正義のヒーローヘヴンホワイティネス   作:アトラクション

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こんにちは、神宮カエデです。

現在魔法界で修行?してるんだけど、スーツの力を引き出すのって大変だわ・・・意外とヘヴンスーツの秘めたる力っていうのもよく解ってなかったから、こうやって実力を引き出せるのはありがたいわね。

あ、どうしてあたしがここで語っているのかと言うと・・・

「カエデ、どうしたの?」

ああ、来たわねレン!言ったとおりギンジも!

「なんの用だよ・・・」
「早く修行に戻らないと・・・」
「伝えたい事があるのよ」

あたしは今日サプライズを用意していたの。きっと驚くわよ・・・

「なんと!今回のお話から章が改めてキラーエリート編に乗っ取られます!」
「な、なんだってーーー!!!?」
「っていうかキラーエリートって何?」

ギンジが驚き、レンが疑問を投げかけてきたわ。

「あたしにも知らないけど、言えってあのアラビアさんが・・・」

よくわからないけど、今回から新章が始まるみたい!ワクワクするわね!

それじゃあーあたし達は修行に戻るとするわ・・・


キラーエリート編(本格始動)
70・キラーエリート・3


 夜の街を駆け抜けるオーク怪人は、やはり何の未来を見ても、まともにドクターにつながる未来は見えなかった。

 

 やはりもう一度雪の怪人に連絡して、必要ならば雪の怪人が今居る場所に向かう事も考えていた。電話でアレならば直接説明した方がこの際良いのかも知れない。

 

 時間が無いのも事実だが、変に焦って事故る可能性よりも、着実にそして確実にドクターミヤコをお救いする事の方が大切なのだから。

 

 「むっ、なんだ」

 

 オーク怪人のボロボロの軍服から再度スマホの着信音が鳴る。

 

 着信の相手は雪の怪人。泣き虫雪女は暴走しかけていたそうだが・・・。

 

 「どうした雪の怪人」

 

 駆け抜ける全身を止めて、住宅街の影に身を潜める。今まで走っていた分、一気に汗が吹き出し真夏を感じる。

 

 『あ、もしもし。オレ、暴力の怪人ってんだけどさ・・・』

 「ブヒ。暴力の怪人?聞いたことの無い名前だな・・・」

 『そうかぁ?あ、お前オーク怪人ってんだろ。こっちは知ってるぜ・・・オレの仲間が世話になったみたいでさ』

 

 暴力の怪人と名乗った男は、通話を別の人物に変わる。

 

 『久しいな、オークの』

 

 落ち着いた男性の声。それは聞いた事のある、ジェントルマンの気品溢れる喋り方だった。

 

 「ブヒ。血の怪人か・・・」

 『そうだが・・・一体なんなのだ。急に電話を変われと言われたから、少々驚いたぞ、吾輩は』

 

 驚いた・・・そう言うのであればオーク怪人も同じだ。雪の怪人のスマホからの着信において、出てみれば相手は聞いた事も見たこともない怪人、暴力と名乗る怪人が現れたのだから。

 

 『もういいだろ。変われ・・・そんでオーク怪人、雪の怪人からだいたい事情は聞いたぜ』

 

 雪の怪人の鳴き声が通話越しでも解るぐらいには泣き叫んでいる。その声が聞こえている。

 

 『なんだかよくわからんけど、お前らの敬愛するドクターってのが危ないんだろ?そんで、オーク、あんたはあのギンジととても仲が良いって聞いてるぜ』

 

 この暴力の怪人はあの進化の怪人、こと佐久間ギンジを知っている。そして自分の知らない所で、交流もしている、そんな雰囲気だった。

 

 「そこまで知っているなら話は早い。ヘヴンホワイティネスのピンチでもあり、ドクターミヤコのピンチでもある。貴様達に協力を願いたいのだが・・・」

 

 オーク怪人がこうやって他人にお願いをするなんて・・・自分でも変だと思うしなんだったららしくない、そうも思える。

 

 しかし今は協力してくれる人物を探すだけで手詰まりのオーク怪人は、本当に誰でも良いから手を借りたい。

 

 「・・・無理なら構わんが」

 『オイオイ、誰も無理なんて言ってないさ。いいぜ、オレ達も協力するよ。あのヘヴンホワイティネスがピンチなんだろ?』

 

 暴力の怪人の声はどこかソワソワした楽しみと、若干の焦りが混じりあっている。

 

 『あいつらとオレ達は友達だからな!』

 「ブヒ・・・そうか。済まない」

 『気にすんなよ。で、オレと雪の怪人は何をすればいいんだ?』

 「・・・先ずは中央度固化市に来てもらいたい。詳しい事はそこで話す。場所は、そうだな・・・」

 

 オーク怪人が目印になるモノは無いかと、辺りを見渡す。ここは住宅街エリアを抜けて、もう少し歩いたら繁華街エリアに入れるぐらいの距離感の場所。

 

