転生したらキメラだった件   作:仮面大佐

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ヒューマンミュータントとの出会い

 精霊の棲家で子供達を救い、俺は一旦テンペストに帰った。

 色々と、やる事があるからだ。

 

レイト「ふぅ……………。さてと、作業を開始しようかな…………。」

 

 そう。

 カリュブディス戦にて、クローンライダーを多数失ってしまった。

 それの復元作業などをやらないといけないしな。

 すると、人が居るのが見えた。

 

レイト「ん?」

 

 その人は、赤い髪の人だった。

 何か呟いているようだが、何だ?

 俺は、その人に話しかける。

 

レイト「お前……誰だ?」

???「おん?」

 

 俺がそう話しかけると、その人は振り返る。

 見た目は、門田ヒロミに似ているが、髪の色が違う。

 誰だ?

 そう首を傾げていると、その人は聞いてくる。

 

???「ヘルギフテリアン……?なぜここに。」

レイト「ヘルギフテリアン?……確かに、見た目はそうだが……。俺の名前はレイト。レイト=テンペストだ。」

???「テンペストだと……!?」

 

 え、何で驚いてんの?

 何者だ?

 そう思う中、その人は何かを考える素振りを見せて、口を開く。

 

???「ヘルギフテリアン……名前はレイトだったか。事情はよくわからんが、あんたを敵だとみなさせてもらう!」

???『見た目で判断するしかないよなー……。』 

レイト「……え?」

 

 その人は、無限収納からオーインバスター50を取り出して、斬りかかる。

 俺は、すぐに躱す。

 というより、別の声が聞こえてきたが、何だ!?

 悪魔か!?

 

レイト「あぶねぇ!………いきなり何すんだ!」

???「うるせぇ!お前怖いんだよ!」

レイト「理不尽!………攻撃してきたって事は、敵だな!」

 

 平和的に済ませたかったが、やむを得ないか。

 俺はそう言うと、キメラドライバーとツインキメラバイスタンプを取り出す。

 

???「あれって……。」

???『まさか……キメラドライバー?』 

 

 キメラドライバーを知っているのか。

 だからといって、そっちが仕掛けてきたんだ。

 悪く思うな!

 そう思い、ツインキメラバイスタンプを起動する。

 

ツインキメラ!

 

 そして、キメラドライバーに装填する。

 待機音が流れ出す。

 

キング!ダイル!Come on!キメラ!キメラ!キメラ!

キング!ダイル!Come on!キメラ!キメラ!キメラ!

 

レイト「変身!」

 

 そう言って、バイスタンプを一回倒す。

 すると、蟹の鋏と鰐の顎が、同時に俺を閉めて、変身させる。

 

スクランブル!

キングクラブ!クロコダイル!仮面ライダーキマイラ!キマイラ!

 

 俺は、仮面ライダーキマイラへと変身する。

 

???「なんでヘルギフテリアンがキマイラに!?………誰を殺して奪った力だ!」

 

 誰も殺してねえよ。

 やばいな、誤解してるよ。

 すると、その人は、デモンズドライバーを取り出して、スパイダーバイスタンプを起動する。

 

スパイダー!

Deal……!

 

 その人は、デモンズレッドパッドに、スパイダーバイスタンプを押印する。

 すると、その人の横に蜘蛛が現れる。

 その人は、バイスタンプを構えて、叫ぶ。

 

???「変身っ!」

 

 そう言って、オーインジェクターに、バイスタンプを押印する。

 

Decide up!

Deep.(深く)Drop.(落ちる)Danger.(危機)

(仮面)Rider Demons!

 

 その横に現れた蜘蛛が、その人の周囲を糸を出しながら旋回して、その人に糸を巻いていく。

 その糸がデモンズのアンダースーツになり、蜘蛛が右肩に付いて、蜘蛛の巣を生成して、アーマーになる。

 その人は、デモンズに変身した。

 その人は、俺に向かい、殴りかかる。

 その拳を、俺は蹴りで受け止める。

 

???「……っち!」

レイト「くっ!」

 

 その人は、パンチを俺のキックで受け止められた事に舌打ちをする。

 

???「オラァ!」

レイト「!?」

 

 今の俺は、使命背負ってるから強いんだよ!

