正義のヒーローヘヴンホワイティネス   作:アトラクション

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お疲れ様です、アトラクションです。

少し間が空きましたが、失踪はしてません!自分のペースで少しずつ書いております!

今回のお話はミヤコ主観のキャラネタ祭りです!

それでは、どうぞ!


42・鈴村ミヤコの研究レポート

 

 くふふ、くふふふふ。

 

 わたしは鈴村ミヤコ。皆からはドクターと呼ばれていたり、そのまま名前で呼ばれていたり・・・。

 

 只今、ヘヴンホワイティネスの捕虜として、悲劇のヒロインをしております。はい。

 

 メガネの汚れを拭き取りながら、机の上にある書類に眼を通す。

 

 わたしは今ヘヴンホワイティネスの装備メンテナンスを行いながら、今までの研究のレポートを書いていました。

 

 別にもう提出する組織に居ないから、必要なんてないし、わたし自身はそんな事しなくても、自分の研究は既に頭の中にインプットしているから、正直必要ないんだけどね・・・。

 

 でも・・・。

 

 「ギンジ君の事を書類に書き留めてると、嬉しくて身体が吹き飛びそうになるよね・・・くふふふふ」

 

 流石に部屋の中は自分の機械の熱で熱いので、白衣は脱いでるけどそれでも熱い。暑い。厚い。

 

 ギンジ君とも熱々の一時を過ごしたいな〜。今ギンジ君は、あの憎き暴走暴力連行のお猿さんである、カエデモンキーことヘヴンホワイティネスとしてのパトロールに出かけてるし、自分の研究に没頭しようかな。

 

 ギンジ君が帰ってきたら、一緒にグズグズにならなきゃ(使命感)

 

 さて、研究レポートを完成させましょう。

 

 ここから先、ほとんどの場合は、わたしの書いたレポートによる編成、そして眼を通すのもわたし。くふふふ。

 

 研究レポートをまとめた書類を上から一枚ずつめくり、修正が必要ならすぐに加筆しておきましょう。

 

 さて・・・一枚目は・・・!

 

 【佐久間ギンジ】

 

 いいね〜。一枚目からこれは幸先いいですね。

 

 とは言っても、わたしがまとめてるから当たり前なんですけどね。

 

 読み上げよっと。愛を込めて。

 

 【佐久間ギンジ】

 性別:男性、年齢:推定20前後。

 所属組織・ヘルブラッククロス、ドクターミヤコ派→ヘヴンホワイティネス。

 

 種族・人型怪人。(おそらくはこの世界の人間ではない)

 

 通称・進化の怪人

 

 能力・進化の怪人による他者の能力を自身に吸収して糧にする、闘争による進化し続ける怪人の細胞。

 

 【パラメーター】

 力S 防御能力B+ 機敏性B

 特殊耐性B 洗脳耐性A+(おそらく無効) 優しさSS

 

 わたしこと、ドクターミヤコの最高傑作。

 謀反を起こされたのは予想外だったけど、恐ろしく強い精神力と、怪人としてのポテンシャル、人間としての心を完璧に両立させている怪物。

 

 今年1月にヘルブラッククロスのアジト前に、死にかけで発見され、わたしが治療、改造、怪人の細胞の全量投与を行った結果生まれた怪人。

 

 わたしの誤算であった事は、元の人間を素体に使った結果、進化の怪人を心の中に押し留め、佐久間ギンジ(君)が外に出てきた事。

 まさかわたしの本名を当てられるとは思わなかったなぁ。愛があるからこそだね。

 

 しかしながら、どういう訳かわたしの作戦内容を知っている様で、過去幾度も先回りされて作戦を妨害されたり、一度も流していない任務を知っていたりと、とにかく不思議な人・・・なんだか考えてる事が見透かされている様で、きっと脳までわたしと一つになってるんだね・・・。

 

 【活躍】

 1月に誕生。2月は湾岸倉庫にて、犬、触手怪人と共に初陣、見事に略奪任務を成功。

 3月はショッピングモール・アモーレにてバーナー怪人との襲撃任務の出撃・・・謀反を起こす。

 オークの報告では、ギンジ君がバーナー怪人を殺害して、能力を奪ったとの事だけど、後にリコニスが色々ウラで手回しをしていたらしい。

 おのれリコニス・・・!

