俺とクレイマンは、対峙する。
しばらく睨み合っていると、クレイマンが攻撃を仕掛けてくる。
背中から出てきた腕に持っていた武器で、俺のことを攻撃してくる。
レイト「っ!」
俺は、それを回避しつつ、キングクラブバイスタンプを取り出す。
『キングクラブ!』
『アブゾーブ!ブレイド!』
その音声が流れると、俺の右手にキングラウザーが出現する。
ジュウガソードを左に帯刀して、ジュウガバイスタンプを倒す。
『キングクラブライトニングアタック!』
『スペード10!ジャック!クイーン!キング!エース!』
『ロイヤルストレートフラッシュ!』
その音声が流れると、5枚のラウズカードがキングラウザーに吸い込まれる。
クレイマンの斧の攻撃をキングラウザーでいなしつつ、そのまま一閃する。
レイト「ハァァァァァ!」
クレイマン「ぐぬぅ……………!!」
俺のキングラウザーを使った攻撃で、クレイマンの背中の腕の左部分を2本まとめて切断する。
クレイマンは、もう片方の背中の腕2本で、俺に攻撃しようとする。
俺は慌てずに、キングラウザーを放り投げ、オクトパスバイスタンプを取り出す。
キングラウザーは役目を終えたからか、そのまま魔素へと戻る。
『オクトパス!』
『アブゾーブ!ドライブ!』
その音声が鳴ると、俺の右手にトレーラー砲が現れる。
ジュウガバイスタンプを倒して、トレーラー砲を構える。
『オクトパスフルスロットルアタック!』
『フルフルフォーミュラ〜タ〜イホウ!』
俺はトレーラービッグインパクトを発動して、クレイマンを吹っ飛ばす。
トレーラービッグインパクトを食らったクレイマンは怯んだ。
そんな中、トレーラー砲を捨てて、ジャッカルバイスタンプを取り出す。
『ジャッカル!』
『アブゾーブ!エグゼイド!』
その音声が流れると、俺の右手にガシャコンキースラッシャーが出現する。
無論、マキシマムマイティXガシャットが装填されている。
俺は、ジュウガバイスタンプを倒す。
『ジャッカルクリティカルアタック!』
『マキシマムマイティクリティカルフィニッシュ!』
俺はクレイマンに向けて、光線を放つ。
クレイマンはそれを受けて、吹っ飛ぶ。
クレイマン「な、何……………!?あいつの力が増幅しているだと……………!?」
クレイマンはそんなふうに言う。
それを見ていた他の魔王達は。
ラミリス「えっ!?えっ!?」
ダグリュール「何と!?」
ディーノ「嘘だろ……………!?」
フレイ「………………っ!?」
レオン「っ!」
ロイ「何……………!?」
ギィ「ほう。あのレイトとやら、ミリムに匹敵するほどの力を秘めていたとはな…………。」
他の魔王達も、驚いていた。
それには、俺の究極能力が関与している。
俺の究極能力、
それの権能の一つ、激情。
この激情の効果は、強い感情や思いをエネルギーに還元する権能で、思いが強ければ強いほどに限りなくエネルギーを増幅し続ける。
また、相手が俺に対してマイナスの感情を抱くと、そのマイナス感情も俺のエネルギーに還元される。
要するに、相手が俺に強烈な敵意を抱けば抱くほどに俺がより強くなる。
クレイマンをちょくちょく挑発していたのは、これが理由だ。
クレイマンが俺に対して敵意を向ければ向けるほど、クレイマン自身の首を絞め、報いを与えさせる事が出来る。
俺は容赦なく、ツインキメラバイスタンプを取り出す。
『ツインキメラ!』
『アブゾーブ!ライダー!』
俺はジュウガソードを持ち、ジュウガバイスタンプを倒す。
『ゲノムクロスアタック!』
その音声と共に、ジュウガソードに蟹の鋏と鰐の顎を出現させて、クレイマンの背中の腕を斬り落とす。
俺とクレイマンが鍔迫り合いになる中、俺はある物を取り出して、口を開く。
