銀魂~からくり人形が行く   作:ターミナル カフェ

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いや、久しぶりです。、投稿おくれてすみません。
いろいろ忙しくなり、しばらく投稿を開けさせてもっらていますが、
生きてますよ

さて、今回はひとまずの日常をどうぞ


第六刀 「枕と姫」

 

 

 宇練side

 日和「私は、四季咲様の刀、微刀:釵であり、所有者、日和号こと、日和と申します」

 そう言って目の前にいる女の子? は頭を下げた。

 いやまて、なんだこいつは、四季咲つったら、この刀の作成者の名前なのはわかるが、微刀:釵であり、所有者? 。どういうことだ、 まさか、こいつ刀なのか! 。アンドロイドでもどうみても普通の人間の女にしか見えねえぞ、だとしても、刀って、どこにあるんだよ、それらしいものはなさそうだが。

 宇練「てめぇが刀? 、何言ってのさ、からくりの嬢ちゃん、ふざけたことを言ってないで、かえんな、こんなところで油売ってる場合じゃないでね」

 俺はそっけなく言った。

 しかしの嬢ちゃんは、真剣な瞳で。

 日和「冗談ではありません。斬刀:鈍の所有者、宇練宇練。私は、人間らしさを前面にだした、からくり人形というなの刀なのです。宇練様」

 俺は、その冗談めいた話を聞いて、足を止めた。

 宇練「人間らしさを前面にだと? 」

 俺は、ほかの刀の所有者自体、興味がなかったが、その話を聞いて、少し、興味をもった。

 そして、俺は、日和号こと、日和をみた。面白い

 宇練「で、そのからくりの嬢ちゃん、俺にいったいなんのようだ」

 日和「はい、私は、あなたさまがもつ、斬刀・『鈍』に興味がありまして」

 宇練「斬刀にか、なぜだ? 、主人のためか?」

 日和「それもありますが、私自身、興味があったんです、自分以外の変体刀に」

 宇練「そうか、なら仕方がない、見せてやるよ、ほらっ」

 宇練は、自分の腰に差した斬刀・『鈍』(ザントウ・ナマクラ)を見せた。

 日和「ありがとうございます」

 宇練「しかし、あんたが俺の刀の作成者の世話役とは、驚きだ、しかも人間じゃねとか、変人だな、その四季咲って野郎」

 日和「そうですね」

 宇練「、あのさ、少し聞きたいんだが」

 日和「はい、なんでしょうか?」

 宇練「おまえさん、この後、暇か?」日和「はい、特に用事はありませんが?」

 宇練「そうかい、じゃあ、ちょっと付き合ってくれよ、話したいことがあるからよ」

 日和「わかりました、いいですよ」

 宇練「ありがとうよ、では早速いこうか」

 そして俺はこいつを誘い、いろんな話を、聞かせてもらおうと考えていた。

 宇練「おまえさん、どうやってこっちきたんだ?」

 日和「私は、虚刀流との戦闘で破壊されたはずのなのに、気が付いたら、ガラクタの山で、そういうあなたは、どうやってこっちに?」

 宇練「俺も同じく虚刀流のあんちゃんにやられて、気が付いたら、将軍様の部屋で寝ていたよ」

 日和は、驚きながら、「え、将軍? 、いや、え」と混乱した口調で、

 日和「えっと、将軍ってあの将軍? 、なんで将軍の部屋に(◎_◎;)、でそのあとは、どうなったんですか」

 宇練は、少し困り顔をしながら、

 宇練「そのあとは、まぁ、そうだな、秘密ってことで」

 日和「何ですか! 、それ! 」

 と日和は突っ込みを入れた。

 宇練は、頭をかきながら、 宇練「あ~、でも、日和、お前には関係ねぇよ、そう、たとえ知っていたとしても」

 日和「? 、うーん、そうですね、関係ないですよね」

 と納得した表情で言った。

 そんな、他愛のない会話をしながら、宇練は話の中から、推測を立てていた。

 宇練(こいつの言葉から察すると、おそらく、日和はあの時、俺と戦ったあんちゃんによって完全に破壊されたがなぜか、復活し、さらには、改造までされていた、四季崎はこいつや俺を復活させて何がしたいのだ)

 と考え込む。

 

 宇練は日和を見つめた。

 宇練(しかし、この日和、どこかで見たような気がするが、どこだったかなぁ)

