タイトルは本気にしないでください。まだまだこの物語は完結が見えません。しかし長いなぁ・・・。
なぜヘヴンホワイティネスが完!となっているのか・・・それは本編で是非!
間が結構空いちゃってごめんなさい。実は会社の方も忙しく、新卒相手を歓迎する企画を考えたり、新卒相手にパスタ振る舞うおじさんしたりする予定だったり、終電のがして会社に泊まったり・・・
来週はまともな休日があーるー!
話が逸れましたが、本編始まります。それでは、どうぞ
二度、空を揺るがす巨大な黒い光線が放たれた。
朱に染まる魔法界の空に、遠くの雲を突き抜ける光線が通るだけで、もはやオレキエッテ帝国は絶望の表情が出てきている。
城を破壊し、山をも貫き、空を破壊する。
新たなる魔王の攻撃、そして再び動き出したその巨体。
城壁に乗り出していた赤鬼は、その光線に直撃してしまった。
黒煙が城壁に漂い、えぐれた石面にオリハル金砕棒を突き刺した赤鬼は、その瞳を強大な敵となったかつての同僚にしっかりむけられている。
無傷では無いが、それでもダメージはかなり大きい。
「・・・なぜ死んでイナい?」
骨の怪人の知性が出始めている喋り方に、赤鬼は牙を鳴らして威嚇する様にして答えを返す。
「愛があるからだよ、このボケが」
ミドリコと再開した今、赤鬼は死ぬわけにはいかない。
「もう誰にも無くさせねぇよ・・・どら、もう一回かかってこいよ、人類の敵、ヘルブラッククロス!」
「ほざいたな、赤鬼ヨ・・・」
オリハル金砕棒を両手に構えて、崩れそうな城壁の上で赤鬼が飛び出す。
こんな巨大な攻撃をもう二度と撃たせるわけにはいかない。この帝国の未来を守る為でもあり、命を救ってくれた恩義を返す為、赤い勇者は今こそ自分の全力を解き放つ。
「覚悟しやがれ!!」
めがけるは骨の怪人の大きな頭部。振り下ろすは赤鬼の勇者の武器。
賭けるはこの帝国と自分達の
分厚く固く大きな骨の頭部に、ありったけの力と渾身の空気を溜めて、赤鬼はその一撃を振り下ろした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「帝王様、ご報告です」
城壁で甲高い音が鳴るのを確認したシシリーの背後に、アラビアが駆け寄る。
城内部の偵察を命じられたアラビアの表情は明るい。
魔王の攻撃により、城は上半分を削る様に破壊されてしまっていたが、幸いにも誰も死者は居なかったとの事。
城の警備も捨てる事で、文字通り全軍防衛を図った事が兵士の命を守れた事にもなっていたのだ。
そしてもう一つが、この民帝国の命。
シシリーの后であるポモドロを始め、民は全て地下に避難していたとの事。
「つまり、確認出来うる限り、全ての民が無事でございます」
「そうか・・・いや、良かった・・・」
緊張感が少しだけ抜ける。安堵するにはまだ早いのだが、王という立場を考えれば、彼の心労からくる安堵は想像に難しくない。
「帝王サマ〜!」
再び声がする。甲高い元気な声のする方に振り向けば、そこに来ていたのはサクラ率いる勇者赤鬼の英霊達。
「トンデモない事になったな・・・」
ギンジはシシリーと眼を合わせてそんな事を言う。
「・・・2度3度とお願いする事になってしまって、申し訳ないが」
シシリーが何を言おうとしているのか、ギンジは理解した。何万モノ人の命の上に立つ彼の言葉を、聞き入れる前にギンジはシシリーの口を塞いだ。
「ちょっとギンジ!その人一応王様よ!」
無礼な態度であるのは百も承知と言ったギンジの表情。
「その先の事は何も言わなくていいぜ、帝王サマよ。俺達が・・・あいつらを必ず倒してきてやる。戦う覚悟があるなら付いてきてもいいけどな」
「ぼ、僕も行くよ。皆の助けになりたいし」
「同意。今更何があっても、私達は、あの怪人を倒さないと、行けない」
「もちろんだな。私達こそが、あの怪人を倒すべきだ。アレを倒すだけで、レンの未来がどれだけ明るいモノになるか」
ケイタもレンもミドリコもギンジに同調してくれている。一意団結しなければ、あの魔王は倒せないだろう。
「あら?あたしだけ仲間はずれかしら?あたしだってあんなのバチコーンと倒してあげるわよ!ギンジと一緒なら、あんなヘンテコ怪人に敗けたりなんかしないわ!」
「当たり前だろ!カエデ、さっさく行こうぜ!」
