしても………………ミリムの奴、なんでユーラザニアを滅ぼす事にしたんだ?それに、ミリムの性格上、横槍が入るのは嫌がりそうだが…………………。らしくないな。」

スフィア「らしくねぇと言やあ、俺はフレイがフォビオを見逃したのも腑に落ちない。」

リムル「というと?」

シズ「有翼族(ハーピィ)は、高度から獲物を狙撃出来るほどの視力を持ってるの。」

スフィア「井沢静江(シズエ・イザワ)の言う通りだ。天空女王(スカイクイーン)と呼ばれる有翼族(ハーピィ)の女王が、フォビオに気づかなかったとは、思えねぇんだよな。」

 

 なるほどな。

 気になるのは、その3点だな。

 それに、魔王フレイという名には、聞き覚えがある。

 以前、ミリムから話を聞いた、傀儡の魔王を誕生させる計画に加担していた魔王の1人だ。

 確か、ミリム、カリオン、フレイ、そして……………クレイマン。

 ある可能性に思い至った俺とリムルは、アイコンタクトをして、リムルは紫苑に話しかける。

 

リムル「紫苑!ミュウランを連れて来てくれ!あと、地図も頼む。」

紫苑「はい!」

 

 リムルはそう言って、紫苑は移動する。

 そんな中、スフィアが話しかける。

 

スフィア「ところでそのお茶、すげぇ色だけど、飲めるのか?」

レイト「味は問題ないんだ。味は。」

リムル「あ、客人用は、朱菜が淹れた物だから、大丈夫。」

 

 そう。

 俺たちが飲んでいるのは、紫苑が淹れたものなのだ。

 その為、ディアブロやらシズさんは、顔を顰めたり苦笑したりで飲んでいる。

 しばらくして、ミュウランがやって来て、話を聞く事に。

 

ミュウラン「………………ええ。それは確かです。クレイマンは、魔王ミリムに接触を図っていました。私の予想になりますが……………ミリム様の宣戦布告は想定外で、苛立っていたように思えました。」

 

 なるほどな。

 度々接触していたのか。

 とはいえ、ミリムの宣戦布告は想定外で、苛立っていたと。

 という事は、クレイマンの目的が、朧げにだが、掴めた気がするな。

 そんな中、アルビスが話しかける。

 

アルビス「お、お待ち下さい!魔王クレイマンの事ですか?あの魔王が、獣王国(ユーラザニア)滅亡の裏で、糸を引いていたと?」

 

 アルビスは、驚いた表情でそう聞く。

 まあ無理もない。

 すると。

 

スフィア「俺……………出かけてくる!」

アルビス「待ちなさい、スフィア!行くのなら、全員で攻め込みますよ。」

 

 スフィアがクレイマンの領地に向かおうとすると、アルビスがそう言う。

 まあ、自分たちの大将が居るかもしれないし、故郷を滅ぼした元凶だからな。

 無理もないが。

 

リムル「まあ待て。もう少し、判断材料が欲しい。」

レイト「フォビオ。魔王フレイは、どっちの方角に飛び去ったんだ?」

フォビオ「獣王国(ユーラザニア)の北東……………恐らくは、ミリム様の支配領域、忘れられた竜の都へ向かったのかと。」

リムル「なるほどな。ミリムとフレイが手を組んでいるのなら、それもあり得る。」

 

 確かに。

 忘れられた竜の都で合流する可能性もあるよな。

 獣王国(ユーラザニア)の北東に飛び去ったって事は……………もし、フレイの目的地がそこだとしたら、その先にあるのは……………。

 俺とリムルが指を動かして、ある場所に止まる。

 それを見ていたミュウランは。

 

ミュウラン「……………傀儡国ジスターヴ。魔王クレイマンの支配領域です。」

 

 やはりか。

 という事は、フレイとクレイマンはグルの可能性が高い訳だ。

 その後、俺たちが池を眺めていると、ディアブロが話しかけてくる。

 

