洋食レストラン『ビストロサル』にてある外国人の客3名が本来禁煙である筈の店内で堂々と喫煙していると店員であろう少女が客の一人タバコに水をかけた。
『ナニスンダヨ!!』
「けむいし・・・・ここ禁煙。あそこの文字読めないの?」
『ハァ!?コレドウミテモハイザラダロウガ!!コノアバズレオンナガメンタマツイテンノカ?』
少女に注意された外国人達は少女を片言ながら罵倒すると客の顔に水がかけられた。
「何言ってるんだ?あんたらはこいつは店員として当たり前の事をしたまでだ。消して当然だろうが此処が禁煙なのもあるがあそこの子供が煙たがって今にも泣きそうじゃないか。そして何より誰の妹があばずれ女だって!?」
黒ジャッケットを来た少年は客3人にそう言い客の一人が少年の胸倉を掴むが少年はあっという間に返り討ちにし客3人を店から追い払った。
「ひより・・・・もうちょっと愛想良くできないのかよ。今回は偶々あいつらが迷惑行為をしてたからいいが、竹宮さんすいません。うちの妹が、いい子なんですがらいはみたいに可愛げがないうえに辛辣な事ばかりで。どうかこれからもひよりの事お願いします。」
「あぁいいのよ。風太郎君。それだけここを愛してくれるし真面目に働いてくれてるって分かってるから。私もひよりちゃんには色々助けてもらってるし。でももう少しだけお客さんへの態度を治して欲しいかな?」
風太郎と呼ばれた少年が竹宮と言う女性に頭を下げた。
「さて、ひより。鯖味噌作ってくれ。」
「何言ってるの?お兄ちゃん。此処に鯖味噌のメニューはないよ。それに僕が作るのよりお兄ちゃんからいはが作ったのが美味しいに決まってるじゃん。」
「何言ってんだ、お前の鯖味噌は俺が作るのより旨いぞ。あんなに旨いの作れるのに勿体ないぞ。もっと自分に誇りを持て」
「助けてもらったんだし作ってあげたら?風太郎君がここまで言ってくれるんだよ?それに私も食べてみたけどひよりちゃんの鯖味噌今まで食べたのより美味しかったよ?」
風太郎に鯖味噌を注文され竹宮さんにもそう言われるとひよりは鯖味噌を作り風太郎の席に置いた。
すると店のドアが開き二組の女子が来店した。
「こんにちはー!!最近の噂のひよりちゃんが作る美味しい鯖味噌を五月と一緒に食べに来ましたー!!」
「ん?なんだ?お前らは!!カチコミに来たヤクザみたいな入り方をするな!!びっくりするだろうが!!」
「あ〜。もう最初に食べてた人がいたんですかぁ〜!?私が最初に食べようと思ってなのに〜!!ひよりちゃんこの人と同じ鯖味噌をお願いします!!」
「おいおい。この鯖味噌は俺だけの裏メニューだぞ。他人が易々と食べていいものじゃない。他のを頼め」
「なんですか!!そこの上から目線の貴方は!!別にいいじゃないですか!!私はここの鯖味噌食べる為に今日はおかわり二回しかしてないんですよ。」
風太郎とアホ毛の少女がいかにもくだらない言い争いをしているとリボンをつけた少女とひよりがそれを止める。
「ちょっと五月落ち着いてよ。ここじゃなくてもニ乃が鯖味噌作ってくれるからいいじゃない。」
「お兄ちゃん・・・大人気ない・・・・そもそもなんでお兄ちゃんにしか作ってない僕の鯖味噌が噂になってるんだ?」
「ごめんね〜ひよりちゃん。あまりにも美味しかったから私が他の人に
噂を広げちゃったのよ〜」
「風太郎君。そんな事言わずに皆で仲良く食べよう?ほらひよりちゃんもこの二人に鯖味噌作ってあげて。」
竹宮さんが四人にそう言いひよりは鯖味噌を作りにキッチンに向かった。
暫くして鯖味噌二つが二人の前に出て五月と呼ばれていた少女は喜びながら鯖味噌を口にし五月のポケットから紙切れのようなものが落ちた。
「おいなんか落ちたぞ。ん?なんだこのひどい点数は、こんな問題普通なら最低でも60点ぐらいは簡単にとれるぞ。」
「ぐっ、悔しいですがあまり勉強は得意な方ではないんです。確か今日から家庭教師の方が来てくれると父から聞いていますが」
そんな会話をしていると風太郎の携帯の着信が鳴り電話に出ると
『風太郎。今日からお前がマルオんとこのお嬢さんの家庭教師をやる事に決まった。』
「はぁ!?何言ってんだ?親父!!俺にはZECTの仕事があって忙しいに決まってんだろ。マルオさんには悪いけどもっと暇そうな奴がいるだろ。そいつに頼むように言ってくれ」
「これはお前の為でもあるんだ。お前あの時からカブトとして戦って以降俺達以外とあまり関わらないだろ?俺はお前に戦い方以外で人と関わって仲良くなって欲しいんだ。それにお前が教える事になるお嬢さん方は零奈さんに守るように頼まれてた子たちだぞ。あの人と約束してしたんだろ?」
「分かった。だがこれだけは約束してくれ。絶対にそいつらにライダーシステムを渡そうなんて言わないでくれよ。戦うライダーは俺と親父だけで十分だ。」
「あぁ分かってるよ。じゃあ娘さん達の写真を送っておくからまた後でな。あとこれでらいはとひよりに言い訳ができて良かったな。」
電話を切り送られた写真を見ると5人の中の二人が今目の前にいるリボンをつけた少女と五月だった。
「おい。確か五月とか言ったな。その家庭教師とやらは俺らしい。これからよろしくな。」
「えぇ!?貴方なんですか?なんでお義父さんはこんな上から目線の人を家庭教師に・・・・・でもこれからよろしくお願いします。本当ならこんな人はお断りなんですが・・・折角引き受けてくれたんです。文句は言ってられません」
「私からもこれからよろしくお願いしまーす!!上杉さん!!私は中野四葉でーす。」
「おいなんで俺の名前を知っている?」
「だってお義父さんから家庭教師の名前は上杉風太郎って聞いてますし何よりひよりちゃんが教えてくれました。」
「え?ひより!?なんで客に俺の名前を教えるんだ?そもそもお前とこいつらはどんな関係だ。」
「この二人は僕が通ってる学校の先輩だった人だよ。何かしらのアクシデントが起きて別の学校に転校しちゃったみたいだけど。それにお兄ちゃん僕には友達と仲良くしろと言う癖にそう言う自分は他人に辛辣だしだから友達いないんだよ。僕はお父さんとらいはと同じようにもっと他の人と仲良くなって欲しいよ。」
設定
世界観はカブトと五等分の花嫁を合わせたもの。
風太郎は原作と違って運動音痴ではなく天道に近いですが性格と学力と人間関係の三つが原作と同一です。
中学、高校には通っておらずある日からカブトとして戦っている。
こちらも原作とは違い上杉家には借金はなく風太郎がカブトとして戦い始めた時に返金したらしい。