そうして、俺たちは平和な日常を過ごしていた。
そんな中、俺は最近、ある夢を見ていた。
裕人『…………何だろ、これ?』
それは、幼い俺がある神社で、ある装置を見ていた時だった。
すると、突然、空間に穴が開き、幼い俺は吸い込まれそうになった。
裕人『うわぁぁぁぁぁ!?』
???『裕人!?』
俺が必死に何かに掴まる中、そんな声が聞こえてきた。
だが、必死の抵抗も虚しく、俺はその穴に吸い込まれてしまった。
裕人『イテテテテテ…………ここ、どこ………?』
俺がそう言うと、周りを見る。
その周りは荒廃したような土地だった。
すると。
魔物『ぐわぁぁぁぁ!!』
裕人『えっ!?うわ…………!?』
俺の後ろから、そんな吠えるような音が聞こえてきた。
振り返ると、そこには化け物の姿があった。
幼い俺は、恐怖してしまい、その場に座り込んでしまった。
その化け物が襲いかかってきて、俺は目を閉じた。
すると。
???『…………やれやれ。時空が歪んだと思ったら、このガキが原因か?』
そんな声が聞こえてきた。
俺が恐る恐る目を開けると、そこには、先ほどの化け物が倒れていて、赤髪の男がいた。
俺がその赤髪の男を見ていると。
???『…………なるほどな。こいつが…………あまりこの世界に置いておくとまずいから、元の世界に戻すか。』
その赤髪の男はそう言うと、俺の頭に手を置いてくる。
そこで、夢が終わり、俺は目を覚ます。
目を開けるとそこは、俺の自室だった。
レイト「……………何だったんだ?今のは…………。」
俺は頭を抑えながら、そう呟く。
ギィと出会ってから、あのような夢を何度か見るようになったのだ。
俺とギィに、一体何があったんだ?
俺はそう考える。
その後、俺は執務室へと向かった。
だが、ある事が判明する。
レイト「……………え?リムルの姿が見えない?」
朱菜「はい…………。自室など、様々な場所を探したのですが、見つからず…………。」
紅丸「今、俺たちが捜索しているんだが…………。」
蒼影「残念ながら、発見には至らず。」
火煉「申し訳ありません…………。」
俺はそう聞く。
何と、リムルの姿が見えないのだ。
言われてみれば、あいつの気配を感じない。
何か、嫌な予感がするな…………。
レイト「分かった。俺も手伝う。嫌な予感がする……………。」
紅丸「ありがとうございます。」
俺はそう言う。
胸騒ぎがする。
そうして、俺も加わって、捜索をすることに。
レイト「リムル!何処にいるんだ!?」
シズ「リムルさん!」
朱菜「リムル様〜!」
俺たちはそう叫んで、リムルを捜索する。
取り敢えず、万能感知で探してみるか。
レイト『どうだ?』
奇才之王『告。個体名リムル=テンペストの気配は探知出来ませんでした。』
レイト『何…………!?』
俺が奇才之王にそう聞くと、奇才之王はそんな風に答える。
万能感知にも引っかからないなんて…………これは只事じゃなさそうだな。
すると。
レイト『っ!?』
奇才之王『告。個体名朱菜が街全体に張った常設結界が破壊されました。敵意のある者たちが侵入してきました。』
結界が破壊された気配を感じた。
すると、奇才之王からそんな報告が入る。
まさか…………!?
俺たちは頷いて、その敵意のある者たちの元へと向かう。
???「やっと来たぜ。」
到着すると、その侵入者がそう言う。
周りには警備隊が倒れていた。
その侵入者というのは、明らかに人間じゃなかった。
どちらかと言うと、見た目はイマジンに近かった。
紫苑「貴様、何者だ?ここが魔王リムル様とレイト様の領地と知っての狼藉か?」
???「あ?そんなもん知らねぇよ。お前たちに挨拶に来たんだよ。」
レイト「挨拶?」
紫苑がそう聞くと、そのイマジンはそんな風に言う。
そのイマジンの言葉に首を傾げると、イマジンの背後から、誰かがやってくる。
逆光だったり、謎の霧によって見えづらいが、髪が長い人物だった。
すると、何かのベルトを腰に巻く。
そこから、何かの音が鳴りだす。
???「変身。」
レイト「っ!?」
その人物がそう言うと、手に持った何かをベルトにスキャンする。
まさか…………!?