 宇練は思い出そうとするが、思い出せない。

 宇練「うーむ、駄目だ! わからん!」

 と宇練は頭を抱える。

 日和「どうしました? そんな頭をかかえて」

 と日和が尋ねる。

 日和「何か悩み事があるなら相談に乗りますよ」

 と日和は微笑みながら言う。

 宇練「、いや、いい、大丈夫だ、それより、そろそろ、帰らないと、心配しちまうやつがいるから、そろそろ、お暇させていただくよ」

 そういって、宇練は、日和と離れ、城に向かっていくのだった。

 

 [城内:そよ姫の部屋:夜]

 [茂茂。一人称]

 そのころ部屋では、そよが一人で、本を読んでいた。

 そこに、一人の男が入ってくる。

 そよ「あら、おかえりなさいませ、兄上様」

 と、本から顔をあげ、声をかける。

 男の名は徳川茂々、将軍にして江戸幕府第14代将軍である。

 そして、彼の妹が、徳川そよである。

 茂茂「すまない、遅くなったな、そよ」

 と、椅子に腰かける。

 そよ「いえ、別に構いませんわ」

 と、微笑む。

 茂茂「今日は何をしていたのだ?」

 と、尋ねる。

 そよ「はい、最近できた、甘味屋さんに行っていました」

 と、嬉しそうに答える。

 茂茂「そうか、勉強の事がどうだ、そよ、しっかりやっておるか?」

 そよ「えぇ、はい、問題ありません」

 茂茂「うむ、そうか、ならよいのだが」

 と、茂々は、そよを見つめる。

 茂々「ふぅ~」

 と、ため息をつく。

 茂茂「やはり、宇練に任せてみて正解だったな」

 と、言う。

 そよ「はい! 、宇練様は、学や武芸に優れている人物で、私自身、憧れてしまいます」

 そういって、そよは、宇練の写真を見る。

 茂茂「確かに、宇練には、才色兼備というべきか、文武に優れ、剣術は天才的だし、料理の腕もあるからな、しかし、そよ、お主も負けてはいないぞ」

 そよ「ありがとうございます」

 茂茂「そうだ、今度、宇練のために、プレゼントでもしたらどうだ」そよ「えっ、私がですか?」

 茂茂「うむ、その方が喜ぶと思うぞ」

 そよ「わかりました。やってみます!」

 

 そういってそよ、宇練へのプレゼントをかんがえるのだった.

 [そよ。一人称]

 [場所:そよの部屋]

 

 次の朝、そよ姫の部屋では、 そよが、一人で考え事をしていた。

 そよ「うーん、宇練様に、あげるものね~」

 と、一人つぶやく。

 そよ「あっ、宇練様といえば、刀の達人だけど、居眠りしてしまう癖がありましたわね」

 と、思い出す。

 そよ「ふふっ、宇練様ったら」

 と、微笑む。

 そよ「じゃあ、抱き枕なんてどうかしら? 、きっと喜んでくれるわよね」

 と、笑顔で言う。

 そよ「でも、抱き枕なんて、どうすれば、あ、そうだわ! 、神楽ちゃん確か、万事屋っていう何でも屋をやっている家にいるのでしたわね、ちょっと聞いてみようかしら」

 と、そよは言うのであった。

 そして、そよ姫は万事屋へ向かった。

 [場所:万事屋]

 [三人称。]