 無数の車道で分断されたアスファルトの道。

 

 あと一歩でも踏み込めばここは繁華街エリア。

 

 「・・・繁華街エリアのクアッドタワーまで頼む」

 『あいよー!じゃ、雪の怪人はちゃんと連れて行くんで!待ってな。ついでにヘルブラッククロスのアジトも探しちまおうぜ!』

 

 そこで通話は切れた。あの暴力の怪人と名乗る男は、血の怪人と拒絶の怪人との知り合いだろうか。

 

 それに雪の怪人となんだか親しげにもしているらしい。

 

 「そう言えば、今雪の怪人がどこに居るのか聴きそびれたな」

 

 合流まで数分、オーク怪人は繁華街エリアのクアッドタワーを集合場所にした事を、少し後悔した。

 

 このクアッドタワーの屋上では、雪の怪人と戦ったばかりの場所だ。あの時の大雪と凍結攻撃には心底参った。暴走していたとはいえ、正直天候規模の能力を持つ怪人に勝てるのはそうそう居ないだろう。

 

 そう思うと怪人四天王としての実力は、確実に持っている怪人だと言えるだろう。

 

 「まったく恐ろしい怪人だな」

 

 オーク怪人が軍帽を直すと、一度路地裏迷宮にその身を隠す。一度アジトに戻り、防御能力を失った軍服を着替えねばならない。

 

 この路地裏にはどこかにヘルブラッククロスのアジトに通じる、暗闇の道があるのだが、長い事この路地裏迷宮に潜伏しているオーク怪人も、その場所を見つけられていない。

 

 いつもはドクターの指示によって、帰投場所を変えながら出撃と帰還を繰り返していたが、ヘルブラッククロスに外されてからは一度もその出入り口を見つけられた事は無い。

 

 不思議なモノで、その道はこつ然として姿を消しているのだ。だと言うのに、ヘルブラッククロスの戦闘員はここに姿を表しては略奪の任務や怪人との襲撃に参上している。

 

 「・・・」

 

 考えても仕方無い事だが、オーク怪人は一先ずアジトに戻る事にする。自分が取り付けて、この路地裏迷宮に隠した絶好の隠れ家に。

 

 「よし、まだ見つかっていないな」

 

 ブルーシートと木材で区切られた、お手製のビパークエリアは、誰にも侵入されていない様だ。

 

 ここに隠している何着もある、ドクターミヤコ製の新品の軍服に袖を通すと、気持ちを新たに引き締める。

 

 もうリコニスに遅れも取らないし、自分のするべき事として確実にドクターミヤコの居場所を特定する。

 

 「さて・・・行くか」

 

 雪の怪人と暴力の怪人からの連絡はまだ来ない。

 

 先にクアッドタワーに向かうオーク怪人の足取りは、とても軽かった。

 

 月の明るさもさる事ながら、この繁華街の人気も時間と共に徐々に薄れて行っている。決して人が居ない訳ではないが、それでも22時近くになると閉店するお店も多くなってくる。

 

 そんな中サングラスを付けずに、オーク怪人はわざと強い一歩を踏み出している。その仰々しさと強い殺気は、誰も近寄ろうとはしないぐらいには強い。

 

 見た目だけの判断で、誰もオーク怪人には近寄ろうとは思わないし、間違っても道を塞いだりはしない。

 

 繁華街エリアの左右の戸締まりされた店舗エリアを歩き、この道をまっすぐ行けば見上げる高さの、繁華街エリア最大のタワーオフィスビル・クアッドタワーがイヤでも眼に入ってくる。

 

 「ここで待つか・・・」

 

 クアッドタワーの裏口にほど近い、影の濃い一枠でオーク怪人は待つ事にする。

 

 しかしながらここの不気味さと、怪人が潜んでいそうなイメージのある影溜まりは、オーク怪人には落ち着きを取り戻してくれそうな雰囲気がある。

 

 趣のあるこの影は全ての怪人にとって、くつろぎの場所だろう。もしこんな所をドクターミヤコに紹介できたら、きっと彼女も喜んでくれるだろうか。

 

 「ブヒ。ドクター・・・どうかご無事で・・・」

 

 オーク怪人が誰に聞こえるでも無しに、一人言を呟く。

 

 そして確定未来を覗いてみる。

 

 ノイズの走る映像において、出てくるのは幸せそうなドクターの後ろ姿。

 

 「・・・?」

 

 その後ろ姿の足元には、血だらけで倒れるオーク怪人。全身をバラバラにされた映像がオーク怪人の記憶に刻まれた。

 

 「・・・なんだ、この未来は?」

 

 ありえない。まさかドクターミヤコが自分を殺しに来た様な、そんな映像。心なしかドクターが成長なされている様な、そんな体格・・・。

 

 「ありえん!」

 