『
その音声と共に、その人物がアンダースーツに包まれると同時に、アーマーが出現して、何かの仮面ライダーに変身する。
見た目は仮面ライダー幽汽に似ていたが、別の仮面ライダーだ。
すると、剣から斬撃波を放ってくる。
俺たちはそれを回避すると。
紅丸「何者なんでしょうか…………?」
レイト「分からないけど…………とにかく応戦するぞ!」
紅丸がそう聞いてきて、俺はそう答える。
変身できる人は、変身する体制を取る。
『ジュウガ!』
『ヘラクレス!』
『ナスカ!』
『ウェザー!』
俺、火煉、紅丸、蒼影がそれぞれのアイテムを起動すると、俺はジュウガドライバーに装填して、火煉はデストリームドライバーに押印す。
シズさんは、マイティフォームで行く様だ。
『Contract!』
『レックス!メガロドン!イーグル!マンモス!プテラ!ライオン!ジャッカル!コング!カマキリ!ブラキオ!』
それと同時に、待機音が流れる。
そして、俺、火煉、シズさんは叫ぶ。
「「「変身!」」」
そう言って、俺たちは変身する。
『スクランブル!』
『
『十種の遺伝子、強き志!』
『爆ぜろ、吼えろ、超越せよ!』
『仮面ライダージュウガ!』
『
『
『仮面ライダーデストリーム!』
『(マイティフォーム変身音)』
俺はジュウガ、火煉はデストリーム、シズさんはクウガ、紅丸はCナスカ・ドーパント、蒼影はウェザー・ドーパントに変身する。
そして、その仮面ライダーと配下のイマジンが数体と応戦していく。
レイト「ハァァァァァ!はっ!」
火煉「はっ!はっ!」
シズ「ふっ!はっ!」
俺、火煉、シズさんは、敵の配下のイマジンと応戦していく。
配下のイマジンは、あまり大した強さではなかった。
だが、胸騒ぎは消えなかった。
紫苑「我々も忙しいのだ!さっさと片付けてやる!いくぞ!紅丸、蒼影!」
紅丸「お前が仕切るのかよ…………。」
蒼影「…………全くだ。」
紫苑がそう言う中、紅丸と蒼影はそう呟くと、幽汽みたいな仮面ライダーへと向かっていく。
俺たちがイマジンを倒していくと。
エミルス「くっ!?」
バイス「のわっ!?」
レイト「エミルス!バイス!」
エミルスとバイスが倒れてきたのだ。
俺はイマジン達を倒しつつ、エミルスとバイスに駆け寄る。
レイト「しっかりしろ!一体何があったんだ!?リムルはどうした!?」
バイス「あいつらを止めてくれ…………!」
エミルス「あの仮面ライダーは…………!」
俺がそう聞くと、エミルスとバイスはそんな風に言う。
聞こうとすると、紫苑の叫び声が聞こえてくる。
紫苑「ハァァァァァ!」
紫苑は大振りで剛力丸で攻撃しようとする。
すると、その仮面ライダーに何かが映る。
紅丸「なっ…………!?」
蒼影「何…………!?」
紫苑「リムル様…………!?」
シズ「えっ!?」
朱菜「そんな…………!?」
レイト「マジかよ…………!?」
それには、俺たちは呆然とする。
その理由は、仮面ライダーに映し出された人物が、雰囲気が変わってるとはいえ、リムルだったのだ。
???「分かったか?誰の体を使っているのかを。」
エミルス「リムルは今、イマジンに乗っとられてる!」
バイス「俺たちは、何とかリムルによって逃げ出す事が出来たんだけどよ…………!」
その仮面ライダーがそう言うと、エミルスとバイスはそう言う。
マジかよ…………!?
