今回は、A×Kさんの作品「Aqoursな日々」とコラボ企画しました。
名古屋駅
南と高山は研修会の後、名古屋から特急に乗って奥飛騨へ行くことにした。
丁度その頃、名古屋駅には善子と花丸と梨子と冴木に会った。
「あっ、昨日の2人だ。」
「おお、どうしてここに。」
「これから、4人で名古屋から旅行しようと思ってね。」
「あなた達はどこへ行くずら。」
花丸は、南と高山に行った。
「そうだな、行くとしたらな俺たちは下呂温泉と飛騨の高山辺りで。」
「へぇ、そうなの、実は私たちもなの。」
「あら久しぶりね、達仁。」
「おっ、何だ善子も来ていたのか。」
「うん、て、善子じゃなくてヨハネ!。」
「そう言ってると、乗り遅れるわよ。」
と、千歌は言った。
そして、南と高山達は名古屋駅で高山本線のホームへ行くと、特急「ひだ3号」が入線して来た。
「ははは、これが特急「ひだ」ね。」
「うん、高山本線経由の特急だ。」
「乗るか。」
「うん。」
ファーン!。
9時40分、特急「ひだ3号」は定刻通り名古屋を発車した。
特急「ひだ3号」はその名の通り、岐阜県の旧地名にちなんで名づけられました、車両はキハ85系と言われる新型車両で名古屋から高山へ結ぶ、又この列車は飛騨古川と富山へ行くのも運転されている。
南と高山達が乗った特急「ひだ3号」は9時40分に名古屋を発車し途中停車駅は岐阜、美濃太田、白川口、飛騨金山、下呂、飛騨萩原、飛騨小坂、高山、終着飛騨古川には12時13分に到着する。
「素敵な車窓ね。」
「うん、本当だわ。」
「見て、川が見えるよ。」
「うん。」
「やっと、奥飛騨に来たんだな。」
「うん。」
美濃太田と下呂を通り過ぎた直後の事だった。
「ん、きゃあ。」
と、梨子の悲鳴が聞こえた。
「どうした、梨子。」
「何だ、高山。」
「ああ、梨子ちゃんの悲鳴だな。」
「行って見よう。」
と、南と高山は梨子の方へ向かった。
「どうしたの、この男の人苦しんでいるみたいなの。」
「えっ、それ本当か。」
「うん。」
「どうやら、その男の人は毒入りのコーラを飲んだらしいな。」
「えっ、毒入りコーラ。」
「ああ。」
11時58分、特急「ひだ3号」は高山に到着した。
暫くして、駅員と鉄道公安隊員が到着し、男を担架に乗せて病院へ搬送された。
「やはり、コーラに毒が混入されていたのか。」
「ああ、恐らく有機化合物ではないかと。」
「なるほど。」
「列車で毒殺で搬送されて、びっくりしたわ。」
「まるで、サスペンスドラマみたいだな。」
「でしょ。」
「このシナリオは、マルが呼んでる小説とそっくりずら。」
「なるほどね。」
その後、毒入りコーラを飲んだ男は2時間後に死亡した、その後この事件の捜査は岐阜県警が担当する事になった、捜査本部は高山警察署に設置された。被害者の名前は星川和也 21歳と判明した。
「じゃあ、その二人が発見したんですね。」
「ええ、その男の人がコーラを飲んだ時に苦しみ始めたんです。」
「なるほど、すると2人は発見したんですね。」
「はい。」
「それで、怪しい人物は見なかったですか。」
「いや、それが。」
「私が見た時は、見なかったわ。」
「そうですか。」
と、梨子と悠は言った。
「つまり、犯人が前もって用意して、何処かで下車したって事か。」
「それも、考えられるな。」
と、高山は言った。
悠と梨子と南達は高山で下車して下呂温泉へ向かった。
「はぁー、やっぱりいいわね。」
「うん、奥飛騨へ行ったら下呂温泉だよ。」
「温泉も楽しいずら。」
と、みんなは下呂温泉で疲れを癒した。
今日の夕食は棒葉みそ焼きである。
そして、次の日飛騨高山へ観光した。
「うわー、ロマンチックずら。」
「ロマンチックだわ。」
「うん、高山と言えば朝市やってるぜ。」
「うん、この前行ったところと違うわね。」
「それは、輪島朝市。」
「そっか。」
飛騨の高山では、宮川で朝市がやっていた。
「わぁ、赤かぶずら。」
「今、赤かぶの漬物が美味しいよ。」
