転生したらキメラだった件   作:仮面大佐

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第10日記 サンタクロースはどこにいる

 冬が始まってから、しばらくが経った。

 唐突に、リムルが皆にサンタクロースが居るかどうかを聞いてきた。

 確かに、前世ではクリスマスの時期だったな。

 クリスマス。

 皆が喜ぶ時期であると同時に、特撮においては、ある意味、節目と言える時期でもあるのだ。

 仮面ライダーは、最初の1シーズン目が終わり、クリスマスの犠牲者と言われる人が出るかもしれない。

 スーパー戦隊は、敵が大きく動く事がある季節だ。

 リバイスに関しては、若林司令官に化けたカメレオン・デッドマンの変身者が消えて、赤石が動き出そうとしていたな。

 その話は置いておき、宴であると理解した面子は、準備に入った。

 宴となると、準備が早いのがこの国の特徴だよな。

 俺たちは、クリスマスツリーを見つめる。

 その場には、俺、リムル、紫苑、火煉が居た。

 シズさんのバイスタンプは、リムルが持っていた。

 

紫苑「へぇ………………これが光るんですか?」

レイト「まあな。」

リムル「ド派手になる予定だ。」

シズ「大きい………………。」

火煉「そうですね。」

カイジン「まあ、どんな感じかは、暗くなってからのお楽しみだぜ。旦那方。」

リムル「流石はドワーフだ。一気にクリスマスらしくなった。完成度高いぜ!………………おっさん達も含めてな!」

 

 俺たちは、クリスマスツリーを見上げながらそう言う。

 電球は、カイジン達に作ってもらった。

 リムルはそう言う。

 確かに、ドワーフ組の完成度が高いよな。

 

レイト「ハマり役だな。」

ガルム「そっそうすか?」

ドルド「流行るかな?」

カイジン「ふーむ……………この髭、元に戻るんだよな?なんか老けて見えるぜ。」

リムル「はっはは大丈夫だって。…………ん?髭のおっさんといえば……………。」

レイト「どったん?」

リムル「いや……………ガゼル王にも参加できたらとサンタの服装送ったの思い出して。」

 

 まあ、髭に関しては元に戻るよ。

 というより、そんな事をしてたのか。

 まあ、ガゼル王が着るわけねぇだろ。

 一方、武装国家ドワルゴンでは。

 

ガゼル「弟弟子達からだ。」

ドルフ「なっ………………!?」

 

 ガゼル王はそう言うと、ドルフさんはガゼル王の方を見る。

 ガゼル王は、リムルから送られたサンタの服を着ていたのだ。

 

ガゼル「どうだ?似合うか?」

ドルフ「あっ、いや……………あの……………その……………。よくお似合いです。」

ガゼル「ふっ。であろう。」

 

 ガゼル王はドルフさんにそう聞くと、ドルフさんはそう答える。

 一方、俺たちの方は。

 

紫苑「さあ!おじさま連中には………………負けていられません!」

火煉「紫苑……………なぜそんなに露出度が高めなんですか?冬ですよ?」

 

 紫苑はそう言う。

 紫苑の服装は、この時期には大丈夫なのかと心配になるような露出度だった。

 寒くないの?

 ちなみに、水華の服装は、女物のサンタの服装だが、露出度は低めだ。

 

リムル「寒くないの?」

紫苑「寒さなど、気合いで!」

レイト「なんでそんなにガツガツしてるんだ?あと、剛力丸を仕舞え。」

紫苑「皆がクリスマスを楽しめるよう、盛り立てなくては!」

 

 なるほどね。

 まあ、気持ちは分かるがな。

 

紫苑「この催しを機に、テンペストの住人がより固い絆で結ばれるように。」

レイト「おお。」

火煉「そうですね。」

紫苑「家族も、友人も、仕事仲間も。」

リムル「うんうん!」

紫苑「そして、恋人同士も。」

リムル「それは認めん!」

 

 紫苑がそう言うのを聞いて、俺たちが同感の意を示す中、紫苑の恋人同士という単語に、リムルがそう叫ぶ。

 あ、前世では、恋人が出来なかったんだな。

 ちなみに、斯くいう俺も、前世では恋人が出来なかったが、大して気にしていない。

 というより、シズさんとイチャコラでもしてれば良いのに。

 俺の運命の人は、どんな出会いをするのかは分からない。

 とはいえ、敵として遭遇する可能性が高いが。

 そう思う中、その場には気まずい空気が満ちる。

 その後、俺たちが居る部屋にミリムが駆け込んでくる。

 