 そんな感じの気配を感じた。

 デモンズの拳で、俺は少し後ろに跳ぶ。

 意外と強いな。

 

レイト「………いいパンチだな。」

???「………そりゃどうも。」

 

 俺たちは、互いに間合いを取る。

 すると、デモンズは、モグラバイスタンプを取り出す。

 

モグラ!

 

レイト「モグラバイスタンプ……?」

???「まぁ見てろ。」

 

 そりゃあ、やるか。

 デモンズは、デモンズドライバーにモグラバイスタンプを読み込む。

 

add……!

Dominate up!

モグラ!ゲノミクス!

 

 デモンズの右腕に、モグラを模した武装、デモンディグゾンが装着される。

 

???「一気に決めるぞ…!」

 

 そいつはそう言って、デモンズドライバーのデモンズノックを2回押す。

 

More!

 

 待機音が流れ、そいつはもう一度、デモンズノックを押す。

 

モグラ!デモンズレクイエム!

 

 必殺技が来るか。

 なら……………!

 

レイト「ここで仕留める…!」

 

 俺はそう言って、バイスタンプを一回倒し、もう一回倒す。 

 

キングクラブエッジ!

 

 俺は蟹の鋏を模したエフェクトを纏わせたパンチを、相手はオーラを纏い回転するデモンディグゾンを食らわせる。

 

「「オラァ!」」

 

 二人の技がぶつかり合い、衝撃を放つ。

 

???「うおっ!」

レイト「……っ!」

 

 俺たちは、後ろに吹っ飛ぶ。

 少しはやるじゃねぇか。

 すると、そいつは、レックスバイスタンプを取り出して、起動する。

 

レックス!

 

レイト「レックスバイスタンプ……?」

???「見てろ。」

 

 俺が首を傾げる中、そいつはデモンズドライバーにレックスバイスタンプを読み込む。

 

add……!

Dominate up!

レックス!ゲノミクス!

 

 すると、デモンズの足が肥大化する。

 イメージとしては、五十嵐一輝がちょくちょくやってた足の肥大化と似ている。

 

???「これでキック力は対等……いや、あんた以上だ。」

レイト「レックスでゲノミクス…!?そんなの、本編には登場してないはず!」

???「俺は何でもありなんでな。………いくぞ。」

 

 本編にも登場していないゲノミクスをやるのかよ!

 すると、相手はデモンズドライバーのデモンズノックを2回押す。

 

More!

 

 待機音が流れ、そいつはもう一度、デモンズノックを押す。

 

レックス!デモンズレクイエム!

 

 その音声と共に、相手は空高く飛ぶ。

 

レイト「仕方ない…!」

 

 俺はそう言って、ツインキメラバイスタンプを一回倒した後、2回倒す。

 

クロコダイルエッジ!

 

 俺は、鰐の顎のエフェクトを纏った一回転回し蹴りを、俺はピンク色のオーラを纏わせた蹴りを食らわせる。

 

「「今度こそ!」」

 

 技がぶつかり合い、二度目の衝撃がくる。

 さっきよりもお互い、威力が高いためか、衝撃はでかい。

 そのせいで、俺と相手は、さっきよりも後ろにぶっ飛ぶ。

 

???「くっそ……。ちゃんと強い……。」

???『どうすんだよ!このままだとジリ貧だぞ!』

 

 そんな風に話すのが聞こえてくる。

 だが、俺も認識を改めないといけないな。

 どうやら、少し相手をみくびっていたようだ。

 だからこそ、本気でいく。

 俺はツインキメラバイスタンプを抜いて、トライキメラバイスタンプを取り出す。

 

トライキメラ!

 

 俺は、トライキメラバイスタンプをキメラドライバーに装填する。

 

オク!サイ!ムカ!Come on!キメラ!キメラ!キメラ!

オク!サイ!ムカ!Come on!キメラ!キメラ!キメラ!

 

 すると、俺の周辺にタコ、クロサイ、オオムカデが現れる。

 そして、俺は叫ぶ。

 

レイト「変身!」

 

 そう言って、俺はバイスタンプを倒す。

 すると、三体の生物が砕け散り、俺の体にまとわりつく。

 

スクランブル!

オクトパス!クロサイ!オオムカデ!仮面ライダーダイモン!ダイモン!ダイモン!