ギンジとカエデが強めのハイタッチをする事で、ヘヴンホワイティネスの士気は高まった。
「済まない・・・勝利の暁には、帝国の全てをもって君たちをねぎらおう」
「ありがとうよ!で、あんたはここに残ってろよ。帝王なんだから、民の所に居てあげな」
ギンジという英霊の心使いに、帝王シシリーは深々と頭を下げる。
「お待ちください英霊殿」
帝王シシリーの下に、もう一人掛け声を出しながら、鈍色の鎧を夕日に輝かせる女性が向かってくる。
「・・・不肖クリムパス!どうか、この帝国の戦いに、私も参加させていただきたい」
紫色の髪を揺らしながら、クリムパスの険しい表情を余計にこわばらせて、ギンジに頭を下げに来た。
「彼女はこの帝国でも序列1の剣士。で、あれば100人の味方をつけた気分でいいでしょう。そして・・・」
もう一人麗しい女性の声がする。
銀色の長い髪を束ねて、真っ黒で妖艶な魔法の衣、肘までかかる様なロングの手袋をみにつけた女性。
「ジェノべさん!」
サクラが喜びながら、叔母の名を呼ぶ。
「もう2000人の味方はつけないか?ヘヴンホワイティネス」
ジェノべも完全に戦闘態勢に入っている様子で、その魔力は強く唸らせている。
「おや、私が100人で、ジェノバが2000?おかしいな、それでは私の方が弱いみたいな言い方ではないか」
「事実です♡」
「今ここで証明しても良いんだぞ・・・」
喧嘩をしている場合ではないが、二人はちゃんと帝国を守る為に今名乗りを上げたのだ。
ギンジとカエデが二人を仲裁すると、シシリーとアラビアはクリムパスとジェノべに最敬礼を行う。
「必ず戻って来るんだぞ・・・」
「御意」
「オレキエッテ帝国の為、このジェノべ、全力でヘヴンホワイティネスに協力してまいります」
これで魔王討伐のメンバーは・・・。
ヘヴンホワイティネス
佐久間ギンジ、神宮カエデ、宮寺レン、甘白ミドリコ、角倉ケイタ。
オレキエッテ帝国
クリムパス、ジェノべ、小町サクラ
「兄弟、おれ達も忘れてないか?」
そんな大除隊となったギンジ達に、もう一人男の声がした。
「ケイタきゅんとギンジきゅんが行くなら、モー力を貸してあげないとな」
大柄な体躯をした牛を思わせる大男、ギュウ・コッツ。
「まぁ、めんどくさいけど・・・いいわ、協力するって事で」
平均的な女性とそんな変わらないが、内に秘めた魔力は大きいく風の魔法を操るジン・コッツ。
「鍵の争奪戦ではいい所なかったからな!このトリも手を貸してやるよ!ンゲーゲッゲッ!」
鶏冠を思わせる髪型をしている鶏の男は、火を操れる司祭トリ・コッツ。
そして最後の男は、豚鼻から強い鼻息を吹き出し、体温と外気に違いが大きいのかその鼻息はとても白い。
太い腕をマントから取り出し、ギンジ達にその力強い拳を向ける。
「我らコッツ兄妹、地水火風の司祭も英霊・ヘヴンホワイティネスに助力させてもらいたい!このトン・コッツ!兄弟の為に、動向させてもらうぜ!」
コッツ兄妹も魔王討伐の為に、ギンジに協力を申し出た。
「これに協力したとて、貴方達が帝国から離れられる事にはならないのだけど?」
ジェノべはトン・コッツを思い切り威圧しているが、トン・コッツはそれに鼻を鳴らすだけ。彼らは表向きは直属の上司、部下と言った間柄だが、実際はジェノべの手下もとい奴隷みたいな扱いを受けている。
それは過去に色々あったのだが、今はそんな事を話している場合ではない。
「おれは純粋に兄弟に協力したいだけさ。それに、あんな新しい魔王、放置して逃げてもこの世に平穏なんて取り戻せないからなぁ・・・ブッヒッヒッヒ」
混乱に乗じて逃げるよりも、ギンジに協力した方が後々の利点があると判断しての申し出であるという事が解った所で、ジェノべはやや納得気味に鼻を鳴らす。
そこへギンジが近寄り、トン・コッツと拳をぶつける。
「お前が来てくれるなら心強いぜ」
「そうだろ兄弟。このトン・コッツが来たからには、1万の味方をつけた気になっていいぞ!ブッヒッヒッヒ!」
そんなやり取りをしていると、再びクリムパスとジェノべがトン・コッツに鬼の形相で近寄る。
「私が100でジェノべが2000・・・そして貴様が1万だと!それでは私が一番弱いみたいではないか!」
「クリムパスが雑魚なのは間違いないけど、この私がこいつより下に見られるのは気に食わん!」
「え、待てよ。俺はこいつに勝ったんだから、お前らが俺より下だろ!」