レイト「なあ、クレイマン。これが何だか分かるか?さっき、俺たちの仲間が送ってくれた記録媒体だよ。お前の城の宝物庫で見つけたみたいだぞ。」
クレイマン「はっ。バカな。私の城だと?城は
レイト「残念だけど、その
クレイマン「つまらんハッタリだな!そうまで言うなら、証拠を見せるが良い!」
俺がそう言うと、クレイマンはそう言う。
そんなクレイマンに対して、俺はそう言うと、クレイマンはそう叫ぶ。
よし、言質取ったぞ。
後悔しても知らねぇぞ。
レイト「言われなくても見せてやるよ。お前が裏で画策していたところと、戦場の結末をな。」
俺はそう言って、記録媒体を起動する。
すると。
ティア『やっほ〜クレイマン!フォビオを上手く乗せて、計画通り
クレイマン『これはフレイの弱みを握る際、ティアから受けた報告……………!まさか…………まさか本当に……………!?』
ティアという少女の言葉を聞いたクレイマンは、仮面で表情は見えづらいが、驚愕している事だろう。
それを見ていたフレイは、目を細めていた。
すると、別の映像に切り替わる。
ヤムザ『っ!?ま、まさか!?や、やめろ!お止め下さい!クレイマン様ぁぁぁぁぁ!!』
その映像は、アルビスが応戦したヤムザというクレイマン軍の指揮官が
それを見たラミリスとダグリュールは。
ラミリス「あれって確か、クレイマンとこの………………中指のなんとか……………。」
ダグリュール(身内を切り捨てたか。)
そんなふうに反応する。
映像は、別の物に変わる。
フットマン『お遊びはここまでにしましょう。クレイマンの軍勢は壊滅。あの方に残念な報告をしなければなりません。』
映像は、ゲルドとグルドに対して、フットマンがそう言うシーンになった。
それを見たクレイマンは。
クレイマン『壊滅だと?フットマンめ、何を言って……………?そんなはず無いでは無いか。圧倒的な戦力差で侵攻したのだぞ?計算に入れていない因子でも無い限り……………。』
クレイマンはそんな風に考えていた。
それがあったんだよな。
俺は口を開く。
レイト「なあ、クレイマン。フットマンとやらが言っていた”あの方”ってのは、誰の事だ?」
クレイマン「っ!?う……………うおおおおおおお!!」
俺はそう聞くと、クレイマンは俺から少し離れて、黒く光る糸を出してくる。
リムル「レイト!」
火煉「レイト様…………………!」
レイト『紫苑に仕掛けたやつか。』
リムルと火煉がそう言う中、俺はそんな風に思う。
しばらくすると、俺はその糸に包まれる。
すると、クレイマンの声が聞こえてくる。
クレイマン「ふっ………………フハハハハハっ!紛い物の映像でハッタリなど、如何にもキメラらしい小賢しい手よ!喜ぶが良い!その繭が解けた時、貴様は私の命令に従う事しか出来ぬ操り人形になるのだ!ハハハハハハハっ!!」
クレイマンはそんな風に言う。
ちょうど良い。
新しい技の実験台になってもらうか。
とはいえ、情報を引き出すためにも、やり過ぎない程度に。
俺がそう思う中、それを見ていたフレイは。
フレイ(……………
フレイはそんな風に思っていた。
遡る事数ヶ月前、クレイマンから腕輪を受け取ったフレイ。
フレイが居る部屋の中に、ミリムがやってくる。
ミリム「やぁ、フレイ!今日もいい天気なのだ!」
ミリムはそんな風に言いながらやってくる。
その腕には、ドラゴナックルが付けられていた。
それを見て、フレイは口を開く。
フレイ「お久しぶりね、ミリム。随分素敵な物付けてるじゃないの。」
ミリム「分かるか!?」
フレイはそう言うと、ミリムはそう反応する。
それから、テンペストでの出来事を、ミリムは嬉々として語っていった。
それを見ていて、フレイは微笑んでいた。
その後、フレイは腕輪をミリムに渡す。
