その後、アルフレリックの執り成しによって改めて長老衆と話をすることになった。
誠司によって吹っ飛ばされた熊人族の長老とそれに巻き込まれた土人族の長老は医療施設に運ばれた。ジンという熊人族の長老は自分の攻撃を跳ね返されたことの衝撃と階段から転げ落ちたことで大怪我を負ったものの命に別状は無い。二〜三週間程度で治るそうだ。
だが、土人族の長老(名前はグゼ)はジンよりも重傷だった。何せ二メートル半はある巨体に押し潰される形で階段を転げ落ちたのだ。本来は完治にはジンよりも遥かに時間が掛かるとされていたが、流石に悪いと思った誠司がグゼに対して渡した神水が功を奏した。今ではある程度回復しているとのことだ。
ちなみにジンには神水は渡していない。自分を殺そうとして来た相手に神水を渡してやるほど誠司もお人好しではない。
現在、当代の長老衆である虎人族のゼル、翼人族のマオ、狐人族のルア、そして森人族のアルフレリックが、誠司と向かい合って座っていた。誠司の傍らにはハジメ、ユエとカム、シアが座り、その後ろにハウリア族が固まって座っている。カムやシアの頬は腫れており、誠司達の所に来る直前にジンに殴られたらしい。ジンに神水を渡さなかったのはそれもあった。
長老衆の表情は、アルフレリックを除いて緊張感で強ばっていた。まぁ、それも無理もない。戦闘力では一,二を争う程の手練であるジンが文字通り手も足も出ずにあしらわれたのだから。
「それで……あなた方はどうしますか? 俺としては大迷宮攻略が出来ればそれで良いんですが。亜人族としての意思は統一して頂かないといざという時に困るのはあなた方では……?」
誠司の言葉にゼルが苦虫を噛み潰したような表情で呻く。他の長老達も同様の表情だ。
「こちらの仲間を二人も怪我させておいて第一声がそれか…… それで我々が友好的になれるとでも思うのか?」
ゼルの言い方にハジメはカチンとした表情で言い返す。
「……は? 先に殺意を向けて攻撃してきたのも、それで自滅したのもあの熊の長老でしょ? 巻き込まれた土人族の長老さんにはちゃんと神水を渡して治したし。文句を言われる筋合いは無いと思うけど」
「なっ! だが……!」
ゼルはまだ引き下がろうとするが、誠司もウンザリした様子で言う。
「勘違いしないで貰いたいな。被害者は俺達とあのグゼという長老であって、加害者はジンとかいう熊人族の死に損ないだけだ。それとも何か? この国では理不尽に暴力を振るわれそうになったら笑顔でそれを受けるのが礼儀なのか?」
「はぁ……ゼル、そのくらいにしておけ。彼の言い分は正論だし、グゼを助けたのも彼だ。文句を言う筋合いはない。それと誠司殿……この国ではそんな物騒な礼儀は無いので安心して欲しい」
「……それは良かった」
アルフレリックに嗜められたゼルは渋々といった様子で黙り込む。
「確かに、彼らは紋章の一つを所持しているし、あのジンの殺気や攻撃を受けても全く物怖じしない度胸。僕は、彼らを口伝の資格者と認めるよ。他の皆はどうだい?」
狐人族の長老ルアは糸のように細めた目で誠司達を順に見ると、他の長老達に同意を求める。翼人族のマオ、虎人族のゼルも思うところはありつつも同意を示した。代表としてアルフレリックが誠司達に伝える。
「中西誠司。我らフェアベルゲンの長老衆は、お前さん達を口伝の資格者として認める。故に、お前さん達とは敵対はしないというのが総意だ……可能な限り、末端の者にも手を出さないように伝える。……しかし……」
「絶対じゃない……と?」
「ああ。知っての通り、亜人族は人間族をよく思っていない。正直、憎んでいるとも言える。血気盛んな者達は、長老会議の通達を無視する可能性を否定できない。特に、今回ジンの種族、グゼの種族の怒りは抑えきれない可能性が高い。あいつらは人望があったからな……」