 敬愛なるドクターと戦う事になっても、力比べであれば確実のオーク怪人が勝つ。もっとも何があっても手を出す事は無いのだが。

 

 では・・・この確定未来の映像は・・・。

 

 まさかドクターには既に洗脳されていて、この私を殺しに来るのだろうか。そうだとすれば、攻撃なんて出来ずに殺されるかも知れない。

 

 このオーク怪人は1にドクターミヤコの安全。

 

 2にドクターミヤコの信頼。

 

 3にドクターミヤコの幸せを重んじて行動している。

 

 安全という面においてはギンジに預けていれば、問題無くかつ幸せを守れるからだ。こんな事になってしまったが、結局は無事にドクターミヤコを取り戻せればそれで良いのだから・・・。

 

 「ブヒ・・・必ずやお救いしてみせます。ドクター」

 

 今日だけで何度も呟いている言葉だが、言う度にオーク怪人の決心が硬く強くなって行くのであった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 ヘルブラッククロスのアジトはいつも近未来的な黒い壁と、薄暗い道で構成されている。初めて訪れれば、その人はまるで病院みたいだと、研究所みたいだと、言葉を並べる。

 

 実際研究所が大半を閉めているこのヘルブラッククロスのアジトは、それぞれ大幹部フロアと呼ばれる大きなエリア区画もある。

 

 そこには大幹部柏木タツヤが率いる部隊、柏木派の居住スペースで無数の戦闘員がボッコボコにされている。

 

 「あーリコニスさん、もうそこまでして頂けませんかねぇ?」

 

 柏木タツヤがリコニスを裏切ったお詫びとして、死なない程度に憂さ晴らしをして良いと聞いた途端、リコニスは一心不乱に戦闘員を暴力の限りを尽くしていた。

 

 (予定が狂いましたねぇ)

 

 本来ならばここにリコニスを読んで、自分の手下達にリコニスを食わせる予定だったのだが・・・。

 

 まさか武器を使わなくてもここまで一方的に大暴れをするとは、誰にも予想が出来なかった。

 

 タツヤにとってみてもこのリコニスという大幹部は、自分の欲求とヘルブラッククロスの未来には確実に邪魔になると判断している。総統に言われたとかではなく、自分の中で危惧しているだけではあるのだが。

 

 「あーーーームカつくムカつくムカつくムカつく!!」

 

 黄金のレガースが戦闘員の股間を踏みつけると、戦闘員は仮面越しからでも解るぐらい青い顔で力尽きる。リコニスがそれを確認すると周囲を見渡し、足元で痛みに苦悶する【まだ動ける】戦闘員を再度痛めつける。

 

 パワードスーツによる防御力もモノともしない、リコニスの圧倒的な関節技や、角材を使ったどたまかち割りに、タツヤ派の中でも屈強な戦闘員がひたすら削られていく。

 

 「はーっはーっ・・・」

 「いい加減機嫌を直してくださいよぉ、リコニスさん」

 

 これは本心から言っているが、リコニスがタツヤに振り返ると、黄金の刀を引き抜いて、づかづかと強い踏み出して迫ってくる。

 

 「ギンジちゃんをよくも・・・」

 「おやぁ、そんなにお気に入りだったんですか?」

 「・・・」

 

 リコニスとて別にそこまでギンジに肩入れするつもりは無い。どちからかと言えば、佐久間ギンジとは万全な状態で殺し合いをしたいだけなのだ。

 

 なのにどうしてこんなに苦しくなって、こんなにイライラが収まらないのだろうか。

 

 自分でも解らないギンジへの想いを、リコニスはこの一方的な暴力で発散していく。

 

 「くっふふ、まぁまぁそんなに怒らないでもいいんじゃない?」

 「まーた変なのが来たわね。殺すわよ」

 

 タツヤの居る部屋にやってきたのは、紫の造った新しい怪人。

 

 「お初にお目にかかります。本日より【ママ】の防衛を任された、ドクターの怪人です」

 

 ギンジに良く似た声、ギンジとミヤコに似た輪郭に、リコニスは頭の中で血管が千切れんばかりの沸騰を感じた。

 

 「殺すわよ・・・本当に!!」

 「お気に召しませんか?これこそ、ギンジちゃんの模倣体ですよ、リコニスさん」

 

 模倣体。どういうわけかこの怪人はギンジとミヤコの見た目を写しているらしく、ぱっと見は本当にギンジに似ているし、横顔はミヤコにそっくりだった。

 

 二人の顔が混ざりあうその姿が、見ただけでリコニスの逆鱗に触れた。

 

 「あんたがギンジちゃんを【ちゃん】付けで呼ばないでくれる?」

 「あれこれ駄目だ駄目だと・・・わがままなお人だ」

 「なんかムカつくのよ・・・」

 

 二人の大幹部の殺意が増した会話を聴くと、ドクターの怪人と名乗るその男が声を出す。

 