そこから、俺たちは防戦一方となってしまう。
リムルが相手では、手を出せないのだ。
レイト「くっ…………!?」
???「一発で仕留めてやるよ。」
俺たちが倒れる中、その仮面ライダーはそう言うと、パスをドライバーにスキャンする。
『
???「ハァァァァ…………!ハァァァァァ!」
その音声が鳴ると、その仮面ライダーは構える。
紅丸達は動けないようだった。
レイト「危ない!」
俺は咄嗟に紅丸達を庇う。
すると、その仮面ライダーは斬撃波を放ってくる。
それを受けて爆発する。
俺たちが倒れる中、全員が変身解除してしまう。
俺のジュウガドライバーは破損したのか、ヒビが入って、火花が散っていた。
レイト「大丈夫か…………!?」
火煉「は、はい…………。」
紫苑「リムル様…………!」
紅丸「俺たちは……………リムル様に手を出す事ができない…………!」
蒼影「くっ…………!」
朱菜「リムル様…………!」
シズ「リムルさん…………!?」
俺たちはそう話す。
やはり、今の状態では、リムルを人質に取られているので、俺たちは手を出せなかった。
すると。
レイト「うっ!?あっ!?あああっ………!?」
火煉「レイト様!?」
エミルス「おい、大丈夫か!?」
バイス「おい!」
突然、頭が割れるかのような頭痛が俺を襲いかかる。
火煉達が俺に駆け寄る中。
???「これで終わりだ。」
その仮面ライダーとイマジン達は、トドメを刺そうとしていた。
すると、何処からともなく、電車の音のような物が聞こえてくると、二両の電車が現れて、交差するように俺たちと敵の仮面ライダーの間を通る。
すると。
???「遅かった…………!」
???「みたいだな…………。」
???「随分と最悪な状態じゃん。」
そんな声を出す3人がいた。
???「やはり来たか…………電王達よ!」
紫苑「電王…………?」
朱菜「あなた達は…………?」
良太郎「僕は野上良太郎。」
侑斗「桜井侑斗だ。」
幸太郎「野上幸太郎。」
それを見たイマジンがそう言う中、紫苑が首を傾げて、朱菜がそう聞くと、その3人はそう名乗る。
電王達が現れたのだ。
良太郎「行こう、侑斗、幸太郎。」
侑斗「ああ。」
幸太郎「分かってるよ、爺ちゃん。」
良太郎達はそう話すと、それぞれのベルトを取り出して、腰に巻くように装着する。
良太郎がデンオウベルトの赤いボタンを押して、侑斗がゼロノスカードを取り出してから、レバーを操作すると、待機音が流れてくる。
3人は叫んだ。
「「「変身!」」」
そう言って、パスをスキャンしたり、ゼロノスカードを装填したりする。
『
『
『
その音声と共に、良太郎に何かが憑依すると、それぞれにアンダースーツが出現すると、アーマーが出現して、装着され、電化面が現れる。
M良太郎「俺、参上!」
侑斗「最初に言っておく。俺はかーなーり、強い!」
モモタロスが憑依した良太郎と侑斗はそう名乗る。
この世界に、仮面ライダー電王達が現れた瞬間だった。
今回はここまでです。
今回から、電王編の話に入ります。
電王編のリクエストが、感想欄に集中していた為、確認して書くのに、時間がかかりました。
今回はプロローグ的な話なので、少し短めです。
この始まり方は、さらば電王を意識して書いてみました。
レイトがギィと接触してから、何かの記憶が夢の形で現れる。
そんな中、リムルが失踪したと言われていたが、さらば電王の良太郎と同じく、イマジンに乗っ取られていました。
窮地に追い込まれる中、良太郎達が現れる。
次回は、レイトのとある秘密が明かされます。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
電王編に関しては、話は大まかには考えていますが、確認するのに時間がかかるので、お待ちください。
どうにかして、活動報告にまとめたいですが、そう簡単には行かなくて。
電王編の展開で、こんな感じにして欲しいというのがあれば、活動報告から承っております。
今後の展開も含めて。