いろいろ忙しくなり、しばらく投稿を開けさせてもっらていますが、
生きてますよ
さて、今回はひとまずの日常をどうぞ
宇練side
日和「私は、四季咲様の刀、微刀:釵であり、所有者、日和号こと、日和と申します」
そう言って目の前にいる女の子? は頭を下げた。
いやまて、なんだこいつは、四季咲つったら、この刀の作成者の名前なのはわかるが、微刀:釵であり、所有者? 。どういうことだ、 まさか、こいつ刀なのか! 。アンドロイドでもどうみても普通の人間の女にしか見えねえぞ、だとしても、刀って、どこにあるんだよ、それらしいものはなさそうだが。
宇練「てめぇが刀? 、何言ってのさ、からくりの嬢ちゃん、ふざけたことを言ってないで、かえんな、こんなところで油売ってる場合じゃないでね」
俺はそっけなく言った。
しかしの嬢ちゃんは、真剣な瞳で。
日和「冗談ではありません。斬刀:鈍の所有者、宇練宇練。私は、人間らしさを前面にだした、からくり人形というなの刀なのです。宇練様」
俺は、その冗談めいた話を聞いて、足を止めた。
宇練「人間らしさを前面にだと? 」
俺は、ほかの刀の所有者自体、興味がなかったが、その話を聞いて、少し、興味をもった。
そして、俺は、日和号こと、日和をみた。面白い
宇練「で、そのからくりの嬢ちゃん、俺にいったいなんのようだ」
日和「はい、私は、あなたさまがもつ、斬刀・『鈍』に興味がありまして」
宇練「斬刀にか、なぜだ? 、主人のためか?」
日和「それもありますが、私自身、興味があったんです、自分以外の変体刀に」
宇練「そうか、なら仕方がない、見せてやるよ、ほらっ」
宇練は、自分の腰に差した斬刀・『鈍』(ザントウ・ナマクラ)を見せた。
日和「ありがとうございます」
宇練「しかし、あんたが俺の刀の作成者の世話役とは、驚きだ、しかも人間じゃねとか、変人だな、その四季咲って野郎」
日和「そうですね」
宇練「、あのさ、少し聞きたいんだが」
日和「はい、なんでしょうか?」
宇練「おまえさん、この後、暇か?」日和「はい、特に用事はありませんが?」
宇練「そうかい、じゃあ、ちょっと付き合ってくれよ、話したいことがあるからよ」
日和「わかりました、いいですよ」
宇練「ありがとうよ、では早速いこうか」
そして俺はこいつを誘い、いろんな話を、聞かせてもらおうと考えていた。
宇練「おまえさん、どうやってこっちきたんだ?」
日和「私は、虚刀流との戦闘で破壊されたはずのなのに、気が付いたら、ガラクタの山で、そういうあなたは、どうやってこっちに?」
宇練「俺も同じく虚刀流のあんちゃんにやられて、気が付いたら、将軍様の部屋で寝ていたよ」
日和は、驚きながら、「え、将軍? 、いや、え」と混乱した口調で、
日和「えっと、将軍ってあの将軍? 、なんで将軍の部屋に(◎_◎;)、でそのあとは、どうなったんですか」
宇練は、少し困り顔をしながら、
宇練「そのあとは、まぁ、そうだな、秘密ってことで」
日和「何ですか! 、それ! 」
と日和は突っ込みを入れた。
宇練は、頭をかきながら、 宇練「あ~、でも、日和、お前には関係ねぇよ、そう、たとえ知っていたとしても」
日和「? 、うーん、そうですね、関係ないですよね」
と納得した表情で言った。
そんな、他愛のない会話をしながら、宇練は話の中から、推測を立てていた。
宇練(こいつの言葉から察すると、おそらく、日和はあの時、俺と戦ったあんちゃんによって完全に破壊されたがなぜか、復活し、さらには、改造までされていた、四季崎はこいつや俺を復活させて何がしたいのだ)
と考え込む。
宇練は日和を見つめた。
宇練(しかし、この日和、どこかで見たような気がするが、どこだったかなぁ)
宇練は思い出そうとするが、思い出せない。
宇練「うーむ、駄目だ! わからん!」
