【リハビリ中】僕の個性は【紳士ハンド】   作:『代行さん』

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@雄英体育祭-2-宣誓

@雄英の正門

「入場検査長え」

「仕方ねえ、雄英バリアが出てきたから厳しくなったんだろう」

「今回の目玉はやっぱり3年かな…」

ラストチャンスにかける情熱は雄英の中でもトップだ

入場までに始まらなければいいけど

そんな中、検査を優遇される報道陣の腕章

「はぁ?」

NHNの奴らだ、どんな姑息な手を…

 

@雄英-出店道

「我らもスカウトに勤しみたいものだ」

「警備依頼が来た以上は仕方ねぇよ」

「何か全国からプロヒーローを呼んだらしいよね」

シンリンカムイ

デステゴロ

Mt.レディーが出店道を巡回していた

例年とは違う対応を見せる雄英

 

たこ焼きをハムりながらMt.レディーは舌を火傷した

「アッつ」

 

@1-A 控え室

「みんな、準備できてるか、もうじき入場だ」

全員が学校指定のジャージに着替えて

雄英保有のドームの地下の一室

 

「コスチューム着たかったな」

「武器を使用する【個性】の場合不利にならないかな?」

「公平を期すためなんだろうけどさ」

緊張感なくあくびをしてしまう

寝不足が祟ったのかもしれない

できることは一通りやった

 

2日目の個人競技に備えて

「緑谷」

声を掛けられる

相手は

 

「轟君どうしたの?」

鋭い目つき、何ともいえない空気

真面目な話らしい

「客観的に見て、俺とお前の【個性】での差はないと思う」

「どっちも汎用性が高いからね」

 

「…俺には目標がある」

「…うん」

 

「俺は…お前に勝つぞ」

「お!?クラストップの宣戦布告か?」

轟君からの宣戦布告

 

「急に喧嘩腰で…」

静止する、そんなんじゃないのは勘だけど分かる

「実践での借りをここで返す」

 

「轟君」

僕の目指すべき目標を今一度考え起こす

『ヒーロー』抽象的だけれど

 

僕が考えうる最高の目標(ゴール)

「僕を含めて、遅れるきなんてない」

真っ直ぐ轟君を見かえす

 

「僕も本気で獲りに行く」

「…おぉ」

「…」

静まり返る控え室

冷たい鎮まりではない

己が上に立たんとする沈黙

(盛り上がってるのはお前らだけじゃない)

皆が声に出さずとも胸に秘めた野心

 

@一年ステージ

「生徒の入場だ!」

やや空席が見られるドームの観客席

知ってか知らずか三年ドームに殆どの人間が移動しているようだ

そのおかげで緊張が解れる人間もいるだろう

 

「雄英体育祭、ヒーローの卵たちが我こそはと!しのぎを削る年に一度の大バトル」

プレゼントマイクの盛り上げにより、観客の数が倍になったような錯覚を受ける

 

「どうせあれだろ?こいつらまだペーペーってことだろ?お行儀良くしかできない雛鳥だって?バカ言うな!今年は粒揃い」

ヒーロー科1年A組だぁ!!!

 

見据えるは優勝、【黒キ人】には頼らずに行きたい

大丈夫、僕もここ数週間で成長したところが少なからずある

それにしても

「凄い人の数だ

ドームの空席も意図してに見える…」

 

「大人数の注目の中で

最大のパフォーマンスを発揮できるか」

これもヒーローの素養を身につける一環なんだな

 

「ヴィラン襲撃が伏せられてんのに

この人の入り様、緊張するな爆豪!」

「あ?満席にしたるわ」

 

「個性に引けを取らない、実力でも負けていない、同じく雛鳥、臆することなかれ、羽ばたいて地面の偉大さを知っていけ」

続いてB組が入場する

歓声の中でもはっきりと聞こえる

「かったるい」

という言葉

 

普通科からサポート科、経営科が続いて行進して…

やる気のなさが垣間見える

「俺らって完全引き立て役だよな」

 

@8:30

「選手宣誓」

一年の主審を務めるのは18禁ヒーロー

ミッドナイト先生

 

二年の主審は

エクトプラズム先生

 

三年は例年通り

ネズ校長が取り仕切るようである

「18禁なのに高校に居ていいものか…」

「いい…」

「個性が制圧向けで加減ができない想定だからか?」

「静かになさい、選手代表」

 

緑谷出久

「え?僕?」

何も聞かされていない

 

「デクが!?」

「緑谷」

ここで明かされる新事実に会場がざわめく

主に生徒側が

 

ヒーロー科(・・・・・)のな」

 

@8:31

「どうしよう」

何も考えてきてない

えっと…

… … …ここは

 

「せ、先生、僕達選手一同は日頃の成果を十分に発揮し」

「小学生の宣誓か?」

「真面目だ…」

 

「最も」

空気が凍る

 

「やる気がないなら観客席の穴埋めよろしくお願いします」

「…」

僕じゃない…

 

「緑谷くん!!!?」

「デク君!!!?」

「緑谷お前!?」

 

「これは」

「ニュートラルちゃんね」

「先行き不安だ」

 

「ボコボコにしたるわ緑谷!」

「調子乗んな」

「やってやろうじゃねえかよ、あぁ!!」

 

ニュートラル何やってくれてんだ!?!?

「さーて、それじゃあ早速第一種目と行きましょう」

僕まだ降りてない

「雄英って何でもありなんやね」

 

こうして始まった雄英体育祭

僕へのヘイトを添えて

ヘイト率1000%

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