公安特捜班捜査行 わが愛 知床に消えた女   作:新庄雄太郎

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今度は、新特急「草津」の事件を書いてみました。


愛と死 草津温泉

高山と南は東京駅構内を警戒中、1人の女子高生が誰かに襲われそうになっていた。

 

「キャーッ!、助けて―っ。」

 

と、南と高山は駆けつけてきた。

 

「おい、どうした。」

 

「あの男を捕まえて、公安さん。」

 

と、香澄は高山に行った。

 

「わかった、待てーッ!。」

 

南は男を追いかけた。

 

「く、くそーっ、何でこうな男が追いかけて来るんだ。」

 

と、そこへ桜井が男を挟み撃ちをした。

 

「待てッ、女の敵めっ。」

 

と、桜井は男を背負い投げをした。

 

「よし、桜井よくやった。」

 

「お、おいっ、俺が何をしたって言うんだよ、何なんだお前は。」

 

南は手帳を見せた。

 

「鉄道公安隊だ、観念しなっ。」

 

「何で女子高生を襲ったの。」

 

「だから、あいつを襲ってひったくって来いと頼まれたんだよ。」

 

「女を乱暴してもいいっていうの!。」

 

「フンっ!。」

 

「でも、何でこんな事をしたんだ。」

 

南は男に行った。

 

「奴が、襲ったらお金をもらう事になっていたんだよ。」

 

「誰に頼まれたの。」

 

「それは知らんわ、バラしたら殺されちゃうよ。」

 

「恐喝とひったくりで公安に逮捕されるなんて、俺は思わなかったよ。」

 

「そりゃそうよ、鉄道公安の仕事なんだから。」

 

そして、次の日事件が起きた。

 

警視庁管内で、マンションから転落する事件が起きた。

 

「警部、やはり自殺ですかね。」

 

「ああ、遺書はありませんし、他殺の可能性があると。」

 

「ん、何ですかねこれは。」

 

「遺書みたいだな。」

 

「なんて書いてあるんだ。」

 

私はあいつを裏切ったので、死んでお詫びします

 

と、書かれていた。

 

「どういう意味なんでしょうか。」

 

「さぁ、何かのトラブルですかね。」

 

被害者は東京都江戸川に住む、浜田 勲と判明した。

 

公安特捜班では、事件の話をした。

 

「このマンションに飛び降りた浜田は、家族は自殺するような人ではないって言うんです。」

 

「と言う事は、犯人はマンションに突き落とした後に遺書を書いたって事か。」

 

「ええ、その可能性があります。」

 

「つまり、犯人はこの転落死と香澄ちゃんのひったくりと恐喝に関係しているんじゃないでしょうか。」

 

「うーむ、我々はその線で捜査をして見よう。」

 

と、高杉は言った。

 

「あれ、あおいと高山君と主任は。」

 

「ああ、何か香澄ちゃんが沙綾とりみと一緒に温泉へ行くと言って、草津と軽井沢へ行くって。」

 

「狙われているにもかかわらず、草津と軽井沢に行くなんて。」

 

「でも、大丈夫かな、高山君達は。」

 

「大丈夫だよ、今頃南と高山と桜井は草津温泉に行くだろう。」

 

上野駅

 

香澄と沙綾とりみは午前7時10分発の「新特急「草津1号」に乗って長野原草津口へ向かった。

 

「さぁや、りみりん。早く乗ろうよ。」

 

「うん、乗ろう乗ろう。」

 

と、言って3人は新特急「草津1号」に乗った。

 

ファーン!

 

新特急「草津」は昭和60年のダイヤ改正で新特急になり、特急「白根」を改めたものである。

今回、香澄達は2泊3日で草津と軽井沢へ行く事になった。

香澄達が乗った新特急「草津1号」は7時10分に上野を発車し、後ろからは水上行の新特急「谷川1号」を連結して新前橋まで走るのだ。上野を7時10分に発車し、大宮、桶川、熊谷、本庄、高崎、新前橋、渋川、中之条、川原湯温泉、長野原草津口、終着の万座・鹿沢口9時50分に到着する。

 

9時39分、特急「草津1号」は定刻通り長野原草津口駅に到着した。

 

「やっと来たわ、草津温泉。」

 

「本当ね。」

 

「有咲とたえも来ればよかったのに。」

 

「たえは風邪を引いたから、休みたいんだよ。」

 

「そうか。」

 

そして、香澄達は草津温泉で1泊することにした。

 

「で、香澄はその犯人の男に心当たりはないのか。」

 

「そうね。」

 

「香澄ちゃんは、そんな事は。」

 

「そうか。」

 

一方、高山はかすみが風呂に入りに行く事になった。

 

「ねぇ、着替え持ってきてくれる。」

 

「ああ、持ってきたよ。」

 

「見ないでよ!、見たらエッチだからね。」

 

と、香澄は高山に行った。

 

そして、部屋に入ると高山と南は香澄に話を聞くことにした。

 

「実はね香澄ちゃん、一昨日なこの男を知っているか。」

 

高山はかすみに写真を見せた。

 

「あれ、この人は確かうちのバンドのクラブの職員だわ。」

 

「何か知ってるのか。」

 

「ええ、この前のバンドの時に会ったけど、それ以降は会ってないわ。」

 

「そうか。」

 

「それから、最近香澄ちゃんは恐喝に会ったって言ってたわね。」

 

「うん、それは一昨日かな、襲われる前にクラブでその男と一緒にサングラスをかけた男がはていたわ。」

 

「なるほど、それで香澄が狙われていたのか。」

 

「ええ、そうよ。」

 

「高山、あの事件と関係しているもかしら。」

 

「ああ、その可能性があるよ。」

 

「香澄の恐喝とひったくりと浜田の殺害は同一人物って事になるわ。」

 

「そうだな、奴は軽井沢に現れる。」

 

「ええ、そして私たちで逮捕するって事ね。」

 

「そうだ。」

 

次の日、香澄達は軽井沢へ向かった。

 

「フーッ、空気がとっても美味しいわ。」

 

「本当ね。」

 

と、その時だった。

 

「やっと見つけたぜ。」

 

「はっ、あなたは。」

 

と、香澄は驚く。

 

「やっと、見つけたな。」

 

「ひぇー、助けて―っ!。」

 

そこへ、南と高山と桜井がやって来た。

 

「そこまでだ、観念しろっ。」

 

「だ、誰立てめぇ。」

 

「鉄道公安隊だ、もう逃げられないわよ、観念しなさいっ。」

 

と、桜井は男に手錠をかけた。

 

「大丈夫か、かすみちゃん。」

 

「ええ、大丈夫よ。」

 

「よかった、よかった。」

 

逮捕された男は、殺人と恐喝教唆と犯行指示で逮捕された、こうして事件は解決したのであった。

 

 




舞台は草津と軽井沢でしたが、香澄ちゃんも大変だったな。

次回も、お楽しみに。
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