 

 砕け散った破片が、ギフの棺の様な形状に変化して、俺は、仮面ライダーダイモンへと変身する。

 

???「キマイラだけじゃなくダイモンもかよ…!……いいぜ、面白くなってきた!」

???『面白がってる場合!?』

 

 そいつはそう言って、見たことの無いバイスタンプを取り出す。

 

???「こいつで一気に決めるぞ!」

???『おうよ!』

 

 そいつはそう言って、バイスタンプを起動する。

 

タランチュラ!

 

 タランチュラのバイスタンプか。

 そいつは、タランチュラバイスタンプをデモンズレッドパットに押印する。

 

Deal……!

 

 すると、待機音が流れて、そいつと悪魔が言う。

 

『「変身!」』

 

 そして、バイスタンプをオーインジェクターに押印する。 

 すると、蜘蛛がそいつの前に出現し、糸を放ち、装甲になる。

 

Decide up!

Dynasty.(王たる)Dignity.(威厳)Destiny.(運命)

(仮面)Rider loyal demons!

 

 すると、見たことの無いデモンズに変身した。

 名前から察するに、ロイヤルデモンズといったところか。

 

???「さぁ、王の凱旋だ!」

レイト「ジャッジを……下す!!」

「「いくぜ!」」

 

 俺とそいつはそう言って、再びぶつかり合う。

 

レイト「ハアッ!ふっ!」

???「ふっ!オラっ!」

 

 俺とそいつのぶつかり合いは、必殺技のぶつかり合い並みの衝撃波をお互いや周囲に放出する。

 

???「腕が痺れる……!やべぇな……!」

レイト「……っく。力が段違いだ…!」

 

 通常のデモンズよりも強くなってる。

 これ以上の長期戦は不利か。

 ケリをつけるか!

 

レイト「一気にケリを付ける!お前に……ジャッジを下す!」

???「こっちこそだ!我が命を賭けて……貴様を倒す!」

 

 俺はトライキメラバイスタンプを一回倒して、3回倒す。

 そいつはタランチュラバイスタンプをオーインジェクターに押印し、デモンズノックを押す。

 

オオムカデエッジ!

charge!

デモンズフィニッシュ!

 

 俺は、オオムカデを模したエフェクトを纏った飛び蹴りを、相手は蜘蛛の脚を模したエフェクトを纏った飛び蹴りをかます。

 

「「ハアアァァァァ!!!」」

  

 俺と相手の必殺技はぶつかり合い、衝撃波を放つ。

 せめぎ合いの中、俺は相手の心の中に入り込む。

 そこには、バイスに似た外見の悪魔が居た。

 

???『うーむ……。ほんとにコイツは敵なのかねぇ……?』

レイト(ん?お前は?)

???『おん?…って!えぇー!本人!?……噂をすれば影がさすって事!?』

レイト(噂をすれば影がさす……?)

???『他人の噂をすると、その人が現れるって意味だな!……って!そんな話してる場合じゃねえ!なんでここに!!』

レイト(俺は他人の悪魔を見る事ができるんだよ。……取り敢えず、俺の話を聞いてくれないか?)

???『むむっ…!怪しい点は色々とあるが……まぁいい!そんじゃ、聞こうかね?』

レイト(なんで上から目線なんだよ……。)

 

 俺はその悪魔に呆れつつ、事情を説明する。

 やっぱり、バイスに似てるよな。

 この世界が、2人の世界とはパラレルワールドである事。

 俺がその世界でのテンペストの盟主の傍である事。

 その際、デモンズに変身しているのがプロスで、悪魔がネクスという名前だという事を聞いた。

 それを聞いたネクスは、土下座をする。

 

ネクス『すんませんでしたぁ!!!』

レイト(わかってくれたならいいんだよ……。俺の方も、もっと話し合いに持ってくべきだった。)

ネクス『………それは無理だと思う。』

レイト(え?何でだ?)