 「ママに合わせてほしいんだけど・・・」

 「・・・まだ駄目です。式場を開くので、そこで合わせてあげますよ」

 「えー・・・俺ママに会いたいよぉ」

 

 このギンジに似たルックスでママと発言する。マザコンなのだろうか、少し気色悪い。

 

 「ママって誰のことよ・・・!」

 「あーわたくしは知りませんよ?でもまぁ、だいたいは分かりましたけど。このお方でしょう?」

 

 タツヤが一枚の写真をドクターの怪人に手渡す。その写真の中に写っているのは、鎖に繋がれたミヤコの姿があった。

 

 「くっふふふ、ママだ〜!」

 

 ミヤコの写真は憔悴と疲労しきっいて、破かれたセーラー服のまま、両手を鎖に繋がれた狂気的な写真。そんな写真を見てこのドクターの怪人は本当に母親を見る様な笑みを浮かべている。

 

 「ママにはどうしたら今すぐ会えるんだ?」

 「あーー・・・そうですね」

 

 タツヤが頭をかきながら、ドクターの怪人へと一つ提案をする。実際ここにミヤコは居ないのだから、適当な事を言ってこの場から離れてもらうのが良い。

 

 おもちゃ(ミヤコ)をゆっくり壊せなくなってしまうから、こんな紛いモノの息子にはさっさと退場してもらおう。

 

 「そうですねぇ・・・ああ、そうだ繁華街エリア、分かりますよね?そこに行って、逃げたヘヴンホワイティネスを見つけてきて下さい。そして・・・そうですねぇ、貴方のお父様でもここに連れてきてください」

 「パパにも会えるのか!?行く行くやるよそれ!」

 「貴方のお母様の心を傷つけたならず者ですよ。必ず生きたまま捉えてくださいね」

 「そうねぇ・・・私がぶっ殺してやりたいの」

 

 産まれたばかりの子供に間違った知識を植え付けるのは、リコニスもタツヤの得意だ。特にリコニスは過去にバーナーの怪人を誑かした事もある。

 

 「ヘヴンホワイティネスは殺せ・・・そう言われてるな、確か」

 

 ドクターの怪人が何か思い出した様に、そんな言葉をぶつぶつと喋り始める。

 

 「そうだ・・・パパはヘヴンホワイティネスだったっけね〜?」

 

 リコニスがまた悪魔の表情で三日月の口を作る。こういう時、本当に人の心を踏みつけるのは上手い。

 

 「パパは殺さなくてもいけど、ヘヴンホワイティネスと一緒に居るのだったら・・・連れてこないとねぇ???」

 「・・・俺に全部まかせとけよ。くっふふ!」

 

 何の疑いも持たずに、ドクターの怪人はこの部屋から飛び出していく。

 

 どうして繁華街エリアに?とか、どうしてママはこんな状況に?とか。

 

 一切の疑問を持たずに、ドクターの怪人が走って行ったのを確認すると、タツヤとリコニスは部屋に戻る事にする。

 

 「で、あいつどうすんのよ」

 

 先程とは打って変わって、狂気的な笑みを浮かべるだけになったリコニスは、タツヤに向かって悪辣な態度を取るばかりだ。

 

 無知な怪人をからかう事で、少しだけスッキリしたのだろう。

 

 「そうですねぇ・・・ま、死んでもらってイイんじゃないんでしょうかね。そもそも繁華街エリアに誰が居るかなんて知りませんし、適当に暴れてヘヴンホワイティネスを呼び寄せるもヨシですし、ただ暴れるだけでもヨシとしましょう・・・正直、このタイミングでここに怪人が来るのも、紫・・・ああ、今はドクターパープルでしたかね?彼の差し金でしょう」

 

 脳内で色々のな事柄と繋ぎ合わせていく。きっと自分がミヤコを攫った事をドクターパープルは気づいている。何かの事情でそれを確認したのだろう。誰がその情報を流したとかは最早どうでも良いが、あのドクターの怪人をここにけしかけて来たのだろう。

 

 尤も、どう探しても・・・ここにドクターパープルが敬愛していた、ドクターミヤコは居ないのだ。

 

 「どこに居るの?私、ミヤコを泣かしたいんだけど」

 「教えると思いますか?まったくごうつくばりで、欲張りなお方だ」

 

 二人の大幹部が再び殺意をむき出しにする事で、部屋の中は非常に気まずい空気感を醸し出す。それと同時に戦闘員達は、なんとか命からがらタツヤの部屋から脱出するのであった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 「よーう、来たぜ」

 

 クアッドタワーを見上げられる影にて、暴力の怪人がそのまんまの姿でオーク怪人の前に姿を表した。

 

 唯一いつもの怪人と違うのは、サングラスをかけている所だろうか。

 

 「ブヒ。来たか・・・こうして会うのは初めてだな」

 

 オーク怪人と暴力の怪人が二人して向かい合うと、雪の怪人もオーク怪人に近づく。

 

