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とりあえず続きです。
序盤は夢というか回想です。
今回は結構視点が変わりますのでお気をつけ下さいな。
彼女と合ったのは何時だったか。確か六つ目の特異点を攻略中に敵に囚われたアサシンを助けに行ったときの事だ。
彼女は鎖に繋がれていてサーヴァントでは対処できないという事で俺が解放したんだけどその時‥うん。まあ唇の接触があったんだ。そこから毒を喰らわないという事で、夜に寝ていたときに忍び込むようになったっけ。
あと毒で思い出したんだけど、二つ目の異聞帯をクリアし他の処に乗り込もうと準備をしていたとき、夜遅く偶然にも目を覚まし食堂に立ち寄ったところゴルドルフ所長が冷蔵庫にあったケーキをつまみ食いをしていたところを見てしまう。
所長は俺に気付き共犯者になるよう君も一緒に食べようと誘ってきたっけ。
当初は何様のつもりでカルデアに来たんだ!と思ったこともあったとも。ただ、ゴルドルフ所長がピンチの時に発した言葉がオルガマリー前所長と被ったときには身体が自然と動いたんだ。
まあ話す内に「こんなお茶目な人なんだな」と段々思うようになり今となっては親戚の叔父さんっていう感じだけど。
話を戻すとそのあとケーキに毒が入っていてそれは中国産のかなり珍しい毒で直ぐ様対処しなければ俺と所長共々死ぬという事で中国の異聞帯に突入し何やかんやしたわけなんだけど。
ん?なんでこんなことを思い返してるのかって?
それは‥‥
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「‥‥‥夢か」
ジリリリとベッドの隅に置いておいた目覚ましが午前6時を指し示していた。丁度陽光がカーテンの隙間から入っていた。
「なんか‥スッゴい変な夢って言うか、走馬灯ぽいの見た気がするんだけど‥」
実際外はまだ四月。そんなに暑くはないが自分のベッドを見ると寝汗が半端なかった。
「はぁ~とりあえず着替えよう‥ん?」
自分のベッドの他に微かな膨らみがあり、それにともない下半身に温もりがある。
「アサシンの誰かかな?でも入ってくるってなると‥‥ま‥さ‥‥か?」
ゴクリと生唾をのみ自分の思っていることが違うことを願い勢いよくガバッという音と共に布団を捲る!
そこには太股にガッチリと身体を抱きつかせた紫色の髪をした褐色肌の女性がいた。
「お早うございます。マスター」
その時俺は「ああ‥来ちゃったのね」という考えと同時に今年一番であろう叫び声を上げた。
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【一方カルデアでは】
「静謐がいない!?」
「はい!カルデア内部の全てのモニターを確認しても姿が見えません!」
「ちなみに他の水泳部は!?」
「今もなお自室で待機中です!頼光さんは金時さんが一緒にいます!」
「それじゃあ‥多分というか絶対藤丸くんの元に要るだろうね‥まいったなあ」
「うん!よし!ほっとこう!」
はーい!とその場にいるカルデア職員が返事をした。実際引き留めるのも呼び戻すのもぶっちゃけリソースの無駄遣いにもなるしどうしようもないから、彼に任せるしか無いというわけだ。
「それに、あと一月もしない内に向こうの処に行けるようになるんだからそれまで我慢してもらうしかないよね!」
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【藤丸side】
「静謐ちゃん」
「はい」
「何で背中に張り付いてるの」
「護衛せよという命令なので」
「いや、これ絶対意味違う」
あの叫び声の後隣の部屋の住人から「大丈夫か!?」という言葉と管理人が血相を抱えてやって来た。
その時は悪夢を見てつい叫び声をあげてしまった。でももう大丈夫と伝え難を逃れた。
俺の服が寝間着になっていたから静謐ちゃんに聞くと着替えさせたという。んでそのままベッドに潜り込み寝たんだそうな。
うん。新妻か何かかな?
