よく分からないけど、女の子に転生したようです………   作:あんみつ炙りカルビ

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お姉さんを本気にさせた責任ちゃんと取ってもらうんだから

1 テーガン

 

さて、そろそろ体を奪おうかね

 

2 名無しの道化

 

帰れや、死ね。

 

3 名無しの道化

 

デルトラ最強(笑)

 

4クラウン代理21/12/29 22:26:324報告

 

前回までのデルトラクエスト!

 

・ショタの性癖殺しのクラウン姉さん

 

・魔導士オーカスと熱い戦い

 

・平原族ガチャ能力判明

 

5二次元好きの匿名さん21/12/29 22:26:531報告

 

まってた

 

6クラウン21/12/29 22:26:545報告

 

──それじゃあ、私の話を始めようか

 

7クラウン21/12/29 22:31:265報告

 

見えない何かが私を繋ぎ止めていた。

 

 糸よりも細いが血よりも深いものだと今なら言えるだろう。

 

 今にも消えそうな灯火を消えた兄や姉と繋ぐことで必死に。

 

 

 

 なんでここまで頑張らなくてはならないのか。そんな事はわからない。そもそもなぜわたしは生まれてきたのかもわからない。

 

 

 

 分からないまま消えていきたくなかった。

 

 何かしら生まれた事に意味が欲しかった。

 

 だから私は願ったのだ。そして叶ったのだ。

 

 

 

 ゆらめく燈火が、消えそうなその時──わたしは兄でも姉でもない別の何かと繋がった。

 

 わたしはそれにこう言った。

 

 

 

『わたしは生まれた意味を知りたいのです』

 

 

 

 その魂は何も言わなかったけれど、私の欠けていた部分を補うように繋いでくれた。繋ぎ合わせてくれた。

 

 2つの魂が入り混じり、記憶は混濁し、自我が生まれる。

 

 

 

 ──道化の王(クラウン)の誕生だった。

 

8クラウン21/12/29 22:34:354報告

 

 自らが異世界に転生したと気づいたのはいつからだろうか。少なくともここが日本ではない事と、あからさまな別世界に最初は胸をワクワクさせたのだ。

 

 

 

 物心ついた時から私にはたくさんの兄弟がいた。

 

 彼らは目には見えないけれど、いつも私が生きようとする時に手を貸してくれた。

 

 

 

 脳内に言葉が書かれた板が順序よく更新されて、過去の板を見れば発言がいつでも見返せるように。

 

 

 

『この街はトーラ族がいる。魔法を使えるんだ』

 

『キミは魔法が使える。魔法の理論を教わるんだ』

 

 

 

 頭の中の兄弟達は未来を見る事が出来ました。それで得た種族や地理の知識を夜な夜な夢の中で教えてくれたのだ。

 

 

 

 けれど、楽しかったのはそこまでで。

 

 

 

 住んでいたトーラの街で私はいないものでした。

 

 

 

『どうして、皆、私を嫌うのかなぁ』

 

 

 

 脳内の兄弟達は慰めてくれました。

 

 トーラの人は虚空に話す私を見て、離れました。

 

 

 

 いつからから私は『虚の子』として呼ばれるようになりました。

 

9二次元好きの匿名さん21/12/29 22:36:08報告

 

確かに傍から見ればヤバい奴に見えるけれども...

 

10クラウン21/12/29 22:37:195報告

 

 トーラの人達は2日に1回、私の前に腐りかけの食べ物を置いてくれます。ですがたまに忘れる時もあり、5日間食べられない事もザラなのです。

 

 

 

『これは食べられる野草です。栄養があるから苦くても食べなさい』

 

 

 

 だからお腹が空いた時には食べられる野草の知識や、何もない時は砂粥、草粥と言った料理の知識を兄や姉に教えて貰いました。

 

 

 

『薬品を売りましょう。お金があれば物が買えます』

 

『研究分析は任せなさい、私の名前はガーデンよ』

 

 

 

 毎日お腹は空きますが食べ物を恵んでくれる人はこの街にはいません。

 

 私は毎日、豚さんと一緒に寝てました。井戸の水で体を洗い、お姉さんの知識で生み出した薬品を売るのです。

 

 

 

『曲芸でおひねりを貰わないか? ナイフ投げはどうかな? おっと、オイラはピエローヌだ』

 

『短剣の扱いを教えよう。私はクラウドだ』

 

 

 

 昼間は薬品を売り、夜は頭の先生達に武術やら曲芸を仕込まれました。

 

 街の皆はそれを見て薄気味悪がりました。

 

 

 

 『教育作法やマナー、振る舞いは大事です。私はクラウディア。さあ、お勉強しましょうか』

 

 

 

 淑女の年齢になるとクラウディア姉さんは私に食事のマナーを教えてくれました。その後は礼儀や身嗜みの重要性を教えて貰っていました。

 

 

 

 そんなある日の事です。

 

11二次元好きの匿名さん21/12/29 22:39:16報告

 

今まで使ってた偽名兄弟のだったのね

 

12クラウン21/12/29 22:40:536報告

 

『貴方、パン食べる?』

 

 

 

 冬の今にも凍えそうな夜の日です。小さな種火を消さないように、魔力で守っていましたが空腹で今にも倒れそうでした。

 

 

 

 みんなが豚小屋と呼ぶ私の家は、隙間風がピューピュー入ってくるので、寒いのです。昨日は足の指先が2本なくなっていました。

 

 

 

 "許さない………トーラの奴らを、絶対に!"

 

 

 

 とんでもない仕打ちなのです。頭の中の兄や姉が怒って当然なのです。でも他の兄弟達に比べたら生きていけるだけで嬉しいのです。

 

 

 

 だから──私は笑っていました。

 

 私が他の兄や姉に比べて何もない事がバレないように。

 

 空っぽな存在がバレないように、明るく振る舞うのです。

 

 

 

 そんな日に差し伸べられた暖かでふわふわのパン。私のお金では買えないような高級な代物でした。

 

 私は奪うように掴むと食べ始めます。5日振りの食事でした。危うく死んでしまうところだったのです。

 

 

 

『慌てなくていいからね。まだまだあるから』

 

 

 

 お姉さんは温かな液体をカップに入れてくれました。それはミルクというものでしたが、私には飲んだことはなかったのです。

 

 

 

 それを正直に言うとお姉さんは顔を伏せます。なんだか悲しそうです。どうして急に悲しくなってしまったのか、わたしにもわからないのです。

 

13クラウン21/12/29 22:44:248報告

 

それ以来、お姉さんは毎日訪ねてくれました。その日から毎日3回ご飯が食べられて、甘いお菓子や果物は初めて食べられました。

 

 

 

 食べ物に苦いや不味い、渋い、臭い以外の味があるなんて初めてです。私はクラウディアに教わったマナーで丁寧に食べます。意地汚く見られないように。

 

 

 

 お姉さんは魔法の手解きもしてくれました。私は魔力の制御に難があり、トーラの長………ゼアン様よりも魔力があるそうでした。

 

 

 

 私は奮起しました。誰も使った事がない魔法を生み出せば、みんなが私を見てくれると思ったのです。公平に扱ってくれると思ったのです。

 

 

 

『雷魔法はどうかな?』

 

 

 

 雷の原理は頭にありましたので、再現は大変でしたが、掲示板の皆の力を借りて漸く形にする事が出来たのです。ですがお姉さんには1日に2発までと制限されてしまいました。

 

 

 

 ただ、左腕が焼けただけなのにお姉さんは本当に過保護です。その優しい目で見ないで欲しいのです。

 

 

 

 貴方の愛でも空っぽが埋まらないこと、全部バレてしまったらどうしようと──毎夜考えるのです

 

14クラウン21/12/29 22:46:516報告

 

トーラの皆の前で披露しました。私の魔法でトーラの結界を破ってみせたのです。すると皆の顔が脅えていました。首を傾げた矢先にゼアン様は言いました。

 

 

 

『育てた甲斐がありました。貴方は優秀なトーラの民です。その力は私達の為に使いなさい』

 

 

 

 私はその日から皆からちやほやされるようになりました。一人暮らしの家を与えてもらい、お姉さんに貰わなくても毎日ご飯が食べられる環境を手に入れたのです。

 

 

 

 "胸糞悪い………掌返しじゃない!"