何人の味方をつけたつけないでの話では、ついにギンジも入りだす。
「あんたは女の子に手を出せないでしょうが!」
カエデにより拳骨をくらったギンジは、頭部を抑えてうずくまる。
つまりカエデが一番上になってしまった。
「ふざけるなジェノべ!私は帝国序列1だぞ!」
「序列2だけど、総合的にはあなたより上なのだけれど?」
「魔女はともかく、クリムパスは引っ込んでいろ!またブヒブヒ言わすぞ!それとももうブヒりたくないのか?」
「・・・そ、それは話が違うだろぅ?」
「トン・コッツ、クリムパス・・・その話詳細に教えなさい」
「後にしろって!そろそろ行くぞ!」
ギンジの掛け声でそろそろ集中すると、全員が北の城壁に向かって走り出す。
「ギンジ、必ず勝つわよ」
「おう!怪我させないようにするからよ。お前は俺が守るぜ」
「言うじゃない下僕のクセに!ボサッとしないでよ。頼りにしてるんだから」
ギンジとカエデも走りながら軽く手をぶつけあうと、二人が最前線を走り城壁と突き進む。
「ギンジくん!作戦は?」
「無い!やりたいように攻撃しよう!」
サクラはほんの少し期待したが、ギンジのこの答えには最早笑うしかない。
「ならばコッツ兄妹は、城壁を出たらあの腕を壊しに行こう!」
「お前たちがそうするなら、私とジェノべはあの腕を攻撃しよう」
「だったら私達は・・・ギンジとカエデが、決めて」
「俺は頭部をぶっ飛ばしに行こうと思ったけど・・・」
「あたしもそれにしようかしら」
「いいだろう、私もそこについていく」
「僕も援護するよ!」
「よし!城壁に到着したらそれぞれ好きに動け!魔王をぶっ飛ばすぞ!」
それぞれの行動が決まった。城壁の上にその顔覗かせて大暴れを開始する骨の怪人をその視界に捉えると、各自作戦とも呼べない作戦を開始する事になった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「モー脚が見えたぞ!!」
ギュウの叫び声で平原を駆け抜けるコッツ兄妹は、骨の怪人が踏み抜いている平原の大地を視認する。
トンの大地の魔法、ジンの風の魔法が2つ重ねて攻撃を試みるが、そこにダメージが通っていない事が確認できる。
続いてはトリの爆炎の魔法を地面から見える踝に当てて見るが、弾かれるかの様に、その攻撃は通らない。
「どう崩す?兄者」
ジンは風のマントを翻しながらトンに聞いてみる。いつも危機的状況や、他の野盗との抗争においては右に出る者は居ない程の知略を持つ長兄トン・コッツはこういう時に憧れの視線を向けられる事が多い。
体格では兄を勝るギュウもトンに対しては、期待の視線を向けている。
「ンゲーゲッゲッ!トンの兄ちゃん、何か考えないとやばそうだぜ」
「モー・・・こういう時まで、頑張り屋さんだな・・・」
トリとギュウの向ける視線の先には、骨の怪人から発せられた魔力で復活したのか、無数の魔王軍兵士に黒い魔力を被せた、おおよそ魔王軍兵士だった者達が、様々な武器を持ちながらゆっくりと進撃して来ていた。
「ジン、この脚・・・というか新しい魔王にはどういう体制があるんだ?」
トンは冷静に分析しながらも、妹であるジンにその解析を頼んで見る事にする。
「時間かかるよ?」
「全力で、最速でやれ。変わりに、
「いやー
ジンの肩を軽く叩き、トン、ギュウ、トリは復活した魔王軍の兵士へと防衛を開始する。
本来の戦う相手とは少し違ってしまったが、無視も出来ない。
「こいつらモー魔王軍みたいな強さは無いぞ!」
「ンゲーゲッゲッ!でも殺意マシマシ麺かたって感じだな」
「強化されているのは武器や身体能力だけだ!決して一人も通すな!兄弟や、クリムパスが、向こうで戦ってるんだ!」
今日は気合いが入っているのか、トンは長兄らしく率先して敵をなぎ倒す。
大地の魔法で隆起させて敵を貫き、肉つきの良い腕や脚を使った攻撃で粉砕し、両手で敵二人の頭を掴みあげると、平原の大地に叩き落とす。
「トン兄ちゃん、今日はすごい迫力だ」
「モーたまらん強さだ」
そんな事を言いながらもトリは爆炎で敵を吹き飛ばしている。平原の草を焼かないようにすれすれを走りながら、敵が消し炭になっていく。
そしてその隣では水の糸を操りながら敵を吊し上げ、水を纏った拳が敵兵士の強化された鎧ごと叩き砕いて行く。
