遂に真なる魔王として覚醒したクレイマン。
そのクレイマンは、ある事を思い出していた。
カザリーム『お前は俺が死体から作った
かつて、カザリームから言われたこの言葉。
それを糧に、クレイマンは立ち上がる。
クレイマン「見よ!私は力を……………力を手に入れたぞ!!ハハハハハハハッ!ハアーッハハハハハハ!ハヒャハハハハ!!」
クレイマンはそう叫びながら、笑い声を出す。
それを見ていたカリオンは。
カリオン(これが、クレイマンの
カリオンはそんな風に思っていた。
すると、カリオンは俺たちに話しかける。
カリオン「リムル、レイト!ここは俺様も……………!」
リムル「いや、悪いけど、譲ってもらえないか、カリオンさん。魔王を名乗る以上、自分の席は自分で用意したいんでね。」
レイト「そうだな。ここは俺たちに任せろ。」
リムル「いや、ここからは、俺1人でやる。」
カリオンがそう言うと、リムルはそう言う。
俺もそう言うが、リムルはそう言う。
俺はリムルに話しかける。
レイト「何でだよ?俺だって…………。」
リムル「お前はさっき、クレイマンと十分に戦っただろ?少しは俺にも譲ってくれ。」
ギィ「リムルの言う通りだな。お前は十分に戦った。少しはリムルに譲ってやれ。」
俺がそう言おうとすると、リムルはそう言う。
そして、同意するかの様に、ギィもそう言う。
ギィにまでそう言われたなら、もう無理か。
俺はジュウガドライバーからジュウガバイスタンプを抜きながら、リムルに話しかける。
レイト「リムル、絶対に負けるなよ?」
リムル「ああ。」
俺がそう言うと、リムルはそう言う。
そして、リムルが前に向かって歩き出すと、他の人たちが口を開く。
カリオン「負けるんじゃねえぞ。」
ミリム「リムル、頑張るのだ!」
ラース「やってやるのだ!」
ラミリス「しっかりやりなさいよ!」
カリオン、ミリム、ラース、ラミリスはそう言う。
すると、クレイマンが口を開く。
クレイマン「この私を散々コケにした者どもよ!必ず報いを受けさせてやる!ハハハハハハハッ!ハアーッハハハハハハ!ハヒャハハハハ!!」
クレイマンはそんな風に言う。
クレイマンはああ言っているが、実際には、この場から逃げようと考えているんだろう。
ギィみたいな明らかな格上がいる以上、ここでのやり取りをあの方に中継することは不可能だ。
事の顛末を知らせる為には、生還するのは必須条件。
俺と同じ事を考えているリムルは、口を開く。
リムル「お前はもう詰んでいる。諦めて、お前に指示を出していた黒幕を教えろよ。」
クレイマン「どこまでも生意気な!」
リムルがそう言うと、クレイマンはそう言いながら、魔力弾を放つ。
恐らく、リムルが避けると、空中で爆発させて、その隙に逃げるつもりなのだろう。
その考えは、俺からしたら、手に取るように分かる。
すると、リムルが口を開く。
リムル「……………だが残念!
リムルはそう叫ぶと、
そして、クレイマンの魔力弾はあっさりと吸収された。
クレイマン「うっ……………!?」
リムル「言っただろう?お前はもう詰んでいるんだ。」
クレイマンが怯む中、リムルは指を鳴らす。
すると、ギィが使った結界が発動する。
やっぱり、使える様になってるよな。
それを見たギィは。
ギィ(……………俺の結界の技を盗んだか。図々しい野郎だ。)
そんな風に思っていた。
クレイマンが動揺する中、リムルが口を開く。
リムル「おい、本気を出すんなら、早くしろ。」
リムルはそう言う。
すると、クレイマンは笑いながら言う。
クレイマン「へへへヘヘッ!確かに、貴様やあのレイトとやらは強い。それは認めてやろう。だがな、私の本気もこんな物では無いのだよ!果たして、これを受けられるかな!?」
クレイマンはそう言うと、周囲にドラゴンの様なオーラを纏うと、宙に浮く。
すると、そのドラゴンのオーラがクレイマンの手に集まる。
クレイマン「喰らうが良い!この私の最強の奥義を!
クレイマンはそう叫ぶと、その魔力を発射して、龍がリムルへと向かう。
だが、リムルは慌てていなかった。
リムル「喰らい尽くせ!