 

 

 

 脳内で誰かが言いました………けど、よく分かりません。温かなベッドで眠れる素晴らしさを悪口を吐いた人にも教えてあげたかったです。

 

 

 

『未来が見えた。お姉さんがデル城に嫁ぐよ』

 

『キミは王妃の宮廷魔術師になる』

 

 

 

 未来を見てくれたお兄さん達の言葉に私は嬉しくなりました。お姉さんには今まで育てて貰った恩があります。必ず返さなくてはなりません。

 

 

 

 けれど、私が推薦される事はないでしょう。ゼアン様は私を街にいるように良く言ってきますから。

 

 

 

『──主席顧問官に口を聞いてやろう』

 

 

 

 そんなある日、夢の中で黒い人が言いました。

 

15クラウン21/12/29 22:49:185報告

 

黒い影は色々私に教えてくれた。

 

 人の悪意や妬み、辛さや苦しさなどを。影はそんな世界を壊す為に私に力を貸してくれるのだと。

 

 

 

『トーラが憎いか?』

 

 

 

 "憎い。破滅すればいい、全部壊れてしまえばいい"

 

 "彼らなんて──ほろべばいい"

 

 

 

 私の頭の中で誰かが酷いことを言いました。私はその子を探しますが見つかりません。だけど影の人は気にせずに、主席顧問官に口を聞く代わりにお仕事を依頼されたのだ。

 

 

 

『まずはトーラが裏切るように仕向けよう。手紙を偽造しなさい』

 

 

 

 私は王妃様からの手紙を拝見し、偽造を任されましたが………内容が影が望むものだったからか、すぐに終わった。

 

 

 

『トーラの結界を破壊………弱められるか?』

 

 

 

 それは簡単な事だったので、すぐさま嵐の夜に偽装し、雷を結界に落として穴を開けた。すぐに塞がったが影からしたら良かったようだ。

 

 

 

『宮廷魔術師になれ』

 

 

 

 ある日、ゼアン様が私を呼んだ。デル城の魔術管理としてシャーン王妃の推薦もあり、私が選ばれたのだ。

 

 ゼアン様は心底不安そうだが、他の頭首陣は皆が大手を振って送り出すようでゼアン様は泣く泣く折れたようだった。

 

 

 

 心配なんていらない。私は必ずやり通すつもりでいた。

 

 その時になって漸く気がついたのだが………掲示板には影しかいなかったのだ。けど私は無視をした。だってデル城の生活は楽しいものばかりだったから。

 

 

 

 ある日、影は言った。

 

 

 

『シャーン王妃を暗殺し、お前がエンドンの後妻に収まり、世継ぎを産むのだ』

 

16クラウン21/12/29 22:52:065報告

 

無理だ。無理だった。私には──到底出来なかった。

 

 私は影に懇願した。その仕事は果たせないと。達成などは不可能だと。

 

 

 

 影は言った。今までの優しさが嘘のように。

 

 

 

『ならば死ぬか?』

 

 

 

 瞬間、意識が遠のいた。息も出来なくなり、味わった事のない痛みと苦しみが私を襲う。魂が引き剥がされるような、欠けるような痛みに悲鳴も出ない。

 

 

 

『私と貴様の魂は繋がっている。逆らえば次はないぞ』

 

 

 

 苦しみが遠のく。あれだけの痛みがまた襲ってくるかもしれないと考えると怖くなった。王妃様を殺せば解放されると考えたら、覚悟が決まりかけた。

 

 

 

『クラウン。こちらに来て。お茶をしない?』

 

 

 

 決定的なチャンスだった。魔法薬品を持って、馬鹿みたいな道化を演じてシャーン王妃とお茶を楽しんで、彼女が目を離した隙に、魔法薬品を──

 

 

 

"良かった! これで私は生きられる!"

 

 

 

 ──ああ、ずっと頭で叫んでいたのは私だったんだ。

 

17クラウン21/12/29 22:55:157報告

 

デル城で美味しいものをいっぱい食べた。

 

 だけどシャーン様がくれたなんて事ないパンと、温かなミルクに勝るものは何一つなかった。

 

 

 

 私は空っぽだけれど、あの人の為に生きたかった。

 

 あの人の為に何もない自分に意味を持ちたかった。

 

 

 

 なのに、私はそんなシャーン王妃を殺そうとしたのだ。

 

 殺そうと………したんだっ!

 

 

 

 死.ねない。死にたくない。終わりたくない。

 

 まだ私は生まれた意味を見つけられていない。

 

 空っぽのまま──生を終わらせたくない!

 

 

 

 だけど──

 

 

 

『クラウン。貴方がいてくれて助かるわ』

 

 

 

 ──私はあの輝きに救われたのだ。

 

 

 

 泥の中でただ生きてるモノでしかなかった私が初めて、人でありたいと願えた優しい光だったのだ。

 

 その為ならばこの身がどうなろうと、走る事が出来た。

 

 

 

 私は人間の底がない悪意と敵意と闇を知っている。誰もが抱えて、それを表に出すものばかりだと。

 

 けれど、けど──それでも私はあの輝きを信じていたいのです。

 

 

 

 限られた人の善性を、私は信じたいのです。

 

 だから私は──この身を塔から投げたのです。

 

18二次元好きの匿名さん21/12/29 22:59:49報告

 

おや?

 

19クラウン21/12/29 23:00:137報告

 

 死の間際、魂が剥がされる音が聞こえた。

 

 

 

『役立たずの消耗品め。そのまま死.ね』

 

 

 

 それで良かったんだ。これで良かったんだ。

 

 これならばシャーン王妃は守られ──

 

 

 

『どの道、プランディンにクーデターを起こさせるからな。お前は無駄死にというわけだ』

 

 

 

 ──初めて、私は贄滾る怒りを覚えた。

 

 

 

 このまま死ぬわけにはいかない。大王の魔の手から必ず、シャーン王妃を守らなくてはならない。

 

 けれど決定的に魂が欠けている。ここから取り戻す方法なんて、

 

 

 

『私を使え。クラウン。キミの欠けた部分を補うんだ』

 

『私達を使いなさい、クラウン。貴方は生きるべきよ』

 

『虚がどうした? オイラ達に比べたらマシだろ?』

 

 

 

 魂の掲示板にいたみんなが、私に魂のカケラをくれたのです。私の魂を繋ぐ力なら融合も出来るはずだと。

 

 けれどそれは彼らが消えてしまうことを意味していて。

 

 

 

『構わない。どうせ死んでいた命だ。それに僕はキミの中で生き続ける。何が残るかはわからないけど、必ずキミの中に僕はいる。僕達は──繋がっているから』

 

 

 

 ガーデン、クラウディア、ピエローヌ………そして、クラウドに、ありがとう。ただそれだけを口にして。

 

 

 

「──さいっあくの目覚めです。さいっていの目覚めですね」

 

 

 

 ──クラウンは2度めの誕生を迎えたのだ。

 

20二次元好きの匿名さん21/12/29 23:01:29報告

 

大王様爪が甘ーい!

 

21クラウン21/12/29 23:02:597報告

 

結局のところ、私という人間は大王の掌で踊っていた道化でしかない。自分が何に加担していたのか、嫌でも理解している。

 

 

 

 ずっと昔から感じていた。何をしても埋まらない感覚。

 

 空っぽの冷蔵庫を思わせる物悲しさ。

 

 

 

 そこを大王に利用されたのだ。

 

 道化の王として、相応しい働きだっただろう。

 

 

 

 ならば最後まで道化として踊ってやろうじゃないですか!

 

 だけれど、踊る舞台は大王の掌ではない──踊る舞台は私が決めます!

 

 

 

 私の使命は"シャーン王妃とその周りの世界の守護"それを達成できるまで演じ続けましょう! 

 

 彼女が好いた、明るくて気さくで自由気ままなお姉さんを。第二のクラウンとして最後まで貫くのです!

 

 

 

 それをこの言葉を持って証明しましょう。

 

 女は愛嬌、そして度胸! お姉さんに二言はありません!

 

 

 

『どうも異世界ファンタジーみたいですね!

 

自分はトーラ族とかのようで、王妃様の推薦でお城に務めることになりました! 宮廷魔術師って奴みたいです!

 

 

 

頑張るぞ〜!』

 

 

 

 魂に刻んだ宣言を! その言葉を裏切らない為に!

 

 

 

「うおらあっ! プランディン!! ちょっと話をしに来ましたよ、ゴラァっ!」

 

 

 

 私は空っぽのまま走り始めるのです!

