何がやばいかって?
色々がやばいですね!!
リゼを見送り台所に立ち晩御飯を作るチノ。
ちなみに怜央は自室で夕飯が出来るまで勉強すると言っていた。
「夕飯はシチューでいいですか?」
「野菜切るの任せて!」
「いえ、一人で大丈夫です。」
ココアは少し落ち込んだ後に何かを見せようとする。
「チーノちゃん!」
「はい?」
「じゃじゃーん!?」
「これ…」
「さっき密かに作ってたんだー」
「私達…」
ココアがチノに見せたのは、1つのラテアートは、丸からツインテールのような二つの突起が出ており、キリっとした表情の顔。
1つラテアートは、緩みきったような表情の顔で周りに花が咲いていた。
1つのラテアートは、丸を二つくっついて上はうさぎの顔で下はちょっと眠たげなたれ目の顔のラテアート。それから顔がなんとなくクール系っぽい顔の周りにはダンベルらしきものがいくつかあった。
チノが見とれていると、ノックの音がしてドアが開いた。
「……怜央君?」
「違いますよ……こちら父です」
「怜央は帰ってきてからますます俺似てきたから間違えるのも無理はないさ」
チノは作業を中断しタカヒロの方に駆け寄ると。
「君がココア君だね、この家も賑やかになるな、今日からよろしく」
「あ、お、お世話になります」
「こちらこそチノと怜央をよろしく」
会話の最中流れるようにタカヒロの頭の頭の上に移動するティッピーを誰も気にしない。
「じゃあ」
「は、はい」
タカヒロが部屋を出るとチノは足早にキッチンへ戻る。
「お父さんは一緒に食べないの?」
「ラビットハウス夜になるとバーになるんです、父はそのマスターです」
「へぇーそうなんだ」
「なんか裏世界の情報提供してそうでかっこいいね。」ココアはキメ顔でそう言った。
「何の話ですか?」
怜央は勉強が一段落つきリビングに向かった。
「チノー飯できたー?」
「「」もうすぐだよ兄さん/もうすぐだよ怜央君」」
「はーい、にしてもこうしてるとホントの姉妹みたい」
「姉妹…ですか」
「ココアお姉ちゃん……ですね」
「もう一回言って!!」
「ココアさんが壊れた」
「お願いもう一回」
「「……」」
シチューを食べ終えた3人は怜央が皿洗いをしている間にチノはお風呂に入ることになった。
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「実家での皿洗い懐かしいなー」
「久しぶりすぎるわー」
そんな独り言を言いながら絶賛ボッチで皿洗いをしている。
「というか虚しいなこんなことを1人で呟いてると」
3年間寮生活の共同生活だったが、1年の入部したての時から練習後の『 飯作りを全部やる』と宣言してしまったせいで、皿洗いとか、飯作る量の感覚がまだバグっているのでこの食事量で明日大丈夫なのかと感じる。
相手は女子でしかも一人は妹である。育ち盛りはもう少し色々な食べないと、いけないなと妹の今後を案じながら、皿を洗い終え自室に戻ろうかという時、ノックの音がしてドアが開いた。
「怜央いるか」
「どうしたんだよ親父」
バータイムで働いてるはずの親父が戻って来た、何かあったのだろう少し困り顔だった。
「客に久しぶりにマスターの演奏が聞きたいと頼まれてね、2.3曲合わせてくれないかなと思ってね。」
親父はジャスはこの喫茶店を過去にジャズで救った過去がある、俺もその時に一役買った身ではあるが、もうあれは無いはずだ。
「別にいいけどさ、俺の楽器はもう無いだろ?」
「そこは安心しろ、準備はしてある」
「は?準備してあるの?」
「細かいことは気にするな、客が待っているんだ行くぞ」
「やれやれ、チノに一声掛けてくる」
「わかった、待ってるぞ」
客には相変わらずあまいというか、サービス心大勢というか、そう思いながら俺は風呂場に向かった。
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怜央が風呂場を訪れてからしばらく経ち、2人はお風呂から上がりチノの髪をココアが乾かしている。
「怜央君急にバータイムで仕事するからって言ってたけど、どうしたんろうね?」
「わかりませんが、きっと人手が足りなくなるほど忙しいのでしょう」
「そっかー、そういえば、ティッピーは?」
「父と一緒にバーで働いてます」
「そっかーぎゅーとして寝たかったのになー」
「ティッピーは抱き枕じゃないですよ」
「じゃあチノちゃんぎゅーして寝ようかな」
直後ココアの顔にはうさぎのぬいぐるみの顔と熱烈なキッスをすることになった。
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リゼ邸のリゼの部屋
「聞いてくれよワイルドギース」
「今日新人が入って来てなー、こいつがなかなか変わったやつでさ、」
「練習用のラテアートが余りまくって大変だったよー」
「当分カフェラテは飲みたくないなー」
「……」
「寂しくない、寂しくないぞー!」
寂しそうなリゼであった。
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怜央がとある上がったあとのバータイム
「やれやれ大変なことになりそうじゃ」
「チノと怜央仲良くなれるといいな」
「ココアとか言ったか、あの娘あっという間に店になじんでしまった」
「チノや怜央にはああいう友達が合ってるのかもしれん」
「だがその勝手に抱きつかれると困るというか、わしもほら今はこんな身体だけどね一応アレだし……」
そう言いながらクルクルクネクネ動くティッピー
「なーんだ楽しくなりそうじゃねぇか親父」
「ばかもん!お前にわしの気持ちがわかるか!」
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リゼ邸のリゼの部屋に響くメールの受信音
「んメール?ココアからだ」
「あいつこんなの作ってたのか」
「壁紙にしておこう」
明日からもがんばろう……か
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ラビットハウス
「はぁ……」
ココアは何かを悩みながらため息をついた。
「ココアさん」
チノはそれを心配そうに見ている。
「シチューもう一杯おかわりすればよかった」
「そんなこと」
ココアはチノの方を向き話し出した。
「チノちゃん、この街とっても素敵だね」
「そう、ですか」
「うん、私この街に来てよかった」
「これからたくさん楽しいことがありそう」
「ココアさんよろしくお願いします」
「お姉ちゃんとして頑張るね」
「やっぱりちょっと待ってください」
「えー今日は一緒の布団で寝ーる」
(微笑ましいが俺はまだ勉強してんだよな……)
怜央は部屋の前を通りながらそんなことを思った。