ジンの背後にも魔王によって操られた兵士が迫るも、ジンは人差し指と中指を顔の近くで上に向けて作ると、疾風の刃が兵士を真っ二つに切り裂く。
詠唱無しの魔法を使いながらも、見向きもせずに骨の怪人の脚に魔法の水晶で、解析を進めている。
(なんかしら攻撃が通じるはずだけど・・・)
面倒くさがりのジンも今回ばかりは、本気を出して解析を初める。
このまま脚を崩せないとしたら、何をすれば通じるのか。必死にそれを考える。
魔法の攻撃か、物理の攻撃か。それとも英霊が使う様な不思議な力が必要か。
解析の結果として出てきたのは、ただ純粋に高い魔力の数値。圧倒的な魔力多さに、薄い膜のガードがコーティングされており、異常な防御力が表に出てきているのだ。
(・・・四人で一本壊せれば・・・良い方かな?考えただけでめんどくさそ)
その巨大な柱にも見える真っ白なモノは、生命体骨の怪人の右脚である。
「・・・兄者、解析できたけど」
「結果は?」
「異常な魔力数値と圧倒的な防御力。多分コレ一つの命だけじゃない他の生命が素になった魔力が複数感じられた。めんどくさいけど、四人で頑張って一本折れるかどうかだと思う」
「・・・ブッヒッヒッヒ、上出来よ」
昼間は魔王軍と戦い、魔力を使って体力も使っている。だが、今は魔王そのモノと戦っている。
なにより自分が帝国の為に戦おうと思える事自体が、ありえない事なのだが、トン・コッツにも守りたいモノが何個かはある。
「四人全員、我ら兄妹で力をあわせるんだ!」
コッツ家の長兄であるトンが叫ぶと同時に、コッツ兄妹はここに集う。
柱の様に太く、空にそびえ立つ様な骨そのモノの脚へ向けて、コッツ兄妹はそれぞれ地水火風の魔力を放出する。
敵も迫っているが、そんなのは後でどうにでもなる。
「マジカル・アースエンド・マジックズ」
トンが唱えるのは大地魔法の最大級の攻撃魔法。
「マジカルマジカル・アクアマリン・マジックズ」
ギュウが唱えるのは男子を守ろうとする未来へ向けた、水の魔法の最終形態。
「マジックツァー・ファイアオークス・マジカルズ」
トリが唱えるのは全てを焼き尽くし、全てを灰に変える業火絢爛の魔法。
「ウィンドブルズ・マジカルマジカル・ウィークネス」
ジンが唱えるのは疾風を超え、暴風を超え、爆風をも乗り越えて、破壊しつくす撃風の魔法。
地水火風の司祭、それぞれが本気で積み上げた強力かつい協力して出す共力の魔法。
大地の光が、水の輝きが、火炎の煌めきが、風の美しさが、全て混ざり合い一つの融合された魔法へとその姿を変える。
集まるはそれぞれの属性の最大魔法。
解き放たれるは、兄妹最強の魔法。
『カッペリーニ・フォースグランドクロス!』
四人の大魔法が十字に取り囲む骨の怪人の脚を捉える。
それぞれの兄妹の出す最大魔法が、混ざり合いながら輝き、強力強大な地水火風が入り乱れる大魔法は、平原に突き刺さる骨の脚を中心に、平原そのモノを光で包みこみながら、魔王軍の兵士を消し飛ばしていく。
大きな輪の衝撃波が飛び立ち、平原の果てまでそれが飛んでいくと、ほぼ全ての魔王軍の兵士達は、その姿を闇の塊へと変えて空へと飛び去っていく。
骨の怪人の右足はその強烈な光に飲まれると、直後に大爆発を起こして、その大きな姿が隠れていく。
大きな爆風と水や炎が弾け飛ぶ四人兄妹の合体魔法は、骨の怪人に確実なダメージを与えられたのか。
まばゆい光が消えると、視界が開ける事で初めてその成果を確認する。
「今のは自信があったが・・・」
トンの視界に写ったのは、骨の怪人の無傷な脚。平原の地面に深く突き刺さったままの、巨大な脚。
「・・・モー大変だ。こんな攻撃、何回も打てないぞ」
ギュウはその無傷な巨大な白骨の脚を見て、顔を引つらせている。
「ブッヒッヒッヒ・・・もう一度試すか」
軽く言うが、その表情は疲労の色が強い。もう一度打てば、倒れるかも知れない程、魔力を今日一日で使っている。
「・・・めんどくさいけど、絶対に諦めたらダメなんだよねぇ」
ヘヴンホワイティネスと戦った事で、彼女達が諦めない心を持っている事を思い出したジンは、兄妹の中でも珍しくやる気を出している。
「ンゲーゲッゲッ・・・もう一回打って崩せなかったら、どうしようか」
「ブッヒッヒッヒ。その時は、拳で行くぞ。おれも諦めるわけには行かないんでな」