ミリム「む?腕輪か。綺麗な宝珠だな。貰っても良いのか?」
フレイ「ええ。親友達からのプレゼントには敵わないかもしれないけれど、私たちもお友達でしょう?」
ミリム「よし!付けてみるのだ!ちょっとこれ持っててくれ。リムルとレイトがくれた大事な奴だからな!落としてはダメだぞ!」
フレイ「はいはい。」
ミリムがそう言うと、フレイはそんな風に言う。
それを聞いたミリムは、ドラゴナックルをフレイに預けて、その腕輪をつける。
すると。
世界の言葉『禁呪法、
そんな声が聞こえると、腕輪からエネルギーが出てきて、ミリムを包み込む。
すると、ミリムの目から光が消える。
それを見ていたフレイは、口を開く。
フレイ「……………終わったわよ。これで良いのかしら?クレイマン……………。」
フレイがそう言うと、近くの柱の影からクレイマンが出てくる。
クレイマン「ご苦労様です、フレイ。これで最強の人形が手に入りましたよ。良い様ですねミリム!他人に従わされる気分はどうです!?」
クレイマンはそう言うと、無抵抗のミリムを何度も叩き、足蹴にする。
それを見ていたフレイは、口を開く。
フレイ「……………ねえ、クレイマン。貴方、ミリムには”
クレイマン「………………っ!」
フレイはそんな風に言うと、流石にクレイマンはミリムへの攻撃をやめる。
そして現在。
フレイ(……………随分と不愉快な思いをさせられたけれど、今となってはどうでも良いわ。だって貴方の命、もう長くなさそうだもの。)
フレイはそんな風に思う。
すると、俺を操ろうとしている糸が俺に吸収され、俺の手に集まり、俺の魔素も入る。
クレイマン「なっ!?」
レイト「食らえ。
クレイマンが驚く中、俺はそう言い、それを放つ。
悪之黒陽。
俺が新たに獲得した必殺技。
激情による無尽蔵の魔素と悪意伝達による悪意の情報を混ぜ合わせて作った黒く強大な魔素と悪意の塊を放つ。
まあ、ある程度は加減しているが。
黒幕なども知りたいからな。
クレイマンが吹っ飛ぶ中、クレイマンは口を開く。
クレイマン「バカな……………!?貴様といい、あの鬼女といい、何故効かぬ!?」
レイト「さぁ?お前が弱いだけだろ?」
クレイマンがそう言うと、俺はそう返す。
紫苑に関しては、復活した際に完全記憶というのを獲得しており、精神攻撃は効かず、俺は
効くわけないだろ。
すると、クレイマンは口を開く。
クレイマン「そんな……………そんな筈はない。太古の魔王ですら……………ミリムすら支配した究極の呪法だぞ!?そ、そうだ!ミリム、何をしているのです!?早くこちらに……………!?」
クレイマンがそう言うと、ミリムに助けを求めようとする。
だが、ミリムはヴェルドラと戦っていた。
クレイマン「な、何だ!?何なのだ!?あの桁外れの力は!!」
リムル「何だ、出てきた所、見てなかったのか。ヴェルドラだよ。言っただろ?友達だって。」
クレイマンがそう叫ぶと、今度はリムルが答える。
ヴェルドラとミリムの戦いは。
ヴェルドラ「鉄山靠!」
ヴェルドラとミリムは格闘戦を行なっており、鉄山靠を放ったと思ったら、エネルギーを貯めていく。
ヴェルドラ「か〜め〜は〜め〜波ァァ!!」
ヴェルドラは、ミリムに向かってかめはめ波を放つ。
やめろって。
多方面から怒られるだろうが。
すると、クレイマンはフレイに向かって叫ぶ。
クレイマン「ふ、フレイ!何をしているのです!?さっさと私に手を貸しなさい!!」
フレイ「あら。悪いわね、クレイマン。この結界は、ギィが認めないと通れないのよ。本当に残念だわ。」
クレイマンがそう叫ぶと、フレイは素っ気なくそんな風に言う。
完全に小物だな。
すると、クレイマンが叫ぶ。