 有姪海岸にてタコの怪人との戦闘に入り、これを撃退。

 

 4、5月でも相変わらず組織への妨害を行い、コウモリの怪人を撃破・・・コウモリの能力である、雷、飛行を吸収。

 また、湾岸エリアからの広範囲洗脳作戦においては、犬の怪人との激戦を繰り広げた模様。これもギンジ君の勝利で終わっている。

 

 6月は退魔教会と交戦し、これを撃破。

 同月にわたしの作戦の下、誘拐に成功するも、駆けつけたヘヴンホワイティネスに逆に襲撃され、奪還されてしまった。

 変わりに、ギンジ君をフェーズ3という前人未到の領域に進化させる事に成功した。ついでにわたしも誘拐してくれて、組織から図らずとも離反に成功。

 

 7、8月は赤鬼の怪人と喧嘩したり、赤鬼の怪人の能力?の金棒を吸収。

 また、意対化市真宵町にて、ムーン・パラディースの月島ルカと協力して、サン・アンフェールの壊滅に尽力している。

 

 現在使える能力は下記の通り。

 

 バーナー怪人の炎、コウモリの怪人の雷、飛行、赤鬼の怪人の金棒、ムーン・パラディースの変身。

 さらに進化の怪人の固有能力、吸収と脳内イメージによる戦闘の補助。

 今後もわたしの為にその力を使ってくれたら嬉しくて、身体が吹き飛びそう。愛だね。

 

 女性には手を出さない事と、わたしを大切には思ってくれているので、危険度はFとします

・・・・・・・・・・

 

 「ここまで様々な事をしてるけど、こんなに自我を持つ怪人は初めてだよ・・・くふふふ」

 

 ギンジ君のレポート?みたいなモノは、額縁に飾っておこう。これはわたしの至宝です!

 

 さてさて、次のレポートは・・・。

 

 もう一枚ページをめくると、そこにあるのはまさかの嫌な奴の名前があった。わたしが一番嫌いなお猿さん。

 

 まぁ、嫌でも一度眼を通しておかないとだね。

 

 【神宮カエデ】

 性別:女性、年齢:16歳

 所属組織・ヘヴンホワイティネス、神宮財閥

 

 種族・人間

 

 通称・ヘヴン1

 

 2006年、12月30日誕生

 

 【パラメーター】※ヘヴンスーツありの時の数値

 力A+ 防御能力B 特殊耐性B

 機敏性S 判断能力C 信念B−

 

 これはわたしの嫌う怪物であり、わたしの夫である佐久間ギンジ君との距離感が近いブス。

 2月、未来人である宮寺レンと邂逅した結果、紐の怪人の襲撃任務において、同じく未来の遺物であるヘヴンリングに選ばれた覚醒者。

 

 適合率は非常に高く、本来の持ち主である宮寺レンよりも高い適合者。ソレ故にヘヴンホワイティネスの中で序列ナンバーワン。

 

 どういうわけか、ギンジ君に恋している、憎き怨敵。

 

 【活躍】

 2月、覚醒

 3月、アモーレにてバーナーの怪人、及びリコニスと交戦

 4月、組織の妨害を行う

 5月、なんかギンジ君といちゃいちゃしおって刺すぞこの猿

 6月、音楽堂に襲撃、ギンジ君をフェーズ3にするきっかけになった

 7月、砂の怪人、夢の怪人と交戦

 8月、白で構成されたヘヴンスーツが黒くなる強化状態を獲得。

 興味深いね・・・

 

 わたしとギンジ君の空間を邪魔するなら、オークに頼んで消してもらおうかと思うけど、まぁ今はいいよ・・・くふ、くふふふ

 行動力の高さはギンジ君に匹敵するので、危険度はSとします。

 わたしの最大の敵。

・・・・・・・・・・

 

 「カエデモンキーなんてこんなもんだよ!」

 

 ビリビリに破いてゴミ箱に捨てると、わたしはかなり腹が立つ自分に驚いている。

  

 「ふぅー、ふぅー・・・」

 

 だってそうでしょ・・・わたししかギンジ君と仲良くしちゃいけないし、ギンジ君だって、わたしを・・・。

 

 「・・・っ!」

 

 犬歯をグリグリとしながら、胃が痛くなる。こんな事でイライラしてたら良い女になれないね。

 

 逆立った髪を手櫛で戻しながら、次のレポートを読み上げる。

 

 【宮寺レン】

 性別:女性、年齢:推定16、7歳

 所属組織・未来のレジスタンス→ヘヴンホワイティネス

 

 種族・人間(未来種)

 

 通称・ヘヴン2

 

 2086年、■月■日生誕(おそらく本人の記述から、未来には日付が無い)

 