コッツ兄妹の覚悟を決めた戦いを諦めてしまったら、上で戦うギンジ達が苦戦するかも知れない。別世界の友人の為に、少しでも尽力したいコッツ兄妹は、もう一度大魔法を決める為に、四人で力をあわせるのであった。
・・・・・・・・・・・・・
「マジカル・ソーエンズ・マジックズ!ソードレイン!」
「マジカルマジカル〜ピンクミサイル!」
「マジック・マジシャンズ・マジックズ!ギガ・ハンマー!」
クリムパス、ジェノべ、サクラの3人が城壁の上で魔法攻撃を与え続ける。
両腕をめがけた3人の魔法攻撃は、まるで通用していない。
そんな攻撃をモノともせず、骨の怪人は巨大な腕を振るい、城壁に叩きつけたり、魔法攻撃を返したりと、かなり好き放題に城壁を荒らしている。
本当に倒壊するのも時間の問題と言う所である。
「兄貴!」
「おう!行くぞ赤鬼!」
そんな折、勇者赤鬼と合流したヘヴンホワイティネス。ギンジが口から業火球を作り出すと、それを赤鬼がフルスイングで骨の怪人の頭部へと叩き込んでいく。
「決めるわよ、レン!」
「任せて、カエデ」
両肩に乗り込み、それぞれ左右から首の骨を狙うのは、カエデとレン。衝撃を溜めたブーツと、大きな丸鋸に形状変化させたレンのビーム剣が当時に、首の骨を狙う。
「必殺!ハイロード・スタンプ!」
衝撃を宿した腕で飛びながら、直線状に飛び出しながらのドロップキックが炸裂する。より強い一撃を生み出すのは脚力となり、衝撃だけは骨の向こう側へと叩き込まれた。
「ビーム剣術!スプラットアウト!」
ビーム巨大丸鋸を背中、首へと回して両腕で叩き下ろす様にした丸鋸の攻撃により、カエデから来る衝撃を逃さない。
「小賢しいわぁ!!」
骨の怪人の巨大な頭部から、空気の振動までが視認出来る叫び声。
肩から鉄板等を容易に貫けそうな突起の付いた骨が、触手の様に飛び出してはカエデとレンを捉えようとする。
「させるかッ!」
城壁の物見櫓の上では、ミドリコが対怪人用スナイパーライフルを構えて、骨の怪人の細やかな攻撃を的確に妨害していく。気配が見えるからか、伸びる骨の行き先を先読みしながら引き金を引いている。
撃鉄が鳴る。力強く甲高い撃鉄の音。それが鳴ると、少し遅れて骨の怪人の攻撃を相殺されていく。
「ナイスミドリコ!」
鎖骨に乗り込んでアクロバティックに、顎骨に飛んだカエデがミドリコを褒める。
「ギンジ、赤鬼!もう一回魔法が来るよ!飛んで!」
ケイタが城壁の一番離れた所で、危機を伝えると、城壁の石床を波打つ黒い魔法が飛んでくる。
足元を絡め取り、動けなくするバインドの魔法と言うモノらしい。
「全く重いなお前」
「ヌハハ、申し訳ございやせんね兄貴」
黒い魔法にはギンジが飛翔する事で赤鬼を持ち上げる事で事無きを得る。再び城壁に降り立つかと思ったら、ギンジは滑空の勢いのまま空中で一回転する。
「行け!赤鬼!」
そのまま掴んだ赤鬼を思い切り投げ飛ばし、骨の怪人の前歯に激突させる。
「よし来た!このままコアに食らいついてやらぁな!」
前歯をこじ開けて赤鬼が空洞の口内へと侵入を果たす。
無数の魔力が漂う口内の奥へと突き進み、胸部のコアへと迫ろうとするも、勇者の前には魔法で蘇らせた、魔王アマトリの幻影をけしかける。
「・・・」
何も喋らないただの黒い揺らめきとなったアマトリの幻影に、赤鬼は問答無用で突き進み攻撃を開始する。
「邪ぁ魔ぁ!するんじゃねぇ!!」
口内での戦闘が開始された外では、もう一度魔法使い3人の連携攻撃が繰り出されている。
カエデもレンもケイタの補助魔法をもらいながら、全力で骨の怪人の攻撃を続けているが、まともにその攻撃は通っていない。
「ミドリコ!なんか兵器ないのか?」
「ロケットランチャー、ミニガン、後は・・・」
魔王アマトリを撃破する時に使ってしまったので、城崩しはもう無い。あと残っているのは・・・。
「ミヤコお手製の地形崩し、陣形崩ししか無いが・・・あれを持ち運ぶのには相当時間がかかるぞ」
「今持ってないのか?」
「ある。使ってみるか?」
ギンジが物見櫓に飛びながらも、ミドリコに兵器の存在を聞いてみる。だが決定打になるような武器はもう存在せず、手元に残っているミドリコの決戦兵器は地形崩し、陣形崩しのみ。
どちらも怪人に直撃させれば、それ相応のダメージはあるだろうが、今の骨の怪人に通用するかは不明な所である。