と宇練は頭を抱える。
日和「どうしました? そんな頭をかかえて」
と日和が尋ねる。
日和「何か悩み事があるなら相談に乗りますよ」
と日和は微笑みながら言う。
宇練「、いや、いい、大丈夫だ、それより、そろそろ、帰らないと、心配しちまうやつがいるから、そろそろ、お暇させていただくよ」
そういって、宇練は、日和と離れ、城に向かっていくのだった。
[城内:そよ姫の部屋:夜]
[茂茂。一人称]
そのころ部屋では、そよが一人で、本を読んでいた。
そこに、一人の男が入ってくる。
そよ「あら、おかえりなさいませ、兄上様」
と、本から顔をあげ、声をかける。
男の名は徳川茂々、将軍にして江戸幕府第14代将軍である。
そして、彼の妹が、徳川そよである。
茂茂「すまない、遅くなったな、そよ」
と、椅子に腰かける。
そよ「いえ、別に構いませんわ」
と、微笑む。
茂茂「今日は何をしていたのだ?」
と、尋ねる。
そよ「はい、最近できた、甘味屋さんに行っていました」
と、嬉しそうに答える。
茂茂「そうか、勉強の事がどうだ、そよ、しっかりやっておるか?」
そよ「えぇ、はい、問題ありません」
茂茂「うむ、そうか、ならよいのだが」
と、茂々は、そよを見つめる。
茂々「ふぅ~」
と、ため息をつく。
茂茂「やはり、宇練に任せてみて正解だったな」
と、言う。
そよ「はい! 、宇練様は、学や武芸に優れている人物で、私自身、憧れてしまいます」
そういって、そよは、宇練の写真を見る。
茂茂「確かに、宇練には、才色兼備というべきか、文武に優れ、剣術は天才的だし、料理の腕もあるからな、しかし、そよ、お主も負けてはいないぞ」
そよ「ありがとうございます」
茂茂「そうだ、今度、宇練のために、プレゼントでもしたらどうだ」そよ「えっ、私がですか?」
茂茂「うむ、その方が喜ぶと思うぞ」
そよ「わかりました。やってみます!」
そういってそよ、宇練へのプレゼントをかんがえるのだった.
[そよ。一人称]
[場所:そよの部屋]
次の朝、そよ姫の部屋では、 そよが、一人で考え事をしていた。
そよ「うーん、宇練様に、あげるものね~」
と、一人つぶやく。
そよ「あっ、宇練様といえば、刀の達人だけど、居眠りしてしまう癖がありましたわね」
と、思い出す。
そよ「ふふっ、宇練様ったら」
と、微笑む。
そよ「じゃあ、抱き枕なんてどうかしら? 、きっと喜んでくれるわよね」
と、笑顔で言う。
そよ「でも、抱き枕なんて、どうすれば、あ、そうだわ! 、神楽ちゃん確か、万事屋っていう何でも屋をやっている家にいるのでしたわね、ちょっと聞いてみようかしら」
と、そよは言うのであった。
そして、そよ姫は万事屋へ向かった。
[場所:万事屋]
[三人称。]
一方、ここ万事屋では、いつもの通り、坂田銀時、神楽、志村新八が生活していた、今日は、珍しく仕事の依頼もなく暇な一日を過ごしている。
神楽「あぁ~退屈アル~」
と、だらけきっていた。
新八「まあまあ、たまにはこんな日があってもいいじゃないですか」
と、苦笑いしながら言う。
銀時はソファーに寝転がりジャンプを読んでいる。
神楽「あーつまんないアル」
そういって神楽はテレビをつける。テレビでは、他愛のないニュースばかりで面白いものなどほとんどない、しいて言うなら、例のキャバクラの件だけである。
神楽「銀ちゃん、このままでは、干からびてしまうアルよ、なんか面白そうなことないかナ?」
銀時「俺に聞かれても困るぜ、こういうのは、作者の仕事だからな」
神楽「もう、作者の奴、なんでこんな話にしたネ」
と、文句を言う。
銀時「おいおい、お前がそれを言ったら駄目だろうが!」
と、ツッコミを入れる。
すると、玄関のチャイムが鳴る。
ピンポーン! 新八「はい、どちらさまでしょうか?」
と言うと
そよ姫「こんにちは、新八さん」