 「久しぶり・・・っていうほどでも無いけど」

 「そうだな。お前も無事にここに来れてなによりだ」

 

 見れば雪の怪人もサングラスをかけている。

 

 何故この夜という時間帯で、二人の怪人がサングラスをかけているのか。

 

 「あ、オーク怪人は知らない感じ?」

 「ブヒ・・・何をだ」

 

 暴力の怪人がやたらフレンドリーにオーク怪人に話しかけると、肩に手を乗せて話してくる。おろしたての軍服にシワがつきそうでイヤだったが、そこは気にしない事にする。

 

 「オレ達怪人って、人々?に怪人として認知されてないなら、サングラスをかけるだけで変装出来ている事になるらしいぜ」

 「ほら、手鏡で見てご覧なさいよ」

 

 暴力の怪人の姿が、ただの両性的な人間の姿になっている事が確認出来る。

 

 雪の怪人も同様で、奥ゆかしさと凛々しさを保つ、着物美人になっていた。もしただの人間としてこの姿になっていれば、オーク怪人が抱いていたかも知れない。それぐらいの美女が手鏡に写っていた。

 

 「てっきりギンジの猿真似をしているものかと・・・」

 「あいつはいつもサングラスだからなぁ・・・外せばいいのに」

 「それじゃあバレるでしょ・・・ふふっ」

 

 どういう訳か雪の怪人と暴力の怪人の距離感は少し近い。

 

 そこには恋愛という面は見えず、頼りになる相棒と言った信頼関係を築いている様に見えた。

 

 「それで・・・オレ達は何をすればいいんだい?」

 

 暴力の怪人が丸めた鞭を指先でいじりながら、オーク怪人に聞いてみる。

 

 「ドクターの居場所を突き止めたい。どこに居るのかは不明だが、敵には公安に所属している者も居るのだ・・・それがまさかあの大幹部柏木だとは思わなかったがな」

 

 夕方にギンジをも負かしたあの怪物と、タツヤによるミヤコの誘拐。これを阻止出来なかった事で悔しさがオーク怪人には残っている。

 

 「柏木が・・・ミヤコ様を攫ったの??」

 

 オーク怪人の発言により、雪の怪人の額には血管が浮かび上がる。

 

 「そう・・・それだったら・・・話が早いわね・・・」

 

 いつも見たく泣き叫ぶかと思いきや、雪の怪人は静かな怒りを灯していた。人間を助けたいとも思わない彼女が、唯一助けたいと思う人間、唯一この命に変えても守りたいと思う、心を作ってくれた恩人こそが、ドクターミヤコなのだ。

 

 そんな彼女が攫われたと聞いただけで半狂乱になったが、こうして直接会って話を聴くだけで、雪の怪人はとてつもない怒りにその身を焦がし始める。

 

 「公安に行けば良いかしら・・・?」

 「あーあの大幹部ってそう言えば公安警察の一人だったな。オッケオッケ、オレ達がやるべき事が段々見えてきたぜ」

 

 したり顔で喋る暴力の怪人がクアッドタワーの向こう側に鞭を向ける。

 

 その先にあるのはオフィスビルエリア北口。そこで何かしら柏木タツヤについての情報を手に入れるべきだろう。

 

 もちろんそこに居るのであれば、ミヤコのお礼参りとして、確実に殺すつもりなのだが。たかが公安の人間一人、雪の怪人にも暴力の怪人にも殺せないわけが無い。

 

 「・・・確かに公安局に向かうのは、良い選択肢だ。ならば私も共に向かおう。あいつの行き先、そして出どころを調べねばなるない。それと何があっても、人間を助けろ。出来る限りな」

 「もちろん3人で行くつもりよ。そして絶対公安の奴らを今度こそ凍結してやるわ!!」

 

 3人の怪人が手で円陣を組むと、月の夜空に手を上げる。

 

 こうして歪ながらも怪人の同盟が出来上がった。完全に暴力の怪人は状況があまり解っていないのだが、楽しそうだからいいやの精神で付いてきている。

 

 「よーし、とりあえず公安の奴ら全員しばき倒せばいいんだろ?任せろ、そういうのは楽勝よ」

 「違うぞ暴力の怪人。人間はできるだけ助けろ。それがドクターの幸せに繋がる。何かしらの問題があれば・・・そう、例えばヘルブラッククロスの怪人が襲ってきたら・・・止むを得まい」

 

 もう触手、犬、紐と仮に戦う事になっても、オーク怪人は覚悟を決めている。

 

 「・・・済まない、先に行け」

 

 オーク怪人が軍靴を揃えて鳴らすと、月夜が照らす道の向こうに何者かの気配を感じ取った。

 

 明らかに敵意を感じ取っており、ここで戦闘が起こるのであれば、救援に来てくれた二人に面倒な事をさせるのも申し訳ない。

 