ミリム「聞いたぞ、リムル、レイト!サンタとやらの話!プレゼントをくれるとは楽しみだな!」

レイト「どこで聞いたんだ、それ?」

ミリム「変な格好をした一本角が得意げに語っていたのだ!」

 

 紫苑か。

 口が軽いよな。

 まあ、隠すことでもないのだがな。

 

ミリム「私の竜耳(ミリムイヤー)で漏らさず全て聞いたぞ。」

レイト「スキルの無駄遣いだな……………。」

 

 そんなスキルがあるのか。

 無駄遣いじゃね?

 すると、リムルが口を開く。

 

リムル「ふぅ……………よく聞け、ミリム。喜んでいる所、言いにくいんだが……………サンタクロースは、良い子のところにしか現れないんだぞ。だから、魔王のお前の所に来てくれるとは………………。」

 

 リムルは、そんな現実を叩きつける。

 確かに、魔王であるミリムの所に来るのか?

 ミリムの方をチラリと見ると、ミリムは凄く澄んだ瞳を浮かべていた。

 自分が貰えると信じて疑わない純真無垢な笑顔だった。

 聞いたたんじゃねぇのか?

 すると。

 

科学者『告。竜耳(ミリムイヤー)は、あらゆる音を聞き取る事が出来る地獄耳ですが、都合の悪い事は聞こえません。』

 

 科学者がそんなふうに言う。

 都合が良すぎないか?

 一方、寺子屋では、子ども達がクリスマスの歌を歌っていた。

 それを見ていたガビルとベスターは。

 

ガビル「子供達の歌は、聞いていて気持ちが良いですなぁ。」

ベスター「ええ。リムル様とレイト様もお喜びになるでしょうねぇ。しかし、若干声の大きさにのみ頼りがちですね。」

ガビル「ハッハハハハ!元気があって良いではありませんか。」

 

 ガビルとベスターはそんな風に話す。

 ガビルがそう言うと、ベスターはため息を吐く。

 

ベスター「はぁ……………。」

ガビル「む?」

ベスター「ですが、それではこの歌は…………。」

ガビル「感性を生かし、のびのび歌う事が素晴らしいのではないのですかな?子供達には、それが一番ですぞ。」

ベスター「いえ。感性だけでなく、技術とのハーモニーが感動を生むのです。ドワルゴン随一の文化人と言われたこの私の目が黒いうちは………………認める訳にはまいりません。」

「「んっ!」」

 

 ガビルとベスターは、お互いの意見をぶつけ合う。

 子供達が見ているのにも関わらず。

 すると。

 

「「フフフ………………ハハハハハ……………!はーはっはっはっは………………!!」」

 

 唐突に笑い出し、子ども達、リリナ、外から様子を見ていたエレンが呆気に取られる。

 その後、俺たちはベスター達の方へと向かうが。

 

レイト「研究が捗っていないな。何かあったのか?」

ガビル「ふん!」

ベスター「音楽性の違い…………でしょうか。」

リムル「は?」

 

 俺がそう聞く中、2人はそう答える。

 どういう事だよ。

 その後、俺たちはスナック樹羅へと向かう。

 リムルは、トレイニーに話をする。

 

リムル「トレイニーさんは誰かにプレゼントをあげたりするの?」

トレイニー「そうですねぇ。リムル様とレイト様と妹達に。」

レイト「ああ。ドリスとトライアの2人か。」

トレイニー「ええ。自慢の妹達です。まだ未熟ですが、森の管理者としての私を、よく補佐してくれています。」

リムル「そっか。」

レイト「なるほど。」

トレイニー「あの子達がいてくれるからこそ、私は安心してリムル様とレイト様のご相談に……………。」

 

 そう。

 トレイニーには妹が居て、それがトライアとドリスの2人だ。

 トレイニーさんがそう言う中、誰かが入店してくる。

 

トレイニー「あら、いらっしゃ……………!?」

 

 トレイニーさんがそう言う中、扉の方を向くと、とんでもないオーラを纏う2人がいた。

 トライアとドリスの2人だ。

 

ハルナ「増えた!」

ドリス「いつまで油を売っているんです!お姉様!」

トライア「お姉様だけずるいです…………!」

 

 ハルナがそう言う中、2人はそう言う。

 まさか、トレイニーさんは2人に内緒で働いていたのか?