 2102年の未来の日本から来た、時代を超えたヘルブラッククロスの宿敵。どこか組織の事情を知る事で、ギンジ君との情報交換を行う物静かな女の子と言った印象。

 

 スーツ適合率は、カエデモンキーよりやや低い様で、その代わり身体能力の高さでそれをカバーしている。

 

 未来から持って来たモノは、ヘヴンスーツ二つ(ヘヴンリング)、タイムマシンという不思議なバイク(今は公安によって保管中だが、故障しているとの事)、ビーム剣。

 

 【パラメーター】※ヘヴンスーツ着用時の数値

 力D+ 防御能力A− 身体能力S

 戦闘知識S+ 角倉ケイタX 正義の志X

 

 未来人であり、80年後の未来から現代へと飛び立ってきては、こちらで甘白ミドリコによって保護された戦士。認めるよ、彼女は戦士だよ。

 

 冷静沈着な性格と、鋭い戦闘能力を持ち、かつ諦めない姿勢を持っている・・・きっとギンジ君よりもこの戦いにおける気持ちは強いのかな?

 

 手持ちのビーム剣は色々な武器の形状を持ち、それぞれ変更可能。しかし一度に変更出来るのは一本のみで、ハンマーとドリルを一度に二度の形状は不可能との事。武器同士の組み合わせは可能で、牙とカノン砲みたいな芸当は可能。

 

 本人の技量によるけど、あらかた近接武器は得意な模様。しかしながら、実は遠距離武器の方が得意なフシもある。

 

 スーツよりも武器との適合率が高いらしく、様々な近接武器を操れるのもそこに通じている。

 

 カエデモンキーとレンの未来の技術による装備は、全部わたしメンテナンスによって日々安心して戦ってもらってるよ!カエデモンキーのはいつか壊れればいいと思ってるけどね。

 

 角倉ケイタとは恋人の関係であり、彼のおかげで精神的にも強くなれているのかも知れない。精神を支えて、心まで支えてくれてるって夫婦?

 

 【活躍】

 ヘヴンホワイティネスとして活動する前は、ひたすら甘白ミドリコと共に後手に回りながらも、ヘルブラッククロスと戦っていた。

 コウモリの怪人やタコの怪人とも交戦していたが、軽くあしらわれていた。

 

 2月には、あの神宮カエデ・・・カエデモンキーと邂逅を果たして、彼女と共にヘヴンホワイティネスを結成。本格的にヘルブラッククロスと激突していた。

 

 アモーレ襲撃では、ギンジ君と邂逅し、共にリコニスと交戦を開始した。

 続く有姪海岸では触手の怪人と交戦し、これを甘白ミドリコと共に撃破。

 剣士の怪人との戦いでは、カエデモンキーと共に学校で交戦するも、敗北寸前まで追い詰められたが、スーツの覚醒により剣士の怪人を上回る戦闘能力をカエデモンキーと共に発動して、一度は退いた。

 

 湾岸エリアでの戦いでは、カエデモンキーと共に、ハーフムーンと交戦。これを難なく打ち破るのは、彼女達の実力なのだろうか。

 

 音楽堂の突撃における戦いでは、剣士の怪人と再び交戦。新たな武器であるビームハンマーを取り出して、これと一騎打ちを果たす。

 

 ムーン・パラディースの戦いに参加した時は、幹部のソル・レヴェンテと戦い、新たな武器蛇腹剣を完成させる。未だにスーツの三次覚醒は見えない模様だけど、潜在能力は非常に高く、その実力も未知数。

 

 また、どちらかと言えばカエデモンキー派なので危険度はA−程かな。

・・・・・・・・・・・

 

 「ヘヴンホワイティネスじゃなければ、解り会えた人かも知れないね。ま、ギンジ君に言い寄らないなら見逃してあげる。くふふ」

 

 どんどん読みあげよう。息つく暇もないまま、わたしは次のページをめくる。

 

 【甘白ミドリコ】

 性別:女性、年齢26歳(もうすぐ誕生日)

 所属組織・公安警察機構、ヘヴンホワイティネス

 

 種族・人間(本当に?)

 

 通称・ミドリコ

 

 1995年、9月9日生誕。

 

 日本を脅かす可能性のある、組織犯罪へと対抗する公安警察に身を置く凛々しい人。

 わたしの印象ではずっと後方で射撃してるだけの人だと思ってたけど、普通に戦える強さを持っている。

 

 元自衛隊の経験故か、重火器は多種多様に操れる・・・自衛隊の規模を超えている様な気がするけど、本当に自衛隊の訓練の賜物なのかな?