「……それで俺達にどうして欲しいんですか?」
「お前さん達を襲った者達を殺さないで欲しい」
「それはつまり……殺意を向けてくる相手に手加減しろと?」
「そうだ。お前さん達の実力なら可能だろう?」
「不可能ではありませんが、それは無理な相談です。敵との殺し合いである以上、下手な手加減や躊躇は自分や仲間を危険に晒します。俺は奈落の底でそれを嫌という程、思い知りました」
そう言って誠司は顔に巻かれた包帯をずらして火傷の跡を見せる。何処かから息を呑む声が聞こえた。アルフレリックも一瞬、目を見開くが、彼も引かなかった。
「お前さんの言いたいことは分かる。だが、長老として、この国の大事な同胞達を見殺しには出来んのだ」
「それならあなた方長老衆が必死に止めるべきです。その上で制止を振り切った者達が悲惨な末路を辿っても彼らの自己責任では?」
両者の意見はお互い平行線だった。アルフレリックとしても同胞を死なせたくなかったし、誠司としても絶対に守れない約束はしたくなかった。そこでゼルが口を挟む。
「ならば、我々は大樹の下への案内を拒否させてもらう。口伝にも気に入らない相手を案内する必要はないとあるからな」
その言葉に、誠司達は訝しそうな表情をした。もとより、案内はハウリア族に任せるつもりでいたのでフェアベルゲンの者の手を借りるつもりはなかった。そのことは彼等も知っているはずである。だが、ゼルの次の言葉で彼の真意が明らかになった。
「ハウリア族に案内してもらえるとは思わないことだ。そいつらは罪人。フェアベルゲンの掟に基づいて裁きを与える。何があって同道していたのか知らんが、ここでお別れだ。忌まわしき魔獣の性質を持つ子とそれを匿った罪。フェアベルゲンを危険に晒したも同然なのだ。既に長老会議で処刑処分が下っている」
ゼルの言葉に、シアは泣きそうな表情で震え、カム達は一様に諦めたような表情をしている。この期に及んで、誰もシアを責めないのだから情の深さは折紙付きだ。
「長老様方! どうか、どうか一族だけはご寛恕を! どうか!」
「シア! 止めなさい! 皆、覚悟は出来ている。お前には何の落ち度もないのだ。そんな家族を見捨ててまで生きたいとは思わない。ハウリア族の皆で何度も何度も話し合って決めたことなのだ。お前が気に病む必要はない」
「でも、父様!」
土下座しながら必死に寛恕を請うシアだったが、ゼルの言葉に容赦はなかった。
「既に決定したことだ。ハウリア族は全員処刑する。フェアベルゲンを謀らなければ忌み子の追放だけで済んだかもしれんのにな」
ワッと泣き出すシア。それをカム達は優しく慰めた。長老会議で決定したというのは本当なのだろう。アルフレリックを含む他の長老達も何も言わなかった。
「そういうわけだ。これで、貴様が大樹に行く方法は途絶えたわけだが? どうする? 運良くたどり着く可能性に賭けてみるか?」
それが嫌なら、こちらの要求を飲めと言外に伝えてくるゼル。アルフレリック以外の他の長老衆も異論はないようだ。アルフレリックは脅すようなやり方を取るゼルに眉間に皺を寄せて鋭い視線を向けていたが。ハジメもユエも顔を顰める。そして、誠司は…………
「うーーん…………やっぱり分からん」
首を傾げて何かを考えていた。ゼルを始めとした長老達は怪訝な顔をする。やっぱり何か分からないことがあるのか誠司がゼルに尋ねた。
「あの〜、恐縮ですが、一つ質問しても良いですか?」
「……何だ?」
「シア・ハウリアを忌み子とする理由っていうのは何ですか?」
「はっ、何を言うかと思えば。決まっているだろう、そこの忌み子は魔力を持ち、魔獣と同様の力を持っているのだ。それに奴は魔獣を手懐けることが出来る。魔獣は敵だ。処刑するのは当然だろう」
