我思ふ、慢心ダメ絶対
俺の名は、栁 雪典(やなぎ ゆきのり)ごく普通の自宅警備員。
我が家にストックしていた俺のエネルギーの根源、「モン○ターエナジー」がなくなってしまった。これは大問題である。急いで発注しなくてはならない。
ということで、外に出ましょう。ええ、外に出ましょう。
-5℃の外へ。
寒いね。とても寒いね。俺、ジャージとズボンだけだよ。某かずまみたいな服装ですよ。死ぬね。軽く死ねそうだね。でも大丈夫だ。走ればよい。走れば体温が上がり温まる。
それがダメだったんだよね。雪で足が滑って電柱が頭にクリーンヒット。いい感じに当たったね。即死だよ、即死。
神「それがあなたの死因ですねw」
俺「笑ってんじゃねーよ」
神「だってw颯爽と走り出した途端に氷った道路で滑って見事にwドーンってwドーンってw」
足バシバシ
俺「うるせぇ!」
神「あはははww超草生えるww」
俺「草に草をはやすな!」
神「まぁwそんなんで、人生終わったらw可哀想だからw、転生させてwあげるよw」
ふうスッキリした。
俺「笑ってなけりゃ、素直に嬉しいけどなぁ」
神「そうだなぁ......この世界とかどう?」
俺「ん?」
神「この”艦隊これくしょん艦これ”っていうやつ」
俺「ええやん」
神「気に入ったみたいだね。それじゃあその世界に転生してあげよう」
俺「ちな、なんか特典とかないん?」
神「うーんとね。あなたにはね、”どんな相手でも余裕で勝てちゃう力”があるみたい」
俺「なにその中二病的なやつは」
神「名前の通りの力だねぇ。良かったじゃん、よくわからない能力とかじゃなくて。喜びたまえ~」
俺「お、おう」
神「それでは”艦隊これくしょん艦これ”の世界へご招待~!」
俺「そんな簡単転生できんのか」
キラキラキラキラキラキラ
1972年(昭和47年)4月24日
ここは、大日本帝國海軍の中心的役割を持つ所。その名は、「大本営」。
ここには、あらゆる海戦の記録、士官学校卒業生の記録、艦娘についての記録、各鎮守府の記録、が保管されており各鎮守府の提督が一年に一回集まる会議、「大日本帝國海軍総全軍会議」が行われる場所でもある。
元帥「ふう、今日も仕事がてんこ盛りだねぇ。全く年老いた儂をいつまでこき使うつもりかね。大和くん」
大和「海が、平和になるまでです閣下(ニッコリ)」
元帥「見惚れるような微笑みをしながら言うんじゃないよ。」
彼の名は、榎本 海男(えのもと かいお)元帥。この大本営の統括している。言わば、大日本帝國海軍のトップなのである。
元帥「今日は、栁くんが来る日だったかな?」
大和「はい、そうです」
元帥「この話を、聞いたら彼は怒ると思うかね」
大和「そうですねぇ。私たち側でしたら、怒ると思います。」
元帥「だろうねぇ。逆に怒らなければ、目を付けようかね」
大和「そうですね。」
皆さんこんにちは、俺です。栁 雪典です。今、大本営の前にいます。
転生して目が覚めたら、大本営の前に降ろされてました。
どうやら俺は、提督という役職についており今から、ここのトップである榎本元帥閣下に会いに行くようです。正直、目が覚めた途端にそんなこと言われて降ろされるとは思わなかった。転生って聞いてたから、産まれたての赤ん坊からスタートかと思った。
俺「まぁ、赤ん坊からスタートよりかは楽でいいか。さて、行きますかね元帥閣下の所へ」
スタッ
憲兵「身分証明書を提示してください」
俺「え、あっはい。どうぞ」
憲兵「確認します...。ようこそ大本営へ、栁大佐」