 

トレイニー「ああ……………あらあら、ダメよ。盟主様達の御前です。もっと樹妖精(ドライアド)らしく…………おっほっほっほほ……………。」

ドリス「管理者の仕事放ったらかしでよく言えますね!」

トライア「私達ばかりいつも貧乏くじで〜!」 

トレイニー「おっ落ち着いて、2人とも!」

 

 トレイニーさんがそう宥めるが、逆効果だった。

 俺たちは、こっそり店から脱出した。

 その後、スナック樹羅は、臨時休業となった。

 それから少しした後、クリスマスパーティーが始まろうとしていた。

 

一同「3!2!1!」

「「メリークリスマス!」」

一同「メリークリスマス!!」

 

 カウントダウンと共に、クリスマスツリーが光って、クリスマスパーティーが始まった。

 皆は、クリスマスパーティーを楽しんでいた。

 俺とリムルは、ヨウムとロンメルの方へと向かう。

 

リムル「ん?おーい!楽しんでいるかヨウム、ロンメル!」

ロンメル「どうも!」

ヨウム「おっおう…………。」

レイト「どうしたんだ、ヨウム?」

 

 リムルがそう言うと、ロンメルとヨウムはそう言う。

 ヨウムは浮かない顔だったので、俺は話を聞く。

 

ヨウム「いや。……………此処は本当に魔物の町なのか?……………こんな祭り、王都でもなきゃやらないぜ。」

ロンメル「化かされているかと思うくらいですね。」

リムル「悪い魔物じゃないっての!」

 

 ヨウムがそう言う中、リムルとロンメルは笑う。

 そこに、白老がやってくる。

 

白老「ほっほっほ。」

レイト「白老。」

ヨウム「あっ、師匠!」

白老「宴の席ではただ、楽しめば良い。浮世の全ては、杯の酒と同じく飲んで笑いに変えるものじゃ。」

 

 白老が来た事で背筋を伸ばす白老。

 白老はそう言って、杯の中の酒を飲み、一言呟いて去っていく。

 

白老「ただでさえ、明日の修行中に、あっさり逝くかもしれんのだからの。のほっほっほ。」

ヨウム「えっ……………。化かされたままでいたいなあ……………。」

リムル「も……………もう一回乾杯しようか!」

ロンメル「いえ〜い!」

リムル「飲め!飲んで飲まれちまえ!」

 

 白老がそう言いながら去っていくのを見て、ヨウムはそう呟き、俺は肩に手をおく。

 一方、テンペストの外の森では。

 

蒼月「随分と楽しそうだよね。」

蒼華「………………そうね。」

蒼影「クリスマスとやらで浮き足立っている今こそ、俺たちが平静でいなければならない。」

 

 蒼月と蒼華が、テンペストを見ていると、2人の背後から蒼影がやってくる。

 2人が気を引き締める中、蒼影は口を開く。

 

蒼影「心を殺せ。常に冷たい刃の下に。決して掻き乱すな。」

蒼華「ええっ………………!?」

蒼月「えっ。」

 

 蒼影がそう言うと、2人の方を向く。

 その顔には、パーティーグッズのヒゲ眼鏡が付いていた。

 2人は固まると、必死に笑いを堪える。

 

蒼華「くっく……………ヒーッ……………ヒーッヒヒ……………!」

蒼月「うっ……………!くっ………………!」

蒼影「ちなみにこれは、リムル様とレイト様に披露する一発芸用だ。」

 

 2人が笑いを堪えて咳き込む中、蒼影はそう言って、蒼華にヒゲ眼鏡をつけさせる。

 

蒼影「もちろん、お前達の分もある。」

蒼華(蒼影様は、ずるいお方です……………。)

蒼月(なるほど。)

 

 蒼影の言葉に、2人はそう思う。

 一方、シズさんがクリスマスツリーを見つめていたのを見て、俺とリムルは話しかける。

 

レイト「シズさん。」

シズ「あっ、2人とも。」

リムル「どうしたんだ?クリスマスツリーを眺めて。」

シズ「ああ……………懐かしく思って。子供達と一緒に楽しんだなあって。」

 