ディアブロ「リムル様、レイト様。」

リムル「ディアブロか。」

レイト「三獣士の面々の様子はどうだ?」

ディアブロ「今は落ち着いたようです。今にもクレイマンの領地に攻め込まんばかりの剣幕でしたが、紅丸殿が上手く宥めておいでました。」

レイト「そうか。まあ、気持ちは分かるが、先走られちゃ困るしな。」

 

 まあ、無理もない。

 クレイマンが、獣王国(ユーラザニア)を滅ぼした元凶だからな。

 それに、カリオンがジスターヴという場所に居る可能性もある訳だし。

 そんな中、ディアブロが俺たちに話しかける。

 

ディアブロ「……………何か思い悩んでおいでなら、是非とも、私に相談を。」

リムル「ん?ん〜……………。」

 

 ディアブロがそう言う中、俺とリムルはアイコンタクトをして、話す事にした。

 

リムル「問題が重なりすぎてる。まずはカリオンの件だ。ミリムの考えも分からないし、一番心配だしな。」

レイト「次に、ファルムス王国の後始末。そして、西方聖教会への牽制。どれも、無視できないけど、作戦を行うにしては、許容範囲を超えてるんだよな。」

 

 そう。

 クレイマンの陰謀に関しても、どうにかしたいが、ファルムス王国は、俺たちが殺戮をした事で、居なくなっている。

 もし、今、西方聖教会が動き出したら、対応しきれないかもしれない。

 まあ、それはそれとして、坂口日向(ヒナタ・サカグチ)には、借りがある。

 その借りは、返さないと気が済まない。

 すると、ディアブロが言う。

 

ディアブロ「なるほど。では、私が一方面を受け持ちましょう。是非、ご命令を。」

 

 なるほどな。

 原初の黒(ノワール)だから、大丈夫な気がするしな。

 というか、笑顔が不敬すぎないか?

 

リムル「分かった。明日の会議で、方針を決めるから、お前も参加すると良い。」

ディアブロ「はっ。」

 

 まあ、ディアブロが居れば、大丈夫かな。

 とはいえ、ディアブロがどこを担当するのかは知らないが、後の二つはどうするか。

 すると、リムルが思念伝達を使って、話しかける。

 

リムル『おい、レイト!西方聖教会に関しては、どうにかなるかもしれないぞ!』

レイト『どういう事だよ?』

リムル『智慧之王(ラファエル)さんが、無限牢獄の解析に完了するみたいだぞ!』

レイト『えっ!?じゃあ……………!』

リムル『ああ!』

 

 そうか。

 気づけば、2年以上も経過していたのか。

 長いようで、短かったな。

 なあ、ヴェルドラ。

 俺は、リムルの中のヴェルドラに対して、そう思う。

 暴風竜の解放は、もうまもなくだ。




今回はここまでです。
ミリムとカリオンの戦いの顛末が判明しました。
そして、その裏で暗躍するクレイマンの存在が明らかになる。
そんな中、いよいよ、ヴェルドラの復活が近づいて来ました。
次回は、ヴェルドラが人間態を獲得するまでやる予定です。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
ヴェルドラがオーラを抑える特訓をする中、少しオリジナルの展開を入れる予定ですので、楽しみにしてて下さい。
ジュウガVSオルテカの配信も近づいて来ましたね。
楽しみです。
仮面ライダーオルテカに変身するのは、オリキャラにする予定ですが、誰に変身させましょうか?
もし、リクエストがあれば、受け付けます。
クレイマン戦は、ミリムの相手はレイトのジュウガにさせる予定です。
戦闘の感じとしては、エビリティライブとインビンシブルジャンヌとの戦闘をモチーフにする予定です。
流石に、圧倒するというのはないと思いますが、互角なら大丈夫かなと思います。
ジュウガのオリジナルフォームに関するアンケートをやります。
もし、リクエストがあれば、お願いします。

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