 オーク怪人の言うとおり、雪の怪人と暴力の怪人が頷き合うと、オーク怪人にこの場を任せて、二人はオフィスビルエリアへと向かう事にした。

 

 「・・・今更どんな怪人が来ても驚きはしないが、どうせ紫の造った怪人だろう。さて、どんな奴なの・・・だ・・・」

 

 道の向こう側から確認出来たのは、ただの人影。しかし月夜に照らされたその顔が近づくにつれ鮮明になればなるほど、オーク怪人には衝撃と驚愕、さらには戦慄が走る。

 

 「なぁ・・・」

 

 その者の声音は聞いた事のある、とてもギンジに似ている声。

 

 イントネーションとかはミヤコに似ているだろうか。

 

 歩き方は男性的で、どことなく礼儀正しい歩幅で、オーク怪人へと向かってきている。

 

 そこに居るのが怪人だと理解しており、自分も怪人だからなんとなくそこに怪人という敵が居る、そんな感覚。

 

 「お前・・・怪人だよな?」

 「・・・!?」

 

 月夜にその顔が照らされ、艶のある黒髪と・・・ギンジにも敬愛するドクターミヤコにも似た顔が現れた事で、得も言われぬ大きな衝撃がオーク怪人の心に落とされた。

 

 「いつの間に・・・ご子息を・・・ドクター!!」

 

 その発言は歓喜か驚愕か・・・。

 

 「ゴシソク??なんだいそれは」

 「ブヒ・・・聴きたい事がある・・・お前は」

 

 オーク怪人が聴きたい事。それは間違いなく、眼の前の怪人がドクターミヤコとギンジとの間に産まれた子供なのかどうかを知りたかったのだが・・・。

 

 「おっと!」

 

 動揺を隠しきれていないオーク怪人へ、薄茶色の弾丸が飛んでくるが、それを簡単に腕ではたき落とすされる。

 

 動揺もしている中での不意打ちで撃たれた弾丸だが、攻撃的意識には直ぐに対応出来る様子。

 

 「やるなぁ!これならどうよ!」

 

 次は紫色の禍々しい塊が飛んでくる。ひと目見ただけで解るそれは、毒。猛毒の塊がオーク怪人へと向けられていた。

 

 「俺も知りたい事がたっくさんあるんだ!先ずは同じ怪人なのに、組織の外に居るお前に洗いざらい吐いてもらうぜ!」

 

 舌の変わりに触手を口から飛び出させるその仕草に、何か怪人としての優劣を付けられた感覚がして、オーク怪人はこのギンジにもドクターにも似た怪人と対峙する事になった。

 

 「・・・ご子息に手を上げるのには、心が痛むが・・・」

 

 それでもオーク怪人は逃げない。逃げればここに残る謎と、これから起こりうる敗北の一手を造ってしまいそうで、逃げる事だけはしたくなかった。

 

 実力は傍から見ればオーク怪人の方が上だと、自負があった。

 

 果たして・・・。

 

 「そう見えても・・・勝てるか?」

 「やってやるぉぉぉ」

 

 眼の前のギンジにもドクターにも似ている怪人は、半ば暴走でもしているのか、その眼は血走っていた。

 

 (ドクターも今よりご成長なされば、きっとこの様なお姿に・・・)

 

 砂と炎、雷と毒、龍と触手を交えた猛攻撃が、オーク怪人に、そして強烈な交戦音が月夜に照らされた繁華街に響き渡った。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 粘液に浸された硬く冷たく、しかし夏の熱気が包み込まれた公安局の廊下に、雪の怪人と暴力の怪人が現れた。

 

 アキラにとって信じがたい存在が、また新しく二人も現れた。

 

 「って言うのが、オレ達がここに来た経緯だぜ」

 

 柏木タツヤの存在、そしてそこに何故タツヤが関わっているのか、諸々の説明を聞いたアキラにとって、公安警察の威信にかけた全てが音を立てて崩れ去る思いになった。

 

 この世の中の平和と秩序を守る警察の中に、誰もが無視出来ない巨悪の一部が抱え込まれていたとは。

 

 「アハッ♡もうそろそろイイかな?♡」

 

 女王ナメクジの怪人が、口から一筋の粘液の放出する。潤いたっぷりの唇から艶めかしい液体が飛び出す事で、雪の怪人への挑発を取っていいる様に見える。その粘液が床に落ちるだけで、ぷるぷるで生臭さが漂ってくる。

 

 目に見えたその挑発に、雪の怪人は眼をそらさずにまっすぐ女王ナメクジの怪人に敵意を向けた。

 

 「ヤル気になった♡」

 「そうね、殺る気よ」

 

 黒い扇子から氷結の粒が生み出されると、それらが結晶の形となり、粘液を凍てつかせる。

 

 乾いて潤いを失った粘液は、またたく間に効力を失っていき、女王ナメクジの怪人は身体を抱く様にして両腕を締める。

 

