俺が高校卒業したら死ぬ未来を変えるのは間違っている。   作:ブラックマッハ

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今日の振り替えりと俺の失恋後の物語

俺は今電車に乗って家に着くまで今日の事を振り返る事にした。

 

 ① まず最初に俺は地図感覚が全く無い事が良くわかった。

  

  (どうでもいい情報から始めてしまった)

 

 ② 俺を迎えにきたのは、いろはて名の茶髪みたいな髪をした美少女だった。その彼女は丁寧に道を教えてくれたそんな彼女は誠司に何度も負けて罰ゲームをされてるそうで可哀想な少女だ。

 

 ③ その罰ゲームが原因となり、誠司の所為で俺のレンタル彼女(許嫁)にいろはがなってしまう。嫌最後は彼女も認めていたから誠司の所為は違うのかな。その代わり罰ゲームはなくなる。

 

 ④ 誠司の親父と誠司は親子なのに似ていないがイケメンである事実は変わっていない。

 

 ⑤ 俺がいろはの問題集を作る仕事をする事になり、毎週水曜日にいろはの家に行く事になった。行かないといけない理由は、最高な問題集を作るために、どう勉強してるのかとどれくらい正解出来たのかを確認しないといけない。

 

 妹と姉を除く女子の部屋には2、3回程度行った事があるが、最近は行っていないので緊張は少しする。多分問題は無いと思うがいろはの母親と会う時だけ緊張してるはずだ。

 

⑥ いろはと連絡先を交換するために1回振られるが2回目に成功する。

 

 

          振り返るの終わり

 

 

 振り返る事を終えた俺は何故か近くにいるカップルに注目してしまう。何故なのだろうと疑問を感じたが答えはシンプルだった。

 

 そのカップルは帽子を交換していた所をたまたま目撃してしまい、俺もいろはとこんな関係になれるのか想像してしまった。だがきっと俺らの関係は偽物で直ぐに終わるのだ。

 

 俺はそんな想像をしているが、目標の為に利用しているだけであり、恋愛まで発展するつもりは全くない。そもそも自意識過剰で、そんな簡単に彼女が出来たら告白して振られていないはずだ。

 

 そう俺はいろは以外に振られてしまった男であるがまだ思い出したくない。

その変わりに振られた後についてなら平気だ。平気なのだがそれを考えると走りたくなる。

 

その日の夜から失恋のショックから立ち直るまでの物語だ。

 

 振られた夜に事実を知った未来が俺に物凄く怒った。そしてわざと焦げた唐揚げを俺の皿に入れた事があった。それでも文句言う力は俺になく、走って気持ちを穏やかにさせようと思い外に行った。勿論焦げた唐揚げを食べたあとにな!!

 

 勿論泣きながら前へ進もうと走ったが、加速はせず軽くランニングをしている一般人にも抜かされてしまう程調子が悪い。それでも俺は1時間軽く走った。

 

 振られた翌日1500メートルのレースがあった。調子が悪くて心配だったがレースに出て本気で永遠のライバル兄弟と走りたかったから出た。元高校最強の湯月もいた。

 

 俺の中でそれは最悪のレースであり最高なレースでもある。矛盾しているがそれは仕方がない程凄く嫌で良いレースだった。

 

 俺はスタートをミスってしまい後ろから2番手くらいの所にいた。永遠のライバルの兄(金一)は前から5番手で後ろに弟が控えていた。湯月は3番手にいた。

 

 俺は800メートル過ぎたのに、順位が変わらず全然スピードが出なくて、前に進めず最悪のレースだと気付き困った。

 

(先頭でゴールして、振られた事を忘れてしまうインパクトが欲しかった。)

 

 そう思った瞬間俺の気持ちは俺の体に伝わり、ありえないと思う程加速した。

 

 ここからは最悪なレースだとゴールするまで思わず最高なレースだった。更に興奮してしまう事だらけだ。俺の夢の走りが今回初めて完成したと思った瞬間だった。

 

俺はもの凄い追い上げを始める。もうすぐ集団の先頭にたどり着く。後ろを振り返ると、後ろにいる選手達も俺に負けない様に加速する。

 

 俺がまるで 「走る神様」 になった気分だった。

 

 俺に抜かされても仕方がないと考えていた人が多く、勝ちたいと思う人は少ない。そんな彼らが俺の走りを見て勝ちたいと思った瞬間なのだ。彼らは俺について行こうと必死である。

 

 そんな彼らを感動させた俺は、先頭に立ち巨大な集団と共に、先頭を目指して更に加速する。俺の後ろからは 「負けない」「負けない」 と物凄く迫力を感じるオーラを感じて興奮してしまいスタミナを考えずもっと加速してしまう。

 

 今思うとスタミナを考えないで走らないと先頭に追いつくのは難しい。集団の先頭に俺がいる時には、先頭争いを兄弟と湯月の3人が激しく争っていたからだ。

 

 そして残り400メートルを通過して、先頭から約2秒くらいまで差を縮める事が出来た。勿論後ろには巨大な集団がいた。誰一人遅れる事は無く俺のペースに着いて来れた。

 

 だがそろそろ限界の筈であると思い引き離す事にしようと決めた。残念ながら引き離す力はあるが残り100メートルまではこの力は残しておきたかった。

 

 そして残り100メートルもう差は1秒くらいだった。ここで全部の力を発揮する事だけを考えた。最後の100メートルを10秒台で走らないと負ける。それ以上遅いと負けが決定する瞬間だ。

 

 「誰よりも速く前へ進め!! そうすれば勝てる!! 俺は最強だからいっけエェ一人抜かす。もっと前まで行く。まだ二人もいる。今最後の二人と並んで残り1メートル。届けば勝てる。………勝ったァーーゾーー」

 

 こうして最高の勝負に勝って、失恋から立ち直る陸上バカの物語であった。

 

 

 うん何事だと電車にいる人達が俺に注目される。何故だか分かるか。電車の中で俺は叫んでしまったからだ。そんな俺は次の駅で降りて逃げる様に電車から降りて去った。

 

 俺は走って家まで向かい、そのまま風呂には入って寝る。丁度いろはからメッセージが来たが適当に返事を返してベットで寝たけどなんて返したか覚えていない。

 

 こうして俺といろはの物語の初日は終わる。来週の水曜日まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

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