ネクス『………ウチの相棒、バーサーカーだから……。』

レイト(…………そっか。)

ネクス『ああ……。取り敢えず、プロスにこの事伝えとくな!』

レイト(ああ。任せたぞ。)

 

 何とか、誤解は解けそうだな。

 ていうか、バーサーカーなのかよ。

 まあ、対話をせずに襲いかかってきたから、バーサーカーだよな。

 必殺技が未だにぶつかり合う中、ネクスはプロスと話す。

 

ネクス『おいプロス!やべぇ!』

プロス「おん!?どうした!」

ネクス『色々と話さなきゃいけないことがあるんだよ!取り敢えず、この戦い終わらせろ!』

プロス「お、おう!」

 

 そう言って、俺たちはキックをやめる。

 ネクスは、プロスに色々と説明していた。

 

ネクス『………って事で!レイトは悪いやつじゃないんだよ!』

プロス「なるほどなるほど。」

 

 誤解は無事に解けたな。

 そんな中、プロスは変身解除して近づいてくる。

 何事かと思っていると。

 

プロス「すんませんでしたぁ!!!」

 

 そう言って、土下座を敢行する。

 俺は苦笑しつつ、言う。

 

レイト「分かってくれたならいいんだ。俺の方も、対話を図るべきだったな。」

 

 そう。

 もう少し対話を図るべきだった。

 そうすれば、戦闘は避けられたかもしれなかったしね。

 その後、俺はいろいろと話すことに。

 どうやら、プロスは俺と同じく、転生者であり、元高校生だそうだ。

 プロスは罪悪感からか、敬語を使っていたが、むず痒く感じた俺は、プロスに話しかける。

 

レイト「敬語はいいから。タメ口で話してくれ。」

プロス「い、いえ!せめて、さん付けはさせていただきます!」

レイト「あははは……………。」

 

 まあ、無理もないか。

 そんな中、リバイスについて話したのだが。

 

プロス「え!インペリアルデモンズ知らないんすか!?」

レイト「うん、知らない……。」

プロス「そんな………。って事はレイトさん、ライブ&エビルマーベラスも!?」

レイト「知らないな……。」

 

 どうやら、知識に差があるようだ。

 インペリアルデモンズも、ライブマーベラスも、エビルマーベラスも、聞いた事がない。

 というか、絶対にリバイスのVシネマの奴じゃん!

 俺、バトルファミリアでリバイスの知識は止まってるんだよ!

 

プロス「そんな………。………レイトさんって、いつこの世界に転生したんすか?」

レイト「えっと………。2022年7月22日だな。」

プロス「って事は……最終回をご覧になってない?」

レイト「そうなるね。………ネタバレするなよ?」

プロス「そんな人として終わってること、しませんよ。」

 

 あんまり不用意にプロスを覗くと、ネタバレを喰らいそうだから、やめておこう。

 どんな最終回を迎えたのだろうか。

 気になるよな。

 そう思う中、プロスが持っているツインキメラバイスタンプが光り出す。

 

プロス「お!?」

レイト「何だ…?」 

 

 どうやら、お別れの時みたいだな。

 

プロス「お別れみたいですね。」

レイト「そうみたいだな。」

プロス「今度はこっちの世界に来てくださいね?」

レイト「ああ。そうさせてもらうよ。」

 

 まあ、どうやってそっちの世界に行くのかは、分からないけどな。

 それでも、どういう感じなのかは、気になるよな。

 そう思う中、プロスはツインキメラバイスタンプを起動する。

 

ツインキメラ!

 

 そして、デモンズレッドパットに押印する。

 

プロス「それでは。」

レイト「ああ。」

「「また会いましょう。」」

 

 俺たちはそう言って、握手をする。

 すると、プロスが光り、消える。

 プロスにネクスか。

 

レイト「その名前、覚えておくよ。いずれ、また会えるかもしれないからな。」

 

 俺はそう呟いて、研究所へと向かう。




今回はここまでです。
今回の話は、ポンコツNOさんの、『転生したらデモンズだった件』とのコラボストーリーです。
ポンコツNOさんの、『転生したらデモンズだった件』とは、主人公がデッドマンに転生して、異世界を生き抜く話です。
これも面白いので、見て下さい。
バーサーカーですので。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
本編の次回の話で、ジュウガに変身します。
何でジュウガに変身するのかは、楽しみにしててください。
ちなみに、アブソーブ必殺技も、やります。
クレイマン戦では、オクトパス、カメレオン、プラナリアの三つのアブソーブ必殺技をやる予定です。
もちろん、思考加速も施して。
転キメ日記に本編、他のコラボストーリーも頑張ります。
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