クレイマン「くっ……………!ミリム、ミリムよ!私の命令に従い、”
リムル「おいおい、とんでもない事を言い出したぞ!?」
レイト「………………潮時だな。」
クレイマンがそう叫ぶ中、俺とリムルはそう言う。
すると。
ミリム「………………何でそんな事をする必要があるのだ?」
クレイマン「なっ……………!?」
リムル「ええっ!?」
ミリム「リムルとレイト達は友達なのだぞ。」
ミリムはそんな風に言い、それを聞いたクレイマンとリムルは驚く。
やっぱりな。
リムル「えっ!?ミリム!?お前、操られていたんじゃ…………………!?」
ミリム「ふふっ……………!わーっはっはっは!見事に騙されてくれた様だな、リムルよ!」
リムル「さ、最初から支配されていなかったのか!?」
ミリム「うむ!」
リムルとミリムはそんな風に話す。
それを見ていた他の魔王たちは。
ラミリス「えっ!?えええ……………!?」
ダグリュール「何と!」
ディーノ「殴られても反応しなかったじゃん。」
フレイ「ふっ。」
ギィ「ふっ。」
そんな風に反応していた。
やっぱり、何人かは気づいていたみたいだな。
まあ、気づいていない奴も居るっぽいけど。
すると、リムルから思念伝達が来る。
リムル『おい、レイト!お前は最初から気づいていたのかよ!?』
レイト『ああ。ミリムが操られている振りをしているのは、分かってた。』
リムル『だったら何で……………!?』
レイト『お前、俺の話を聞こうとしなかったじゃん。』
リムル『ぐっ……………!?』
リムルがそう文句を言う中、俺はそんな風に返す。
すると、リムルはミリムに聞く。
リムル「なんで操られた振りなんてしてたんだよ?」
ミリム「うむ!クレイマンが何か企んでいると思ったのでな。それを探っていたのだ。」
リムルはそう聞くと、ミリムはそう答える。
すると、クレイマンが口を開く。
クレイマン「振り……………!?そんな…………そんな筈はない!
ミリム「これの事か?呪法が成功したように見せねば、用心深いお前は信用しないだろう?だから、わざと受けたのだ。」
クレイマンがそう言う中、ミリムは二つの腕輪を破壊して、クレイマンに投げつける。
すると。
エミルス「消えた………………!?」
バイス「どうなってんのよ、これ!?」
ミリムの分身体と戦っていた2人は、突然消えた事に驚く。
すると、クレイマンは震えながら言う。
クレイマン「ふ、ふざけるな……………!あの方より授かった
ミリム「そうなのか?でも、私を支配するのは無理なのだ。」
クレイマンがそう言う中、ミリムはそう返す。
やっぱり、黒幕が居たか。
すると、それを聞いたクレイマンが叫ぶ。
クレイマン「では……………では貴女は私を欺く為だけに、カリオンを殺したというのですか!?」
???「おいおい、誰が死んだって?」
クレイマンがそんな風に叫ぶと、そんな声が聞こえてくる。
その声の主は、フレイの従者の1人だった。
その男は、ライオンのマスクを外す。
カリオン「俺がリムルとレイトを唆しただとか、随分面白い事を言ってくれてたじゃねぇか。なあ、クレイマン。」
その正体は、カリオンだった。
やっぱりな。
そんな中、リムルは驚いていた。
気づいていなかったんかい。
まあ、レオンの方に気を取られていたから、無理もないが。
リムル「び、び、
カリオン「無事……………とは言えねえかな。俺の部下達が世話になった。」
レイト「気にするな。」
カリオン「ふっ。」
リムルがそう言うと、カリオンはそう言い、俺はそう言う。
それを見ていたクレイマンは。
クレイマン「そ、そんな……………では、本当に……………?だが、フレイの報告では…………そ、そうか!フレイも!貴様も裏切っていたんだなぁァァァァァ!!」