 

22二次元好きの匿名さん21/12/29 23:04:05報告

 

ここで1スレと繋がるのか

 

23二次元好きの匿名さん21/12/29 23:04:561報告

 

お話(ドロップキック

 

24二次元好きの匿名さん21/12/29 23:05:181報告

 

主席顧問官は何度蹴り飛ばしても良い

 

25クラウン21/12/29 23:05:549報告

 

「騒がしいな………だが貴様も大王様に漸く従う気に」

 

 

 

「そのことに関してですが、私はクーデターには参加しません! 私は私の信じるものを守りたいのです! なので、くたばれえ!!」

 

 

 

 ピエローヌが教えてくれたナイフ投げをお見舞いする。今までより手に馴染む投擲にプランディンは無様にも机を倒し、隠れるが、私の雷撃を忘れているようだ。

 

 

 

「待て! クラウン! 最後に話がしたい!」

 

 

 

「いいでしょう。ですがおかしな真似をすれば………」

 

 

 

「聞きたいのはこれだけだ。私のクーデターに手を貸さないか?」

 

 

 

「それはさっき答えたはずですが?」

 

 

 

「話は最後まで聞け。クーデターに協力したならば、貴様の大事な………シャーン王妃を貴様の管理にしてやるように大王様に掛け合おう。貴様にとって唯一なのはそれだけだろう?」

 

 

 

 指を鳴らそうとして、躊躇う。

 

 

 

「お断りします♡ だってシャーン王妃はそれを喜ばないはずですから」

 

 

 

 雷撃だけでは足りないから、更なる追撃を考えて。

 

 私は指を鳴らそうとした………が、

 

 

 

「来い! アクババ!!」

 

 

 

 刹那、壁を破壊し、死喰鳥が姿を見せた。

 

26クラウン21/12/29 23:09:458報告

 

あまりにも巨体。大王の手によって遺伝子を改造され、生み出された死喰鳥。デルトラの空を揺蕩う8匹の1匹が私に向けて嘴を開く。

 

 

 

 まるで矮小な道化を嘲笑うように。

 

 

 

「落ちろ、雷!!」

 

 

 

 それを遮るように天から雷を撃ち落とす。体が巨大な分、的もでかい。だからこそ、耐久性も段違いだということが頭から抜けていた。

 

 

 

「無駄だ、馬鹿め! 貴様の雷なんぞ、アクババに効くものか!」

 

 

 

 アクババの体は微塵も留まらず、叩きつけられた尾から逃れた先に迫る嘴を横っ腹に受け、弾け飛ぶ。

 

 崩れた壁に寄りかかるように立ち上がれば右腕がおかしな方向に向いていた。

 

 

 

「貴様は小賢しく立ち回る事しか出来ない憐れな道化だ! 貴様は自分の事を理解していない!! さあ! 私の手を取れ! さすれば貴様の大事な王妃だけは──」

 

 

 

「………漸くわかりましたよ。貴方が私にやけに話しかけていた理由を」

 

 

 

 ウザがられているのは分かっているのに、掟や今後のデルトラの未来を問う姿。それはまるで私を教え、導こうとする先達のそれだ。

 

 

 

 そうまでして、プランディンがクラウンを引きずり回す理由にようやく合点がいった。

 

 

 

「──あなたは、私に自分と同じモノを見ていたんですね」

 

27クラウン21/12/29 23:12:347報告

 

「力もなく、誰かに取り入らなくては自分を証明できない人種。貴方は大王、私は王妃。空っぽなんですよ、私達。そっくりですね」

 

 

 

「………分かっているなら、なぜ拒む! 貴様のそれはただの仮面だ! ただのハリボテだ! 見栄を張っているだけでしかないだろう!」

 

 

 

 腐っても主席顧問官なだけはある。人を見抜く目は確かだろう。クラウンという人間が"虚の子"だとバレないように演じる根暗な女だと、よくわかっている。

 

 

 

「そうかもしれません。結局のところ、私は特異な能力を持ち、魔法を生み出し、転生した………ただの虚の子なのです。シャーン王妃に見せる姿は………演じていた役でしかない」

 

 

 

「そうだろう! 不細工なハリボテなど捨ててこちらに──」

 

 

 

 プランディンが叫ぶ。そちらに行くな、こちらに帰れと言わんばかりに。大王の下であれこれ暗躍する在り方が、本来の自分に約束された未来だったはずだ。

 

 

 

 だが、そんな未来を私は選ばない。

 

28クラウン21/12/29 23:16:268報告

 

「だからこそ、私は道化になりましょう。王を諌める道化として、空っぽの自分を隠して、王妃が望む世界を守ります」

 

 

 

「──その先に何もなくてもか?」

 

 

 

「褒美が欲しいから頑張るんじゃないんですよ。空っぽの自分を、使命と役目の為に使い切るんです。道具に褒美を与える人はいないでしょう?」

 

 

 

 私は道化になろう。王妃の道具になろう。

 

 それが私があの人に返せる最大の恩返しなのです。

 

 

 

「私は見栄を張ります。道化を演じます。最期まで、王妃が喜ぶ自分でありたい──それが私が貫く意地なのです」

 

 

 

 手首から魔法薬品を取り出して首に撃ち込む。一時的な超回復の代わりに寿命を減らす禁断の薬品を。

 

 揃った手足と身綺麗な体で彼女は立ち上がる。

 

 

 

 そこに魔に身を砕くものとして憧れた頂点が作った怪物がいる。だがしかし、私の羨望は、その頂とは異なる場所に。

 

 故に、その憧憬を、闇を切り裂く雷で切り開くことに躊躇いはない。

 

 

 

「お待たせしました、影の大王の腹心の部下、プランディン。はじめまして、と名乗りましょう」

 

 

 

 私はマントを掴んで優雅に一礼した。

 

 そして顔を上げ、この世で最も憧れる『それ』になり切って、名乗る。

 

 

 

「私は、クラウン。王妃を守り、あなたを撃つ、宮廷魔術師です」

 

29二次元好きの匿名さん21/12/29 23:18:12報告

 

リーフ君への誘惑も恩返し!!!

 

30クラウン21/12/29 23:19:259報告

 

 宮廷魔術師というその肩書きを自分から名乗る事はなかったように思える。

 

 他者や王妃に呼ばれる嬉しさはあれど、果たして自分はそれに足る努力をしてきただろうか。

 

 

 

 ──答えはYESだと、自らの口で答えよう。

 

 

 

 限界を超え、力尽きるまで己を磨き、他者の奮励を手本により一層の努力を誓った。

 

 

 

「貴方の言う通り、私は大王の傀儡になっていた方が成功したかもしれません。けれど断言しましょう」

 

 

 

 私自身、強く意識していなければ、自ずからそうなる自覚がある。瞬間の攻防が生死を分ける局面となれば、本当のクラウンの顔が現れると。

 

 

 

 だが、それは強く意識していなければの話──もう、揺るがない。

 

 

 

「私は、道化としての己で走り続ける。その上で貴方が望む道具の私より、王妃様の役に立つ道具になりましょう」

 

 

 

「貴様は、貴様は………不幸の道を突き走ると言うのか!」

 

 

 

「それが私が選んだ虚な子の未来です!! 空っぽが埋まらないならば埋まらないまま走り続ける! あの人の為に生きて死ぬ、それが私だ!」

 

 

 

 アクババが迫る。結果が迫る。

 

 自分が選んだ、その始まりの。

 

31二次元好きの匿名さん21/12/29 23:19:30報告

 

姉さんかっけえよ...