俺「あっはい。どうも(俺って、大佐なのね)」
門をくぐって、さぁ大変。広すぎてどこ行きゃあいいのか分からん。
見回しても木々や、お食事処しか見つかんない。
俺「うーんあれは大和かなぁ、もしかしたら出迎えかぁ。元帥閣下の秘書艦って大和なのかなぁ。とりま行くかそこまで。」
大和「お待ちしておりました栁大佐。榎本元帥閣下の秘書艦をしております、”大和”と呼びますどうぞよろしくお願いいたしますね。(ニッコリ)」
俺「(やっぱそうなのか、それに綺麗な笑顔ですねぇ)こちらこそよろしくお願いします。(ニッコリ)」
大和「それでは、閣下の所へご案内いたします。」
コンコン
大和「元帥閣下、大和です。栁大佐をお連れしました。」
入ってどうぞ
大和「失礼いたします。」
俺「失礼します。」
元帥「ようこそ大本営へ栁くん。調子はどうかね」
俺「ぼちぼちです。(凄くフレンドリーやな)」
元帥「そうかそうか。それは良かった。」
大和「紅茶です。」
元帥「うむ、ありがとう。それでは、唐突だが本題に入るぞ?」
俺「ええ、どうぞ」
元帥「うむ、君にはある鎮守府の提督をしてもらいたい。」
俺「ある鎮守府ですか。」
元帥「うむ、場所は、第六横須賀鎮守府だ。そこは所謂ブラック鎮守府と言いやつでなそこを頼みたいのだ。」
俺「(ブラック鎮守府かぁぁぁ)はぁ、そうですか。因みに被害はどれ程?」
元帥「運営開始時の艦娘は120名だった。しかし、今では45名だ。半数以上は轟沈もしくは、売買された。そして残った艦娘も精神的ダメージがある。」
俺「成程...分かりました。受けましょう。ただ、お願いがあります。」
元帥「ほう、どんなのだ。」
俺「雪風を連れていきたいのです。」
元帥「それは何故かね?」
俺「説明なんて無用でしょう。雪風の性格これだけで、元帥閣下はお分かりになるでしょう。」
元帥「ハハハ、そうかい。まぁ良しとしよう、うちの雪風を連れて行かせよう。」
俺「それは、私を監視するためでしょうか。」
元帥「疑心暗鬼だな君は。まぁ、そうだな。監視のほうは、あきつ丸にさせる。」
元帥「これで話しは御しまいだ。明後日の0900の船線に乗りたまえ。以上だ。大和くん、彼を士官宿泊所に案内しなさい。」
大和「かしこまりました。」
大和「栁大佐、あの子たちをお願いします。私の数少ない、お友達なんです。」
俺「分かりました。」
大和「到着しました。部屋番号は142です。こちらが鍵です。それでは、失礼します。」
俺「ああ、ありがとう」
俺「(ふう、何故か要望が軽く通ったなぁ。普通、ダメとか言いそうなのに。まぁええか。てかよくよく考えたらめちゃくちゃ失礼なことしてるし!なにが、”説明なんて無用でしょう”か!俺だったら怒鳴ってたぞ。そこは、やはり元帥だからか。やろうと思えば、俺なんてすぐ消せるくらいの階級だからなぁ。なんかやらかしたら首飛ぶかもしれんな。次から気を付けよ)」
大和「良かったのですか?雪風ちゃんを連れて行くのを許可して。」
元帥「良かったのじゃよ。彼からは、昔の儂を思い出す。」
大和「と、言いますと?」
元帥「何処か少し生意気な所とかかの。彼はやってくれるよ。あの鎮守府を建て直すことが出来る。そう確信できる。」
大和「そう閣下がおっしゃるなら私も安心できます。」
元帥「そうかい」
次回から本編ですねぇ
次回予告
所謂ブラック鎮守府と呼ばれる鎮守府にレッツゴー
そこには心身ともににボロボロの艦娘たちが!
次回「第一章「ブラック鎮守府ですって」」
みんな暁の水平線に勝利を刻みなさい!