 俺とリムルがそう聞くと、シズさんはそんな風に言う。

 子ども達というのは、イングラシアに居る子ども達の事だろう。

 リムルが口を開く。

 

リムル「子ども達、必ず救おうな。」

シズ「ええ。」

レイト「だな。」

 

 俺たちはそう話す。

 すると。

 

ハルナ「リムル様!レイト様!皆さん!こちらにお料理を用意いたしております。」

 

 ハルナがそう言うので、俺たちは移動する。

 そこには、色んな料理が並んでいた。

 

朱菜「さあ、どうぞ!」

ミリム「おお〜!すっごいのだ〜!ハハッ!」

リグル「どうぞ、ミリム様。」

ミリム「うむ。」

リムル「まるでレストランみたいだなぁ!」

 

 俺たちは、椅子に座る。

 確かに、レストランみたいだよな。

 すると、料理が運ばれてくる。

 

朱菜「八面鳥のローストは、リグルが捕ってきて、ゴブイチが仕上げました。」

 

 料理が並べられると、朱菜が解説する。

 

ゴブイチ謹製 八面鳥のロースト〜季節の野菜を添えて〜

 

ゴブイチ「お口に合えば……………。」

 

 次に、出てきたのは、キッシュだった。

 

朱菜「キッシュはハルナが。」

 

ハルナ謹製 ジュラパーチとほうれん草のキッシュ

 

ハルナ「朱菜様に教えていただきました。」

レイト「おお。」

 

 俺たちは、3人が作った料理を食べる。

 

リムル「どっちも美味しいよ!流石が朱菜の教え子だ。」

レイト「美味い!」

 

 本当に美味い。

 それを聞いて、2人は喜ぶ。

 

朱菜「お次はこちら!」

 

 朱菜が出してきたのは、長靴状のコップに入ったワインだった。

 

アピト&ゼギオン謹製 蜂蜜とフルーツのホットワイン

 

朱菜「ホットワインには、アピトの蜂蜜とゼギオンが集めた木の実が入っていますよ。」

リグル「ミリム様にはホットジュースです。」

ミリム「ほほう!蜂蜜〜!」

 

 俺たちは、ホットワインを飲む。

 温かいよな。

 

リムル「ふー…………甘くてあったまる。」

レイト「2人とも、ありがとう。」

アピト「私は蜜を運んだだけで…………。」

ゼギオン「……………うん。」

 

 俺とリムルがお礼を言うと、アピトはそう言って、ゼギオンは会釈をする。

 次に、朱菜の料理がやってくる。

 

朱菜「私の料理はこちら!」

 

朱菜謹製 牛鹿フィレ肉のロッシーニスタイル

 

 それは、一種の芸術のようだった。

 

リムル「凄い!食べるのが勿体ないくらいだ。」

レイト「良くこれ程の物を作ったな。」

朱菜「以前、リムル様に教わった料理を再現しました。」

 

 リムルがそう言う中、俺はそう聞くと、朱菜はそう答える。

 そうか、リムルって、友人の結婚式を見送ったとか言ったたな。

 俺たちは、その肉を食べる。

 

リムル「あっ……………!うんま〜い!」

ミリム「はむっ。んっ!なんじゃこりゃ〜!」

レイト「美味いな。さあ、突っ立ってないで皆で食べようぜ!」

 

 リムルとミリムは、そう叫ぶ。

 俺の言葉に、皆一斉に料理を手に取って食べ始める。

 皆には、好評のようだ。

 そんな中、リムルは朱菜に聞く。

 

リムル「そういえば、よく紫苑が作るとか言い出さなかったな。」

朱菜「お料理を一部任せてでも…………全力で!阻止しました。」

レイト「グッジョブ。」

 

 リムルがそう聞くと、朱菜はそう答える。

 俺はそう言う。

 そして、クリスマスケーキがやってくる。

 

朱菜「お待たせしました!クリスマスケーキです!」

一同「おお!」

リムル「すごいぞ、朱菜!材料もまだ満足に揃わない中でこれほどのケーキを作るとは!」

レイト「……………真ん中に何かあるのが気になるが。」

 

 俺たちはウェンディングケーキと遜色ないケーキを見てそう言う。

 ケーキの真ん中に、水飴で再現されたであろうリムルが居るのが気になるが。

 