 

32二次元好きの匿名さん21/12/29 23:20:35報告

 

覚悟完了……

 

33クラウン21/12/29 23:21:479報告

 

アクババの嘴が城砦に突き刺さる。風に穴が開く、とそう表現するしかない奇矯な音がして、

 

 

 

「ハロー、アクババ。新たな誕生日祝いの号砲に付き合ってくださいよ」

 

 

 

 アクババの頭の上、腕を組んで仁王立ちする銀髪の魔術師がいた。アクババの身体が振るわれる。クラウンは風に負けじと踏み込んで、天高く指を掲げて、ただ一言

 

 

 

「堕ちろ、アクババ」

 

 

 

 天が嘶き、雷鳴が空を走る。

 

 落とされるのは確かな号砲、反撃の狼煙として。

 

 

 

「──雷撃っ!!」

 

 

 

 ──空から光の剣がアクババを貫く。

 

 

 

 貫かれた死喰鳥は動きを止める。耐えられる容量なんて超えていた。先程までとは違う、その威力に。

 

 迷いを振り切り、走り出したその覚悟を力に変えて、道化の王は、

 

 

 

「待っていてください、シャーン王妃! 今行きます!」

 

 

 

 誰もが成し得なかった偉業を成したのだ。

 

34クラウン21/12/29 23:24:1510報告

 

星の光を溶かした髪と叡智を宿した目は今でも鮮明に思い出せる。

 

 

 

 大王様から斡旋するように仕向けた女はとびきりに優秀な魔術師だった。人当たりも良く、王妃に好まれ、私の指示に素直に従う良き人材。

 

 

 

 それだけならば、普通だ。普通のはずだったのだ。

 

 彼女の振る舞いに似た匂いを覚えなければ。

 

 

 

 道化を演じているから分かる。道化を止めたならば彼女はもっと凄い人物になれる。自分がそうだからだ。

 

 だからこそ──彼女の選択を信じられなかった。

 

 

 

「貴様のせいだ、全て貴様のせいだ!! シャーン!!」

 

 

 

 塔の真上に反逆者達を追い詰めた。すぐさま王妃にナイフを向けて壁際まで押しやる。ジャードやエンドンにナイフをちらつかせながら。

 

 

 

「貴様さえいなければ………奴は、奴は!!」

 

 

 

 そうだ。私はただ、奴と共に大王様の下でデルトラを治めたかったのだ。

 

 

 

「プランディぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃン!!!」

 

 

 

 アクババを落とした女が来る。奴はもう止まらない。シャーンが私の足を踏み、頭を下げる。それを確認したクラウンの足裏が迫る。その時に漸く理解したのだ。

 

 

 

「クラウン、私は………」

 

 

 

 蹴り飛ばされた体が空に舞う。見下ろす奴ら側にいるクラウンに聞こえないと分かっていても口にした。

 

 

 

 ──お前に友情を感じていたのだ。

 

35クラウン21/12/29 23:27:5910報告

 

『つまらない記憶だね。そんなものを見させられてどうしたいんだい?』

 

 

 

「勝手に見てるのはどちらですか。人を性懲りも無く乗っ取ろうとして」

 

 

 

 気づけば目の前にはテーガンが足を組んで座っていた。私と向き直るように座った彼女は呆れたようにため息を吐く。

 

 

 

『お前に殺された無念さ! それにアンタは私に馴染む。私の遺伝子を使ってるだけあるからね。まだまだ好きに生きたいんだよ、私は』

 

 

 

「人に迷惑かけてまで生きたいんですか?」

 

 

 

『好きに生きなきゃ、人生損だろ? 退屈なんて真っ平さ。空っぽの道化はそんな事も考えられないようだね」

 

 

 

 愉快げに笑う彼女はこちらを指差し、罵る。

 

 他人からしたら褒められるような人生ではないが、こいつに馬鹿にされる筋合いはないはずだ。

 

 

 

「貴方はいつ、自分の信念を捨てましたか?」

 

 

 

『信念ならあるさ。思うがままに生きる。それが私の全てだね! お前もどうだい? 虚の子。人間に裏切られて、嘲笑われて、それを全部力でひっくり返す。楽しいよ? 仮にも私の娘みたいなもんだから気持ちは分かるだろ?」

 

 

 

「私の記憶を見て、それを言うなんて………それでも母親ですか?」

 

 

 

『13人の子供を育てた母親だよ』

 

 

 

 いけしゃあしゃあと、魔女は言った。

 

36クラウン21/12/29 23:32:569報告

 

 純粋に気になった。

 

 

 

「子育てに失敗した癖によく言ったもんですね。貴方、どんな母親にしつけされたんですか?」

 

 

 

『………母親の話はしなくていいんだよ』

 

 

 

 こんな我儘な老婆魔女を育てた人はどんな人だったのかを。だがテーガンはそれを明かす事を拒んだ………が、残念ながら、それは無理な話だ。

 

 

 

「テーガン。今、私と貴方は肉体の主導権を綱引きしてる状態です。つまり混ざり合ってる状態です。貴方の記憶が見えたなら………後は分かりますね?」

 

 

 

『ぶち殺されたいのかい?』

 

 

 

 鋭く研がれた刃の殺意が喉元を撫でるが、それを鼻で笑って足を組む。テーガンの記憶は既にこの手の中にあるからだ。

 

 

 

「母親の名前はタム。賢く尊敬されていた母親より魔力があった貴方は質素な暮らしに飽き、力を思うがままに振るうようになったようですね」

 

 

 

『黙れ』

 

 

 

「影の王国に逃げだ後、山を降りて最強の魔女に………カラスを食べるのが好きな理由は母親が黒い鳥に化けるからそれに対する憎しみですか?」

 

 

 

『黙れ』

 

 

 

「でも………13人の子供を育てて、後悔したんですね。母親の気持ちがわかるように──」

 

 

 

『黙れって言ってんのが聞こえないのか!!』

 

 

 

 テーガンの手が私の胸倉を掴むが、逆の手で私も胸倉を掴む。ギリギリと込められる力が互いに上限なく、上がっていく。

 

37二次元好きの匿名さん21/12/29 23:36:41報告

 

一番やばいイカボッドが仲間外れにされてたせいで獲物の取り合いを挑発するだけで他の兄弟を勝手に皆殺しにしてくれるからな………

 

38クラウン21/12/29 23:38:126報告

 

お前に………母親もいない小娘に何が分かる!!』

 

 

 

「何も? 分かるわけないじゃないですか。私は空っぽですよ? でもね、後悔の辛さはよく分かります」

 

 

 

 額がぶつかるくらいに顔を近づけて、私は言う。

 

 

 

「貴方はいつだってやり直す機会はあった。後悔した時でも、大王に力を貸した時でも。それでも貴方はやらなかった。私と違って」

 

 

 

 胸倉から力を抜き、突き飛ばす。今にも飛びかかりそうな憎悪を真正面から受け止めて、私はテーガンに指を向ける。

 

 

 

「そんな奴に私は絶対に体を渡しません!」

 

 

 

 同時に世界が青の光に包まれる。感じる暖かさからそれがベルトの宝石によるものだと分かった時にはテーガンが指をむけていて。

 

 

 

『その言葉、戦線布告と取ったよ、小娘!』

 

 

 

「かかってきなさいよ、ババア。いつだって勝負は受けてやりますよ」

 

39クラウン21/12/29 23:42:556報告

 

うぇ………げほっ、げほっ!! 水飲みすぎた………お腹たぷたぷですよ………あれ? リーフ君? ジャスミン? どうしました? 手を握って………あ、宝石ですね。ラピスラズリ。

 

 

 

 体が黄緑色になっていたからラピスラズリを握らせました。結果、元に戻った! やったね、クラウン!と。ラピスラズリの世話になりっぱなしですね。

 

 

 

 ところで、心配させないでよで殴らないで貰えますかね。ジャスミン? お姉さんのほっぺ痛いんですけど。あれ? バルダはどうしました? まさか………

 

 

 

 あ、生きてた………良かったぁ。オーカスから無事逃げられたんですね? ってアレ? なんでジャスミン浮かない顔なんです?

 

40二次元好きの匿名さん21/12/29 23:43:37報告

 

やっと現実に帰ってきたぜ

 

41二次元好きの匿名さん21/12/29 23:44:41報告

 

前スレの解答覚えてます??????????

 

42二次元好きの匿名さん21/12/29 23:47:00報告

 

ラピスラズリ有能

 

43クラウン21/12/29 23:47:107報告

 

私はいかない

 

44二次元好きの匿名さん21/12/29 23:48:58報告

 

!?

 

45クラウン21/12/29 23:50:407報告

 

そうですね。アレはトーラの街です。流されてたどり着いたとは私もヤキが回りました、運が悪い。デインがいる? じゃあどうぞ見てきてください。私は門の外にいますから。

 

 

 

 因みに住人として忠告です。門には魔法がかけられています。邪悪な心の持ち主は門を通れば消滅します。私のような強い怒りを持つものは体調が悪くなり、動けなくなります。

 

 

 

 私はトーラの街を門から出る時にそうなりました。リーフ君達は平気でしょう。それでも私について来いと? リーフの?

 

 

 

 ついて来いと、貴方は言いますか。過去から逃げても何も生まない。いつかは受け入れなきゃならないと? 貴方に何が分かるのですか? 