フレイ「あら?いつから私が貴方の味方だと勘違いしていたの?」
クレイマンがそう叫ぶと、フレイはそんな風に言う。
怖いな。
それを聞いたクレイマンは。
クレイマン「フレイ……………!貴様ァァァァァァ!!」
クレイマンはそう叫びながら、フレイの方へと向かう。
だが、すぐに地面に叩き落とされる。
何故なら、ミリムがぶん殴ったからだ。
フレイ「ミリムったら。結界があるから大丈夫なのに。」
ミリム「それは分かっているのだ。ギィ、結界を解いてくれ。」
ギィ「ふん。」
フレイとミリムがそう言うと、ギィは指を鳴らして、結界を解除する。
だが、空間は拡張されたままなので、まだ戦闘があると踏んでいるのだろう。
すると、フレイはミリムに話しかける。
フレイ「貴女なら操られないと信じていたけど、ヒヤヒヤしたわよ。でも、私との約束を守ってくれたわね。感謝するわ。」
ミリム「ワハハッ!友達だからな!当然なのだ!それよりもあれ、ちゃんと大切に持ってきてくれて居るんだろうな?」
フレイ「はいはい。」
フレイがそんな風に話すと、ミリムはそんな風に叫ぶ。
すると、フレイはドラゴナックルを取り出す。
ミリム「そうそう!これなのだ!」
フレイ「でもあなた、演技は全然ダメね。ガッツポーズなんてして、クレイマンに見られていたらどうするつもり?魔力感知で見てたらバレバレよ?」
ミリム「しょうがなかろう?リムルとレイトが私の為に怒っているのが分かって嬉しかったのだ。」
ミリムがフレイからドラゴナックルを受け取っていると、フレイは苦言を呈する。
確かに、ガッツポーズしてたな。
ミリムはそんな風に言う。
そう言ってくれるのは嬉しいな。
すると。
レオン「……………三文芝居だったな。」
ラミリス「うっ!わ、私は気づいていたぞ………………?」
ダグリュール「う、うむ!そんな事だろうと思っていたぞ!」
ディーノ「やっぱ………………そうだよね。」
レオンがそう言うと、ラミリス、ダグリュール、ディーノの3人はそう言う。
絶対気づいていなかったな。
すると。
ヴェルドラ「我は気づいておったぞ。クワハハハハ!」
ヴェルドラはそんな風にダグリュールの肩に腕を乗せながらそう言う。
やかましいわ。
すると、ミリムがやってくる。
ミリム「リムル〜!レイト〜!私の為に怒ってくれていたのが分かって、嬉しかったのだ!」
リムル「お前な……………。」
レイト「でも、無事で良かったよ。」
ミリム「えへへへ……………!」
ミリムがそう言いながらやってくると、俺とリムルはそう言う。
俺は口を開く。
レイト「……………それで、いるんだろう?出てこい。」
リムル「ん?」
???「やっぱり、気づいておったな!」
ミリム「うわっ!?」
俺がそう言うと、ミリムの影から、何かが出てくる。
それは人の形……………というよりかはミリムに似た姿で出てきた。
レイト「初めまして……………と言うべきかな?ミリムの悪魔さん?」
ラース「私はラースなのだ!」
ミリム「わ、私の悪魔なのか!?」
ミリムに似た姿の人物……………差異はサーモンピンクではなく、赤色の髪のミリムがそう言う。
すると、ラースは口を開く。
ラース「お前ならきっと、来てくれると信じてたのだ!嬉しいのだ!!」
レイト「ああ。」
俺とラースは、そんな風に話す。
すると、リムルが口を開く。
リムル「おい、レイト!ミリムの悪魔だなんて、いつ知ってたんだ!?」
レイト「そうだな……………ミリムがテンペストにやって来てからしばらくしてからだ。」
リムルがそう聞くと、俺はそう答える。
すると。
クレイマン「い、いつからだ……………?いつから、私を欺いていたのだ……………?」
ミリム「うむ、苦労したぞ。お前は用心深いからな。だから私は、すっごく頑張ったのだ!」