リムルがそう叫ぶと、
龍のエネルギーはしばらくは耐えていたが、やがて、全てリムルに食い尽くされる。
それを見ていたクレイマンは。
クレイマン「バカな!?そんなバカな!?私の……………私の最高の奥義なんだぞ!?」
リムル「無駄だよ、クレイマン。お前は俺やレイトより弱い。お前が知っている情報を素直に喋れば、苦痛を与えずに殺してやるよ。」
クレイマンは、自分の技があっさりとリムルに無力化されたのに驚いていた。
リムルがそう言うと、笑いながら口を開く。
クレイマン「ふふふふふっ!私は
リムル「ふんっ!」
クレイマンはそんな風に言う。
だが、最後の方は変な感じになる。
何故なら、リムルに顔面を殴られたからだ。
クレイマン「のわっ……………!?」
リムル「ふんっ!ふんっ!ふっ!」
クレイマンが怯む中、リムルは何度もパンチをする。
ついでに、クレイマンに思考加速をかけた事も分かっている。
ギィ「クレイマンに思考加速を施したか。」
ラミリス「まあ、しょうがないわよね。」
ミリム「クレイマンの自業自得なのだ!」
それを見ていた最古の魔王達は、そんな風に言う。
しばらくすると、リムルは攻撃をやめる。
クレイマンは、数日分のダメージを受けた中、リムルは口を開く。
リムル「クレイマン。最後にもう一度聞く。黒幕は誰だ?」
クレイマン「舐めるなよ……………!私が仲間を………………ましてや、依頼主を裏切る事などない。それが……………それだけが、中庸道化連の絶対のルールなのだ!!」
リムルはそう聞くが、クレイマンはそう言う。
こりゃあ、吐かせるのは厳しいな。
仲間への情は、本物らしいな。
すると、リムルが口を開く。
リムル「……………そうか。一応教えておいてやるけど、お前、復活はできないぞ。」
クレイマン「なっ…………!?何を…………!?」
レイト「お前は
クレイマン「なっ……………!?」
レイト「だからこそ、さっきのマキシマムマイティクリティカルフィニッシュを放ったんだ。リプログラミングの力で、お前が
リムルがそう言うと、クレイマンは驚く。
そして、俺はそう言う。
俺が何の考えもなく、マキシマムマイティクリティカルフィニッシュを放つわけがないのだ。
確実な死を与えるために。
すると、クレイマンは意図を察したのか、俺を絶望した表情で見てくる。
クレイマン「な、な……………!?」
レイト「何で俺とリムルがそんな事を知っているのか不思議か?答えは簡単だ。リムルは、どうすれば死者蘇生が出来るのかを検索しまくった。何度も……………何度もな。それは、お前の計略によって奪われた物を取り戻す為だ。今度は、お前が全てを失う番だ。」
クレイマンがそう言おうとする中、俺はそう言う。
クレイマンが絶望に叩き落とされたのは、目に見えている。
俺はリムルに頷くと、リムルは口を開く。
リムル「これ以上は何も聞けないし、クレイマンを処刑する!」
クレイマン「ひっ!?」
リムル「反対の者は居るのかな?居るなら相手になるけど。」
ギィ「好きにしろ。」
ラミリス「やっちゃえ!」
リムルがそう言うと、クレイマンは尻餅をつく。
他の魔王達に聞くと、他の魔王は、クレイマンの処刑に異論はないようだ。
それを見たリムルは、クレイマンの方へと向かう。
クレイマン「や、やめろ……………!おい、やめろ……………!!」
リムル「………………楽に死ねると思うなよ?魂が消滅するまでの永遠とも思えるわずかな時間を、反省しながら過ごすと良い。」
クレイマン「い、いやだ……………!やめろ、やめろぉぉぉ!!助けてくれ……………フットマン!助けてよ、ティア…………!私はまだ死ねない!こんな……………ところで!お、お助け下さい!カザリーム様ぁぁぁぁ!!」
リムル「………………
クレイマンがそう言う中、リムルはそんな死刑宣告を出す。
それを聞いたクレイマンは泣きながら、そんな風に叫ぶ。
リムルは
クレイマンはしばらく抵抗していたが、やがて、リムルによって吸収される。
すると。
クレイマン(……………ラプラス。君の言う通りだった。私は少し、やり過ぎたようです。君の忠告通り、大人しくしていれば良かったよ。本当に……………君はいつも正しいな……………。)
クレイマンのそんな思念が聞こえてきた。
後悔の念か。
今更遅いがな。
クレイマンがリムルの与えた死で、少しは反省する事を願うか。
リムルが結界を解除すると、ギィは拍手をしながら口を開く。
ギィ「見事だ。お前達が今日から魔王を名乗る事を許そう。異論のある奴は居るか?」
ラミリス「ないない!アタシはリムルとレイトがやる奴だって信じてたさ!」
ギィがそう言うと、ラミリスが俺とリムルの方へと向かう。
ラミリス「何なら、アタシの弟子として認めてあげても良いけど?」
リムル「あ、そういうの間に合ってるから。」
レイト「弟子は他で取ってくれ。」
ラミリスがそんな風に言う中、俺とリムルはそう言う。
すると、ラミリスが叫ぶ。
ラミリス「何でや!?良いじゃ無い!素直に弟子になってくれても!!」
ラミリスがそんな風に叫ぶ中、俺たちは困惑していた。
どうしたものかと思っていると。
ミリム「ふふん!リムルにレイトは、私のマブダチだからな!お前とは仲良くしたく無いそうだぞ。」
ラース「それに、レイトにリムル自身が魔王となったわけだし、もうお前に気を遣う必要もあるまい?」
ラミリス「えっ!?嘘っ……………リムル、レイト、嘘だよね!?」
ミリム「わーはっはっは!お前は仲間はずれだな、ラミリス!」
ミリムとラースの2人はそう言う。
言ってないよ?