 

 

 

 行きたければ行きなさい。私はここにいます。

 

46二次元好きの匿名さん21/12/29 23:51:47報告

 

来ちゃった………

 

47クラウン21/12/29 23:56:015報告

 

 侵入者ですか………?

 

 

 

『貴様はアクババア!』

 

『おい! カーン部隊を呼んでこい!』

 

毎度毎度人をアクババみたいに呼ぶんじゃないですよ。それに今日は頗る機嫌が悪いんです。かかってきなさい。全員倒して、ここで往ね。

 

 

 

『久しぶりだな、クラウン。憲兵団を炭の山にしてるのをみると、こちらに着く気はなさそうだな』

 

 当たり前ですよ。私は私の為に戦います。邪魔するなら貴方から潰しま………新手!? 危なっ! 何という身のこなしの軽さ! 何者………まさか

 

 

 

 ネリダ………ですか?

 

48二次元好きの匿名さん21/12/29 23:57:05報告

 

泥棒猫さん……

 

49二次元好きの匿名さん21/12/29 23:57:26報告

 

ネリダお前...

 

50クラウン21/12/29 23:59:316報告

 

ネリダ、影の王国についたのですね? 目的はお金ですか?宝石ですか?安い信念ですね。違う? 私の復讐? 私にボコボコにされたのがそんなに辛かったですか?

 

 

 

 リーフ君を奪った事? 彼に恋心を抱いていた? だから、何? 貴方はいつか彼を知れば貴方は彼を利用するでしょう。貴方はそういうタイプです。ならば私は大人として守る理由があります。

 

 

 

 ええ、分かり合えません。殴り合う方が早いですよ。やるならさっさと………なるほどカーン部隊を待っていましたか。確かに私だけでは勝てないかも知れませんが。

 

 

 

『手を貸そうか? クラウン』

 

 

 

 こちらも一人とは言ってません。

 

51二次元好きの匿名さん名無しの道化 00:01:09報告

 

腐れババアの方はステイ!

 

>>52

 

52クラウン名無しの道化 00:04:106報告

 

>>51

 

一瞬、テーガンかと思いましたが、ジョーカーですか。よしジョーカー。ネリダは任せました。体捌きは見事ですが、ジョーカーの敵ではありません。タイマンは任せます。私はカーン部隊を片付けます。

 

 

 

 ジャスミンですか? 今、トーラの街にいるはずですよ。今頃、誓いを破って無惨な姿になったトーラの民でも見てるんじゃないですか? は?トーラに人はいない? 誓いを破った結果、全員消滅したんですかね。笑う。

 

 

 

 ただ問題は出口、ここしかありません。最悪は私達も逃げ込みましょう。ジョーカーも私も体調が悪くなる程度で済むでしょう? ジャスミンに信頼されるチャンスですよ。

 

53二次元好きの匿名さん名無しの道化 00:06:56報告

 

おい……実行犯

 

(自業自得だけど)

 

54クラウン名無しの道化 00:11:006報告

 

とても綺麗な街だった。人工物とは思えない世界でただ一つ汚点があった。見るも無惨な藁の小屋。子供の秘密基地より遥かに酷いガラクタの山が忘れられたようにそこにあった。

 

 

 

「これは豚小屋か? 酷い匂いだ」

 

 

 

「でもなんで街の片隅にこんな小さな豚小屋があるんだろう。家畜なら専用の農場があるんじゃないかな」

 

 

 

 二人が話してる間にフィリが中に入る。暫くすると、ボロボロな何かを持って来た。それに首を傾げる2人を尻目に私は息を飲んだ。

 

 

 

「これ、クラウン姉の眼鏡じゃない………?」

 

 

 

「え、じゃあまさか………」

 

 

 

「この家は豚小屋ではなく、クラウンの家だと言うのか………」

 

 

 

「おかしいよ! トーラの民は悪人はいないはずだよ! なのに、何で………?」

 

 

 

 リーフの問いに答えを返せるものはいない。ただ現状、目の前にあるのがクラウン姉がトーラで受けていた事実だと証明している。

 

 

 

 しかし、目を逸らしたくなるような彼女の闇を切り裂くような雷鳴が外から響く。それは外に敵が来て、クラウン姉が迎撃している証で。

 

 

 

 私達はすぐに走り出した。

 

55二次元好きの匿名さん名無しの道化 00:12:34報告

 

知ってしまいましたね

 

56二次元好きの匿名さん名無しの道化 00:14:57報告

 

デルの街の最底辺はこんな感じだったりする

 

57二次元好きの匿名さん名無しの道化 00:16:25報告

 

ついに見たか…

 

58クラウン名無しの道化 00:18:275報告

 

ふう………強いですね、流石は精鋭。雷撃2発でまだ半数もいるんですか。ジョーカー、まだやれます? 無理そうですか? よしでは撤収!! 命惜しさにトーラの街に逃げ込みましょう!

 

 

 

 死にたくなるほど嫌ですが、無理を推して貴方を死なせるわけにはいかせませんから! そらそら走れー! うおえっ………体から力が抜けます………ジョーカー、肩を。支えながら中に入りますよ。

 

 

 

 リーフ君! ジャスミン! ジャスミン、すみませんがジョーカーを頼みます。っ、リーフ君肩を貸してくれてありがとうございます。

 

 

 

 リーフ君、意外と体がっしりしてますから頼りになりますね………うん、ちょっと体を預けていいですか?

 

 

 

 うん、少しだけでいいからね。

 

59二次元好きの匿名さん名無しの道化 00:18:31報告

 

トーラ族はさぁ…

 

60二次元好きの匿名さん名無しの道化 00:19:44報告

 

シャーン様!!と言いたいところだけど大嫌いな街に突入したからね仕方ないね

 

61二次元好きの匿名さん名無しの道化 00:20:21報告

 

やましいこと考えてませんか?と思ったけどまあそうか...そうだよな

 

62二次元好きの匿名さん名無しの道化 00:20:42報告

 

幼少期ずっと体調不良になってそう燻る恨みで

 

63クラウン名無しの道化 00:27:076報告

 

さてどう逃げますか? おやデインじゃないですか。何で体調悪くなってるんです? 貴方も心に闇でも抱えてましたか? うん? ジョーカー、どうかしましたか? へ? スパイ疑惑? デインが? 何で?

 

 

 

 スパイを炙り出す為に、あえて偶に8人同じ情報を流し、一人だけ別の情報を流してを繰り返した? 結果、デインで度々発生している? それ、今回の件で明らかな黒になりませんか?

 

 

 

 ひとまずデインは連れ帰ると。私達がベルトを集めたらバラして捕まえますか………気をつけてくださいね。噂のAオル………更なる上のSオルかもしれませんよ?

 

64二次元好きの匿名さん名無しの道化 00:27:24報告

 

今回ばかりは流石にシャーン様には言わなくていいよね…

 

65二次元好きの匿名さん名無しの道化 00:29:522報告

 

デインが詰んだ……ジャスミン親子のせいで王の子疑惑も使えないし

 

66クラウン名無しの道化 00:34:235報告

 

リーフ君、何か作戦ありますか? ふむふむ、私とジョーカーを馬車に隠してリーフ君が運転する馬車で無理矢理突破すると。分かりました。魔法薬品を渡しておきます。バルダやジャスミンはばら撒いてください

 

 

 

 では出発です! 私達はリーフ君のマントで隠れましょう。変なところ触ったらジャスミンに言いふらしますからね、ジョーカー。

 

67クラウン名無しの道化 00:41:195報告

 

よし、蒔きましたか。ジョーカーとデインはここでお別れですね。あ、待ちなさい、ジョーカー。ジャスミンに声をかけてから行きなさいよ。何サラッと立ち去ろうとしてるんですか。

 

 

 

 何で黙りっぱなしなんですか、ほらー! ジャスミンがイラついてますよ! 素直な気持ちを伝えてください! なんでもいいんですよ!

 

 

 

『………風邪をひくなよ』

 

 

 

 それだけですか??? ジャスミン、なんか言って………いいんです? 父親から父らしい事言われたから満足ですか? なら良し、許す。

 

 

 

 次はいましめの谷ですか………攻略法は聞いてます。さっさとクリアしましょうか。

 

68クラウン名無しの道化 00:50:275報告

 

薄暗いですね〜霧の中とか勘弁してください。夢の泉で歩いた時にはこんな歩きづらくはなかったですけど。きゃっ、あ、ご、ごめんなさい、リーフ君………うわぁ、私の手より、おっきいんだ。

 

 

 

 待て待て待て待て! 私は何を考えた!? 何か、何かやばい気持ちを抱き始めている気がする! シャーン王妃! わたしは貴方に誓って何もしてませんよ、本当に! あ、リーフ君手を繋がないで、待って! 今はダメ! 本当に!