どちらにせよ一度きりの武器だ。ミドリコが取り出したその兵器をひとまずギンジが与ろうとその手を伸ばす。
「撃ち方は普通に引き金を引くだけだよな?」
「そうだ・・・が、両手で扱わないと大変な事になるぞ。肩が砕けそうになる」
一度城崩しを撃った事で、その砲包の反動でミドリコは後方に吹き飛んだ事を語る。最早肩だけにとどまらない破壊力だったのだが、ギンジは気にしない。
「問題ないぜ。これをあの骨の怪人の胸に見えるコアに打ち込んだらどうなるか見てみたいんでな」
「無茶するなよ・・・」
ミドリコから兵器を預かると、ギンジは物見櫓から全力で飛翔する。
右手に担ぐ、地形崩し。
左手に担ぐ、陣形崩し。
そしてその左右の武器には炎と雷を走らせて、決戦兵器の火力を上げるつもりでいる。
「英霊殿!道を開けます!」
「クリムパス、なんとしても佐久間様が有効打を撃てる様になさい!」
「私達3人で協力すればいいんだって!」
再びクリムパスとジェノべとサクラが、3人同時に魔法を唱えるとギンジにその魔法が付与される。
「ヘルブラッククロスを倒すなら、こういう魔法が必要だよね!ギンジくん!」
「ありがとうよ!力が漲ってくるぜ!」
3人がギンジに打った魔法は、力、速度、防御力が上がる魔法。これにより一定時間、ギンジは強化される事になる。
「ギンジ!」
骨の怪人の肩の上では、カエデが叫んでギンジの名前を呼ぶ。
「思い切り決めなさい!神宮財閥の社員として、必ず成し遂げるのよ!」
「任せろ!」
そのままギンジは胸部に見えるコアへと飛翔で突き進む。胸骨が開き、先端から骨の触手が伸びてくるが、真正面からそれらを避けていく。顔をかすめ、羽を閉じて降下したかと思えば、伸び切った触手を足場にして走り出して行く。
後方から絡め取ろうとする骨の先端を踏みつけると、そのままギンジはもう一度飛翔する。
速度が上がった事で、飛び立つギンジに触手は届かない。
否、捕まえられない。
コアに到達する直前で、ギンジの真下から何本もの触手が伸びて来るが、それを上に飛翔する事で追撃から逃れる。
花びらの様に広がりながら骨の触手の束が、ギンジを包みこもうと何度も何度も追いかけてくる。
「ギンジに!」
「兄貴に!」
『触るな!!!』
口内でアマトリの幻影を叩き潰した赤鬼が、隙間を縫ってギンジと入れ替わるようにして、触手の束へとオリハル金砕棒を叩きつけた。
そしてもう片方、城壁の方からは6発のロケットランチャー。赤い弾頭が触手を容赦無く爆撃していく。
「これで狙えるぜ!」
地形崩し、陣形崩し。そして炎と雷の弾丸を構えると、骨の怪人の胸部のコアへとその銃口が向けられた。
ギンジの真後ろには、命を奪おうと回転するドリルの様な触手が鋭く回転しており、今にもギンジに到達しそうではあったが、サクラが魔法で妨害すると、ギンジは今度こそその銃口を爆発させる。
「怪人開発のプロが造った、怪人撃滅用の兵器だ!」
コアをめがけたその兵器を発射した。魔王となった骨の怪人は胸骨に骨の触手を束ねて、更には胸骨を閉じようとするが、足元から響き渡る大爆発に驚き、さらにはバランスが崩れる。
「なんっ・・・だと!?」
驚愕する骨の怪人が足元に視界を移動させる。ギンジも同じく足元に視線を動かすと、写ったそこには地水火風の司祭達。
「へへへ、あいつらもやったみたいだな!」
バランスを崩した骨の怪人の胸骨には陣形崩しが命中する。強大な爆発は、空気を揺るがす。
ミヤコが造った兵器はどれも一級品。彼女一人で戦争でも起こせるかも知れない。そんな科学力を秘めた攻撃兵器は、ギンジの目論見通り骨を粉砕する。
そしてもう一つの兵器である地形崩し。ゆったりとしかし確実に前に進むその弾頭がコアに到着して、大爆発を起こす。
「ぐおおおお!!!!!!!!」
骨の怪人の咆哮。より大きな耳をつんざく咆哮は、怒りそのモノを宿している。そしてその怒りの咆哮は、やがて雄叫びに変わり、ギンジを巨大な掌が叩き落とした。
「ぶっ・・・」
油断していた事もあり、クリーンヒットしたその攻撃により、ギンジは思い切り平原の大地に叩き落された。
「兄貴ぃいぃ!!!」
触手の束の内側から粉砕した赤鬼が、ギンジ叩き落されたギンジを見て、狼狽してしまった。
それが油断となったのか、触手が赤鬼を絡め取ると、黒い魔法による爆発が触手ごと赤鬼を襲い、彼も地面に落とされた。
「ギンジ!!赤鬼!!」