 

 【パラメーター】

 力B+ 恋愛D 酒A

 洗脳対策B3+ 赤鬼A+ 

 

 彼女だけは普通?人間であるためパラメーターは5つのみ。

 未来から飛んできた宮寺レンを保護して、自分の下に置いた偽善者。

 警察はわたしにとってはゴミ以下なので、この人も嫌い。

 

 自衛隊時代の訓練のおかげか精神力は非常に高く、洗脳を無効化できる強い心を持っている・・・堕とすには、身体を狙うべきだね。

 

 普段偉そうにしてるくせに、オトナの余裕を見せつけるのも嫌い。お友達にはなれない・・・ぐらいだけどね。カエデモンキー程じゃないけど、正義の為に尽力する姿はなかなか見ていて腹立たしいよ。

 

 けれども1人でヘルブラッククロスを探そうとしていた事は、素直に凄いね。普通ならあんな強大な組織、1人でしっぽを掴もうとするのは無謀だよ・・・状況が状況ならば、先に消されていたのはこの人かも知れないね。

 

 【活躍】

 元々の活動記録は不明だが、自衛隊を退職後、警察官へ。東京でキャリアを積み上げて、翌年公安へ。

 

 様々な難事件を解決する傍らで、度固化市にはびこる組織・ヘルブラッククロスの存在を知るも、情報操作によって悪銭苦闘していたのが、おそらく去年の11月〜今年の1月頭。

 

 今年の1月、宮寺レンを保護してからは二人でヘルブラッククロスを探そうとしていたようだけど、流石にしっぽを掴むには至らず・・・というかわたしを捕虜にしてるのに見つけられないんだねー草不可避。

 

 2月はレンにGPSを付けて、学校の襲撃に1早く反応、その後紐の怪人の撃退に成功する。

 

 その後のアモーレ襲撃においては、リコニスに刺されたみたいだけど、頑丈なのか5日ぐらいで完治している。人間・・・?

 

 様々な怪人との戦いにおいて後方支援の多い彼女だけど、何と言っても驚きなのが、5月の湾岸エリアの戦いにおいては、単身でサキュバスの怪人と交戦し、これにほぼ無傷で勝っている事かな。

 

 音楽堂における戦いでも、サキュバスの怪人と激戦を繰り広げた末に、勝利を収めているのは相当強い。普通の人間以上の元自衛隊・・・それを超えているね。 

 

 その後も砂の怪人との戦いや、わたしの防衛とやりたい放題している。この人人間だよね・・・?

 

 赤鬼の怪人が一目惚れしている事には驚いたけど、本人はまんざらでも無いって顔しているね。

 

 ギンジ君と赤鬼!どっちが大切なのさ!赤鬼を選びなさい!

 

 自衛隊の迷彩の制服を持ち、様々な装備を身体に取り付けた武装形態甘白ミドリコというセカンドフォームがあるけど、音楽堂ではその姿になったね。後、砂の怪人との戦いでも。

 

 今度つよつよな武器でも造ってあげようかな。そしたらわたしの防衛に役立ちそうだし。

 

 嫌いだけど話せば解る人。わたしよりは頭良くないけどね。

 ところ構わずにロケットランチャーを解き放つロケラン女帝。

 

 また、公安には武器を購入する所があるらしいけど、いったいなんなんだろうね?レンの話では、「かしわもちさん」なる人から購入やカスタムをお願いしているようだけど、詳しい詳細は不明。

 重火器の使用と、後方支援、戦闘員にのみ近接戦闘も可能な事から、わたしへの危険度はB+とします。

・・・・・・・・・・・・・・

 

 「たまにメスの顔してるね・・・ま、別にどうでもいいけど」

 

 くふふ、といつもの様に笑いながら、わたしは腕時計を見る。

 

 まだ30分も経っておらず、まだまだ時間があるから、も少し読んでいこう。

 

 コップのお茶を飲んで、一息つくと手元のレポートの形をトントンと叩き、形を整えるとすぐに次を読み上げる。

 

 【角倉ケイタ】

 性別:男性、年齢:16

 所属組織・ヘヴンホワイティネス(非戦闘員)

 

 種族・間違いなく人間

 

 通称・ケイタ

 

 ヘヴンホワイティネスが結成してしばらくは、事情を知るだけのただの一般市民だったのが、次第に本格的に仲間になるという、理解不能だけど、好きな人の為に仲間になるとは・・・。戦えないのはわたしも同じだけど・・・。

 ギンジ君が関与しない作戦においては、彼が情報収集を行う事があり、かなり的を得た情報を仲間であるカエデモンキー達に提供する事で、作戦の事前準備を進めていたりと、意外と油断ならない強敵。

 実際湾岸エリアと音楽堂の情報は彼の成果らしい。

 

 心を守る事こそが彼の戦いらしいけど、カウンセリングかな?