 

 

 

 ジャスミンから射殺す目で見られてるから!

 

69二次元好きの匿名さん名無しの道化 00:51:38報告

 

争え争うんだ………いい嫉妬

 

70二次元好きの匿名さん名無しの道化 00:52:19報告

 

ヤバくないから受け入れるのだー

 

71二次元好きの匿名さん名無しの道化 00:52:25報告

 

いましめの谷番人より成れの果て達の方で問題ありまくりだこれ…

 

72二次元好きの匿名さん名無しの道化 00:55:44報告

 

意識しちゃってる!

 

73クラウン名無しの道化 00:56:366報告

 

泉の夢ではわからなかったですけど、今思えば漸く分かりました。彼らはトーラから追い出された民達な訳ですね。は、ははははっ! 愉快ですね! ざまあないですね! どんな気持ちなんでしょうか! 追い出した奴が最後まで王妃の忠実な僕であり、王族を見放した馬鹿な奴らは一生、いましめの谷を彷徨い続ける末路! なんて様ですか! 笑うしかありませんね!! あははははははっ!!

 

 

 

 

 

下らない。先を急ぎますよ

 

74二次元好きの匿名さん名無しの道化 00:56:58報告

 

真のワボダボさんへのヘイトがエグそう

 

75二次元好きの匿名さん名無しの道化 00:59:301報告

 

王妃に忠実でしたけど大王が指示してたけどノリノリで偽造文書作成してトーラ離反の引き金引いたの貴女ですよね……

 

76クラウン名無しの道化 01:00:576報告

 

 奴がいましめの谷の番人ですか………ジョーカーの言う通りですね。ゲームクリアでダイアモンドが手に入ります。番人の言葉は全てヒントです。リーフ君とジャスミンがいればなんとかなりますよ。私とバルダはガヤです。応援頑張りましょう!

 

 

 

 番人の名前はエンドンですってえ!? な、ナンダッテー! はい、予想通りですが、リーフ君。安心してください。エンドン王はあんなんじゃないです。私はエンドン王も世継ぎの場所も知ってますから、安心してください。

 

 

 

 ではさっさと番人倒して、ダイアモンドを取り返しましょう! デルトラのベルトを完成させますよ!!

 

77二次元好きの匿名さん名無しの道化 01:02:251報告

 

その爺はコロコロするなよ…大事な解除キーだから

 

78二次元好きの匿名さん名無しの道化 01:03:38報告

 

ここは楽に終わりそうだな

 

79二次元好きの匿名さん名無しの道化 01:05:121報告

 

順調すぎて落差を警戒してしまう。

 

80クラウン名無しの道化 01:09:487報告

 

ダイアモンドゲットだぜ!(ピカピカ) 答えがわかってるゲームほどつまらないものはありませんね。まあルビー、エメラルドに次ぐ簡単な入手ランキングでしたが。最難関はアメジスト。

 

 

 

 一旦、外に出ますか? 外に出れば呪いも解けて………そうですね。皆様は呪いが解けた人達に説明してください。私がいたら皆様も疑われますから。私の事は気にしないで、リーフ。私は大丈夫だから。

 

 

 

 本当に、大丈夫だから。

 

81クラウン名無しの道化 01:15:388報告

 

「貴方達のおかげで助かりました。私はトーラの長、ゼアンと申します」

 

 

 

「お礼ならいいわ。聞きたいことがあるの。クラウンという女性を知ってるかしら?」

 

 

 

「それと何故貴方達は王族を受け入れなかったんだ?」

 

 

 

 ただ私は聞きたかっただけなのだ。クラウン姉が何故あんな目に遭わなくてはならなかったのかを。私の父と母が何故トーラに受け入れられなかったのかを。

 

 

 

「自分達は正義で完全無欠だと思っていました。それにより生まれた悲劇がその2つなのです。街の片隅にある忘れられた小屋は見ましたか?」

 

 

 

 伏せがちなゼアンの問いに頷けば、トーラの民達は居心地が悪そうに目を逸らす。そうやってクラウン姉の全てから目を背けたのだろうと容易に予想がついた。

 

 

 

「あの小屋でクラウンは暮らしていました。あの子がまだ赤子の頃、家畜にまぎれて門を通過したのです。見ただけで分かる邪悪な魔力。すぐさま私達は彼女を外に捨てようとしました。ところが」

 

 

 

「門に引っかかったんだな。赤子を街の外に捨てる。その行いが邪悪と思われたから」

 

 

 

「その通りです。ならばと街で育てる事を提案しましたが、民達は反対しました。しかし、赤子を無碍に扱えば私達が街から何を受けるかわからない。そう考えて、私は………民を守る為に、あの子を犠牲にしたのです」

 

 

 

 気がついたら拳を振りかぶっていた。咄嗟にリーフが間に入っていなければ殴り倒していたところだ。そんな場所で生活を10年も過ごして来た。

 

 

 

 沈黙の森で優しい姉に育てられた私とはまるっきり違うその過去にわたしは憤ることしか出来ないのだ。

 

82クラウン名無しの道化 01:30:467報告

 

「私達は最低限の生活を彼女に送らせました。反発して、自分から街を出るなら万々歳。死んでも苦しまない。街の唯一の汚点と育てられた彼女がどんな気持ちになるか………考えていたのはシャーンだけでした」

 

 

 

「王妃様が?」

 

 

 

「そういえばクラウンは王妃と仲が良かったらしいな。関係あるのか?」

 

 

 

 リーフもバルダも顔色は悪い。けれど彼女の根幹に関する話を聞かないほど、私達は酷い人間でもなかった。少なくとも驕っていたトーラの人達よりは。

 

 

 

「シャーンは彼女に人間の生活を与えました。服を与え、食べ物を与え、魔法を教え、心を与えた。結果………彼女は宮廷魔術師になり、街を出て行きました。その日は厄介な存在が出ていったと肩の荷を下ろしたのです」

 

 

 

「それが王族を連れ帰るとなると、アンタらは入れたのを拒んだ訳だ」

 

 

 

「厄介者が爆弾を抱えて来たから貴方達は………貴方達のせいで、クラウン姉は!! 貴方達を助けたのに、姿を見られたくないから!! また馬鹿にされたくないから!」

 

 

 

「………何ですって? クラウンが私達を?」

 

 

 

 私は肩を震わせて泣くしかなかった。今ここで暴力を振るったところで意味はない。それはクラウン姉がやるべきことだ。

 

 

 

「クラウン姉に感謝しなさいよ! クラウン姉は夢の泉で貴方達を見たって!! クラウン姉も心配だったから! 貴方達がどうなったかを見たかったの! なのに、貴方達は………」

 

 

 

「ジャスミン。もういいよ。言いたいことはきっと彼らには伝わっているから」

 

 

 

 リーフの胸で泣きながら、私はクラウン姉の名前を呼び続けた。

 

83二次元好きの匿名さん名無しの道化 01:32:151報告

 

つられて泣きそう

 

84クラウン名無しの道化 01:38:453報告

 

よし。眠いから今日はここまでにします!

 

後編は明日の午後を予定! すまんが寝ます!

 

85二次元好きの匿名さん名無しの道化 01:41:13報告

 

お疲れー!

 

86二次元好きの匿名さん名無しの道化 01:45:09報告

 

乙~

 

 

 

87二次元好きの匿名さん名無しの道化 01:50:15報告

 

お疲れ様です。

 

後半楽しみにしてます。

 

88二次元好きの匿名さん名無しの道化 09:41:08報告

 

保守!

 

89二次元好きの匿名さん名無しの道化 15:58:49報告

 

保守

 

90クラウン名無しの道化 21:02:46報告

 

再開するよー!