カエデが悲痛な表情で叫び、次はカエデとレンが足場としている骨の肩から、触手が伸びると一瞬でカエデとレンを捉える事に成功する。
「ヘヴンホワイティネスめ・・・!イイ加減に、諦めろォォ!!!」
黒い魔法と共に繰り出される空中爆発。サクラとクリムパスがその爆発に巻き込まれ、ジェノべは最初の一回だけ避ける事に成功するも、骨から突き出た触手により左肩を貫かれ、巨大な掌で城壁へと叩き落された。
魔王アマトリが操っていた魔法を完璧にコピーし、さらに威力を上げている。
なんとか浮遊の範囲から落ちずに済んだサクラとクリムパスだが、重力を操る魔法により、南側の城壁へと落とされてしまった。
「うっああああ!!!離してよ!」
肩に貼り付けにされてしまったカエデとレンは、ヘヴンスーツのパワーを吸い取られてしまっており、まともに反撃が出来なくなってきている。このままエネルギードレインが実体に届いたら、死ぬ事になるだろう。
カエデはギンジや仲間が倒された事で、ヤケになったかの様に眼を血走らせている。
「ぐぐっ・・・ぬぅうう!!」
レンも同じくビーム剣に力を込めるが、スーツに力が入らないので、ビーム剣に想いが届かない。
そんな形勢逆転を果たした骨の怪人に、ケイタは城壁の石を投げつけるが、届くわけが無い。
「レンを、カエデを、離せ!」
精一杯の勇気を振り絞って、ケイタが叫ぶが骨の怪人は大きな怪人の瞳をギョロリと動かす。
眼が合う事で、ケイタは背筋が凍てつく思いになってしまうが、それでも魔導書を抱え込み、必死に骨の怪人をにらみつける。
「死ね」
冷たく言い放たれた言葉の直後、北側の城壁が足元から爆発を起こす。あの黒い爆発が、ケイタの立つ真下で起こった。
(あ・・・まずい・・・第一の魔法・・・!)
一瞬何が起こったのか理解が出来なかったが、ケイタはなんとかして防御魔法を自分にかけようと魔導書を強く握る。
が、次の瞬間に視界に捉えたのは、真っ白なただ広い何かの存在。それがケイタの視界を埋め尽くし、物凄い衝撃が全身に走った。
「ケイタぁぁああああーーーーー!!!!」
普段叫ばないレンが必死になって恋人の名前を叫ぶ。レンとカエデが見たその光景は、城壁の真上から掌を叩きおろし、ケイタもろとも城壁を叩き潰したのだ。
「くっ・・・よくも!」
ロケットランチャーを構えたミドリコ。しかし勇ましく戦いに赴いた彼女の周囲には、黒い球体がふわふわと複数浮いている。
その球体には瞳でもついているのか、ミドリコを視認するともちっもちっ、とミドリコの全身にくっつき始める。
「ぐっ、何を・・・!?やめ、離っ・・・」
もちもちと取り付いたかと思えば、ミドリコの立つ物見櫓が小規模な爆発に巻き込まれる。物見櫓が爆発四散し、ミドリコもろとも黒い魔法によって消し飛ばされてしまった。
「ミドリコぉ!ケイタぁ!!」
泣き叫ぶ様なレンの声に、カエデも涙が溢れてくる。
「次はお前達だぁ!」
平原に突き刺さった左脚を引き抜くと、軽く跳躍。この巨体で飛べば、空を覆う程大きく見え、着地すればその自重により足元に居るコッツ兄妹を軽く吹き飛ばす程の風圧が生じる。
北の城壁は倒壊し、勇者率いる英霊達、帝国の戦士、魔法使い、そして司祭をも、一転攻勢により瓦解してしまった。
オレキエッテ帝国に、魔王の進軍が再び開始された。
右脚がなくなろうと、両腕を匠に操りながら城下町の最初の一軒家を踏み潰し始める。
「ヘルブラッククロスの勝利だ!!!恐れ慄け!魔法界よ!!」
黒い光線を複数本背中から吹き出しながら、雨の様に降らしては大破壊を再開する。
「おのれ・・・」
シシリーがその光景を眼に入れる事で、大きな絶望が走る。
胸部を城下町の道に見せびらかす様に、骨の怪人は這う。命を終わらせる為に、この世界に地獄を送る為に。
この日・・・ヘヴンホワイティネスはヘルブラッククロスの骨の怪人に一杯食わされ、完全敗北を喫した。
「ヘヴンホワイティネス!終了!」
声高らかに叫んだ骨の怪人に、魔法界もいよいよ絶望一色の世界が出来上がりつつある。
肩に貼り付けにされたカエデとレンもエネルギーを吸収された影響か、変身が解けてするりと落とされてしまう。
「うう・・・クソぉ・・・」
「ハァ、ハァ・・・ケイ・・・タ」
木材と砂がクッションになったのか、カエデもレンもそこまで衝撃があった訳ではないが、カエデとレンの顔には生気がない。