ゼルが自信満々にそう言うが、誠司はその言葉に益々謎が深まった。
「いや、だから……そんな
「なっ……! 便利……だと?」
誠司の言葉にゼルはギョッとした表情を浮かべる。それはシアを含めた周囲の亜人族も同様だった。
「だってそうでしょう。魔力を持っているということは通常の兎人族とは違うことが出来るということ。それに彼女の固有魔法は『未来視』というものだ。上手く使えば自然災害や外敵の襲来を予知して対策を取ることも出来るでしょう。現にハウリアはその能力を使って、長い間隠し通してましたしね。そして、最後に魔獣を手懐けられるのであれば、それで魔獣の被害を減らし、手懐けた魔獣をフェアベルゲンの戦力に使うことも可能なはずでは?」
誠司が淡々と指折り数えながらシアの使い道を挙げていくと、ゼルの顔色は面白いくらいに変わっていく。それはハウリアも同様で、特にシアは自分の力に困惑しているようだった。
「それで……改めて聞きますけど、そういったメリットを捨ててまでシア・ハウリアを忌み子として切り捨てる理由は何ですか?」
「そ、それは掟で……」
「だからその掟が出来た理由を教えて欲しいんです。その掟が出来た当時の時代背景や出来事でも構いません。是非、部外者の俺に教えて頂けませんか?」
「い、いや……それは……」
ゼルはしどろもどろに言う。先程までの勢いはもう無い。終いにはアルフレリックに視線で助けを求める有様だった。ルアやマオも掟の理由を今更ながらに必死に考えているようだった。
その様子にアルフレリックは溜息を吐く。そして、彼らに助け舟を出そうと口を開くが、ハジメとユエに牽制された。
「確かにそれは気になるね。僕も聞きたいです。特に……
「……ん。私も気になる。教えて欲しい」
「あ、あ、あ…………」
逃げ道を失ったゼルはもう何も言えなかった。そんなゼルに誠司は冷たい視線を向けると今度はルアとマオに視線を向けた。
「……ではルアさん、マオさん。二人は当然分かりますよね?」
「「…………」」
二人とも何も言えなかった。いつの頃からか掟の内容をそういうものだと考え、深くは考えなくなっていたのだ。その事実に誠司は思わず呆れた表情を浮かべた。
「つまり……あなた方、長老衆はただ『掟だから』と思考停止して黙々と従っていたということですか? まるで
『っ…………!』
その言葉に長老達の顔には怒りの表情が浮かんだ。アルフレリックでさえも鋭い視線を向けている。亜人族にとっては最低の侮辱だからだ。
「キサマ……我々を愚弄する気か……?」
ゼルが唸るように問いかけた。もう人を殺しそうな勢いである。だが、誠司は平然としている。
「滅相な。俺はこの国や掟、亜人族そのものを馬鹿になどしていませんよ。長い歴史の中でこのフェアベルゲンという国を支え続けた先人達が遺した掟を、ただ上辺だけ読んで全部理解したつもりになっているアンタらクソ老害どもを馬鹿にしているんです」
「ぐっ、ぐっ、ぐううぅぅぅ……」
ゼルは悔しさの余り歯軋りをする。しかし、一方でルアやマオは俯いている。己を恥じているようだった。
「……確かに長老である以上、この国の掟については奥の奥まで知っておかないといけなかった…… 僕達はいつの間にか傲慢になっていたようだね……」
「お恥ずかしい限りです。返す言葉がないですね…… 首をくくりたい気分です。もっとも翼人族なのでノーダメージですが」
ルアはともかく、マオはドサクサに紛れて独特の翼人族ジョークをかましている。本当に恥じているのだろうか……
アルフレリックがどこか疲れた表情で誠司達に尋ねた。
「誠司殿達はどうしてそこまでハウリア族にこだわる? 案内役が代わるだけであれば誰でも良いはずだが?」