 一方、ここ万事屋では、いつもの通り、坂田銀時、神楽、志村新八が生活していた、今日は、珍しく仕事の依頼もなく暇な一日を過ごしている。

 神楽「あぁ~退屈アル~」

 と、だらけきっていた。

 新八「まあまあ、たまにはこんな日があってもいいじゃないですか」

 と、苦笑いしながら言う。

 銀時はソファーに寝転がりジャンプを読んでいる。

 神楽「あーつまんないアル」

 そういって神楽はテレビをつける。テレビでは、他愛のないニュースばかりで面白いものなどほとんどない、しいて言うなら、例のキャバクラの件だけである。

 神楽「銀ちゃん、このままでは、干からびてしまうアルよ、なんか面白そうなことないかナ?」

 銀時「俺に聞かれても困るぜ、こういうのは、作者の仕事だからな」

 神楽「もう、作者の奴、なんでこんな話にしたネ」

 と、文句を言う。

 銀時「おいおい、お前がそれを言ったら駄目だろうが!」

 と、ツッコミを入れる。

 すると、玄関のチャイムが鳴る。

 ピンポーン! 新八「はい、どちらさまでしょうか?」

 と言うと

 そよ姫「こんにちは、新八さん」

 と、そよ姫の声が聞こえた。

 新八「銀さん、今の声って、もしかして、」

 銀時「いやちがうって、多分、空似だ空似、こんな場所に、姫様が来るわけないって」

 新八「いや、でも、ものすごい知ってる声ですけど、なんか空似なんてレベルじゃないくらい」

 輪廻「そういうのいいから、出ないと、客人だよね」

 と、そよ姫の声が聞こえる。

 銀時「あーはいはい、いま行きますよ」

 と、言い、戸を開ける。間違いなく姫がいた、幕府の姫、そよ姫がそこにはいた。

 新八「え? あれ、そよ姫さま!?」

 銀時「いや、違うよきっと、他人のそら似だよ」

 そよ姫「あら、銀時さんと新八さんではないですか、それに神楽ちゃんもいるんですね、ちょうどよかったわ」

 と、そよ姫は言う。

 神楽「そよちゃん! 、よく来たアル、今日は遊びにきたのあるか?」

 そういうと、そよ姫は少し売れしながら「いいえ、けど少し依頼したいことがあってきちゃった」と軽めな感じいったのである。

 そして、ソファーに座り、お茶を出し、新八は台所に向かいお菓子を用意する。

 神楽「んで、どうしたアル?」

 そよ姫「実は、わたくしがお世話になっている人がいて、その人のために抱き枕をプレゼントしようとおもっていて、どこに買えばいいのか、それで神楽ちゃんに相談しようと思ったのですわ」