「藤丸。おはよう」
「ん?ああ、清隆。おはよう」
「ああ。ってどうした。顔色悪いが」
「気にしないで。ちょっと目覚めが悪かっただけだから」
「そうか」
今朝の事を思い返してると昨日知り合った清隆と遭遇した。
俺の顔、そんなに悪いのかな。あ‥そうだ
「どうした?」
「連絡先、交換しない?」
「っ!いいのか?」
「いいよ‥て此方から誘ったのに?」
「ありがとう!」
そういえば、俺この学校に来てから連絡先交換したの清隆が初めてだな。
彼の顔を見ると、表情は変わらないが雰囲気が軟らかくなった。そんな気がする。
「そういえば清隆。クラスは何処?」
「俺はDクラスだ。同じクラスが良かったんだがな。残念だ」
「あはは‥俺もかな。最初に仲良くなったのが清隆だからちょっと残念だよ。」
「どうにかして一緒のクラスになれないもんかな」
「どうだろ。クラス替えはしないっていうから、ポイントで移るしか無いんじゃないかな?」
「ちょっと待った。藤丸。それはどういう?」
「?説明で『ポイントで買えないものは無い』って言ってたからそういうものも買えるんじゃないのかなって」
「物だけじゃないのか。買えるのは。」
「といっても憶測でしかないから確証は無いんだよね。只でさえ来月のポイントどれくらい貰えるかわからないし」
「‥‥すまん。それは?」
「昨日聞いたんだよね。幾ら貰えるのってそしたら答えられないだってさ」
昨日聞いたことを何気なく話すと並んで歩いていた清隆が後ろにいて、悩むしぐさをしていた。
「どうしたの?」
すると何かを決したのか、今まで聞いたことのない声のトーンで
「藤丸。昨日わかったことを俺に教えてくれないか」
その言葉に俺は「うん」と頷いた。
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【綾小路清隆side】
藤丸立香。彼は俺が初めてまともに会話が出来た友人だ。いや、友人だと思う。まあ向こうからしたらちょっとわからないが、それでも俺は友好的に感じている。
最初に思ったのが観察力の高いやつという印象だ。
クラスの表示されている掲示板を見ている時にはもう監視カメラの数の多さに気付き外が多ければ中も多いだろうと彼は言っていた。
案の定廊下、教室と出るわ出るわ監視カメラの多さ。
その時から彼の事は警戒する人と認識していた。
ただ、この時から警戒を通り越して尊敬に値する人物になった。
彼は1日目からこの学校の違和感に気付き、一月のポイントが変動すること。ポイントの使いみち。評価の仕方。等々‥‥
少なからず推測もあるが「わからなければ聞けばいいでしょ?」と言う。
その事から彼はコミュニケーション能力も高いと判断できる。人は初対面だと必ず警戒や戸惑いを感じるものだが、彼からはそれが感じられない。
そして、嘘をついている雰囲気もない。
頭の中では警戒するべきと言うがこうして会話していると警戒するような人物ではないと直感がそういっている。
「あとは‥‥一応学校っていうのは社会の縮図みたいなものだから個人評価はあると思うけど、集団としての評価も大事になると思うんだ。だから基本的には連帯責任って事になると思うから気を付けた方がいいかもね」
「なるほど‥‥わかった。ありがとう」
あと‥藤丸は警戒する方が馬鹿らしく思えるほど、彼は良い奴すぎる。
「出来れば他に何か解ったら教えてほしいんだが良いか?」
「うん。いいよ。んじゃあこれも渡しておくかな」
藤丸が取り出したのはホッチキスで止められた紙束だ。
「これは?」
「校舎内の監視カメラの位置と数、あとは死角とカメラが置かれていない場所を記したやつ」
‥‥彼はアホなのだろうか。
「‥‥いいのか?上手く使えばやりたい放題だろうに」
「だって持ってても宝の持ち腐れだし?」
「とりあえず礼は言っておく。代わりに何かあれば俺も力を貸す」
「その時は頼りにするよ」
観察力が高く、コミュニケーション能力も高い。加えて洞察力や思考力も申し分ない。
これは‥俺以上の人物と捉えてもいいかも知れないが、もう少し彼の人となりを知ることとしよう。
‥‥にしても
「なあ藤丸」
「‥‥どうしたの」
「顔色‥さっきより悪くなっているぞ」
「多分大丈夫」
‥‥先に保健室に連れていったほうが良いかもしれん
本当はモルガン陛下とか出そうと思ったんですけど
此方の方がしっくり来たので静謐ちゃん登場です。
FGO以外(慎二と美綴を除く)の型月作品のキャラの是非
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だせ!(沢山)
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いらない!(この二人以外出ない)
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幕間等で適度に出演(試験でたまに登場)