と、そよ姫の声が聞こえた。
新八「銀さん、今の声って、もしかして、」
銀時「いやちがうって、多分、空似だ空似、こんな場所に、姫様が来るわけないって」
新八「いや、でも、ものすごい知ってる声ですけど、なんか空似なんてレベルじゃないくらい」
輪廻「そういうのいいから、出ないと、客人だよね」
と、そよ姫の声が聞こえる。
銀時「あーはいはい、いま行きますよ」
と、言い、戸を開ける。間違いなく姫がいた、幕府の姫、そよ姫がそこにはいた。
新八「え? あれ、そよ姫さま!?」
銀時「いや、違うよきっと、他人のそら似だよ」
そよ姫「あら、銀時さんと新八さんではないですか、それに神楽ちゃんもいるんですね、ちょうどよかったわ」
と、そよ姫は言う。
神楽「そよちゃん! 、よく来たアル、今日は遊びにきたのあるか?」
そういうと、そよ姫は少し売れしながら「いいえ、けど少し依頼したいことがあってきちゃった」と軽めな感じいったのである。
そして、ソファーに座り、お茶を出し、新八は台所に向かいお菓子を用意する。
神楽「んで、どうしたアル?」
そよ姫「実は、わたくしがお世話になっている人がいて、その人のために抱き枕をプレゼントしようとおもっていて、どこに買えばいいのか、それで神楽ちゃんに相談しようと思ったのですわ」
と、そよ姫は説明するのであった。
神楽「なるほどアル」
新八「抱き枕ですか、確かに抱き枕といってもたくさんの種類がありますもんね」
銀時「抱き枕ねぇ~」
と、三人はそれぞれ感想をいう。
そよ姫「あの、みなさん、どうかしましたか?」
と、心配する。
新八「あ、いえ、なんでもありません」
銀時「そうだなぁ、抱き枕といえば、やっぱり専門店とかにあるんじゃないのか?」
と、銀時はいう。
そよ姫「それでは、神楽ちゃん、一緒に探してくれますか?」
神楽「任せるアル、私についてくるといいネ」
と言って二人は出かける。
新八「さてと僕は、夕飯の準備でもするか」
銀時「俺は、ちょっとパチンコ行ってくるぜ」
新八「いやあんたも来るんですよ!」
銀時「ああわかったってば」
そう言って二人は出ていく。
そよ姫「銀時さんも大変ですね、では私は、ここで失礼します」
輪廻「いってらっしゃい」
そうして、そよ姫は帰っていくのだった。
そよ姫は、町中を歩いていた。
そよ姫「なかなか、見つかりませんね」
神楽「そうアルなぁ、どこで売ってるアルかね?」
そよ姫「やはり、通販で取り寄せたほうがいいのでしょうか?」
神楽「それは無理ネ」
そよ姫「どうしてですか?」
神楽「だって、抱き枕専門店なんて見たことないアルから」
そよ姫「そんなぁ」
神楽「まあ大丈夫ネ、なんとか探すネ」
そよ姫「わかりましたわ、ではお願いします。ところで、さっきからついてきている、男の子は知り合いですか?」
そいって、神楽が後ろを見ると、にこにこと面白がりながらついてくる”彼我木輪廻”の姿があった。
神楽「なにしてるネ、輪廻、おまえもくるあるか?」
輪廻「うん、楽しそうだからね」
そよ姫「あら? 、お友達ですか?」
神楽「はいアル、私の大事な友人ネ」
輪廻「はじめまして、僕は彼我木輪廻だよ、よろしくね、姫のお姉さん」
そよ姫「これはご丁寧に、わたくしは徳川そよと申しますわ、どうぞお見知りおきを」
と、挨拶を交わす。
輪廻「お姉さん、抱き枕が欲しいんだって?」
そよ姫「そうなんですの、わたくしがお世話になっている方が抱き枕が大好きな方でして、それでプレゼントしたいと思っていまして」
と、言うそよ姫。
輪廻「じゃあ僕が抱き枕専門店に連れて行ってあげる」
と、笑顔で言う輪廻だった。
そして三人は、ある場所に来ていた。
そこには、看板がありこう書かれていた。
【抱き枕専門店】
神楽「ほんとにあったアル」
「なんで今場所、知ってるアル? 輪廻」