 

 でも勉強とかは手を抜くだらけもの。

 

 【パラメーター】※一般市民基準

 

 筋力D+ 体力D+ 頭脳C+

 進学C 情報収集B− 恋愛S

 

 【活躍】

 とくにめぼしい活躍は無い・・・が、今後も決して下には見ないでおこうと思う。なぜなら、彼の情報収集能力が、ヘヴンホワイティネス・・・ギンジ君のピンチを助けるかもしれないしね・・・。

・・・・・・・・・

 

 とくにとりとめのないモノを読んでみたけど、本当にどうでも良いね。宮寺レンと恋仲?勝手にどうぞ。

 

 さて次は・・・ああ、この人か。この人も嫌いだな。

 

 【熊沢レイナ】

 性別:女性、年齢:27歳

 所属組織・退魔教会、南度固化警

 

 種族・人間

 

 通称・退魔警察

 

 生まれも育ちも退魔教会で、ひょんなことからゲヘナミレニアムと戦っていた正義の志を持つ綺麗な人。このわたしから見ても綺麗と思ってしまう。けどまぁ、ギンジ君に言い寄る時点でギルティ!

 

 【パラメーター】

 破壊力B スピードC+ 特殊耐性A

 防御能力A 勧誘C 成長性C

 

 【活躍】

 退魔教会に身を置きながらも、警察として日々刑事の職務を全うする、善良な市民。

 

 ゲヘナミレニアムとの戦いでは、貞操や、友、恩師を失いながらもこれを撃破している。ゲヘナミレニアム自体はそこまで強い組織ではなかったけど、魔人と呼ばれる怪物達はやっかいだったなぁ・・・。

 

 退魔教会として残党である狼の魔人を追いかけながらも、同じ目的を持った小町サクラと意気投合してからは、ペアで動く事も多いらしい。

 

 コウモリの怪人、狐の闇人、狼の魔人の三者が交ざった戦いにおいては、残党である狼の魔人と交戦し、これをサクラと共に撃破。

 

 退魔教会の裏切りに合い、心を壊しかけたけども、友達である・・・如月ナルミを取り戻し、ヘヴンホワイティネスと共にこれを壊滅。

 

 その後はレイナが1人で退魔教会の南度固化市支部長を務めている。

 

 友達を助けて、かつ自分の心を助けてくれたギンジ君に惚れるのはわかるけど、言い寄るからギルティ。処刑です、処刑。くふふ。

 

 破邪、破魔の二つの力を持ち、これらを剣の形に変える事で、攻撃を可能としている。

 

 危険度はAとする。

・・・・・・・・・・・・

 

 しかし退魔警察とも繋がりを見せるとは、ギンジ君の交友関係は広がりを見せるばかりだね。

 

 「はぁ〜・・・本当に素敵だなぁ。くふふふ、くふ、くふふ」

 

 どんなに辛いことがあってもギンジ君を見てるだけで、全てが解決しそうだよ。

 

 ギンジ君とわたしが居ればこの世界は・・・。

 

 「・・・また没頭しちゃう。一度落ち着こう。うん」

 

 そうしてわたしは再び、レポートを読み上げる事を再開していく。

 

 【小町サクラ】

 性別:女性、年齢:17

 所属組織・無し(何か裏には大きな世界規模の組織がついていそう)

 

 種族・多分人間

 

 通称・魔法少女

 

 不思議な事に北度固化市にて、魔法少女としてマージ・ジゴックという組織と戦い、これを滅ぼした正義の使者。

 

 なんの組織に居るのかは不明。ヘルブラッククロス時代で調べたときには、彼女はどこの組織にも所属していないし、かと言ってまともな協力者が居ないのに、マージ・ジゴックを撃破した事には謎が多い。

 

 とはいえわたしの知る限り、ギンジ君の敵にはなっている事は無いし、今後も急にわたしの驚異にならない・・・と良いな。

 

 【パラメーター】

 魔法SS 魔力S 力D

 特殊耐性B− 男性免疫C+ 俊敏性C+(杖使用時俊敏性はAとする)

 

 【活躍】

 先ずは今から二年前、1人で魔法少女としてマージ・ジゴックとの戦闘に身を置き、これを二年かけてついに撃破を果たす。

 