と、花丸は赤かぶの漬物を試食した。
「うん、これ美味しいずら。」
「花丸行くぞ。」
と、達仁は花丸を呼んだ。
「待ってよ。」
宮川朝市を見物した達仁と善子と花丸はさんまち通りにやって来た。
「ロマンチックな街だわ。」
「凄いずらぁ。」
「うん、飛騨高山は小京都って感じだな。」
「うん。」
「じゃあ、ここで記念写真を撮ろうか。」
「うん。」
達仁はカメラで善子と花丸を高山陣屋で写真を撮ることにした。
「じゃあ、写真撮るよ。」
「キレイに撮ってよ。」
カシャッ!。
そして、南と善子と花丸達はお昼に飛騨高山名物「高山ラーメン」を食べることにした。
「動く美味しいわ、これ。」
「まるも食べてみよう。」
「すごく美味しい。」
「だろ、高山ラーメンはすごく美味しくて大人気なんだ。」
「へぇ。」
昼食を食べた後は、又高山を散策をした。
高山の町並みには、にぎやかになっているのだ、連休は観光客でにぎわっています。
「美味しかったわ、高山ラーメン。」
「でも、マルは麺類は苦手ずら。」
「そうか、花丸ちゃんは麺類は苦手だったな。」
「うん、麺類と牛乳が苦手ずら。」
善子と花丸は、城山公園へ行って見ることにした。
「何、これ。」
「善子ちゃんこれって、死体ずら。」
善子と花丸は叫んだ。
キャーッ!。
「どうした、善子、花丸ちゃん。」
「ちょっと、人が死んでるわよ。」
「何だって。」
まもなく、南が通報した岐阜県警のパトカーが到着した。
「どうも、岐阜県警の唐沢です。」
「高山署の沢田です。」
そこへ、岐阜県警捜査一課の唐沢警部が花丸と善子に話を聞くことにした。
「で、あなたが第一発見者ですね。」
「あ、いやいや、発見したのはこの2人で。」
所轄の高山署の沢田刑事は2人に事情を聴いた。
「私は、津島善子です。」
「まるは善子ちゃんの幼馴染の国木田花丸ずら。」
そして、唐沢警部は善子と花丸に話をした。
「じゃあ、発見したのは2人なんだね。」
「はい。」
「城山公園を歩いていると、人が倒れている所を見つけたの。」
「君たち、どの辺りか。」
「ここです。」
「この辺りか。」
「ええ、間違いないずら。」
そして、達仁は死体を見てると何かに気付いた。
「あれっ、首には絞めた跡がある。」
そこへ、捜査一課の唐沢警部の部下の島刑事がやって来た。
「警部、被害者の身元がわかりました。」
「おう、すぐ行く。」
「被害者は、東京在住の松尾誠二さん24歳です。」
「それで、死因は。」
「恐らく、特殊警棒を殴った後に絞殺されたんでしょう。」
「なるほど、犯人はその場て立ち去ったって事か。」
「ええ。」
「特急「ひだ3号」の毒殺の次は高山で殺人か。」
「とんだ、休暇になったな。」
「ええ。」
次の日、南と高山は休暇を得て特捜班に来た。
「南、高山、今回の休暇は大変だったな。」
「ええ、飛騨へ行ったら連続殺人に会うなんて。」
「そりゃそうだな、奥飛騨で連続殺人が起きるなんて。」
「ええ。」
「と言う事は、犯人は誰なんですかね。」
「ああ、岐阜県警ではこの2人を調べて見たら、冴木の高校の先輩だって事がわかった。」
「つまり、犯人は名古屋に来てそこから特急「ひだ3号」に乗ったって事ね。」
「うん、そう言う事になりますね。」
翌日、特捜班に梨子と善子と悠がやって来た。
「あのー、すいません、公安隊の南さんと高山さんはおられますか。」
「高山は僕ですけど。」
「あっ、あなたは旅行の時の。」
「あのー、何か。」
「ええ、実は飛騨へ行く時に、ホームで男の人を見たんです。」
「はっ。」
「ええ、9時40分の特急「ひだ3号」に乗った時かな。」
「その時に、私はチラッと見ていたんです。」
「ほう、なるほど。」
「で、何歳ぐらいか覚えていますか。」
南は冴木に行った。
「そうだな、20代か41歳ぐらいの男でした。」
「なるほど、名古屋駅でその時に見かけたって事ですね。」
「はい。」
「あの人、何処かで見かけたことあるように気がするんです。」