彼我木「いやー、ネットサーフィンしていたらね、偶然ここ、知ったんだよね」
神楽「おまえは、本当に便利な奴アルなぁ」
輪廻「まあ、褒めても何も出ないけどね」
神楽「別にほめてないアル」
と、会話している二人を見てそよ姫は、 そよ姫「あの、もしかして、あなた方は、忍者の方ですか?」と聞く。
すると二人は笑いながら
「違うよ」「そうアル」と答えた。
そよ姫は、「そうですか」と答えて、納得する。
そよ姫「では、行きましょうか」
と言って3人は入っていく。
店内には、いろいろな商品が置かれていた。
神楽「すごい数アルなぁ」
輪廻「これなんかどう?」
と、言って見せてきたのは、水着を着た女の子が描かれている抱き枕だった。
神楽「却下ネ」
と、神楽が答える。
輪廻「う~ん、やっぱり、ダメか」
神楽「なんか、女の子が買っちゃいけないものアル」
輪廻「じゃあ、こっちのは?」
そういって見せたのは、アームストロング砲型抱き枕だった。
そよ姫「なんか、持ちずらそうな形ですわ、これも却下で」
輪廻「ちぇっ、じゃあ、これは?」
今度は、巨大な大砲型の抱き枕を見せる。
そよ姫「それも、ダメですね」
輪廻「う~ん、じゃあ、これなら?」
今度はロケットの形をした抱き枕だった。
そよ姫「それも、ダメです」
輪廻「えー、いいじゃん、このフォルム」
神楽「おまえは、変な形抱き枕から離れろヨ」
輪廻「むぅ、仕方ないなぁ」
と、言いながら別の抱き枕を手に取る。
それは、砂漠に城という模様の抱き枕だった。
そよ姫「これは?」
輪廻「これはね、砂漠の国の王様の抱き枕だよ」
そよ姫「へぇ、そうなんですか」
と、興味津々に見ているそよ姫。
輪廻「うん、その国にはこんな言葉があるんだ」
と、言うと輪廻は、そよ姫の耳元で何かを囁く。
するとそよ姫の顔が真っ赤になる。
そして、そよ姫は恥ずかしそうに顔を下に向けていた。
神楽「何を言ったアルか? おまえ」と、神楽は聞いてきた。
輪廻「秘密だよ」
と、笑顔で答えた。
そして、神楽はため息をつくと、 そよ姫に「それにするのか、そよちゃん」といい、そよ姫は恥ずかしりながら、
そよ姫「これにします。これなら、うねり様も喜ばれます。(それに、いいよね別に)」
と、言っていた。
神楽「じゃあ、買ってくるアル」といってレジへ向かう。
輪廻も、その後を追うようについていく。
そよ姫は、一人残されて、店の前で待っていた。
しばらくしてから神楽と輪廻が出てきて、そよ姫と合流する。
輪廻「はい、これプレゼント」と言って渡したのは、先ほどの抱き枕だった。
そよ姫「ありがとうございます」
輪廻「どういたしまして」
神楽「私にはないのかヨ!」
輪廻「はい、神楽ちゃんも」と言って渡す。
神楽は、嬉しそうに受けとると、「サンキューネ」と言った。
輪廻「いやいや、どういたしまして」
[場所:にぎわう商店街]
神楽・そよ姫御一行は店からでて、城下町のそよ姫を迎えに来る場所まで歩いていた。
神楽「買えてよかったアルな、きっとよろこぶネ、そよちゃん」
そよ姫「はい、うねり様に喜んでもらえると思います」
輪廻「ふぅ、これで僕の役目は終わりだね。じゃあ、僕は帰るよ」
と、言って帰ろうとする輪廻に神楽が言う。
神楽「何言っているアルか、おまえ、ここまで来たんだ、最後まで付き合えよ」
輪廻「え~、なんで、僕まで行かなきゃいけないんだよ」
神楽「おまえが、連れてきたんじゃないかヨ」
輪廻「でも、もう用事は終わったじゃないか」
神楽「そうだけど、まだ時間もあるし、一緒に行くアル」
輪廻「えぇー! 仕方ないなぁ、わかったよ」
と、渋々了承する。
輪廻「ところで、どこに行くの?」
神楽「そよちゃんの迎えが来る場所アルよ」
輪廻「ふぅん、じゃあ、そこらへんをぶらつくか」
と、いうと、二人は歩き出した。
