【リハビリ中】僕の個性は【紳士ハンド】   作:『代行さん』

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@名前なき復讐者【その8】

@林間合宿-2日目A

〔爆発音〕

「起床!!」

 八百万さんの声に一同が

 寝ぼけ眼のまま寝床から飛び退く

 

@林間合宿-2日目朝

 炊事をしながら

 瀬呂君達を補助する

 視野を広く持ちながら林間合宿に挑む

 

「んぁ!?悪りぃ緑谷」

「助かった☆」

「糖が…」

 ボロボロの補習組は

 今にも倒れそうになっている

 

 食事を摂りながら

 椅子から転げ落ちそうになる

 

 それはそれとして今日も

 

@別視点

「だから…いきなり出てくんな!」

 浮遊する平皿が現れた

 

@林間合宿-2日目個性強化に

「個性を伸ばす…って」

「A組はもうやってるぞ早く行くぞ」

 B組と心操君が合流した

 

「そうなのあちきら四位一体!」

「煌めく眼でロックオン!!」

「猫の手 手助けやってくる!!」

「どこからともなくやってくる…」

「キュートにキャットにスティンガー!!」

 

「ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ!!!」

(full.ver)

 

@林間合宿-2日目個性強化

「…緑谷氏」

 片腕で身体を支え、曲げた状態で維持する

 その間は足を伸ばし、広げる

 

「何時間やってるのである?」

「んと…どれくらいだっけ?」

「3時間だよ」

「「3時間!?」」

 

「さぁ、今だ撃ってこい」

 うつ伏せ状態から瞬時に攻撃に移る

 

 拳を単純に撃ち込み、続け様に連撃

 手を【ニュートラル】で軸へと変え

 足撃、隙を埋める様に撃ち込む

 

「よぉぉぉしまだまだキレキレじゃないか!!」

 その全てを回避され、反撃を受け

 それを相殺する

 

「それじゃあ交代だ」

「イエッサァ!!!」

 改めてうつ伏せ状態になり

 腕を曲げ姿勢を維持する

 

「「この人だけ

 性別もジャンルも別もんなんだよな」」

 合流したB組を他所に個性強化はつづいていく

 

@我ーズブートキャンプ

 現在3〜5名内複合型2名

「緑谷氏?」

「どうしたの宍戸君?」

「いやそれはこっちのセリフである」

 両腕のどちらでも無く

 片足で直立し、虎さんと打ち込みを行う

 

「エグい」

〔スパーリングの音〕

 残った両腕と足で【軟体】の攻撃を相殺する

〔CAT Punch〕

 

「…エグい」

 砂の上でぐらつくことなく足で捌き

 腹部への打撃を両腕で捌く

 

「伸ばせ千切れヘボ個性」

 地面スレスレを蛇の様に

 移動をしながら撃ち込まれる攻撃

 

「イエッサァ!!!」

 それをバランスをとりながら

 捌き続ける

 

「宍戸あんなのとタイマンとか」

「正気じゃないですな…」

 

〔決して軽くない衝突音の数々〕

 ニュートラルの筋力は僕の頑張り次第

「底が見えんがそれでもPuls Ultraだ!」

 

@林間合宿-2日目昼

 カレーを作りながら相澤先生に質問をする

「他の先生方はいらっしゃらないんですか?」

 

 栄養ブロックを食べる相澤先生と

 カレーを食べる

 B組+プッシーキャッツを他所に…

「合宿は

 ヴィランに悟られぬように人員は最低限でな」

「よってあちしら

 4人に白羽の矢が立ったって訳ね」

 

「特にオールマイトは敵側の目的の一つと

 推測されている以上来てもらうわけにはいかん」

「…そっか」

 

「良くも悪くも

 目立つからこうなるんだあの人は」

「良くも悪くも…」

 …何もなければいいけれど

 オールマイトから話が聞きたかったと

 少し残念でならない

 

 

 

 鍋を回しながらパンと平皿を

「はい洸汰君」

「ふん」

 洸汰君の前に配膳する

 

「洸汰いつの間に?」

「うっせぇ」

 

@林間合宿-2日目昼過ぎ

「…」

「オールマイトに何か用でもあったのか?

 相澤先生に聞いてたろ」

 食器を洗いながら声を掛けられる

 振り返る

 

「洸汰君のことでね」

「洸汰?誰だ?」

「車の中にいた子が居てね」

「あぁここに来た時に

 車に向かって話してたのはそう言うことか」

 

 

 

「洸汰って奴は

 個性、超人社会そのものを嫌ってるのか」

「うん」

 轟君が洸汰君を見やる

 

「轟君なら何て声を掛ける?」

「場合による」

「そりゃあ場合によるけど」

 

「素姓もわかんねぇ

 通りすがりに正論吐かれても

 煩わしいだけだろ…」

…言葉単体で割り切れるなら

 それだけだったってことだ

 大事なのは

 

「何を思い、何をしたか

 何をしている人間に言われるか…だ」

「…」

「言葉には常に行動と覚悟が伴う…と思う」

 

 

 

「お前意外とデリケートな部分に

 ずけずけ首突っ込むからな」

「ッグ…」

 耳が痛い

 

「そう言うの気にせずぶっ込んでくるからな」

「ごめん」

 蛇口を閉め洗っていた鍋らを

 水切り台に移動させる

 

 余計なお世話だったのかも…

 

@林間合宿-2日目夕方

「どうした」

「虎さん」

「少し体が傾いてるぞ」

「本当だ…」

 無意識のうちに重心が

 曲げていた健側に傾いていた

 それを戻し、改めて考え事を始める

 

@そんなこんなで

「肝試しの下見だぁ!」

 

 陽が頭をたれ、山の影が伸び切る

 

 芦戸さんが飛び上がり

 歓喜の声を上げる

 

「その前に…」

 A組とB組が捕縛布に捕獲される

 

「何で☆」

「うぉ!?」

「やっぱこうなるか…」

「…」

 

「大変心苦しいが

 補習連中はこれから俺と補修授業だ

 すまんな」

「嘘でしょ☆」

「んなご無体な」

「仕方ないっすよね」

「…」

 

 ムゴい…

 ずるずると引き摺られ

 マタタビ荘に連行されていく

 物静かな物間君もどこか落ち込んでいる…

 違う

 

 拳藤さんの峰打ちが入ってる表情をしていた

 速過ぎる手刀、全員が気づかないほど

 

@林間合宿-2日目夜

「…?」

「どうしたん?デク君」

「何か言った?」

「何も」

 確かに聞こえた声

 振り返えっても他の人は居ない…

 

「これは…」

 直感じゃない…この感覚は前にもあった

【透視】により

 周囲を確認するが問題なかった

 

「芦戸さん、ごめん」

「ちょ!?緑谷?」

 黒い球を手渡し

【スカイランナー】で上空へと

 視界を360°確保できるように液体を被る

 

「…!」

 いつぞやの黒いモヤ

 

「黒霧!!!」

 叫ぶと同時に【スカイランナー】で突っ込

 もうとするが…

 突風に紛れて何かがとんできた

 

「!!?」

 空中で蹴られる

 

 

 

「機械の犬?」

 四足歩行黒い獣が緑谷の着地の後に

 音もなく着地する

 エンジン音を携えて…

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