藤丸「高度育成高等学校?」   作:日常自販機

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誤字脱字報告ありがとうございます!
やはり長文になるとどうしても見逃しが出てしまう始末
いつもありがとうございます!



三日目

 

部活動紹介の次の日、カルデアの自主鍛練を怠らぬよう早めに起きてランニングや筋トレをスタート。

金時やレオニダス、兄貴や叔父貴、師匠に教わった効率的なトレーニングを行っていく。

 

‥‥こう考えると贅沢だな。かつての英雄から指導をもらえるとか。

 

その際中、金髪で日本語と英語を混じって使う独特の生徒と遭遇した。

最初は走るだけだったけど、興がのったのか行う全てのトレーニングを一緒に行うことになり‥

いや、なったというか。着いてきたというか‥‥

 

別れ際彼は

「素晴らしいトレーニング方法をありがとう。私の腹筋、背筋、大腰筋、あらゆる部分が歓喜を上げている!このお礼はいつかさせて貰おうか!」

と高笑いしながら去っていった。

 

あれは誰だったのか。

 

それはさておき、今日も今日とてアサシンを1人傍らに付けながら授業を受けていく。

やはり昨日の事がクラスに広まったのか。それとも葛城くんと坂柳さんが声を掛けた影響か。

授業中、居眠りする人や携帯を弄る人、喋る人が誰もいなくなった。

 

俺?俺はいつも通り授業中はしっかり受けて、終わると同時に眠気に身を任せ寝ていますとも。

その前に‥‥

 

『そういえばアサシン』

『ん?何か?』

『何で今日は自分が行きたいって名乗り出たの?』

『その件か。実は赤いアーチャーから頼まれてな』

 

何でも俺の所属する弓道部の先輩方の名前がどうしても気になったから、その時召喚されたアサシンとして見てきて欲しいと頼まれたようで。

 

『まあ、副部長の方は兎も角、部長の美綴殿‥‥だったか。あまりこれと言って面識は無い方だから余り意味は無いのだがな。私がyesと言わなければあのアーチャー自身が来る勢いであった。』

『そんなに?』

『応とも。因みに絶対実体化するだろうから即刻捕まっていたがな。あと彼がいなければ、食堂が回らぬからな。』

 

ハッハッハと、彼は笑う。

 

『なあに。少し調べればあやつも納得するであろうよ。それよりマスター。』

『ん?』

『廊下をみよ。呼ばれておるぞ』

「え?」

 

アサシンの言うとおり廊下に目をやると、清隆と黒髪の女生徒が此方を見ていた。

視線が合わさった事により、清隆は「早く来てくれ」と言わんばかりに手招きをしていた。

 

――――――――――――――――――――――

 

「どうしたのさ。急に呼び出して」

「ああ。すまない。実は「貴方ね。これを彼に渡したのは」‥‥こう言うことだ」

 

オレたちは昼休み。藤丸がいるAクラスに赴いていた。

オレ個人は藤丸に会える口実が出来て万々歳なんだが堀北は少し違う。

 

明らかに人に訪ねる態度ではなかった。

おい堀北。それは無いだろ‥‥

 

「え?うん。そうだけど?要らなかった?」

「はぁ‥。頭が痛いわ。何でこんな人と同じ学校なのかしら」

「何で初対面で罵倒されてるの?」

「すまない。堀北はこういうやつなんだ」

「あー‥‥納得」

 

彼には彼女のような知り合いでもいたのだろうか。物凄く慣れている感じがある。

 

「えーと。もしかして返しに来てくれたとか?」

「いや。オレはそのつもりだったんだけど」

「これは有効活用させてもらうわ」

「ご覧の通りで」

「‥‥大変だな。清隆も」

「ありがとう」

 

しかしこれはオレの失態だ。藤丸から渡された後、端末にコピーし終わった後、彼に返そうと教室で整理していたとき、隣の堀北が盗み見してきた。

 

それをするぐらいなら見せようとしたら、あたかも自分の物のように端末に写し取っていくので、

「返すから破くなよ」と言うと

「貴方に渡した人に会わせなさい」とコンパスの針で脅してきた。

 

そして今に至ると言うわけだ。

彼には申し訳無いがもう少し付き合って貰おう。

 

「単刀直入に言うわ。これを作ったのは貴方?」

 

堀北は紙の束を指し示し作成者を誰かと尋ねた。

実際それは俺も気になる。入学してから今日まで3日。その間に作るにしては情報過多だ。

 

「あ~~‥‥うん。まあ‥そう‥かな?」

「煮えきらないわね。ちゃんと答えて」

「‥作成者は俺じゃない。でも頼んだのは俺‥だね」

「それじゃあ作った人は誰」

「誰って‥幽霊?」

「ふざけてるの」

「いや大真面目だけど?」

 

どうやら答えたく無いようだ。確かにこんな事を調べることができる人物は早々教えたくないだろう。

 

「えっと。堀北さん‥だっけ?」

 

そこで藤丸が堀北に名前を訪ねながら、恐る恐る話しかけた。

 

「私は貴方に名乗った覚えは無いわ」

「んじゃ、Sさんで」

「‥何処からそのイニシャルが出てきたのよ」

「だって、Sぽいし」

「藤丸。それってSMのSか?」

 

うんそうだよ。と彼は続けた。肝心の堀北は顔が女性がしてはいけない表情になっていた。

しかも、下の名前のイニシャルと被ってるのがまた質が悪い。

なるほど、これはある意味で効果的か。しかしこれをオレが実践すると変態の称号は確実だ。何故か藤丸だけの特権としか思えん。

 