「契約なので。ハウリアの身の安全の保証と引き換えに樹海を案内してもらうと。まだ樹海の案内が成されていない以上、その契約はまだ続いています」
「だが、ハウリア族の処刑は一度会議で決定した以上、それは絶対だ。覆すことは出来ん」
「その決定に正当性がありますか? 少なくとも長老衆の半数は掟を理解しきれておらず、部外者である俺の質問に答えられない有り様。この様子じゃ、あの熊野郎やグゼさんもちゃんと答えられるかどうか怪しいもんだ。そんな者達が下した決定でハウリアは死ぬんですよ?」
誠司とアルフレリックはしばらく睨み合う。やがて、アルフレリックは深々と溜息を吐き、ある提案をした。
「ならば、ハウリア族はお前さん達の奴隷ということにするのはどうだ? フェアベルゲンの掟では樹海の外に出て帰って来なかった者、奴隷として捕まったことが確定した者は死んだ者として扱っている。後追いを防ぐためにな。……既に死亡した者達を処刑は出来まい」
「なっ! アルフレリック、それは……」
屁理屈とも言える結論にゼルは抗議の声を上げる。
「ゼル。分かっているだろう。この者達は引かん。ハウリア族を問答無用で処刑すれば確実に敵対することになるだろう」
「しかし、それでは示しがつかん! 悪しき前例の成立や長老会議の威信失墜に繋がりかねない!」
「……お前さんがそれを言うのかね? 先程の誠司殿の質問に答えることが出来なかった時点で威信も何もあったものではないと思うが?」
「ぐっ……! それは……!」
ゼルはまだどこか納得しきれていないようだった。埒があかないと思った誠司はハジメとユエに小声であることを頼んだ。二人はそれを聞くと「任せて」と言うように頷いた。
「あのー、言い忘れていましたけど、忌み子を見逃すことについては今更だと思いますよ?」
ハジメの言葉に長老衆が怪訝な顔を浮かべる。ハジメはおもむろに右腕の袖を捲って魔力の直接操作を行った。すると、皮膚の内側に赤い線が薄らと浮かび上がる。そして、『癒しの心』でシアやカムの腫れた頬を治してやる。ユエも同様に右手から直接炎を出した。
その光景に長老衆はハジメやユエのその異様さに目を見開いた。詠唱も魔法陣も無しに魔法を発動させたことに驚愕をあらわにする。驚いているのはハウリアも同じだった。特にシアの驚きの度合いが大きい。目を大きく見開き、口元を手で覆っている。「私と同じ……」という声も聞こえた。
「見ての通り、僕もユエも魔力の直接操作が出来るし固有魔法も使えます。つまり、あなた方の言う化け物ってことです。でも掟に従うなら、僕達も見逃さないといけない。一人見逃すくらい今更だと思いますが……」
更なる事実にしばらく硬直していた長老衆だったが、先に硬直の溶けたアルフレリックが今日何度目か分からない、特大の溜息を吐きながら長老会議の決定を告げる。今日だけで大分歳を取ったのではないかと思う程だ。
「はぁ………… ではハウリア族は忌み子シア・ハウリアを筆頭に資格者であり、同じく忌み子である南雲ハジメ、ユエの身内とする。そして、ハウリア族は中西誠司の奴隷とする。また、資格者三人には敵対はしないが、フェアベルゲンや周辺の集落への立ち入りを禁ずる。以降、彼らの一行に手を出した場合は全て自己責任とする……以上だ。これで問題はないか?」
アルフレリックが振り返って他の長老に視線を向ける。もう反論する気力もないようだった。そして、誠司達の方にも視線を向ける。誠司達も文句は無かったので黙って頷いた。
こうしてハウリアの処分が決まり、誠司達はそのままフェアベルゲンを出ることになった。誠司はアルフレリックと最後に一つ話をしたいと頼み、アルフレリックから了承を貰うと、ハジメやユエは先にフェアベルゲンの門の所まで行ってもらうことにした。二人が未だ茫然としているハウリアを連れて部屋を出る。長老達もどこか意気消沈した様子で部屋を出て行く。