 

91クラウン名無しの道化 21:05:318報告

 

あーあ、また逃げましたね、私。いい加減向き直らないとな………でもなぁ、最悪シャーン様やマリリンが生きてたら別にいいしな。眼鏡をくれたゼアン様辺り以外殺しても問題はなさそうですよね、ベルトに関して。

 

 

 

 貴方はどう思いますか? ネリダ。

 

 気づいていたの? 貴方追跡が下手くそですよ。誰に指示されたか知りませんが、さっさと大王と手を切ることですね。

 

 

 

『私だよ。生きていたんだね。魔術師クラウン』

 

こちらこそ、生きていましたか。魔導士オーカス

 

92クラウン名無しの道化 21:07:485報告

 

 ベルトを渡して焼け死ぬor焼け死んでからベルトを渡すか? 答えはどちらもNOでしょう。ベルトは渡さずに貴方達を潰す。それが答えです。貴方達は何も手入れられずに逃げ帰るか、ここで死.ね

 

 

 

 チッ、前衛ネリダと後衛オーカスの即興タッグですか。面倒ですね。ネリダの動きは大したものですがオーカスがいなければ瞬殺できるというのに。

 

 

 

『代わりな』

 

断る。貴方に貸す体はない。貴方はそこで黙って見てなさい。燃え盛る炎の檻だろうと空と雲が有れば私には雷がありますから。

 

93クラウン名無しの道化 21:10:165報告

 

「人間の力はその程度。なのに何故、人に力を貸す? 同輩になれた者よ」

 

 

 

「身を焦がす程の光に憧れて、その光だけを見つめて走り続ける。それが私が選んだ道だからです!」

 

 

 

 ネリダの蹴りを交わして、オーカスの火の刃と鍔迫り合い。力で押負けはしないが、ネリダの動きがじゃまくさい。

 

 

 

「憐れだな。美しいものを破壊することこそが喜びだ。人間の価値は美しいものを作ることだけ。私が壊すためのな」

 

 

 

 オーカスの使い魔に対し、魔法薬品をホルスターから引き抜きぶつける。オーカス相手に作成した凍結液体、"フリーズ"。これにはオーカスも目を見開いた。

 

 

 

「素晴らしい。今ならば大王様もまた貴様を受け入れるだろう。テーガンなどという紛い物よりも、貴様には価値がある」

 

 

 

『何だと、若造が随分とイキるじゃないか!』

 

 

 

「黙ってなさい! オーカス。貴方は強いけど、テーガンは貴方よりも強いわよ。戦った私だから言えます。貴方は強いけどテーガンほどではない」

 

 

 

 実力では遥かにテーガンが上だ。気分でムラがあるとはいえ魔導士としては空の上の人物に違いない。だがオーカスは寒気がする薄ら笑いでこう言った。

 

 

 

「テーガンの子供があれだけ弱ければ母親も底が知れる。イカボットだったか? アレはただ体がでかいだけの的でしかなかったよ」

 

 

 

『嘘、だろ?』

 

 

 

 心の何処かで、テーガンの声が聞こえた。

 

94クラウン名無しの道化 21:22:495報告

 

「大王様から依頼されたのさ。テーガンの子を残らず抹殺しろと。イカボットという奴はタフではあったが、焼けば死んだ。奴が最後に何を言っていたか、教えてやろうか?」

 

 

 

『やめろ、やめろっ!』

 

 

 

「助けてーママー! だよ? 親離れできない哀れな子供だねえ」

 

 

 

 瞬間、右手が勝手に動き、光が煌めく。オーカスは魔力による防御をしたが、ネリダは余波により炎の檻を抜けて吹き飛ばされた。

 

 

 

「勝手に体を動かすな!」

 

『じゃあ代われ!私がアイツを殺してやる!」

 

 

 

 自由な右手を左手で抑えれば、オーカスがここぞとばかりに炎魔法を放つ。避けられないと悟り、ナイフを投げ、中心から破裂させるように雷を放出し、撤退。

 

 

 

「アンタに体を渡しても私の強みを生かしきれませんよね!?」

 

『じゃあどうしろってんだい! ガキの仇を私に討たせない気か!』

 

 

 

 オーカスのここぞとばかりの猛攻にこのままでは押し切られる。そう気づいた矢先、私はただ一つの現状を解決するアイデアを思いついたのだ。

 

 

 

「テーガン!!」

 

『何だ! 小娘!』

 

「私に力を貸しなさい! 一時的に手を組みますよ!」

 

95二次元好きの匿名さん名無しの道化 21:27:261報告

 

イカさん……

 

96クラウン名無しの道化 21:28:595報告

 

正気か? と私は思った。私にとってこいつは利用できる道具でしかないというのに、手を組むだなんてできるはずがない。

 

 

 

『くく、いいじゃないか。なら私の言う通りに体を動かすんだね!』

 

 

 

 ならばとことん利用させて貰おうと、繋いだ魂を辿って私は体を動かす。魔力の量は充分。自分自身と何ら変わらない。違うのは魔力制御、ここだけが大分お粗末だ。

 

 

 

 オーカスの飛ばす炎が渦を巻き、回転。高熱の槍となり、飛来したそれを魔力による干渉で逸らす。一呼吸でできる事に1/4の魔力も持っていかれたのは無駄でしかない。

 

 

 

『小娘! もうちょい魔力制御に気を配りな! 腹の底から指先からに流すように、自分の魔力の流れを掴むんだ!』

 

 

 

「こう、ですかっ!」

 

 

 

 オーカスの使い魔の接近を避け、雷魔法で吹き飛ばす。先程より減ったがそれでも無駄が多い。

 

 

 

『意識しな! 集めるのはほんの一欠片でいいのさ! 腕までの魔力ごと撃ち出すんじゃない。指先の魔力だけで撃ちだしな!』

 

 

 

「こんな、感覚ですかっ!」

 

 

 

『その調子だよ、小娘!』

 

 

 

 テーガンはふと、胸中から湧き上がる懐かしい感覚を覚えた。

 

 

 

 それが"楽しい"という感情だとは分からずに。

 

97二次元好きの匿名さん名無しの道化 21:34:27報告

 

友情が芽生えたら笑う

 

98クラウン名無しの道化 21:36:008報告

 

打てば響く、操る小娘はそういう女だった。そりゃそうだろう。私の遺伝子を掛け合わせているのだ。これくらい出来てもらえなければ。

 

 

 

 オーカスの顔色が悪い。魔力を集めて、炎の翼を顕現させる彼にクラウンはナイフを飛ばすが、鉄をも溶かす高熱には届かない。

 

 

 

 ただいるだけでも肌が焼かれるような共有感覚の中、何故かテーガンの目には自分の子供達に魔法を教える姿が見えていて、子供達に自分の域まで来るものがいない事に肩を落とす自分がいたのを覚えている。

 

 

 

「テーガン! 次は!」

 

 

 

『一撃目はブラフ、二撃目を撃ち込みな!』

 

 

 

 オーカスの魔法に対し、自らの指示をスポンジのように吸収し、活用していく。これだけ教え甲斐があるならば楽しくない訳が──

 

 

 

『お母さん! 見て見て!』

 

 

 

 ふと、小さな子供が手を引っ張る。その姿は何処かで見たような、まるで毎朝鏡で顔を合わせるような、

 

 

 

『テーガンは凄いねえ。私以上の魔法使いだねえ』

 

 

 

 小さな子供の手を取った女性を見て視界が滲む。溢れた雫を拭いた先にはオーカスの魔法に耐え忍ぶ自分の娘みたいな奴がいて。

 

 

 

『何、真正面から受けてんだい!逸らしな!』

 

 

 

「あ、ごめん………」

 

 

 

 謝る彼女に自分の面影が重なって、その懐かしさの正体を漸く理解した。

 

99クラウン名無しの道化 21:41:157報告

 

『昔は──こんな事もあったもんだね』

 

100クラウン名無しの道化 21:44:027報告

 

『さあ、私が導いてやるよ。我が娘。アンタみたいな半人前が魔法を確実に当てるなら、1に牽制、2に崩し、3に本命だ。アンタならやれるだろ!』

 

 

 

「え、うん。分かりました!」

 

 

 

 精神科の主導権の綱引きの感覚が、消えて代わりに背中を押される感触が与えられる。温かな支えるような感覚に導かれ、私は魔法薬品のフリーズを投擲する。

 

 

 

「人間のように………群れるのか、お前も! クラウン!」

 

 

 

 オーカスの使い魔が受け止め、炎が凍りつき、停止。その間に接近したクラウンの肉体をオーカスの左手から放たれた熱の世界が焼き尽くし──

 

 

 

「女は──度胸! 心頭滅却すれば熱くなんてありません!」

 

 

 

 それを気合いと覚悟で乗り超えたクラウンの右回し蹴りがオーカスの左手を押さえ、そのまま回転。左のあびせ蹴りがオーカスに魔法防御を発動させる。

 

 

 

『奴は魔法防御状態では動けない! やっちまいな!』

 

 

 

「これで、とどめですっ! 雷・速・連携!!」

 

 

 

 右手に今までにない、煌めきが生み出される。チリチリと障害を全て壊す為の光の剣が魔法防御の阻まれるが、その背後から伸びた手が更に力を込める。

 

 

 

『行きな! バカ娘!』

 

 

 

「馬鹿って言わないでください! 雷激………否!」

 

 

 

 拳に込められた力が見えない力を帯びて、黒に変わる。光を喰らう黒雷はオスカーの魔法防御を容易く打ち砕き、その身へ突き刺さる!