 「やーだー♡・・・寒いの嫌いなの♡」

 「こっちもこの粘液嫌いなんだよ!イラっとするぜ!」

 

 ピシッと伸びた鞭を取り出して暴力の怪人が、氷の粘液を叩き壊す。怪人なら皆大好きフルスイングで、女王ナメクジの怪人に向かって大小様々な塊を吹き飛ばす。

 

 「ちょっとー痛いじゃない♡痛くされるのも好きだけど♡」

 「それじゃあ、もっと痛めつけてあげるわ!」

 

 くるりと手元で回した黒い扇子と同時に、雪玉が召喚されると空中で回転をして勢いを増していく。高速回転をしながら撃ち出された雪玉は、女王ナメクジの怪人の胸の真ん中に命中する。

 

 「こほっ♡」

 

 雪玉と言えどもその威力は硬球に匹敵する。おおよそ人間には不可能な速度で叩きつけると、次は暴力の怪人が両手に鞭を取り出す。

 

 「行くぜ!」

 「はぁーん♡イカせてイカせて♡」

 

 人間の女性に言われるならば非常に興奮するのだが、相手は得体のしれない怪人。興奮よりも殺意が湧いた。

 

 「勇気ある者の一撃(ガラハド・スパンク)!」

 

 両腕ひと振りずつ、2撃に見せかけた同時のふり降ろしにより、女王ナメクジの怪人が後方へと押し込まれる。

 

 「かーらーのっ!」

 

 勢いを止めずに暴力の怪人が鞭を更に大きいモノに変える。今度は身を捻りながら回転を加え、勢いが更についた鞭のひと振りが与えられた。

 

 「臆病者の一撃(ベティヴィエラ・スパンク)!」

 

 思い切り横胴一閃の一撃が当たると、気持ちよさそうな幸せの声を上げながら、女王ナメクジの怪人が粘液でなみなみになった公安局の廊下の奥へと吹き飛ばされた。

 

 「すごい・・・これが怪人なのか・・・」

 

 アキラはその攻撃のやりとりを見ていると、関心してしまう。人間なんか簡単に手中に収める事の出来る、あの粘液怪人が、雪と暴力と名乗る怪人を相手に一方的に戦っていたのだから。

 

 しかし良い事はそう長くは続かない。

 

 「うー・・・っラァァアアア!!」

 

 暴力の怪人が勢いついてしまったのか、アフロヘアが揺れるほどに、凄まじい闘気を放出している。雄叫びと同時に叫びだしたその咆哮が、ますます暴力の怪人を走りださせる。

 

 「・・・人には暴走するなって言ったクセに・・・しょうのない怪人だこと」

 

 雪の怪人が暴力の怪人の背中を追いかけようとした瞬間、動きを止める。急ブレーキに似たその動きは、どこか可愛らしさも残っている。

 

 「貴女、助けたい人がいるのでしょう?誰かは知らないけど。ここは任せて行きなさいな」

 「しかし・・・」

 「ここに残れば貴女の無事は保証されないわ。行きなさい。そしてここは・・・」

 

 雪の怪人がアキラの手を握って立ち上がらせる。ひんやりした手はとても心地が良く、アキラに冷静さを取り戻させる。

 

 「ここはレジスタンスに任せておきなさい。ヘルブラッククロスが相手なら、私・・・本気を出せるから」

 

 にっこり微笑んだその表情は、着物淑女と言うのがぴったりな印象を持ち合わせ、それと同時に戦いへ赴く戦士の様な力強さも持ち合わせていた。

 

 「ご協力・・・感謝いたします!」

 

 本来ならばこんな事言うなんておかしいと、アキラ自身がそう思う。けれどこの緊急事態において、命を救われたのだ。

 

 あの粘液に触れて、快楽で歪んだ被害者を見て、アキラはどこか羨ましいとさえ思い初めてしまっていた。全ての苦労から開放され、あんなにだらしない顔になれるならば・・・と。

 

 だけど違う。自分は公安警察で、人々の平和を守る正義の執行者なのだ。

 

 「この恩は必ず・・・!」

 

 ピンヒールを強く鳴らして、アキラは公安局の上を目指す。何故かヘルブラッククロスが藤原を狙っているのだ。彼には色々と聞かないと行けない。

 

 公安局での戦闘が激化していく音を聴きながら、小鳥遊アキラは迷いなく公安局20階へと駆け抜けるのであった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 「レイナさん!」

 「こっちは大丈夫だ!」

 「やばいね・・・?」

 

 工場エリアを抜けて南度固化市へと向かう傍らで、無数の戦闘員を切り抜けて、ルカ達3人は南方面の住宅街エリアを抜ける直前だった。この道を一本、そこを抜ければレイナの住んでいる南度固化市まであと少しなのだが・・・。

 

 この夜道において開放感のある通路で、まさか怪人から襲撃を受けるとは思わなかった。

 

