【リハビリ中】僕の個性は【紳士ハンド】   作:『代行さん』

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@ヒーロー基礎学-1-対人訓練

@13:10:00

「屋内での対人戦闘訓練さ」

オールマイトが告げたのは生徒同士での一時的なチームアップによる対人戦闘訓練

 

 

 

ヴィラン退治の多くは屋外で見られる

しかし、ヴィランの発生件数の統計で言うと屋内の方が凶悪ヴィランの出現率は高い

 

「監禁や軟禁、裏商売…このヒーロー飽和社会」

一度の咳払い

「真に賢しいヴィランは屋内(やみ)に潜む」

 

箱が取り出される

「君らにはこれから「ヴィラン」「ヒーロー」に分かれてもらう」

抽選用の箱であった

 

設定はこうである

ヴィランが強力な爆弾を保有し、逃亡

屋内を占拠し、立てこもりを図った

幸いなことに人質は取られなかった

 

ヒーロー側は爆弾の回収もしくはヴィランの確保

ヴィラン側は時間まで爆弾を守護もしくはヒーローの確保

を目的として行なってもらう

以上がカンペの内容である

 

「勝敗のシステムは以上でしょうか?」

取り上げられたカンペをポニーテールに開け放たれた前面

背中に置かれた本、八百万 百

 

「ぶっ飛ばしてもいいんすか?」

不機嫌そうに質問を述べる爆豪 勝己

 

「除籍処分なんかは…」

不安そうに質問を述べる麗日 お茶子

 

「回収の基準を」

真面目に質問を述べる飯田 天哉

 

「このマントやばくない?」

意図不明の質問を述べる青山 優雅

 

これらに加えて総勢20名の質問攻めに合うオールマイト

「ん〜聖徳太子ぃ!!」

 

A峰田実 個性【モギモギ】

緑谷出久 個性【複製器官】

 

B轟焦凍 個性【半冷半燃】

障子目蔵 個性【複製腕】

 

C八百万百 個性【創造】

麗日お茶子 個性【無重力】

 

D爆豪勝己 個性【爆破】

切島鋭児郎 個性【硬化】

 

E芦戸三奈 個性【酸】

青山優雅 個性【ネビルレーザー】

 

F砂藤力道 個性【シュガードープ】

口田甲司 個性【生き物ボイス】

 

G上鳴電気 個性【帯電】

耳郎響香 個性【イヤホンジャック】

 

H常闇踏陰 個性【黒影(ダークシャドウ)

蛙吹梅雨 個性【蛙】

 

I葉隠透 個性【透明化】

尾白猿夫 個性【尻尾】

 

J飯田天哉 個性【エンジン】

瀬呂範太 個性【テープ】

 

続いて

取り出されたボックスには

『HERO』『VILLAIN』

「最初の対戦相手はこいつらだ!」

 

『HERO』D

『VILLAIN』D

 

「やり直し」

((段取り悪りぃ))

 

 

 

「最初の対戦相手はこいつらだ!」

『HERO』A

『VILLAIN』B

「敵チームは先に入ってセッティングを!ヒーローは5分後に潜入したら、始まるぞ!」

 

@グラウンドβ

「よろしく峰田君」

「よろしくなデク」

 

雑音と共にインカムが入る

〔この通信はチャンネルが固定されている、ヒーローチームはチャンネルの変更を〕

耳に付けたインカムのチャンネルをズラすと時計を確認する

 

@13:15:24-A

「ここから5分後に突入」

「分かったけどよ?」

「ん?」

 

@13:15:24-B

〔さてヴィランチーム諸君、君たちはヴィランの思考をよく学ぶ様に、これはほぼ実践だ。怪我を恐れず思いっきりな〕

「…」

「分かりました」

度が過ぎたら中断するらしい

 

面倒臭ぇ

「作戦会議は?」

「障子だったか?お前は外に出てろ」

「は?」

吐く息が熱い

左は使わねえ

 

霜が降り始める

「…分かった」

 

尋常じゃない気迫に障子は出て行く

「…俺は一位を目指さなきゃならねぇ」

オールマイト以外は眼中に

 

ない

手元の時計を確認する

「起点は…壁でいいか」

開始と同時に決着をつける

 

@13:17:00

「これは…ズルになるんじゃないかな?」

「バレなきゃいいって」

峰田君の言った通りにした結果

僕も知らない能力を発見してしまった

【透視】

 

辺りの景色が一変する

【透視】と言うよりX線に似た視界…

しかし、欠点は

 

「おい、デク?」

「だい…丈夫」

眼球に籠った熱

瞼を下ろさなきゃいけないのに

下ろすと逆に排熱がうまくいかない

 

「…」

少しの間だけ確認できた爆弾の位置

「なぁデクもう一つ」

「…何?」

 

「爆弾の位置は…」

 

@13:18:20-監視

「推薦入学者?」

「そうですわ」

 

監視室はお祭り騒ぎの中

麗日お茶子と八百万百が作戦会議がてら雑談をしている

「轟さんは熱と冷気を操りますわ」

「え!?何それズッコイ」

「ず?」

 

「推薦入学の時」

氷による瞬間拘束により、合格を決められたそうです

 

@13:20:25-A

「ソックス!」

「おう!」

僕は大きく叫ぶ

勢いよく乗り込んだ峰田君

 

@13:20:26-監視

!!!?

 

 

 

@13:20:26-B

「凍れ」

 

@13:20:27

瞬間、舞台となった

グラウンドβのビルは

一つの氷山へと姿を変えた

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