夕日が沈み、命も沈み、静寂には包まれない破壊と絶望の魔王が帝国へと進撃を再開したのであった。
「勝った!我こそが勝った!総統閣下!我々ヘルブラッククロスの勝利は目前ですぞ!!ヘヴンホワイティネス!完!」
上機嫌なのか暗くなりつつある大空へ向けて、骨の怪人が声を上げて行く。
本当の意味での絶望は・・・ここからだ。正義は死に絶え、真の正義が魔法界に君臨しようとしていた。
「それじゃあ、誰がヘヴンホワイティネスのハッピーエンドを見る為に、今後も戦って行くんだ?俺の変わりも、ヘヴンホワイティネスの代わりも・・・」
一人の男が立ち上がった。
希望を常に持った男が、皆の希望を背負った男が。
今、この魔法界、最大最悪の魔王を倒す為に、正義を信じた悪が立ち上がった。
「俺以外、居ねぇだろうが!!」
黒い炎、紫の雷、金棒。
気合いを入れ直す為に、カエデに買ってもらったサングラスをかけ直す。
「俺が終わりになんてさせねぇよ。俺だけが見れるハッピーエンドを迎える為に、ここで終わる訳ねぇだろうが・・・!」
フェーズ3の力を最大限発揮して、佐久間ギンジが再び立ち上がる。
骨の怪人の眼の前に立ちはだかる。
「まだまだここからだぜ、ヘルブラッククロス!!」
英霊が一人立ち上がるだけで、魔法界の希望の光はまだ潰えていなかったと、期待と羨望がギンジに向けられる。
ヘヴンホワイティネスにとっても、かつてない強敵である骨の怪人。敵はより強大な魔王、ヘルブラッククロス骨の怪人。
立ち向かい、彼のモノに打ち勝てるのは、ヘヴンホワイティネスのみ。
「正義のヒーローなら、まだいるぜぇ」
「死ぬかと思ったぞ・・・」
ギンジに続いて、赤鬼、ミドリコが立ち上がり、怪我をしながらもここまでなんとかたどり着いた様だ。
ミドリコの腕を赤鬼が右腕で担ぎ、左腕ではケイタも引きずって居る。
もうこれ以上一歩も進ませない。もうこれ以上破壊はさせない。
動けなくなってしまったカエデとレンとケイタを、ミドリコに任せて、ギンジ、赤鬼は、眼の前の魔王に撃破を試みる。
「必ず!」
ギンジが声を出し。
「お前を!」
赤鬼が叫ぶ。
『倒す!!』
二人が最後の締めに言葉を絞り出した。
「いいだろう。覚悟しろ、ヘヴンホワイティネス!!軽く捻り潰してくれる!」
魔王の雄叫びが城下町に轟き、それを合図としてギンジ達は突撃を再開するのであった。
続く
お疲れ様です。
次回、魔法界編の最終決戦終幕!
次回の次回、魔法界編終わり
次回の次回の次回!ついに新章・ミヤコ救出編始動!
お楽しみに。
キャラネタ書きます
佐久間ギンジ
骨の怪人を相手に本気出すぜ!サングラスかけたらなんか気合いが入るらしい。仲間にひどい事されたからげきおこなう
神宮カエデ
ギンジが敗けたのかと思った。普段冷たくあしらってるからか、ギンジがピンチになると不安も大きくなる。
宮寺レン
何気に初めて叫んだ。かもしれない。ケイタもミドリコも彼女にとっては自分の心の恩人である。ギンジとは違うが、大好きな人たち。
甘白ミドリコ
もちもちする黒い爆弾にもちっもちっされた。爆発もしたが、自衛隊式緊急脱出技で事なきを得た。※ミドリコは人間ですが彼女が少しおかしいだけです
角倉ケイタ
骨の怪人にフルボッコにされた。魔法は寸前で間に合ったのと、魔導書発動の羽衣がわりと防御面で働いた。
小町サクラ
骨の怪人に魔力で押し敗けた人。
クリムパス
トン・コッツにブヒらされた事があるらしい。100人分の働きした?
ジェノべ
魔女。2000人分の働きした?
コッツ兄妹/トン・コッツ
魔女ジェノべの手下・・・もとい司祭。
10000人分の働きした?したか・・・右脚破壊したしね。
トン・コッツとクリムパスは一体何をしているんでしょうね・・・
二人っきりで行動している所を見たと言う人は居ない・・・
魔王骨の怪人
魔王アマトリの魔法を操り、トンデモつよつよ怪物になった。
今回、ヘヴンホワイティネスを倒して、物語を完結させようとした末恐ろしい奴。
・・・
安心してください!まだ最終回じゃありませんよ!なんだったら100話超えるよ!確定で。
次回は先にも述べましたが、魔法界最終決戦終幕となります。つまり、魔法界編は残り二話!!
その次はミヤコ救出編もは〜じ〜ま〜る〜よ〜!
それではまた次回!!