俺が高校卒業したら死ぬ未来を変えるのは間違っている。 作:ブラックマッハ
さて俺は現在やっと誠司の家に入る事が出来た。入りなと誠司が言ってから15分は外にいただろう。どれだけ中に入らせないのか不思議だ。だがゲームでは良くあるパターンだ。
家に入っていいぞと言った事を忘れてしまう人物がいるんだよな。そんな人の家に入るタイミングがよく分からないのだよ。まぁ陸上友達しかいないから仕方がないか。
実際にドアを開けると、若く見えるイケメンが仁王立ちでいた。そして相当喧嘩が強そうで、迫力が誠司の5倍はある。目を見ただけでビビってしまったが、直ぐ近くにいる、いろはを見て可愛いと思う。それで怖さを克服する事に成功した。なんかゲームでよくある耐性を獲得した気分になった。克服耐性スキルの名はこれだ
「可愛さは怖さを吹き飛ばす」
(うーんなんか違うのだけど何が違うのかが分からない。そもそもネーミングセンスがマジでダメだから出直してこい。もっと短くしないといけないからな。だがとりあえずコレでいいか)
誠司の兄らしき人物が話してきた。
「俺は誠司の父で一色具咲だ宜しくな小僧。小僧は酒飲める歳なのか?飲めるなら一緒に飲もうぜ小僧!!」
(え、誠司の親父だったの若すぎませんかね。もう少し太って欲しいくらいですよ。嫌太ってくださいお願いします。)
絶対言葉に出さないがな。
「ごめんなさい。俺まだ15歳何ですよ。ごめんなさいね。」
「親父お酒飲みすぎだぜ。俺と同じ歳だって言っただろう」
「悪い少し酔ってしまってすまない忘れてた」
やや悲しそうな顔を誠司の親父がしていたが、特に気にしていなさそうでよかった。もし気にしていたらもう一度謝ろうと思ったからよかったよかった。
「別に怒ってなどいないから気にするな小僧。謝るのはこっちの方だ小僧。オレンジジュースでも飲んで、元気出そうぜ小僧」
「はいありがたく飲ませてもらいます」
「おうよ。コッチだついてきな小僧!!」
やっと仁王立ちで封鎖されていた道が解放された感じだな。ゲームや工事中などでよくあるパターンだ。
それから30分後俺は無事に魔王城に着き、誠司の父率いる魔王具咲軍を倒す!!の反対でとても親切におもてなしをしてくれる。ここは魔王城ではなく魔王もいない世界なはずなのだが。
なんと今日の晩飯は……1万円の牛肉を沢山買ってくれたのだ。肉以外も含めて30万円くらいかかったが、いろはに許嫁が出来たのだからいいらしい。コレが本当の金持ちだと感じられて凄いから来て正解だったと一番思う瞬間だ。逆に行かなかったら損していたぜ。
そして今日は焼肉で余った牛肉お持ち帰り出来るそうなので姉共がとても喜ぶのだから最高だろう。久しぶりの初めての贅沢て感じだな。俺はそこまで程贅沢な食事はした事がない。そもそも金持ちに知り合いはいても、友達にはならなかったから寂しい事言った。
その時いろはが俺に何かを言う。
「あの比企谷さん。野菜もしっかり食べてくださいね♪」
「うはい分かりましたよ。食べますよいろは。ガブリく、苦手だ」
「中々いい関係じゃないか。俺てやっぱりそれに気がつくなんて天才なんだろうな!!ギャハハァァー」
「そこまで程じゃないだろ誠司、案外調子に乗りやすい性格なんだな!!」
ハァブロッコリー嫌いだけど食べてやったよ気持ち悪い。ゲップが出そうになるほど苦手だ。ハァこんなんで大丈夫か?俺はもっとキツイ試練があるんだ。死ぬ可能性大の試練に挑むのだからこれくらい頑張らないと。試練はこれ以上にもっと残酷で本当に辛い。それはこんなかんじだ
説明
俺は転生する度にその試練を卒業式の日に強制される事になる。そして天気や体調など考えず、卒業式を終えて次の日の0時になる時、異世界に飛ばされてしまう。
もう殺されるシーンについて何も説明してくれない。気がついたら、既にナイフに刺されたり、交通事故に何台か巻き込まれたりして俺は死んでしまう。
俺は泣きながら何度も死を悟って本当に死んでしまい新しい世界に転生する。そして何度も繰り返して何度もあがく。
