電脳世界で生きる少女は暇なのでNWOをするようです 作:こんこんВерныйカワイイヤッター
知ってるか?プレイヤーは3つに分けられる。強さを求める奴、ゲームを楽しむ奴、思想が変態な奴、この3つだ。彼女は…
ど こ か ら ど う 見 て も 変 態 で す 。 本 当 に あ り が と う ご ざ い ま し た 。
おはよう。アイさんだよ。あの後対人戦を考えまくった挙句何をとち狂ったのかショップで初心者装備を買い漁って森の敵をデリート使いまくって撫で斬りするという謎行為をしてしまったよ。その結果起こったことが…
スキル《蹂躙》《修羅の型》を取得しました。
…どっからどう見ても嫌な予感しかしない。
《蹂躙》
敵を斬撃によって即死させると広範囲に斬撃による追撃を与える。10秒のクールダウンがある。
入手方法
敵3体を同時に即死させる。
《修羅の型》
装備を無条件で使用できるようになり武装をインベントリから直接召喚できるようになる。
入手方法
インベントリから召喚して10秒以内に武器を破壊する。
…うん。これ私以外持ってないんじゃないかな。とりあえず武器の在庫が無くなったから街に帰って武器買ってくる。
買ってきたからまたレベリングするかー。ついでにスキルの確認も済ませよう。
「《デリート》!」
デリートでその辺に居たウサギを縦に斬る。すると自分を中心にして縦に大きな円状の斬撃が出た。広範囲の黒い斬撃が青い軌跡を残しウサギを両断した。これ…うわぁ…ようするに横に斬ったら周辺の敵が即死するってことか。まぁ、いいけど。そのまま周辺の敵を《蹂躙》と《デリート》、《修羅の型》で倒しながら森を難なく進んでいくアイであった。
青いエフェクトを出す化け物が闊歩する森で赤い盾使いのプレイヤーはレベリングをしていた。すると…
ザッザッザ…
足音が聞こえてくる。まぁそれは仕方がない。MMOなのだから足音ぐらいはする。しかし次の出来事でそのプレイヤーは戦慄する。
シュイン…ザシュッ!!!!!
足元の敵が突然飛んできた黒色の剣に貫かれる。貫かれた敵は反動で大きく吹き飛ぶ。そして地面に着地し敵は倒れる。すると剣はその慣性を保ったままスルリとその敵を両断し少し奥の地面に深々と突き刺さった。
ザッザッザ…
足音が近づいてくる。そのプレイヤーは腰を抜かして転ぶ。
ザッザッザ…
足音が近づいてくる。そのプレイヤーは目の前の暗闇に何か青いものを発見する。
ザッザッザ…
足音が近づいてくる。そのプレイヤーは暗闇に飲み込まれる。
ザッザッザ…
足音が近づいてくる。そのプレイヤーは青い何かをまじかで見る。
「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」
そのプレイヤーは発狂しながらその物体から全力で離れて一目散に街へ逃げ帰る。友人が運営している鍛冶場へ逃げ込むとそこには…
奴が居た。
「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!」
奴が近づいてくる。そのプレイヤーは後ずさり壁際に追い込まれる。するとそれは…
「どうしたの…?」
落ち着いてみるとただの少女だった。
「落ち着いた?」
プレイヤーに遭遇したら全力で怖がられたの巻。
「あ…あぁ…」
「えっと今そこでビビりまくってた男の人がクロムね?」
「あっはい分かりました」
あっこの人クロムって言うんだ。
「クロムさんよろしくねー」
「ああこちらこそ」
よし、これでお友達完了。
「どうせならフレンド登録するのもいいかもねー…する?」
「ああ、分かった」
さくっとフレンド申請してそれをクロムが許可する
「これでお友達だねー」
「そうだな」
このときクロムは掲示板に書く面白いことが出来たなと思っていた。しかしそれは次の一言で封じられる。
「そう言えばクロムって掲示板でなんか言ってなかった?」
「なんでバレてんだよ…」
暇さえあれば掲示板を放浪してるから大体知ってるアイさんです。なんならネットに住んでたりするせいでアカウントとかその他諸々バレてます。