クレイマンがそんな風に呻きながら聞くと、ミリムはそう言う。
すると、カリオンが口を開く。
カリオン「あー、ところでミリムよ。一つ聞きたいんだが、良いかな?」
ミリム「む?良いぞ。何でも聞くのだ!」
カリオン「じゃあ、遠慮なく。お前さん、操られて無かったんだよな?という事は、ノリノリで俺を甚振ってくれたのかな?あぁん?」
ミリム「は……………。」
カリオンはミリムにそう聞くと、ミリムはそう答える。
すると、カリオンから怒りのオーラが出てきて、ミリムは唖然となる。
確かに、それは気になる。
流石に現場に居なかったからな。
それは分からん。
カリオン「いやいや良いんだよ?俺が弱かっただけの話だからな。だがよ、俺たちの国を吹き飛ばしてくれたのも、全て、貴女の意思って事ですよねぇ………………?」
カリオンはそんな風に言う。
すると、ミリムは開き直ったのか、口を開く。
ミリム「む!カリオン!そんな小さな事はどうでも良かろう!」
カリオン「小さな事じゃねぇよ!下手したら俺様も死ぬ所だったし、王都が消えたんだぞ!?」
ミリム「ええい!うるさい!うるさいのだ!あれは演技に熱中………………じゃなくて、クレイマンを騙す為に頑張っただけなのだぞ!なので悪いのはクレイマンなのだ!!」
カリオン「おいおい、クレイマンのせいかよ。……………って、もう良いや。」
ミリムとカリオンがそう言い争いをする中、ミリムはクレイマンになすりつけた。
それを見て、カリオンが涙を流す中、俺とリムルが話しかける。
ちなみに、ラースは俺の背中に貼っついていた。
リムル「まあまあ、三獣士や国の皆さんも無事だし、カリオンさんの復讐戦って事で頑張っていたんだしさ。」
レイト「まあ、悪い事ばかりじゃ無かったと思うぜ。」
カリオン「おお、リムル、レイト……………!すまんな。慰めてくれて。」
俺とリムルがそう言うと、カリオンは涙を拭いながらそう言う。
まあ、カリオンにとっては悪い事ばかりではないからな。
リムル「だから気にするなって。それに街なら、また作れば良いさ。その為にクレイマンの配下の魔人を労働力として捕えたんだし。」
カリオン「おいおい、マジかよ…………!?」
リムル「俺たちも手伝うさ。前より立派で快適な国に作ろうぜ。」
レイト「金銭面については心配するな。クレイマンの宝物庫から、迷惑料と称して、たんまり頂いたからな。」
リムルがそう言うと、カリオンは唖然となる。
そんなカリオンを見て、俺たちはそう言う。
すると、カリオンは手を差し出す。
カリオン「助かる!リムル、レイト……………いや、リムルさん、レイトさん!今後、獣王国はあんた達の国と永世友好国として、協力を惜しまないと誓うぜ!!」
カリオンはそう言う。
俺とリムルはカリオンの手を取る。
すると、ミリムが笑う。
ミリム「わーはっはっはっ!良かったな、カリオン!これも全て私のおかげなのだぞ?」
カリオン「お前はもうちょっと反省してもらいたい物だがな………………!!」
ミリム「うっ!ふひゅ〜ふひゅ〜!」
ミリムがそう言うと、カリオンはそう叫び、ミリムは口笛を吹く。
すると、ギィ達がやってくる。
ギィ「労働力とはな。魔人を生かすなんて、甘い野郎達だと思ったが、なかなかに面白い事を考える。黒が懐き、あの3人が興味を示すわけだ。」
ギィはそんな風に言いながらやってくる。
1人に関しては、心当たりはあるのだが。
コリウス王国で出会ったあの悪魔の可能性が高い。
すると、フレイがクレイマンに話しかける。
フレイ「ねえ、クレイマン。ミリムが我慢していたから邪魔はしなかったけど、少し怒っていたのよ。私も。」
カリオン「弱肉強食がルールとはいえ、お前さんはやりすぎた。俺たちとしても、国を荒らされた恨みは晴らさせてもらうぜ。」