部屋には誠司とアルフレリックの二人だけになった。
「……さて。話とは一体何かね?」
「いえ。簡単な質問です。貴方は知っているようでしたので。結局、魔力持ちの亜人族を忌み子として処刑する掟は何故出来たんですか?」
「……どうしてそれを聞くのかね? もうハウリア族は処刑されずに済んだというのに」
「いや、これはただの興味です。そもそも、魔力を持たないのが常識であるはずの亜人族の掟の中に『魔力を持った子供が産まれた場合』の掟があるなんて妙な話ですし。過去にも似たような事例があったと考える方が自然でしょう」
「ふむ……中々鋭いな。確かに誠司殿の言う通り、過去に亜人族の中で魔力を持った者が現れたことがあった……」
アルフレリックの話によると、随分昔、亜人族の中に魔力を持った魔力持ちが現れた。その者もシアと同様に固有魔法が使え、ポケモンを手懐けることが出来た。フェアベルゲンは魔力持ちの力を借りて発展していった。しかし、人々に褒め称えられていくうちに魔力持ちは段々と傲慢になっていき、身勝手な蛮行が増えていった。遂には国を乗っ取ろうと画策、民衆を扇動し、手懐けたポケモン達を使って反乱を起こした。フェアベルゲンの中で起きた内乱は数年続いた。その内乱によって多くの犠牲者を出し、国の再建には時間が掛かった。当事者である魔力持ちは処刑された。それ以降、フェアベルゲンには魔力を持った子供が産まれたら忌み子として処刑するという掟が生まれたのだ。
「……というのがこの掟が出来た理由だ」
「……なるほど。理解しました。話してくださり感謝します」
そう言って誠司は席を立ち、出口へ向かった。知りたかったことを知れたのでもうこの国に用はない。その時、アルフレリックに呼び止められた。
「ちょっと待ってくれ。私からも一つ質問しても良いかな?」
「……? 何でしょう?」
「もしも、先程の質問に対してゼル達が今のように答えられていればどうした?」
「……出来る限り、ハウリアの擁護はしたでしょうが、族長のカム・ハウリアの処罰だけはどうにもならなかったかもしれませんね」
「……ほぅ。それはまたどうしてかね?」
興味深そうに尋ねるアルフレリックに誠司は少し面倒そうにしつつも答えた。
「
「…………」
「まぁしかし……ハウリアが掟を破ったのは事実ですが、その掟に基づいて罪人を処罰する立場の長老達が掟について理解が不十分なのはもってのほかですよ」
「耳が痛いな……だが、ゼルやルア、マオは今からでも改めて掟について一から学び直すだろう。部外者の若者にあそこまで言われたんだ。彼らも言われっぱなしで済ませるような者達ではない。次はこういうことにはならないと思うぞ」
アルフレリックがそう言ってニヤリと笑うと、誠司も笑みを浮かべた。そして、誠司は最後にアルフレリックに頭を下げてお礼を言った。
「今回はありがとうございました。理性的な判断をして頂き感謝します。その代わりと言っては何ですが、今後、我々を攻撃して来た亜人族達に対しては極力、相手の無力化を心がけることを約束します。しかし、殺し合いである以上、絶対に殺さないという確約は出来ません。そして、そのような事態が起こらないことを願います」
そう言うと誠司は部屋を出て階段を降りて行く。一人残されたアルフレリックは小さく呟いた。
「はぁ……末恐ろしい男だ。優しさや義理人情を見せつつも、時に冷徹さや容赦の無さ、狡猾さも見せる。……敵に回したくないものだな」
ゼルさんを少し悪く書きすぎたかな? だけど、原作読んでもあまり良い印象が持てなかったので……
今のところ、ポケモンらしさがありませんが、次回からポケモンらしさが出てくるかなと思います。