 と、そよ姫は説明するのであった。

 神楽「なるほどアル」

 新八「抱き枕ですか、確かに抱き枕といってもたくさんの種類がありますもんね」

 銀時「抱き枕ねぇ~」

 と、三人はそれぞれ感想をいう。

 そよ姫「あの、みなさん、どうかしましたか?」

 と、心配する。

 新八「あ、いえ、なんでもありません」

 銀時「そうだなぁ、抱き枕といえば、やっぱり専門店とかにあるんじゃないのか?」

 と、銀時はいう。

 そよ姫「それでは、神楽ちゃん、一緒に探してくれますか?」

 神楽「任せるアル、私についてくるといいネ」

 と言って二人は出かける。

 新八「さてと僕は、夕飯の準備でもするか」

 銀時「俺は、ちょっとパチンコ行ってくるぜ」

 新八「いやあんたも来るんですよ!」

 銀時「ああわかったってば」

 そう言って二人は出ていく。

 そよ姫「銀時さんも大変ですね、では私は、ここで失礼します」

 輪廻「いってらっしゃい」

 そうして、そよ姫は帰っていくのだった。

 そよ姫は、町中を歩いていた。

 そよ姫「なかなか、見つかりませんね」

 神楽「そうアルなぁ、どこで売ってるアルかね?」

 そよ姫「やはり、通販で取り寄せたほうがいいのでしょうか?」

 神楽「それは無理ネ」

 そよ姫「どうしてですか?」

 神楽「だって、抱き枕専門店なんて見たことないアルから」

 そよ姫「そんなぁ」

 神楽「まあ大丈夫ネ、なんとか探すネ」

 そよ姫「わかりましたわ、ではお願いします。ところで、さっきからついてきている、男の子は知り合いですか?」

 そいって、神楽が後ろを見ると、にこにこと面白がりながらついてくる”彼我木輪廻”の姿があった。

 神楽「なにしてるネ、輪廻、おまえもくるあるか?」

 輪廻「うん、楽しそうだからね」

 そよ姫「あら? 、お友達ですか?」

 神楽「はいアル、私の大事な友人ネ」

 輪廻「はじめまして、僕は彼我木輪廻だよ、よろしくね、姫のお姉さん」

 そよ姫「これはご丁寧に、わたくしは徳川そよと申しますわ、どうぞお見知りおきを」

 と、挨拶を交わす。

 輪廻「お姉さん、抱き枕が欲しいんだって?」

 そよ姫「そうなんですの、わたくしがお世話になっている方が抱き枕が大好きな方でして、それでプレゼントしたいと思っていまして」

 と、言うそよ姫。

 輪廻「じゃあ僕が抱き枕専門店に連れて行ってあげる」

 と、笑顔で言う輪廻だった。

 そして三人は、ある場所に来ていた。

 そこには、看板がありこう書かれていた。

【抱き枕専門店】

 神楽「ほんとにあったアル」

「なんで今場所、知ってるアル? 輪廻」

 彼我木「いやー、ネットサーフィンしていたらね、偶然ここ、知ったんだよね」

 神楽「おまえは、本当に便利な奴アルなぁ」

 輪廻「まあ、褒めても何も出ないけどね」

 神楽「別にほめてないアル」

 と、会話している二人を見てそよ姫は、 そよ姫「あの、もしかして、あなた方は、忍者の方ですか?」と聞く。

 すると二人は笑いながら

「違うよ」「そうアル」と答えた。

 そよ姫は、「そうですか」と答えて、納得する。

 そよ姫「では、行きましょうか」

 と言って3人は入っていく。

 店内には、いろいろな商品が置かれていた。

 神楽「すごい数アルなぁ」

 輪廻「これなんかどう?」

 と、言って見せてきたのは、水着を着た女の子が描かれている抱き枕だった。

 神楽「却下ネ」

 と、神楽が答える。

 輪廻「う~ん、やっぱり、ダメか」

 神楽「なんか、女の子が買っちゃいけないものアル」

 輪廻「じゃあ、こっちのは?」

 そういって見せたのは、アームストロング砲型抱き枕だった。

 そよ姫「なんか、持ちずらそうな形ですわ、これも却下で」

 輪廻「ちぇっ、じゃあ、これは?」

 今度は、巨大な大砲型の抱き枕を見せる。

 そよ姫「それも、ダメですね」

 輪廻「う~ん、じゃあ、これなら?」

 今度はロケットの形をした抱き枕だった。

 そよ姫「それも、ダメです」

 輪廻「えー、いいじゃん、このフォルム」

 神楽「おまえは、変な形抱き枕から離れろヨ」

 輪廻「むぅ、仕方ないなぁ」

 と、言いながら別の抱き枕を手に取る。

 それは、砂漠に城という模様の抱き枕だった。

 そよ姫「これは?」

 輪廻「これはね、砂漠の国の王様の抱き枕だよ」

 そよ姫「へぇ、そうなんですか」

 と、興味津々に見ているそよ姫。

 輪廻「うん、その国にはこんな言葉があるんだ」

 と、言うと輪廻は、そよ姫の耳元で何かを囁く。

 するとそよ姫の顔が真っ赤になる。

 そして、そよ姫は恥ずかしそうに顔を下に向けていた。

 神楽「何を言ったアルか? おまえ」と、神楽は聞いてきた。

 輪廻「秘密だよ」

 と、笑顔で答えた。

 そして、神楽はため息をつくと、 そよ姫に「それにするのか、そよちゃん」といい、そよ姫は恥ずかしりながら、

 そよ姫「これにします。これなら、うねり様も喜ばれます。(それに、いいよね別に)」

 と、言っていた。

 神楽「じゃあ、買ってくるアル」といってレジへ向かう。

 輪廻も、その後を追うようについていく。

 そよ姫は、一人残されて、店の前で待っていた。

 しばらくしてから神楽と輪廻が出てきて、そよ姫と合流する。

 輪廻「はい、これプレゼント」と言って渡したのは、先ほどの抱き枕だった。

 そよ姫「ありがとうございます」

 輪廻「どういたしまして」

 神楽「私にはないのかヨ!」

 輪廻「はい、神楽ちゃんも」と言って渡す。

 神楽は、嬉しそうに受けとると、「サンキューネ」と言った。

 輪廻「いやいや、どういたしまして」

 

 [場所:にぎわう商店街]

