ロックされています。
『………』
ロックされています。
『………さい』
ロックされています。
『うる……さい』
ロックされています。
『うるさい』
ロックされています。ロックされています。ロックされています。ロックされています。ロックされています。This is locked. This is locked. This is rocked.THis is ioked.
This is yocked. this iS docked. Th¥€ i5 уосжеь.
静かな部屋。心臓の鼓動を知らせる電子音が響く中、たった1人の少女は、目を覚ます。
「Εγώ τραγουδάω. χορός. Συνεχώς, μη συνεχίζοντας, στρογγυλό και στρογγυλό」
口からこぼれた詩を、紙に書き残す。
窓から見える景色は、いつもと変わらない。
「Όσοι χρησιμοποιούν μαγεία καίγονται στον ήλιο και όσοι πιστεύουν στα μαλλιά καίγονται σε κεραυνούς」
しゃりん、と音がしても少女はペンを走らせる。
「Αυτός που κυνήγησε τη γάτα κλωτσήθηκε από ένα άλογο και μετατράπηκε σε πέτρα」
名前を書いて、タイトルを綴り、ペンを置く。
窓の方を見て、猫を見る。
『やぁ、巴志りお。僕と契約して、魔法少女になって欲しいんだ』
少女は、それを見て、聞いた途端、頭を抱える。
「精神がイカれた。また入院か……今度は精神棟か……」
嘆きながら、少女は横になる。
「はぁ……明日、ようやく退院なのに」
『精神がおかしくなったわけではないさ、巴志りお。ほら、試しに、僕を触ってごらんよ』
白色でピンクの瞳を持つ猫が、少女の膝の上に飛び移る。
「質量、あり。触覚、問題なし。現実……?」
『そうさ。僕は実際に存在する』
「でも、人型生物以外が、言語を、日本語を発するのは不自然」
『宇宙人、とでも言えばわかるかい?』
「地球外来知的生命体?」
『正確に言うと、そうなるね。僕の名前はキュゥべえ』
「………」
『なんだい?僕が怪しい、と顔に書いてるかのように見えるけど』
「怪しい」
『わざわざ口にする必要はないように思うけど。まぁ、今はそれはいい。僕と契約して、魔法少女になってよ』
『まさか、耳をちぎられるとは思わなかったよ』
「うるさい」
病室の中の2人。いや、1人と1匹。
『にしても、君は不思議だ。力があると感じるけど、その大きさは不明。小さいのか、大きいのかわからない。それに、病院に居るから、ここから動いてないのに、今日になるまで、君の力を感知することができなかった。君は一体、何者なんだい?』
キュゥべえの言葉に、少女は答えた。
「巴志りお。死にぞこなった、単なる少女」
Das kleine Mädchen lächelte. Wie üblich ging meine Familie mit meinem Bruder in den Park.
Aber der mechanische Ring verursachte Verzweiflung.
Ich wurde allein gelassen, weil ich das Notizbuch fallen ließ, in dem das Gedicht geschrieben war.