転生したらキメラだった件   作:仮面大佐

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第2話 テンペストへの案内と暗躍する存在

 俺と英字が戦い終わった後、ひとまず、テンペストへと案内する事になった。

 色々と、事情を知りたいからな。

 その際、七葉英字は、人間ではなく、グリードである事が分かった。

 テンペストに着くと、リムルが声をかける。

 予め、リムルだけが来る様に伝えておいたのだ。

 

リムル「レイト。そいつ、誰なんだ?」

レイト「ああ……………テンペストに来たいって言ってたから、案内してたんだ。」

英字「ああ。私は、七葉英字だ。よろしく頼む。」

リムル「そうか。俺はリムル=テンペストだ。悪いスライムじゃないよ。」

英字「……………なるほどな。リムル。お前もレイトと同じで、転生者なんだな。」

リムル「やっぱりか。」

 

 まあ、そりゃあ、推測も出来るか。

 俺は、口を開く。

 

レイト「ここに来るまでに聞いたんだけど、英字って、こことは違う世界の住人で、人間じゃなくてグリードらしいぞ。」

リムル「マジかよ!?しかも、グリード!?なんでここに来たんだよ!?」

レイト「心当たりは無いのか?」

英字「そうだな……………分からない。一応、仮説はあるのだがな。」

リムル「仮説?」

英字「ああ。時空に亀裂が入りそこに落ちた。時空に亀裂が入る事は稀にあるから、今回は運がなかったと言う事だな。」

 

 時空に亀裂が入ったねぇ……………。

 そんな事があるんだな。

 すると、科学者が答える。

 

科学者『解。個体名、七葉英字の言う通り、時空に亀裂が入る事は、ごく稀にあります。』

レイト『本当にあるのか……………。』

科学者『是。』

 

 そんな事もあるんだな。

 科学者と話す中、リムルと英字は話をしていた。

 

リムル「まあ、ひとまず、この街を案内するよ。どうやって戻るのか、まだ検討が付いてないんだろ?」

英字「助かる。」

 

 どうやら、テンペストを案内する事になったみたいだな。

 そうして、英字を案内する前に、皆の元に連れて行く。

 

レイト「……………という訳で、違う世界から迷い込んで、しばらく世話になる事になった人だ。」

英字「七葉英字だ。よろしく頼む。」

紅丸「別の世界から迷い込んだとは…………珍しいですね。」

火煉「ですね。」

シズ「日本人なんだね……………。」

 

 それを聞いた紅丸、火煉、シズさんの3人がそう反応する。

 シズさんは、名前からか、日本人だと思ってるみたいだな。

 どうやら、受け入れてくれるみたいだな。

 俺たちは、テンペストを案内する事にした。

 まずは、黒兵衛達の鍛治工房に案内した。

 

英字「ここは何だ?」

レイト「見ての通り、鍛治工房だよ。」

リムル「黒兵衛達が武器や防具を作ってるんだよ。」

火煉「黒兵衛達の作る武器や防具は、良い物ばかりですよ。」

紫苑「そうです!」

英字「へぇ………………。良い鍛治工房だな。」

 

 英字は、そういう風に言う。

 英字は興味深そうに見ていた。

 次に案内したのは、しあわせ湯だった。

 

英字「ここは……………銭湯か?」

レイト「しあわせ湯って言うんだ。ここのお湯は良いですよ。」

リムル「レイトが建ててくれってお願いしてたもんな。」

英字「なるほどな……………。」

 

 英字は感慨深そうにそう言っていた。

 そこから、テンペストの色んな施設を案内した。

 そしてその夜、俺たちは宴会をする事にした。

 

リムル「ええ……………というわけで、今回は、七葉英字がテンペストに滞在するという事で、乾杯するとしよう!」

レイト「それじゃあ、乾杯!」

一同「乾杯〜〜!」

 

 そんな感じに、乾杯をする。

 皆が、英字と打ち解けてホッとした。

 英字も、皆と仲良くなっていた。

 俺はそれを見ながら、飲み物を飲んでいく。

 そんな中、英字は火煉を連れて、何処かへと向かう。

 

火煉「あの……………どうしました?」

英字「火煉だったな。お前、レイトに好意を寄せているだろう?」

火煉「えっ!?な、なんで……………!?」

英字「見てれば分かる。お前がレイトを見る視線は、見覚えがあるからな。」

 

 英字にそう言われて、火煉は頬を赤くして俯く。

 そんな火煉に、英字が声をかける。

 

英字「そんなお前に、アドバイスを送ってやろう。」

火煉「え?」

英字「レイトみたいな鈍感なタイプは、積極的に行かないと、君の好意には絶対に気づいてくれない。鈍感なやつとはそう言う物だ。」

 

 英字は、火煉に対して、そう言う。

 火煉は、英字に聞いた。

 

火煉「……………何でそう思うんですか?」

英字「…………私も彼と同じで、鈍感でな。妻の好意に気付いたのも、出会ってから何年も経ってからなんだ。だから、積極的に行ったほうがいい。」

火煉「……………ええ。」

 

 英字の言葉に、火煉は顔を赤くしながらも頷く。

 それから、俺たちの方に戻る。

 俺は、火煉に話しかける。

 

レイト「火煉、どうした?顔が赤いぞ?」

火煉「な、なんでもありません!」

 

 俺がそう言うと、火煉はそう言う。

 それを見て、俺は首を傾げる。

 そんな中、ジュラの森では。

 

???「許さない…………!絶対に許さない……………!」

 

 そんな風に呟く人が居た。

 そいつは、何者なのか。




今回はここまでです。
エルドラスさんの作品である『ありふれぬ欲望の魔王はやはり世界最強』とのコラボの第2話です。
暗躍する存在は、何者なのか。
そして、レイトは火煉の想いに気づく事が出来るのか。
それは、分かりません。
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クレイマン戦が近づいてきましたが、どんな感じにクレイマンを倒しましょうか?
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