 その後は残党を探しに、中央度固化市に乗り込んでくる。その際に退魔警察のレイナと意気投合して、残党探しの最中ギンジ君を襲撃。

 

 結果としてそれは勘違いで終わった事だが、その直後に狐の闇人、狼の魔人、コウモリの怪人との交戦に入り、これを撃破。

 

 湾岸エリアにおいてはリコニスと戦ったみたいだけど、よく無事だったねこの人。

 

 夏休みでも現れては、砂の怪人との戦いに加勢してくれたり、サン・アンフェールとの戦いにも参加・・・。

 

 意外と好戦的な性格なのかな?こわいこわい。

 

 ギンジ君に言い寄らないから見逃してあげるよくふふ。

 

 危険度はCとします。

・・・・・・・・・・・・

 

 しかしながら、どうにもギンジ君の周りには変な人が多いね。くふふ、皆ギンジ君の魅力に抗えないんだね。

 

 さて、次で最後だ。

 

 「えーと最後は誰だっけ・・・」

 

 【月島ルカ】

 性別:女性、年齢:17

 所属組織・ムーン・パラディース

 

 種族・人間

 

 通称・ルカ、ムーン・パラディース

 

 度固化市の隣、意対化市の真宵町という所の住人。ヘヴンホワイティネスとか、退魔警察、魔法少女とも違う、正義の組織。

 

 彼女はムーン・パラディース最後の1人だった人だね。

 健気で諦めない精神力は敬意に評するけど、しかしながらこの子はどうやら弱いみたいで。

 

 弱くとも決して逃げずに、仲間の無念を晴らす戦いをしていたのは、やはり正義の志を持つ者だからなのか・・・。

 

 【パラメーター】

 力C 防御能力B 戦闘意欲D

 機敏性B 特殊耐性B 食欲A

 

 【活躍】

 サン・アンフェールとの戦いには、最後の1人になるまで全力で戦って来た。自分が弱い事を自覚している様子ではあるけど、どんなに力量に差があろうとも敗けるつもりはないという自負、自信を持っている。

 

 そしてギンジ君の話では、残留思念となった仲間である「天体アキハ」なる人物の心と融合を果たし、今は月光の力を1人で二倍出すという、凄い事になっている。

 

 あとギンジ君に色目を使う所を確認したので刑罰モノです。

 

 サン・アンフェールとの決着後は、真宵町にやってきた触手の怪人と、紐の怪人を撃退したらしいけど、彼らを倒すとは・・・わたしの傑作達は決して弱くはないんだけどなぁ・・・!

 今後も誰かが困っていれば、すぐに手助けに来るとの事。

 危険度はB+ぐらいかな。

・・・・・・・・・・・・・・

 

 「ふう。レポートとしてはこんなモノかな」

 

 読み上げたレポートを、再びまとめてそれらを電子化する。わたしの操作でこんなのは簡単にポンさ。

 

 「・・・電子化したデータを・・・──に送信、と」

 

 片手間でそんな事をしながら、わたしは・・・自分の協力者である【ある人物】にそのデータを送信する。

 

 5分もしない内に返信が帰ってくる。暗号化されている文章は英語、中国語、日本語、数字、アラビア文字・・・様々な文字の羅列による暗号をお互いに作りながら、わたしは自分の協力者とやりとりをしている。

 

 何故か?くふふ、通話のやり取りじゃぁ、誰かにバレてしまうかも知れないでしょ?

 

 まだ・・・まだギンジ君を始め、ヘヴンホワイティネスにバレる訳にはいかないからね。

 

 それにバレて・・・ギンジ君に嫌われちゃうのは嫌だな。身も心も、わたしが欲しいのに・・・。

 

 わたしのレポートはきっとわたしの企ている計画に、きっと役立ててもらえる。

 

 頼んだよ。くふふ、くふふふふ・・・。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 ──ヘルブラッククロス・アジト。

 

 同時刻、研究棟にてドクターハルネは龍の怪人と共に、ドクターミヤコの遺産の処理に追われている。

 

 「・・・」

 

 無口な龍の怪人は何も喋らない。声は透き通るのに、重圧感を感じる。

 

 顔は幼さを見せず、まるでおとぎ話に出てくる姫騎士と言った雰囲気が似合う。髪は短めで、結ぶ程は長くない。

 

 身体は薄手のインナーシャツとカーゴパンツみたいなモノしか身に着けておらず、バランスの良い身体を強調させている。

 

 「龍、ワタシの手伝いをしてちょうだい」

 「・・・」

 