ギド「これは美味いでやす!」

ミリム「うまー!」

アルビノ「本当に美味しい。凄いよ朱菜。」

朱菜「ありがとうございます。」

 

 俺たちはケーキを食べて、笑顔になる。

 すると、カバルが聞く。

 

カバル「お店とか出さないんですか?」

朱菜「私はリムル様とレイト様に御使いしてる身ですので。」

エレン「えー!リムルさんとレイトさん、羨ましい!これは通い詰めちゃう美味しさだよ。イングラシアの名人の腕にも匹敵するかも(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)。」

 

 カバルの質問に朱菜がそう答えると、エレンはそう言う。

 すると、朱菜が反応する。

 

朱菜「そう……………。」

リムル「あっ、ああ……………。」

レイト「朱菜さん?」

朱菜「……………そう。そのような人がいるのですね…………世界には。」

 

 朱菜はそう言う。

 朱菜の瞳にチラつくのは、イルミネーションか、それとも、対抗心の炎なのか。

 それは、分からない。

 それでも、分かるのは、とんでもない事になっているという事だ。

 朱菜達の料理を食べた後、エレンが皆の前で歌を披露し皆が盛り上がる。

 その後はメインのプレゼント交換をしあってクリスマスパーティーは幕を閉じた。

 一方、それをリムルの胃袋の中から見ていたヴェルドラとイフリートは。

 

ヴェルドラ「はぁ〜……………。ん?」

イフリート「ヴェルドラ様。また下界の様子の見学ですか?いつまで経っても、封印の解除ができませんよ。」

 

 ヴェルドラはサンタコスをして拍手をしていると、イフリートはそう言う。

 

ヴェルドラ「貴様は相変わらず固いなあ。あっ、見ろ。リムルとレイトがクリスマスとやらをやっておるのだ。どうやら、贈り物をし合う宴らしいな。」

イフリート「宴なら年中やってきる気がしますが。」

 

 ヴェルドラがそう言うと、イフリートはそう言う。

 すると、ヴェルドラはつぶやく。

 

ヴェルドラ「良いなぁ、あれ。我も参加したい。………………イフリートよ。もし……………もしだが、我に贈り物をするとしたら、何をくれる?」

イフリート「うーん………………。」

ヴェルドラ「う〜ん……………。」

 

 ヴェルドラがそう聞くと、イフリートは考える。

 すると、ヴェルドラが口を開く。

 

ヴェルドラ「ああ!もしもの!仮定の話だぞ!」

イフリート「勤勉さ……………でしょうか。」

ヴェルドラ「ふぅ……………かったいなぁ。貴様は。」

 

 イフリートはそう答えた。

 ヴェルドラは、それを見て、そう言う。

 その夜、俺たちはミリムの部屋へと向かっていた。

 プレゼントを置くためだ。

 翌朝、暴れられても困るし。

 

リムル「なあ、昼寝姿を見慣れているとはいえ、女の子?の個室に忍び込むのは罪悪感が……………。」

レイト「そんな事を言ってないで、さっさと置いて離脱するぞ。」

 

 リムルがそう言うので、俺はそう返す。

 すると、ミリムの目が開いていた。

 

ミリム「サンタクロース……………捕まえたのだ。」

リムル「おわっ!」

レイト「あ。」

ミリム「良い子の私にプレゼントを…………よこすのだ!」

リムル「お前!」

レイト「分かってんだろ!?」

ミリム「サンタクロース!!」

「「あああぁぁぁぁぁぁ!!」」

 

 ミリムはそう叫ぶと、爆発する。

 

科学者『告。竜眼(ミリムアイ)は、あらゆる物を見通す事が出来る超視力。ですが、都合の悪い物は見なかったふりをします。』

 

 科学者がそんな風に言う。

 その翌朝、俺とリムルにもプレゼントが届いていて、驚いたのだった。




今回はここまでです。
今回は、クリスマスでのテンペストの話です。
クリスマスも、賑やかに過ごしていました。
転キメの本編も、頑張ります。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
11月1日に、コリウスの夢の配信が決定しましたね。
転キメや、転スラとギーツなどといった作品でも、コリウスの夢はやろうかなと思っています。
もし、意見があればお願いします。
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