7月26日、上野駅。
この日、上原歩夢は幼馴染と友人と一緒に夏休みに北海道へ旅行する事になった。
日程は次の通りである。
1日目
上野発16時50分 寝台特急「北斗星1号」に乗車
8時53分着 札幌で下車
札幌発9時40分 特急「オホーツク3号」に乗車
網走で1泊
2日目
網走から釧網本線に乗車
原生花園と知床へ
3日目
網走-札幌-函館と列車に乗り
函館へ1泊
4日目
函館発13時33分 特急「はつかり22号」に乗車
盛岡着17時51分 下車
盛岡発18時00分 東北新幹線「やまびこ8号」に乗車
東京着20時36分 下車
の日程である。
そこへ、1人の女が上野駅へやって来た。
「えーと、札幌行はこれに乗ればいいのね。」
歩夢と侑と彰は16時50分発の寝台特急「北斗星1号」に乗って北海道へ向かった。
その頃、特捜班では。
「女性が行方不明、はい、土浦千秋、はい、27歳、わかりました、早速調査してみます。」
と、電話を切った。
「じゃあ、行ってきます。」
「行ってきます。」
「うん、ご苦労さん頼むよ。」
「はい。」
この日、南と高山は寝台特急「北斗星1号」に乗って北海道へ向かった。
「おい、27歳の女性が行方不明だ、心当たりを探してみてくれ。」
「はい。」
「置手紙を残して旅に出たんだそうだ。」
「どこへ行ったんでしょうか。」
「ええ。」
16時50分、寝台特急「北斗星1号」は上野を発車した。
歩夢と侑と彰が乗った寝台特急「北斗星1号」は上野を16時30分に発車し、札幌へは翌朝に到着するブルートレインである。上野を16時30分に発車し、途中停車駅は大宮、宇都宮、郡山、福島、仙台、一ノ関、盛岡、函館、長万部、洞爺、伊達紋別、東室蘭、登別、苫小牧、南千歳、終着札幌へは翌朝の8時53分に着く、長距離の寝台特急である。この寝台特急には個室寝台やフランス料理が食べられる食堂車が連結されている。
歩夢と侑と彰はデュエットに乗っていた。
郡山に近づくと歩夢達はグランシャリオだ、3人を眺めながら食事をしていた。
「こんな料理も食べられるなんて最高だわ。」
「うん、本当ね。」
「本当だわ。」
そして、3人は北海道まで1眠りにつくことにした。
そして、朝。
「やっと、眠れたわ。」
「本当ね。」
そして、食堂車で朝食を取り、降りる準備をした。
「やっと、札幌ね。」
「ええ、札幌から知床へは「オホーツク」に乗って網走へ行くのよ。」
8時53分、歩夢と侑と彰が乗った寝台特急「北斗星1号」は札幌に到着した。
「札幌から網走へ行くには、石北本線経由の特急「オホーツク3号」は9時40分か。」
「あれが、そうだな。」
「ええ。」
「じゃあ、乗ろうか。」
「ええ。」
札幌と網走を結ぶ特急「オホーツク」は、キハ183系と言われる気動車特急である。ヘッドマークには流氷のデザインがまさに北海道の特急列車らしい、札幌を9時40分に発車し、途中停車駅は岩見沢、滝川、深川、旭川、上川、丸瀬布、遠軽、留辺蘂、北見、美幌、女満別、終着網走へは15時09分に到着する。
「これが、ハイデッカーグリーン車ね。」
「眺めがいいわ。」
「本当ね。」
15時09分、特急「オホーツク3号」は網走へ到着した。
「やっと、網走ね。」
「知床へ行くには、釧網本線に乗れば知床へ行くのよ。」
「うん、そうよね。」
そして、歩夢達は網走市内で1泊することにした。
その頃、特捜班では。
「なるほど、置手紙を残して旅行バックを持って出てって、行方が分からなくなったんですね。」
「ええ、彼女はよく悩みを抱えたらよく1人旅する事もあったんです。」
「おう、置手紙を残して旅に出るなんてね。」
「恐らく、勤務先では。」
「ええ、3日前に休暇届を出されているので。」
「なるほど。」
一方、南と高山は寝台特急「北斗星5号」に乗って警乗していた。
「主任、どうですか。」
「この「北斗星5号」には乗っていないそうですね。」
「そうか、わかったよ主任。」
「えっ。」
「どうやら、その女性が乗ったのは寝台特急「北斗星1号」じゃないかな。」
「ああ、きっとそれに乗ったんだ。」
10時50分、寝台特急「北斗星5号」は札幌に到着した。