 ハルネの命令に龍の怪人はただ頷くだけ。

 

 「ねーねーハルちゃーん。ボクには何もないの?」

 

 そんな二人の真上から鱗粉を撒き散らしながら、少年の見た目をした怪人・・・毒蛾の怪人がハルネに馴れ馴れしく声を掛ける。

 

 緑の毒々しい髪色に、蛾の羽には怪人の瞳を模様が描かれ、そして半ズボンのすらりとした怪人。

 

 「ハルちゃんではありません!ドクターハルネと呼びなさい!」

 

 ハルネは何度も注意をしているのだが、それでも毒蛾の怪人は言うことを聞かない。

 

 「ハルちゃんって怒ると・・・とっても泣かしがいがありそうだよ」

 「・・・!」

 

 毒蛾の怪人の殺意を龍が感じ取ると、彼女は腕に鱗を生やして剛爪を取り出しながら、毒蛾の前に立ちはだかる。

 

 まるでその姿は、主人を守ろうとする番犬の様な姿勢だが、龍の怪人の眼は毒蛾の怪人の心臓を狙っている様に見えた。

 

 「・・・冗談だよ〜。そんな怒らないでよ姉さん」

 「・・・」

 

 毒蛾の怪人のおどけた態度を察して、龍の怪人はハルネから離れる。

 

 「はいはい。もういいわよ。とにかく、ドクターミヤコの遺産を処理しましょう」

 「・・・」

 「は〜い・・・」

 

 龍の怪人はそれでも頷くだけ。毒蛾の怪人はつまらなさそうに、ハルネの指示に従う。

 

 重たいモノはハルネが持つよりも龍の怪人が持ち上げる事で、分担作業が出来る。龍の怪人はハルネが持て無さそうな重たいモノを、率先して持ち上げる。その度にハルネのお礼を聴いて、龍の怪人は頬を少し緩ませる。

 

 「・・・」

 

 声には出さないし、自分も喋るのは苦手な方だ。

 

 だから言葉にはしないが、相手が何を言おうとしているのかは、見ていればだいたいの事は解ってしまう。

 

 (お礼を言われるなんてぇ♡♡こんなかわいい人間ちゃんにお礼を言われるなんて♡♡ああもう我慢できない♡ハルネちゃんしゅき♡だいしゅきぃぃ♡)

 

 しかし龍の怪人は変態だった。人間で、しかも同じ女性に欲情する生粋のやばい奴だった。

 

 この本性を知る者はおそらく居ない。

 

 故に、龍の怪人はドクターパープル産の怪人だが、彼の護衛部下であるハルネにも忠誠を誓っている。彼女の為ならばこの命を簡単に擲つ程に・・・。

 

 「・・・♡」

 「ん?どうかした?龍?」

 「・・・」

 

 一瞬好意的な目線を送られている様な気がしたが、それは気のせいだろう。

 

 「そういえばさ〜機械の怪人って今どこに行ってるの〜?」

 

 書類を片付けながら、毒蛾の怪人はハルネに声をかける。

 

 「機械の怪人?ああ、彼なら・・・」

 

 先月の怪人脱走の件と合わせてハルネは、ニヤリとその顔を緩ませる。

 

 「脱走した怪人の始末に向かったよ・・・」

 

 ハルネの笑顔に龍の怪人はその視線をしっかりと向ける。

 

 毒蛾の怪人は心底羨ましそうにして、その顔を歪なモノにする。

 

 「ええ〜ボクも行きたかったな〜」

 

 少年の落ち込み方をする毒蛾の怪人に、ハルネはポンポンと頭を撫でる。まるで弟に接する姉の様に。

 

 「大丈夫よ。今度、ワタシの立てた作戦が通ったら、君にもいっぱい暴れさせてあげるから」

 「・・・っ」

 

 龍の怪人がハルネの腕を引っ張りながら、毒蛾の怪人を蹴飛ばす。本気で吹き飛ばされて、毒液を撒き散らしながら本棚にぶつかった毒蛾の怪人は、キレながら立ち上がり、龍の怪人へと技を発動しようとする。

 

 殺意が充満するその空間で、ハルネは何事かと身を低くするがそこには新たな侵入者が現れる。

 

 「なんの騒ぎだ!」

 

 扉を開けて紫が怒鳴り込んできたのだ。

 

 「あの二人がまた喧嘩を・・・」

 「またか・・・」

 

 紫の仮面に手を当ててうんざりしている。この二人の相性の悪さは知っているつもりだったが、こうも喧嘩ばかりだと距離を離させる事も考えないと行けない。

 