フレイとクレイマンがそんな風に話す。
そんな中、クレイマンは。
クレイマン(……………ああ、ラプラス。君の言う通りだったよ。……………私は失敗したのだ。)
クレイマンはそんな風に思っていた。
クレイマンは思い返す。
ティア『クレイマン。アンタは弱いんだから、無茶したらダメだよ?』
フットマン『そうですよ。ちゃんと私たちを頼る様に。』
フットマンとティアとのやり取りを思い返すと、クレイマンは。
クレイマン(ああ、ティア。フットマン。…………私は彼らに近づきたかった。その為には無茶もする。当然だろう?私だって、中庸道化連の一員なのだから。)
クレイマンはそう思う。
そして、ある出来事を回想する。
???『やあ、君がクレイマンだろう?』
クレイマン『馴れ馴れしく私を呼ぶとは、死にたいのでしょうか?』
???『おいおい。そう警戒するなよ。こっちは紹介されて来てるんだからさ。』
クレイマン『紹介?』
ユウキ『魔王カザリームからな。』
クレイマンはある時、背後から声をかけられた。
クレイマンは警戒しながらそう言う中、その男……………
場所を移動して、ユウキの話を聞く。
ユウキ『……………て訳でさ。僕はこの世界を手に入れる。それに協力してくれよ。』
クレイマン『ふっ。フハハハハハ!面白い。それは依頼ですか?』
ユウキ『ああ。中庸道化連への依頼さ。』
クレイマン『……………報酬は?』
ユウキ『そうだね……………。魔王カザリームの復活……………なんてのはどうかな?』
クレイマン『ふっ。良いでしょう。』
ユウキとクレイマンはそう話すと、ワイングラスをぶつける。
ワインを飲むと、ユウキは口を開く。
ユウキ『僕たちで世界を手に入れよう。そして、面白おかしく暮らそうぜ!』
ユウキはそんな風に言う。
すると、クレイマンは決意を固める。
クレイマン「(……………そうだ。目標はあの方に出会った時から決まっていた。君たちから信頼されて任された魔王という役目なのに。私は力に拘りすぎた。自分に足りない物を埋めねばならないと思っていた。真なる魔王に覚醒しなくても良い。今だけで良い。ラプラス、フットマン、ティア、カザリーム様…………!)私に力を寄越せぇぇぇぇ!!」
レイト「っ!?」
クレイマンはそんな風に思うと同時に叫ぶ。
すると。
世界の言葉『確認しました。これまで集めた魂を魔素に変換……………成功しました。肉体を分解。再構築を開始します。』
クレイマン「天は!まだ私を見離していなかった!!」
レイト「離れろ!」
世界の言葉が聞こえて来て、クレイマンはそう叫ぶと、オーラを出す。
俺たちが離れると、切断された筈の背中から生えた腕が再構築されていた。
遂に来たか。
すると。
紫苑「リムル様、レイト様。」
火煉「これは……………!?」
リムル「心配ない。予定通りだよ。』
レイト「どうやら覚醒したらしいな。本物の魔王に。」
紫苑と火煉がそう聞く中、俺とリムルはそう言う。
いよいよ、クレイマンとの決着の時だ。
今回はここまでです。
遂に、クレイマンと激突しました。
レイトの新たな権能や必殺技によって、クレイマンは追い詰められる。
今のレイトに敵意を持って挑むと、確実に自分の首を絞める事になります。
それほど、レイトは強くなりました。
ミリムの悪魔であるラースも出て来ましたが、クレイマンが土壇場で覚醒。
果たして、どうなるのか。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
レイトの権能に関しては、活動報告にて記載されています。
魔王達の宴が終わったら、電王編と紅蓮の絆編のエピソードをやって、三期のエピソードに入っていきます。