ミリムがそう言うと、ラミリスはミリムに向かう。
ラミリス「何だとーーーっ!?えいっ!」
ミリム「ひょい!ひょひょいのひょいなのだ!」
ラミリス「きぃー!!」
ラミリスはそう叫びながら、攻撃していく。
だが、あっさり躱され、捕まった。
その他の魔王達は。
レオン「私は誰が魔王になろうが興味はない。好きにすれば良い。」
ディーノ「ま、良いんじゃ無いの?」
ダグリュール「うむ。ヴェルドラが認めるのなら、これ以上ない保証だろう。」
フレイ「ミリム。少しは言葉に気をつけなさいな。あなたの方が強いのだから。」
レオンが興味なさそうにそう言うと、他の魔王達も認めるような発言をする。
どうやら、異論はないみたいだな。
たった1人を除いて。
ロイ「ふん。余としては、下賎なスライムにキメラとやらが魔王などと、断じて認めたくはないが。」
ロイはそんな風に言う。
やっぱり、認められないという事か。
まあ、敵視されたら面倒だし。
何せ、ヴェルドラがかつて滅ぼした都の魔王だしな。
代替わりしたが。
すると。
ヴェルドラ「クァーッハッハッハッ!下郎、我が友達を侮辱するか。おい、ミルスよ!従者の躾がなっておらんぞ!我が教育してやろうか?」
空気を読めない事には定評のあるヴェルドラがそう叫ぶ。
だが、話し相手は、ロイの従者であるメイドだ。
あいつ、何やってんだ。
とはいえ、メイドの正体は分かっているのだが。
すると、メイドは青筋を浮かべながら口を開く。
???「私に話しておいでですか?私は魔王ヴァレンタイン様の忠実なる侍女に過ぎませんが?」
ヴェルドラ「ん?」
ミリム「おいダメだぞ、ヴェルドラ!バレンタインは、メイドに化けて正体を隠しているつもりなのだ!」
ラース「ヴェルドラよ、それを言ってはダメなのだ!」
メイドは青筋を浮かべながらそう言うと、ヴェルドラは首を傾げる。
すると、ミリムとラースは大声でそう言う。
全部バラしやがった!!
あのドラゴンコンビと悪魔!
すると、そのメイドはミリムとラースを睨むと、2人は口笛を吹く真似をする。
だろうな。
あのメイドは、コリウス王国で遭遇したからな。
すると、メイドは口を開く。
ちなみに、ミリムとラースはそそくさと離れていた。
???「ちっ!忌々しい邪竜め。どこまでも妾の邪魔をする………………妾の名まで忘れたか。」
ヴェルドラ「ミルスじゃなかった?ええと…………スミス……………それとも、イルス…………?」
ルミナス「本当に人をイライラさせるのが上手い物よ……………!もう良い!妾の事は、バレンタインと呼ぶが良い!」
メイドがそんな風に言う中、ヴェルドラはそう言う。
何でさらに怒らせるのかな。
そう言うと、服装がメイド服からドレスに変わる。
そう、コリウス王国に現れた、ルミナス・バレンタインだ。
やっぱり、魔王だったのか。
そりゃあ、原初の悪魔とタイマンを張れるわけだ。
すると、もう1人の従者である執事が話しかける。
執事「よろしいのですか?ルミナス様。」
ルミナス「致し方あるまい。もはや正体を偽る事は不可能じゃ。あの駄竜のせいでな。」
カリオン「えっ!?知ってた?」
執事がそう言うと、ルミナスはヴェルドラを睨みながらそう言う。
どうやら、カリオン達は知らなかったようで、驚いていた。
その当のヴェルドラはというと。
ヴェルドラ「我、悪くないし。隠してるの知らなかったし。バラしたのミリムとラースだし。ミルスじゃなくて、ルミナスか。そうそう、そうであったわ。」
ヴェルドラはそんな風に言い訳をしていた。
いや、お前がルミナスに突っ掛からなければ、こんな事にはなってないんだよ?