「ここには乗っていなかったな。」
「ええ。」
「とにかく、公安室に待機しておこう。」
南と高山は、札幌中央鉄道公安室に待機した。
札幌中央鉄道公安室
「えーと、この男が犯人かな。」
「ああ、ん、この女か。」
「土浦千秋か。」
高山と南は、昨日に有楽町で起きた広域手配犯が逃走していると、捜査をしていたのだ。
「行方不明の土浦とこの男と関係しているのかな。」
「うん、詳しいことは調べて見ないと。」
「うん、そうだな。」
捜査をしていた南と高山は、土浦の足取りを掴んだ、土浦は上野から寝台特急「北斗星1号」札幌行きに乗って札幌へ行き、そこから特急「オホーツク3号」網走行に乗って行った事が分かった。
「ええ、どうやら彼女が乗ったのは「北斗星5号」ではなく、「北斗星1号」ですね。」
「そうか、やはり「北斗星」に乗って札幌へ行っていたのか。」
「ええ。」
「よし、北海道警察に連絡して引き続き捜査してくれ。」
「わかりました、早速捜査してみます。」
と、電話を切った。
「何処へ旅行したのですかね。」
「うん。」
その頃、歩夢と侑と彰は釧網本線に乗って小清水原生花園にやって来た。
「うわー、キレイ。」
「これがはまなすが美しいわ。」
「エゾスカシユリのきれいだわ。」
「じゃあ、写真撮ろうか。」
「うん。」
そう言って、写真を撮ってくれた。
原生花園を見物した後は、知床へ向かった。
「ついに、来たわよ、知床に。」
「本当だわ。」
「あれ、その女は。」
「ああ、釧網本線で一緒だったな。」
「あなたも、知床に来たんですか。」
「ええ、私も彼と一緒に来ていたんだけど、2年前にね。」
「死んじゃったの?。」
歩夢は土浦に言った。
「え、ええ。」
「彼女は、何か悲しんでいたわ。」
「うん。」
そして、歩夢と侑が南と高山に会ったのはその、翌日の事であった。
「えっ、土浦を見た。」
「ええ、知床へ来たら悲しんでいたわ。」
「それ、本当か。」
「ええ。」
「主任、もしかしたら2年前の事件と関係ありそうだよ。」
高山は早速、2年前の事件か事故を調べることにした。
「あった、これだ。」
「何か分かったの。」
「2年前の7月17日に、ルーレッド族の車で土浦とその男が乗っていた車が湾岸線で死んでるぞ。」
「そうか、土浦はその男と付き合っていたのか。」
「ああ、被害者は塚原 智24歳か。」
「と言う事は、その男は事件の復讐で土浦を殺そうとしてるのか。」
「ああ。」
「すぐに班長と小海にも来てもらおう。」
高山はすぐに高杉に報告した。
「そうか、やはり土浦は男に狙われているのか。」
「ええ、恐らく知床に。」
「よし、高山。」
「ええ。」
2時間後、高杉と小海が北海道へやって来た。
「何、土浦は男と会う可能性があるって。」
「ええ。」
「ああ、それから男の身元が分かった。」
「えっ。」
「ああ、名前は岩清水 健四郎だ。」
「そうか、やはりこの男が土浦を襲うのか。」
「ええ。」
そして、石清水は土浦を車に乗せてサロマ湖へ向かった。
「あっ、石清水。」
「大変よ、彰君と侑ちゃんが。」
「何、石清水が彰君と侑ちゃんも一緒に。」
「ええ。」
「わかった、必ず助けてやる。」
「お願いね。」
岩清水は土浦と侑と彰と一緒にサロマ湖へ来ていた。
「動くなっ、こいつがどうなってもいいのか。」
「バカな真似はやめなさい。」
「おい石清水、もう逃げられねぇぞ。」
と、南は拳銃を構えた。
「ちくしょー。」
と、石清水は拳銃を発砲したが、3発発砲し。南は1発発砲した。
「ぐはっ。」
「岩清水 健四郎、逮捕監禁及び殺人未遂の容疑で緊急逮捕する。」
と、高山は岩清水に手錠をかけた。
「歩夢。」
「歩夢、怖かったよ。」
「よかった、侑ちゃんも彰君も。」
「よかったよかった、無事で。」
「大丈夫でしたか。」
「はい、石清水は当時のあおり運転の加害者だったんです。」
「そうか、2年前の事故はあおり運転の物による犯行だったのか。」
「はい。」
その後、石清水は危険運転致死で再逮捕された。
こうして、知床の事件は解決した。
次回は9月頃に投稿する予定です
お楽しみに!。