そよ姫は二人を少し離れたところから見ていた。
そよ姫「優しい人ですね」
神楽「そんなことないアルよ、けど人を見る目だけはあると思うネ」
と、神楽が答えると、そよ姫がクスッと笑う。
そよ姫「そうかもしれませんね」
と、言った。
神楽「それにしても、おまえは相変わらずアルな」
輪廻「なにが?」
神楽「その話し方アル」輪廻「それがどうかしたの?」
神楽「直せって、前にも言ったアルよ」
輪廻「直す必要あるの? だってこれは、この世界では普通なんだよ」
神楽「だからといって、そのままにする必要はないアルよ。それにそよちゃんに失礼ネ」輪廻「そうかな?」
神楽「そうだヨ、それにそろそろ直さないといけないネ」
輪廻「わかったよ。努力するよ」
と、言いつつも、 輪廻「まぁ、いいじゃないですか」
神楽「まったく、仕方ない奴ネ。でもいいアルか?」
輪廻「なにがです?」
神楽「おまえは、これからどうするネ?」
輪廻「わかっているんでしょ」
と、言うと、二人の前に大きな黒いリムジンが現れる。
そして、運転席からスーツを着た男が出てきて後部座席のドアを開ける。
男は、頭を下げながら、 男「お嬢様、お待たせいたしました」
そよ姫「どうやら、迎えが来たようですので、これで、またね、神楽ちゃん」
神楽「おう、じゃあナ、そよちゃん」
輪廻「じゃあね、姫のお姉さん」
そよ姫は車に乗り込むと、車は走り去って行った。
、その後、万事屋に大金が振り込まれた事はナイショダヨ。
[場所:城内、うねりの部屋」
そこで宇練はいつものように、寝ていた。
すると、襖の向こうから声がかかる。
「宇練様、起きていますか?」
と、いう声に、
「ああ、起きているよ」
と、答えた。
襖が開かれて入ってくるのは、着物姿のそよ姫だった。
宇練「今日は早いんだな」
そよ姫「はい、今日は午後から公務がありましたから」
宇練「そうかい」
そよ姫「あのぉ、これ、うねり様に買ってきたのですが受け取ってくれますか?」
と、言って、小さな紙袋を渡す。
中身は抱き枕であった、さわり心地がよく、とても気持ちよさそうに思える、宇練はそれよりも、模様に気になる点があった、それは故郷を思い出すような柄であったあの因幡の情景を
宇練「姫さん、これは」
そよ姫「いつも稽古や勉強などでお世話になっているお礼です。私が友達と一緒、買ってきたものです」
宇練「姫さんが?」
そよ姫「ええ、ダメでしたか?」
宇練「いや、そんなことはないけど」
そよ姫「よかった」
安心するような声でそういうそよ姫をみて、宇練は娘が初めて、プレゼントを送ってきたことを思い出した。
[回想:宇練」
[宇練:三人称]
そう、娘やいばが、10歳のころの話だ、俺の誕生月が近いころ、急に買い物に行くと言ってきたのだ。
俺は最初は反対したのだが、「誕生日なんだから好きなものを買ってあげるよ」と言われ渋々承諾したが。
今考えると、このときの買いものは、おそらくはこのためだったんだろう。
町に出た俺たちは様々な店を見て回った。そして、途中で立ち寄った店で。] やいば「お父さん、これ欲しい!!」
店員「こちらの商品ですね、わかりました」
といって、店員は奥へと入っていく。
やいば「お父さん、これ好きでしょ」
そういって、買ったものは、妻と二人で買い物に来た時に勝った、金平糖である。
そして、やいば「お父さん、お誕生日おめでとう!」
[現在]
そよ姫「うねり様、どうしました?」
宇練「いや、大した事じゃないよ、姫さん、ただ懐かしい思い出に浸ってただけだ」
そよ姫「? 、そうですか」
宇練「そうだ、プレゼント、ありがとうな、姫さん」
そういって、抱き枕を抱きしめてみる、宇練はなぜかわからないが、熟睡できそうだと思ったのである。
ちなみに輪廻がそよの耳元でいったこの抱き枕の名前は「因幡の恋物語枕」である。