一度も成功する事はなく高校卒業してすぐに俺にとって一つの物語が終わる。それは友達との出会いがなくなってしまう事になる。
俺の場合精神的に回復するには15年かかる。その間俺は催眠術を転生した後に催眠術者の女性にお願いする。
それがさっき変な音が聞こえて催眠術が解けたのだ。
だが勿論クリア方法はある事だけ知っている。それは同じルールで1000人が挑んで3人クリアしていたのだと神に教えてもらった。それ以外は教えてくれなかった。
俺はそんなクリア率0・3%に挑むのだ。どうクリアすればいいのか分からない。そしてクリアした先には、このいろはのいる世界に戻れるかも分からない。
このゲームから回避する事だけは100%不可能だ。
残された時間は後約2年6ヶ月。もう既に始まっているのだ。
説明終了
目的なんて言わなくていいだろう。それは前回教えてやった事だからな。
「最高な友達が欲しい」隠す事でもないから言ってやろうと思った。自分でも思うがめんどくさい人間なんだ。
さて話を戻してここからが大事だ。これだけで終わる筈がない事はわかっている。何故そう思う理由は単純にやや誠司が緊張しているのだからバレバレだからだ。観察力が低い俺が分かるのだからな。
いつ仕掛けてくるかを待っているのだが中々こない。ただ誠司がビビっているだけなのだろうか?確かに誠司より迫力が全く違うのだからな。俺はよくわかっていない。
そう思った時やっと仕掛けてきたのは誠司の親父だ。そう俺は、なんと敬語を使わず誠司の親父と言う権限を手に入れたのだが嬉しくない。そんな弱そうな権限などいらないよ。
「さてどうしようかな?このまま終わる訳がないと、分かっているようだな小僧」
「ああ勿論わかっている。そう来ると分かっていた」
「えまだ何か企んでいるんですか?」
どうやらいろはには気がつかれていないみたいだな。さてここで何を言ってくるんだ。ここからが俺との勝負の時間である。ニヤリと意地悪な顔をした誠司の親父が頼んできた。
「お前に頼みたいのは、いろはの勉強するための問題集を作って欲しい」
「今それが出来るか考えていいか。紙と鉛筆が欲しいのだが貰っていいか?
「勿論」
俺はそんな事が可能なのかを紙に書く。勿論俺が普通の人間だったら紙に書いても答えは分からないだろう。だが俺にはチート能力があるから可能に出来る。
俺のチート能力は何でも知っているし、未来や相手の行動の事だって分かる最高の能力だ。だが紙とペンを持って紙に質問を書かないと、能力は使えないのが弱点だ。それと使いすぎると気持ち悪くなる。
それは普段考えてる事は一つなのだが能力を使うと沢山考える事が出来るため限界を直ぐに超えてしまい気持ち悪くなる。
そして俺はその内容を理解するのは 難しい話以外なら出来る。だがほとんど難しい話ばかりだ。
そして道具さえあれば車を作ることも不可能ではない。それは体が勝手にやり方が分かり、自動で動くため作る事は出来るのだ。それに車を俺が完成させた事実がある。
そして紙にひたすら書いて出た結果は勿論出来る事がわかった。何も問題はなく世界で一番頭がいいAIよりも最適な問題を出せると自信満々に書いてある。何故か最近この最強の能力に感情が出るようになった。
ただしその問題を作るには一週間に一度は必ずいろはに会いに行かないといけないそうだ。何故なら一週間でどれだけ理解できたかを丸つけをする必要があるそうだ。そしてその1日はどう勉強しているのかを観察しないといけないそうだ。
(とんでもなく面倒くさいがいろはのためだと思って頑張るか!!)
そしてこの問題集と宿題以外の勉強はやらない事をお勧めしている。何故それをするのかは難しくて解読不可能だったが1000文字くらい書かれてあり最後には
「馬鹿なお前には理解不可能だろう。中学1年レベル」
と悪口が書いてあった。本当の事だから言い返す事は俺には出来ない。さてもう情報はないし話すか?