 両腕の機関銃は容赦なく火を吹いて、逃走を図る彼女達にその弾丸が放たれた。

 

 朝、レイナと交戦した銃の怪人が、頭の砲身を斜めに斬られて憤慨しながらも逃げたのだ。必ず仕留める・・・そう言い残して。

 

 「ギャーハッハッハ!あのまま終わると思ってたのかァ?」

 「なんてうるさい声だ・・・」

 

 ルカが銃の怪人の声に耳を塞ぐ。

 

 「ここは僕にまかせてくれ!」

 

 ムーン・パラディースのバトルスーツに変身すると、ルカはブロック塀を蹴り出して、夜空に舞う。身体を折りたたむ様にして、身を撚る事で、反応に遅れて飛んできた銃弾の嵐を盾と共に切り抜ける。

 

 着地に成功すると、体重を乗せた盾による体当たりで、銃の怪人を突き飛ばす。そこへレイナが連携を上手く組み込み、破邪の剣が両手両足に突きこまれ、貼り付けの形でアスファルトに倒れる。

 

 「そこの女の子はムーン・パラディースだよなぁ?その強気な表情、引き締まった身体、ぜぇーんぶ大好きだぜ!結婚しようぜ、結婚!」

 

 この状況になっても銃の怪人は軽口を叩いている。モノの数秒で破邪の剣を粉砕して立ち上がると、銃の怪人の全ての銃口がルカに向けられている。

 

 「断る!」

 「ギャーハッハッハ!じゃあ嫁になってくれよ!一目惚れだからさぁ!」

 

 そうは言ってもその姿勢は間違いなく殺す気100%の格好であり、銃の怪人がけたたましい高笑いを上げている。

 

 (結婚だってよ・・・気色悪いわね)

 「まったく同感だよ!第一僕の好みは・・・!」

 

 銃弾を盾で防ぎながら、ルカが叫ぶ。

 

 「強い男が好みなんでねっ!」

 「じゃあこの銃の怪人が好みって事じゃねーか!」

 

 両腕の機関銃とルカの盾が激突する。甲高い金属の音を鳴らして、両者の譲らない突進が、夜の住宅街に響き渡る。

 

 このまま戦闘が長引けばギャラリーが飛び出し、変な事故が起きかねない。

 

 「早く倒れろ!」

 

 レイナが強く言い放つ。

 

 「お前との結婚なんて断固拒否だ!」

 

 ルカの月光盾も輝きを増して、銃の怪人と激突を再度繰り返す。

 

 「ギャーハッハッハ!どっちにしても、お前らは逃がすなって指示なんだ!ヘヴンホワイティネスの生き残りがどこに逃げたか・・・教えてもらうぜ!」

 

 この怪人の目的は他の戦闘員同様、ヘヴンホワイティネスの捜索らしい。ならば正義の志を持つ彼女達は、なんとしてもこいつを倒さないと行けない。

 

 「絶対に教えるモノか!」

 「スリーサイズ教えて」

 「絶対に教えるモノか!!!」

 

 銃の怪人に求愛されながらも、本気の銃撃に翻弄されてしまう。

 

 この怪人を倒さねば、ルカにもレイナにもイロにも、明日は訪れない。そう思わせる不可思議な殺気を感じた。

 

 ヘヴンホワイティネスを守る為に、平和を守る為に、彼女達の長い戦いが幕を開いた。

 

 

続く

 

 

 

 

 




お疲れ様です

ミヤコ救出編から本格的にキラーエリート編に乗っ取られました。

実はこういう風に章が章に乗っ取られるお話を書いてみたかったのです。

キャラネタ書きます

月島ルカ
銃の怪人に求愛されたが、断固拒否した

オーク怪人
ギンジとミヤコ似ている怪人にご子息とか抜かした。もし本当にミヤコの子供ならば色々な教育を施せる自信がある。

雪の怪人
女王ナメクジの怪人と交戦を開始した。粘液は雪の怪人にとってカモである。レジスタンスに加入していた模様。

暴力の怪人
一方的な戦いになると暴走を起こす。
技名の由来は円卓の騎士に由来する。

女王ナメクジの怪人
粘液は消化器や氷には弱い。エムの気質もある模様。

ドクターの怪人
ドクターの(為の/最高傑作/所有物等)様々な理由を持って名付けられている怪人。マザコンファザコンであり、ファミコンでもある。

柏木タツヤ
ミヤコと式を開くつもりか?正気か?

リコニス
年明けてようやく登場した。ギンジちゃん関連でイライラしている。
本編では語られないが、ヌルヌルしたのは大の苦手。つまり女王ナメクジの怪人は天敵に成りうる。

・・・

次回は3場面戦闘開始!オーク、ルカ、レイナ、雪、暴力vs女王ナメクジ、銃、ドクターの怪人!

キラーエリート編本格始動!

次回もまた会おう!アトラクションでした!
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