 神楽・そよ姫御一行は店からでて、城下町のそよ姫を迎えに来る場所まで歩いていた。

 神楽「買えてよかったアルな、きっとよろこぶネ、そよちゃん」

 そよ姫「はい、うねり様に喜んでもらえると思います」

 輪廻「ふぅ、これで僕の役目は終わりだね。じゃあ、僕は帰るよ」

 と、言って帰ろうとする輪廻に神楽が言う。

 神楽「何言っているアルか、おまえ、ここまで来たんだ、最後まで付き合えよ」

 輪廻「え~、なんで、僕まで行かなきゃいけないんだよ」

 神楽「おまえが、連れてきたんじゃないかヨ」

 輪廻「でも、もう用事は終わったじゃないか」

 神楽「そうだけど、まだ時間もあるし、一緒に行くアル」

 輪廻「えぇー! 仕方ないなぁ、わかったよ」

 と、渋々了承する。

 輪廻「ところで、どこに行くの?」

 神楽「そよちゃんの迎えが来る場所アルよ」

 輪廻「ふぅん、じゃあ、そこらへんをぶらつくか」

 と、いうと、二人は歩き出した。

 そよ姫は二人を少し離れたところから見ていた。

 そよ姫「優しい人ですね」

 神楽「そんなことないアルよ、けど人を見る目だけはあると思うネ」

 と、神楽が答えると、そよ姫がクスッと笑う。

 そよ姫「そうかもしれませんね」

 と、言った。

 神楽「それにしても、おまえは相変わらずアルな」

 輪廻「なにが?」

 神楽「その話し方アル」輪廻「それがどうかしたの?」

 神楽「直せって、前にも言ったアルよ」

 輪廻「直す必要あるの? だってこれは、この世界では普通なんだよ」

 神楽「だからといって、そのままにする必要はないアルよ。それにそよちゃんに失礼ネ」輪廻「そうかな?」

 神楽「そうだヨ、それにそろそろ直さないといけないネ」

 輪廻「わかったよ。努力するよ」

 と、言いつつも、 輪廻「まぁ、いいじゃないですか」

 神楽「まったく、仕方ない奴ネ。でもいいアルか?」

 輪廻「なにがです?」

 神楽「おまえは、これからどうするネ?」

 輪廻「わかっているんでしょ」

 と、言うと、二人の前に大きな黒いリムジンが現れる。

 そして、運転席からスーツを着た男が出てきて後部座席のドアを開ける。

 男は、頭を下げながら、 男「お嬢様、お待たせいたしました」

 そよ姫「どうやら、迎えが来たようですので、これで、またね、神楽ちゃん」

 神楽「おう、じゃあナ、そよちゃん」

 輪廻「じゃあね、姫のお姉さん」

 そよ姫は車に乗り込むと、車は走り去って行った。

 

 、その後、万事屋に大金が振り込まれた事はナイショダヨ。

 

 [場所:城内、うねりの部屋」

 そこで宇練はいつものように、寝ていた。

 すると、襖の向こうから声がかかる。

「宇練様、起きていますか?」

 と、いう声に、

「ああ、起きているよ」

 と、答えた。

 襖が開かれて入ってくるのは、着物姿のそよ姫だった。

 宇練「今日は早いんだな」

 そよ姫「はい、今日は午後から公務がありましたから」

 宇練「そうかい」

 そよ姫「あのぉ、これ、うねり様に買ってきたのですが受け取ってくれますか?」

 と、言って、小さな紙袋を渡す。

 中身は抱き枕であった、さわり心地がよく、とても気持ちよさそうに思える、宇練はそれよりも、模様に気になる点があった、それは故郷を思い出すような柄であったあの因幡の情景を

 宇練「姫さん、これは」

 そよ姫「いつも稽古や勉強などでお世話になっているお礼です。私が友達と一緒、買ってきたものです」

 宇練「姫さんが?」

 そよ姫「ええ、ダメでしたか?」

 宇練「いや、そんなことはないけど」

 そよ姫「よかった」

 安心するような声でそういうそよ姫をみて、宇練は娘が初めて、プレゼントを送ってきたことを思い出した。

 

 [回想:宇練」

 [宇練:三人称]

 そう、娘やいばが、10歳のころの話だ、俺の誕生月が近いころ、急に買い物に行くと言ってきたのだ。

 俺は最初は反対したのだが、「誕生日なんだから好きなものを買ってあげるよ」と言われ渋々承諾したが。

 今考えると、このときの買いものは、おそらくはこのためだったんだろう。

 町に出た俺たちは様々な店を見て回った。そして、途中で立ち寄った店で。] やいば「お父さん、これ欲しい!!」

 店員「こちらの商品ですね、わかりました」

 といって、店員は奥へと入っていく。

 やいば「お父さん、これ好きでしょ」

 そういって、買ったものは、妻と二人で買い物に来た時に勝った、金平糖である。

 そして、やいば「お父さん、お誕生日おめでとう!」

 

 [現在]

 

 そよ姫「うねり様、どうしました?」

 宇練「いや、大した事じゃないよ、姫さん、ただ懐かしい思い出に浸ってただけだ」

 そよ姫「? 、そうですか」

 宇練「そうだ、プレゼント、ありがとうな、姫さん」

 

 そういって、抱き枕を抱きしめてみる、宇練はなぜかわからないが、熟睡できそうだと思ったのである。

 

 

 

 ちなみに輪廻がそよの耳元でいったこの抱き枕の名前は「因幡の恋物語枕」である。

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