それにしても、戦いが落ち着いたからか、気になる事が出てくる。
そう思う中、ルミナスはロイに話しかけていた。
ルミナス「ロイ。気になる事がある。貴様は先に戻っておれ。」
ロイ「しかし、ルミナス様。」
ルミナス「クレイマンの奴が、貴様を見て一瞬だが、視線を止めたぞ。」
ロイ「っ!?」
ルミナス「この前、貴様が追い払った我が領土に侵入した道化の格好をした侵入者。クレイマンの奴と何か繋がりがあるかも知れぬ。戻って聖神殿の警備を厳重にするように伝えるのじゃ。」
ロイ「承知。」
ルミナスがそう言うと、ロイはそう反応する。
だが、ルミナスの言葉に顔を少しだけ顰めると、ルミナスはそう言う。
それを聞いて納得したのか、ロイは去っていく。
ルミナス……………ルミナス教といえば、西方聖教会。
何か、関係がある可能性がある。
もしそうなら、少しは話を聞きたいんだがな。
俺はそう思っていた。
その頃、神聖方王国ルベリオスの聖神殿では、ラプラスが侵入をしていた。
柱の影に隠れながら、ラプラスは思っていた。
ラプラス(やれやれ。また奥の院に潜り込まなアカンなんて、人遣いの荒いボスやで、ホンマに。まあ、今は
ラプラスはそんな風に思っていた。
すると、自分の元に誰かが近づいてくるのに気づく。
ラプラス「(法皇………………いや、違う。まさか……………!?)
ラプラスは、近づいてくる人が法皇だと思ったが、違うと気づいた。
月光に照らされて見えたその姿は、
すると、ヒナタは口を開く。
ヒナタ「この聖なる場所に潜り込むだなんて、本当に虫って嫌いだわ。」
ラプラス「虫!?サイナラ!!」
ヒナタがそう言いながら剣を抜刀すると、ラプラスはそう叫びながら逃げていく。
ヒナタは、追撃していなかった。
ラプラス「ちょおい!どないなってんねん!話がちゃうでボス!?せっかく魔王ヴァレンタインが留守でも、あの女がおったら、侵入なんて出来るかっちゅーんじゃ!!」
ラプラスはそう叫びながら、全力で走っていく。
どうやら、ボス……………
しばらく走って、ラプラスは一息吐く。
幸い、ヒナタは追撃していなかったので、逃げる事に成功する。
ラプラス「勝てる事あるかい、あないな化け物……………。(逃げ切れたか…………いや、油断しないどこ。最近、ワイついてないし、もう一波乱くらいあるかも……………。)」
ラプラスは一息吐きながらそう言う中、そう思う。
すると、それがフラグになったのか、ラプラスの背後に蝙蝠が集まってくる。
ラプラス「ん?ちょ……………マジかいな…………。」
それを見て、ラプラスは自分の不運がまだ続いていることを悟った。
なぜなら……………。
ロイ「虫ケラめが……………余の前に今一度姿を見せるか。」
ラプラス「(クソッタレ!)今度は魔王かい……………!!」
その蝙蝠が集まり、人の形になる中、その人はそう言う。
そう、ロイだったのだ。
ラプラス「
ロイ「ふん。虫ケラは皆、逃げ回るのが好きだな。」
ラプラスはそう毒づきながら逃げようとするが、ロイの言葉に足を止める。
ラプラスは、ロイに聞く。
ラプラス「……………何の話や?」
ロイ「ふっ。貴様には関係ないが、冥土の土産に教えてやろう。つい先ほど、クレイマンが死んだのだよ。」
ラプラスはそう聞くと、ロイはそう言う。
それを聞いて、ラプラスは驚いた。
ラプラス「な……………何やと?」
ロイ「あの愚かで姑息なゴミ虫も、貴様のように逃げ回っておったぞ。無様にも泣き叫びながらな!」
ラプラスが驚く中、ロイはクレイマンを侮辱しながらそう言う。
それを聞いたラプラスは。
ラプラス「………………っ!」
ロイ「何を怒る?見ず知らずの男の死がそんなにショックか?」
ラプラス「黙らんかい!クレイマンが死んだっちゅうんは、本当の話なんか!?」
ロイ「ハーッハッハッハッ!!語るに落ちたなゴミ虫めが!!やはり、貴様らは繋がっ…………っ!?」
ラプラスが怒りの気配を見せる中、ロイは挑発気味にそう言う。
ラプラスがそう叫ぶと、ロイはそう言う。
だが、最後の方は変な感じになった。
何故なら、ラプラスに殴られたからだ。
ラプラス「何を笑っとるんじゃ!クソボケが!」
ロイ「か……………虫ケラが、誰に向かって……………ゴブゥ!?」
ラプラスがそう叫ぶ中、ロイは苛立ち気味にそう言う。
だが、再びラプラスに殴られる。
そこから、ラプラスの攻撃が続く。
ラプラス「ドアホが!ワイの!友達を!笑うなちゅうとんじゃい!!」
ロイ「グ……………調子に乗るなよ貴様ぁ!!