「おい堀北。これはちゃんと自己紹介しないと、延々とサドさんと呼ばれ続けるはめになるぞ」

「わかってるわよ‥‥堀北鈴音よ」

「堀北鈴音さんか、うんよろしくねって‥‥あー‥何かごめんね?」

「いや、気にするな。まともに自己紹介も出来ない堀北が悪い。‥‥おい。足を踏むな」

「うるっさい!」

 

声を荒気ながらオレの足を執拗に踏む堀北。ここまで感情的になる彼女は初めて見たかも知れない。

 

「仲良いんだね。二人とも」

「貴方の目は節穴なのかしら。これの何処を見たらそんな感想が出てくるのよ」

「いつつ‥‥全くだ。眼科行った方がいいぞ」

 

全く持って遺憾だ。しかし、端から見たらそんな風に見られるというのは少し嬉しいかもしれない。

 

「そんな事はどうでも良いとして、で?教えてくれるの?教えてくれないの?」

「‥‥俺個人としては教えてもいいんだけど、依頼とかするなら十中八九無理だと思うよ?」

「それは‥さっき言った幽霊って事かしら」

「確かに本気で幽霊が作ったとしたら確実に無理だな。ただ、それを言えば藤丸、お前は見えるってことになる。しかも会話が出来る程に霊感が強いってことになるぞ」

「言っとくけど霊感は無いよ?あくまで例えだし」

「それじゃあ実際存在している人物だけど、この場にいないと言うことになるのかしら」

 

ふむ。と藤丸は何かを考える仕草をする。

この会話は何処かで妥協点を探るしか終わらない。此方が妥協するかそれとも藤丸が妥協するか。

押し問答と言えば良いのかもしれない。

 

「それじゃあ、1つだけ問題を出そうか。」

「問題?」

「そう問題。これさえクリアすれば教えてあげるよ」

 

どうやら藤丸の方が根負け‥というより、妥協点を促してきた。

 

「‥‥良いわ、それで問題は?」

「そうだな‥‥調べたら直ぐに出てくる問題は問題じゃないし‥関係のある問題にしようか」

 

「まず‥‥ここに件の人がいます」

「「は?」」

 

藤丸は、誰もいない空間にその人物がいるという。誰かを探れと言う意味だろうか

 

「その人は沢山の顔を持つ人でもあり、身体全身が毒に覆われている人でもあり、着物に革ジャンを羽織って万物の死が見える目を持つ女性でもあり、ドッペルゲンガーでもあり、呪われた腕を持つ暗殺者でもある。さあ私は誰でしょうか!」

 

おい。一貫性が皆無だぞ。何だ途中のは

 

「ふざけてるの」

「大いに真面目だとも。回数制限や制限時間は無しで行こうか」

「随分な自信だな。正解するとは考えないのか」

「そうだね‥流石に出どころを知りたい、その人物に会いたいってなるとこれぐらいはして貰うことになるかな」

「‥‥ヒントはあるのかしら」

「ヒントは無いけど、見える人は探せばいるんだ。だから変な人が見えるっていう人を探すっていうのも1つの手だよ。」

 

人を当てるために、見える人を探す。ある意味1番のヒントで1番の難関だ。俺達はコミュ症‥いやボッチだからな。

 

キーンコーンカーンコーン

その時昼休みが終わるチャイムが鳴った。

どうやらここまでのようだ。

 

「それじゃあ今日はここまでかな。またね堀北さん。清隆」

「ああ。ありがとな」

「‥‥ええ」

 

会話が終わり藤丸と別れる。ここまで友人と話したのは初めてなのかも知れない。次が楽しみだ。

 

「綾小路君」

「なんだ」

「貴方、いつの間に下の名前で呼ばれるような友達作ったのよ」

「聞いて驚け。初日だ」

「貴方の運、全部使い果たしたんじゃない」

 

失敬な

 

「まあいいわ。それよりこの問題を答えるのは現段階では無理ね」

「そうだな。流石に自ら見えるっていう程胡散臭いものは無いしな」

 

それに、制限時間や回数制限は一切無い。気長にやるのは間違いないだろう。

 

「それより、それはどうする?処分するか?」

「ええ。これは流出したら不味い情報よ。直ぐに焼却処分するわ」

「データは?見られたら不味いだろ」

「ええ。そのうち消すわ」

 

そこで会話が終わる。

 

 

 

 

 

ただ、オレは藤丸の最後の言葉に違和感が生じた。

 

 

暗殺者でもある

 

彼はそういった。ということは羅列した中に暗殺者は確実に存在することになる。

しかし、着物や革ジャン、ドッペルゲンガーは暗殺者には関係がない。

ただ、誰にも見られないというのは余りにも厄介だ。四六時中周囲に注意を配らなければいけないということになる。

 

オレの秘密は確かに内緒にしたい。だがここで彼を味方につけれればかなりのアドバンテージになる。

 

 

 

「さて、どうしたものかな」

 

1番の友達が1番厄介な人物にこの時なってしまった。





すいません。リアルが辛い。働きたくないでごじゃる
プーリンで初めて天井にいきました( ノД`)…

水着のスカディは天井覚悟でいきます!

FGO以外(慎二と美綴を除く)の型月作品のキャラの是非

  • だせ!(沢山)
  • いらない!(この二人以外出ない)
  • 幕間等で適度に出演(試験でたまに登場)
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