 「それより、龍、毒蛾。君たちに緊急の任務だ」

 「・・・」

 「ああ、任務?いいよ、ボクが行くよ」

 

 肩で息をしながら、毒蛾の怪人は紫を見つめる。

 

 「いや、危険だとは思うが、君たち二人にお願いしたい」

 

 紫の考えとは裏腹に、思い通りに進まない事に苛立つ声音でもある。それを感じ取った龍の怪人は、すぐに紫にに敬礼を行い、任務への出撃の支度を始める。

 

 「に、任務の内容は・・・」

 

 ドクターハルネの質問に、紫は再び頭を抱える。

 

 「・・・機械の怪人と連絡が取れなくなったのだ。すまないが、龍と毒蛾の二人には、今すぐ現地に向かい、奴を回収してきて欲しい」

 

 その内容に同期の怪人である、毒蛾と龍の怪人はすぐに危険を察知した。

 

 「・・・機械のやつはどこに行ったのさ」

 「東度固化市・・・河川敷辺りで連絡が取れなくなった。二人の行動に全てを任せる。邪魔する者が現れたら殺しても構わない」

 

 紫の言葉はヘルブラッククロスとして、当たり前の言い方であり、それが当然という態度だった。

 

 「済まないが、私には調べる事がある。総統直属の怪人の開発も行わないといけないしで、やることがたくさんあるのだ」

 「ん・・・了解。行ってくるよ、ドクターパープル」

 「済まないね。頼むよ。研究レポートにも・・・いや、なんでもない」

 

 最後の言葉には気になる事があったようだが、紫はそれを隠す様な仕草で話してしまったが、ハルネ、龍、毒蛾の怪人はそれを全く気にしていない素振りだった。

 

 「それでは、頼むぞ」

 

 龍の怪人の敬礼と、毒蛾の怪人の頷きに、ハルネはこの二人の怪人の忠誠心の高さに関心する。あのドクターミヤコの怪人とはまた違う気迫を、その身で感じるとハルネは急ぎ怪人のメンテナンスマシンの用意に走り出す。

 

 コンディションチェックを行ってからの出撃が必要なのは、紫の怪人はドクターミヤコよりも不完全な怪人しか造れないからだ。

 

 とはいえミヤコの怪人が完璧すぎるだけなのだが。

 

 「・・・機械の怪人を見つけ次第、何を優先しても回収、その後に撤退だ。行け!」

 

 紫の司令を受けて、二人の怪人は進撃の為の準備を開始する。

 

 ハルネのチェックを受けて、悪の組織の怪人達は、アジトを飛び出して行った。

 

 (はぁ〜ハルネちゃんの手♡♡かわいい、しゅき♡一緒にゴロゴロしたい♡ぎゅーってして耳をずっと舐めてあげたい♡♡私に欲情して♡めちゃくちゃにしてあげたい♡♡冷たいおててを暖かくしてあげたい♡)

 

 龍の怪人の愛が止まらない事をハルネはまったく気にも止めていないが、毒蛾の怪人と共に、東度固化市へと飛び出して行った。

 

 悪の手は、どこまでも続いて行くのであった。

 

 

 

続く

 

 




こんにちは、アトラクションです。

今回は話しのほぼ半数がキャラネタでしたね。

たまにはこういう番外編があってもいいかも知れません。

きっちり次回につなげて行きましたけど・・・!

キャラネタ書きます

ドクターパープルとか呼ばれている大幹部。
ドクターミヤコの席を奪い、ふんぞり返っている。

ドクターハルネ
本名は真鍋ハルネ
弟は真鍋アオハル
紫に憧れを持っている。どちらかと言うと悪。

龍の怪人
フェーズ2となる怪人。今は能力詳細は不明。
無口で喋らないが、頭の中はハルネの事で一杯。変態女

毒蛾の怪人
フェーズ2となる怪人。能力は毒液、毒粉等。
ボクっ娘。少年の見た目をしているが、女の子。
頭の中は毒殺する事で一杯。媚毒もあるよ!

機械の怪人
フェーズ2となる怪人。
初登場時はマシンガンにもなり、次の登場時は人形態にもなっていた。
能力はおそらく変形系だが、詳しい詳細は不明

次回は暴力の怪人の再登場!
さらにゲヘナミレニアムの戦意喪失した残党、マージ・ジゴックの戦意喪失した残党も現れて・・・な回を予定しております。

次回もお楽しみに!拒絶の怪人も血の怪人も出るよ〜楽しみにまっててね〜頑張るから〜

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