「結論は出た。不可能じゃないぜ誠司の親父。だがやっぱりしたくない」
ここでは嘘をつく。もしそう言ったらどうなるかを知る為になるな。それと少しこの仕事をしたくない気持ちはある。素直にそう思うよ。
でもいろはが目で語っている気がする。こんな感じだと思う。
「やっぱりそうですか。頼りにならない男ですね。ごめんなさい。許嫁は無して事でお願いします」
なんだよこれは振られてしまったよ。俺じゃなく誠司に許嫁辞めたいて言えよ。俺はもう完全なる味方は出来ないよ。だって許嫁になって40分くらいで無しの方向になるのだから俺は何も言えないからな。振られるの早いなぁ。
そんな残念な事に気がついた俺に
「嘘ついているな小僧。俺はそれが嘘だと経験で理解する事が出来るぜ小僧」
「親父きっと恥ずかしくて言えないだけだぜ。いろはに惚れているんだよ。やっぱりそれに気がつく俺は天才だなぁ」
俺が知りたい事は聞けなかったがまあいいだろう。それにそろそろフォローしないといろはに嫌われてしまう。しかし俺は何を言えばいいのだろうか。あれは冗談で本当にそう思っていないていうか。
「あの比企谷さんいろはて呼ぶの辞めてくれませんか?」
「うん分かったよイロ、これでいいだろうて事で勿論問題集は作るぜ。ちょとばかし、からかって見ただけだからな」
「私をからかって楽しんでしんでいたんですか?もっとからかいたいと口説いているんですか。さすがに今の今だとちょっとときめきようが無いのでまたの機会に出直してきて下さい、ごめんなさい。それとイロも辞めてください」
振られてしまったよ今回はガチで俺とイロの物語は1年間で終わる事が決定した瞬間だった。そういえばまたの機会て事は嫌間違いだ。これはイロのからかい方なのだろう?もう一度口説かせようとする作戦だ。そして振られてもらうそんな作戦だろうか。
(俺は引っ掛からないぜ。自ら危険な行為をするのはメンタル的にキツイからな。)
ハァ面倒くさそうな許嫁だけど可愛いから気にしない。そう振られたとしても許嫁て事は変わらない事は決まっている。だってもう許嫁を認めるパーティをしてしまったのだから仕方がない。
俺が振られて落ち込んでいる所を無視して誠司の親父が話かけてきた。
(ちょっとくらい肉食べてリラックスさせて。もうメンタル0に近いんだからね。)
「詳しくその事について教えてくれないか小僧」
「ああまず、俺は一週間に一度は必ずイロの家に行かないといけない。一週間でどれだけ問題が解けたかを見て新しい問題集を作る必要がある。ここで質問はあるか?」
「大丈夫だそれでいいだろう。」
「あの私が解けない問題はどうするんですか?」
「それは大丈夫だ。解説動画を俺の携帯に送られるから大丈夫だろう」
それを聞くと聞いてる全員がびっくりしている。その間に俺はチート能力にお願いをした。
「あのさそれ俺も動画欲しいのだがくれない?」
紙にはこう答えが書いてある。
「お前は俺がサポートするから大丈夫。そもそもお前は何もしなくてもいい。勉強は俺に任せて走る事を考えろ!!」
(頼もしいけどさ俺ダメ人間になるじゃん。ダメ人間にさせてどうするんだ。川にでも捨てられるのかななんてありえない。)
話を戻して又質問を沢山されたが問題はなく答えられ、部活とレースがない毎週水曜日にいろはの家に午後5時に伺う事が決定した。心の中ではいろはと言おうと決心したのだった。
しっかり問題集作りの仕事を果たさないといけないから頑張っていこう。契約書にサインしたし、その紙には、まさか小町の名前も書かれていた事は驚いたがな。これは更に小町の為にもしっかりしないといけないプレッシャーが半端ない。
後いろはとはメッセージで連絡を取り合う流れだが、無理矢理教えてやれの雰囲気になるのは嫌だ。俺が今のベストなタイミングでしっかりお願いをする(冗談)
「俺とメッセージで連絡しようぜ」
少し俺のキャラとは合わない気がするけどいいだろう。結構俺なりには頑張ったのだぜ。返事はどうだ。
「あっ、もしかして今のって口説こうとしてましたか? ごめんなさい、ちょっと一瞬ときめきかけましたが冷静になるとやっぱり無理です」
もう終わった2度振られたから終わりだ。もうおしまいだ。ここは土下座しかないのか?嫌それは流石に断りづらくダメだ。三度目の正直だ。
「そこを何とかメッセージで連絡取り合うのをお願いします」
「仕方がないですね。先輩メッセージで連絡取り合いましょう」
こうして3度目の正直で俺は二度振られたがメッセージで連絡を取り合う事が出来た。
続く
面白くないと感想で書かれてしまいショックですが、完結出来るように頑張ります。
8月8日にしっかり「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」を買いました。最高に1巻が面白くて興奮しました。
興奮しながら次回も投稿します
一色いろは以外にヒロインはほしいか
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いらない