ラプラスがそう罵る中、ロイは
だが、何故か発動しなかった。
ロイ「っ!?(発動しない!?いや、それどころか、動くことすら………………!?)」
ラプラス「無駄や。お前はもう死んどる。」
ロイは、
すると、ラプラスはそう言いながら、あるものを見せる。
それは、心臓だった。
それを見たロイは、自分の胸元を見ると、そこには大きな穴が開いていた。
ラプラス「せや。これはお前の
ロイ(馬鹿な……………余が、恐怖しているというのか!?こいつ、只者では……………!)
ラプラス「気づくのがちぃとばかり遅かったな。せや、ワイは強いんや。」
ロイ(やめ……………!?)
ラプラスはロイの心臓を持ちながらそう言う。
ロイがそう思う中、ラプラスはロイの心臓を握りつぶす。
すると、ロイは塵となって消えていく。
ラプラスが心臓を持っていた手を下げると、声が聞こえてくる。
司教「何の騒ぎだ、こんな夜更けに!?」
司教「な、何者だ貴様!?その返り血は……………!?」
ラプラスとロイの戦闘により、人たちが起きてきて、そう叫ぶ。
すると、ラプラスは司教達の間を走り抜けていく。
司教「し、侵入者!?」
司教「衛兵…………!誰が急いで衛兵を呼びなさい!!」
ラプラスが走り抜ける中、司教達は、衛兵を呼ぶ。
衛兵達は、ラプラスに攻撃していくが、ラプラスは衛兵達を倒していく。
ラプラス(……………何しとんねん、クレイマン。)
衛兵「か、囲め!絶対に逃すな!」
ラプラスがそう思うと、衛兵達はそう叫ぶ。
だが、悉く返り討ちに遭う。
ラプラス(フットマンは怒るやろ。ティアは泣くやろな。………………しゃーない。ワイが笑ったるわ。)
そう思う中、衛兵はあっという間に倒れ伏していく。
すると、ラプラスは笑い声を出す。
ラプラス「……………ははは。ひゃっはははは!ははははは!ひはははは!ははははは!ひゃはははははは!あーははははは!(お前は本当にバカやったな、クレイマン……………。)」
ラプラスは笑いながら、そう思う。
衛兵達の亡骸がたくさん転がる中、返り血を浴びた道化師の狂った様な、それでいてどこか悲しみを感じさせる笑い声が、雨音の中に響いていた………………。
今回はここまでです。
遂に、クレイマンとの戦いが終わりました。
クレイマンは、レイトのリプログラミングによって、アストラルボディを離脱させる事が不可能になり、絶望に叩き落とされたまま、リムルに吸収されました。
その後、ミリムとラースによって、ルミナスの存在が暴露される。
ミリムは、口が軽いですからね。
そんな中、ルベリオスでの一件。
ラプラスは、悲しみを感じさせる狂った笑い声を出していました。
次回は、魔王達の名称が決まるまでです。
漫画版の区切りになります。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
いよいよ、転スラの三期が始まりますね。
まずは、ディアブロ視点から二期のエピソードを振り返る。
電王編や紅蓮の絆編をやるので、転キメでは、その後になります。
今後の展開でリクエストがあれば、受け付けています。
ヒナタとレイトの戦いが、どんな感じになるのかも。
基本的には、アニメ版や漫画版をリミックスした様な感じで行きたいとは思っています。