「はっ。」
「私は以前に入た高校の教師に似ているんです。」
「はぁ、なるほど。」
「わかりました、早速その線で捜査してみます。」
と、高山は梨子に言った。
次の日、被疑者と思われる男が話を聞くことにした。名前は芹沢良平さん 42歳である。
梨子が以前音ノ木坂に在学した時の教師だった、しかし、彼は4年前に退職していた事が分かった、その教師は梨子の編入と同時に音ノ木坂学院を退職していたのだ、理由は名古屋で父親の仕事を継ぐため。美濃太田の実家へ帰る事になったのです。
「えっ、事件の当日の事ですか。」
「ええ、その時に事件当日は美濃太田へ行っていました。」
「なるほど、仕事の関係で美濃太田へ行っていたんですね。」
「はい、その後は高山線に乗って、富山から列車に乗って名古屋へ戻りました。」
「なるほど。」
「事件当日は、アリバイがありか。」
「でも、富山から名古屋へ行ったって言っていたのかな、富山から名古屋へ行く時は「しらさぎ」に乗ったのかな。」
「それも、考えられるな。」
と、松本は言った。
「ん、待てよ、富山からだったら。」
「わかったよ、犯人が使った列車トリックが。」
「え、本当ですか、班長。」
「ああ。富山から名古屋へ行くルートがな。」
「そうか、犯人はこれを利用したんですね。」
「班長、つまり芹沢は特急「ひだ3号」に乗っていたんですね。」
「その通りだよ。」
と、時刻表を調べて見ると。
名古屋発9時40分 特急「ひだ3号」飛騨古川行に乗車
車内で、星川を毒殺。
美濃太田着10時20分 下車
美濃太田発10時57分 急行「たかやま」飛騨古川行に乗車
高山着13時06分 下車
城山公園で、松尾を殺害。
高山発13時25分 高山本線に乗車
富山着15時22分 下車
富山発15時51分 北陸本線特急「北越7号」に乗車
長岡着17時53分 下車
長岡発18時03分 上越新幹線「あさひ326号」に乗車
東京着19時52分 下車
東京発20時00分 東海道新幹線「ひかり285号」に乗車
名古屋着21時50分 下車
「しめたっ、22時15分には名古屋には戻れるよ。」
「これで、芹沢のアリバイは崩れたわ。」
「ええ。」
「よし、早速芹沢を逮捕しましょう。」
「ええ。」
次の日、南と高山は芹沢の事務所へ向かった。
「あのー、この前はどうも。」
「ああ、公安の方ですか。」
「ええ。」
「事件の事でちょっといいですか。」
「ええ、何ですか。」
「あなたは、9時40分の特急「ひだ3号」にお乗りになられましたね。」
「えっ、それが。」
「実は、連続殺人事件の犯人はあなたなんですよ。」
「何の事だ、一体なんだって言うんですか。」
「あなたは美濃太田に行く前に星川を毒殺し、美濃太田へ下車した。」
「それで。」
「そのコーラに、毒を混入したんですよ。」
「混入した毒は、有機塩素系の農薬だって事をね。」
「はっ。」
「そして、高山で城山公園で松尾を呼んで警棒で殴った後に絞殺した。」
「えっ。」
「それに、名古屋駅で桜内と冴木が目撃していたんだからな。」
「ああ、奴は親父を騙して乗っ取りの奴らだったんだ、俺は許せなかったんだ、そして、親父はあいつに殺されたんだよ、だから、許せなかったんだ。」
と、芹沢は言った。
そこへ松本と小海と高杉がやって来た。
「芹沢さん、たとえどんな理由で会っても、殺人は許されるものじゃないんですよ。」
「くっ、は、はいっ。」
そこへ、岐阜県警の唐沢警部と島刑事と寺岡部長刑事がやって来た。
「芹沢良平、星川和也及び松尾誠二殺害容疑で緊急逮捕する。」
と、2人は芹沢を確保し、小海が手錠をかけた。
「さすがですね、鉄道公安隊もこんな捜査をするとは、よし、行くぞ。」
「はっ。」
「これで、事件は解決だね。」
「ええ。」
こうして、特急「ひだ3号」で起きた連続殺人は無事に解決した。
中々いい特急「ひだ」の85系もいいけど、新型「ひだ」も乗って見たいですね
A×Kさん、コラボ有難うございました。