 

 

 

『「雷帝!!」』

 

 

 

 血飛沫が、舞った。

 

101二次元好きの匿名さん名無しの道化 21:47:41報告

 

テーガン光堕ち

 

102クラウン名無しの道化 21:48:527報告

 

「認めよう………クラウン。君は私が戦った中で大王様を除いて1番だ。だけどね」

 

 

 

 左手から生み出した剣の形をした炎が、クラウンの腹を貫き燃え盛る。首の皮一枚のタイミング、慣れない魔術戦で限界を超えたクラウンへのカウンター。

 

 

 

 魔術戦の中での肉弾戦では──オーカスの方が一歩上手であった。

 

 

 

「私は君よりも強い。人間への憎しみが強いからだ。人の憎しみよりも優しさを信じる君と違ってね」

 

 

 

 血は焼け、赤い煙が上る。出血はなくても臓器まで焼かれた痛みは筆舌に尽くし難く、クラウンが地面に膝をつく。口から溢した血を拭いながらも彼女はオーカスを睨みつけて、

 

 

 

「随分と………無様な真似になってんじゃん!」

 

 

 

 その生意気な横っ面を帰ってきたネリダの長い足が蹴り飛ばす。黒縁の眼鏡は割れ、地面に倒れた彼女の顔をネリダは踏みつけ、泥に沈める。

 

 

 

「ざまあないね! あの時、私をぶちのめした貴方は何処に行ったのかなぁ? そんなに怖い目をされたら、ネリダ怖いよ〜なーんて………いう訳ないでしょうが!」

 

 

 

 何度も何度も踏みつけ、クラウンの歯が欠け、鼻が直角にねじ曲がる。顔が血で染まり、僅かに開いた右目だけがずっと見ていた。

 

 

 

「──クラウン姉?」

 

 

 

 ただ、愛しい妹の姿を。

 

103二次元好きの匿名さん名無しの道化 21:53:39報告

 

クラウン姉さんがっ……!

 

104クラウン名無しの道化 21:54:106報告

 

気付いたのはトーラの人の言葉と、山の方で聞こえた爆発音に雷鳴の轟き。クリーに先行させ、急いで向かった先には赤い液体に沈むクラウン姉の姿と、

 

 

 

「オーカス! 懲りずにやってきたのか!」

 

 

 

 あの泥棒猫の姿だった。彼女の足についてる血と今の有様、私の頭に血が昇るのは一瞬で。ネリダがリーフに声をかけるより、早く、私は跳んでいた。

 

 

 

「その足を退けなさいっ!!」

 

 

 

 クラウン姉直伝のドロップキックはネリダの端正な顔面に突き刺さり、彼女に地面とキスさせる。そのままクラウン姉の元に駆け寄ろうとしたが、

 

 

 

「よーく見てるさ。君達の動きは」

 

 

 

 リーフに腕を引き寄せられ、オーカスの刃が髪の毛を掠める。すかさずリーフやバルダが駆け寄り、陣を組めばネリダも立ち上がってオーカスに並ぶ。

 

 

 

「クラウンさんを返せ、オーカス!」

 

 

 

「返すも何も彼女は元来こちら側だ。君達には関係ないだろう? それに、彼女が君達に助けでも求めたのかい?」

 

 

 

「仲間が困っていたら助けるのが僕達だ!」

 

 

 

 オーカスに剣を向け、吠えるリーフとバルダにオーカスは苦々しい顔をするとクラウン姉を無理矢理立たせ、剣を喉に突きつける。

 

 

 

「ならばクラウン! 貴様に問おう! 貴様が奴らに助けを求めたならば奴らを殺す。貴様がここに残るならば奴らは見逃してやろう。どうする?」

 

 

 

 選択などあってないような問いに、クラウン姉は考える事もなく、残留を求めようとして──

 

 

 

「クラウン!! 僕達を信じてくれ!」

 

 

 

 ──リーフが名前を呼んだ。

 

105二次元好きの匿名さん名無しの道化 21:56:16報告

 

あら、呼び捨て♥️

 

106クラウン名無しの道化 21:57:309報告

 

リーフがこちらを呼んでいる。でも貴方は王様なんですよ? ベルトも集まりました。私の命の価値は底値になったんです。もう貴方は帰還して大王を倒せばいい。

 

 

 

 私のような道化に気をかける必要なんて、

 

 

 

「君が受けてきた処遇を僕達は知った! 君が僕やジャスミンに遠慮している理由がそれなら………そんな事は気にするな! 僕達は仲間だろう!」

 

 

 

「そうだ! クラウン! この旅で色々あったが皆で乗り越えてきた! 今更一人欠けるなんて許さないぞ、俺たちは!」

 

 

 

「クラウン姉! 私、貴方の妹なのに。貴方の事を何も知らなかった!! だからこれから貴方を知って生きたい! 私の姉じゃなくて、クラウンっていう1人の女の子の!」

 

 

 

 仲間達がここまで旅をしてきた、かけがえのない絆を育んだ皆が私を呼ぶ。何故だかわからないけど、私の瞳から雫が落ちて。

 

 

 

 いいのかなぁ………空っぽな人間が、役目と使命しかない人間が、これから先の未来を歩む若者と一緒にいたいから、だなんて我儘を言ってしまって。

 

 

 

 ──いいんだよね、きっと。リーフやジャスミンはきっとそれを、喜んでくれると思うから。

 

 

 

 だから、

 

 

 

「リーフ君」

 

 

 

 だから、

 

 

 

「──助けて」

 

 

 

 四文字の言葉を喉から絞り出した。

 

107二次元好きの匿名さん名無しの道化 22:03:10報告

 

言えたじゃねえか

 

108二次元好きの匿名さん名無しの道化 22:05:42報告

 

よう言った。それでこそ仲間や!

 

109クラウン名無しの道化 22:06:289報告

 

言っちゃいました、言っちゃいました!? ふええ、皆んなごめんなさい………倒せると思いましたが、倒せなくて、ごほごほ。え、喋らなくていい? 傷口に触る? 焼かれてますから血は出てませんよ? そうじゃないです? ごめんなさい。

 

 

 

 クリーが気を引いてなんとか逃げられましたが、この洞窟どうします………あのぉ、リーフ君? おぶられてる身で悪いんですが、お姉さんの体汚いですよ? 汚れますよ? 大丈夫?? 気にしない??

 

 

 

 うん。じゃあ………お願いしますね。

 

 リーフ君、背中おっきいんですね。

 

110二次元好きの匿名さん名無しの道化 22:09:001報告

 

うーん、もう少しかな?

 

111クラウン名無しの道化 22:11:497報告

 

ネリダも追いかけてきましたがジャスミンとバルダからしたら余裕そうで………あれ、行き止まりじゃないですか??? やばくないです??? 大丈夫?? いや、本当に今はそんな間近で男の顔しないでください………やばいって。

 

 

 

 あ、バルダ頼みます。リーフに何か作戦があるみたいなので。穴を開けましょう。ヒバナがありますから使ってください。

 

 

 

 まさかまさか………バックドラフトを引き起こすなんて思わないですよ!?? リーフ、無事ですか!! 無事ですか………良かった。

 

 

 

 オーカスはともかくただの人間のネリダは確実に死んだでしょう。守っていれば生きてると思いますが………あ、やば気が抜けたら意識が………ぐう

 

112クラウン名無しの道化 22:15:336報告

 

知ってる天井ですね………いや、私の家じゃないですか。あ、ジャスミン………ずっと手を握っていたまま寝落ちしたようですね。ノック音? はーい、どちらさ………ゼアン様じゃないですか。

 

 

 

 何ですか? 今更私を殺しにきましたか? 弱ってますもんね、今の私。絶好のチャンスですもんね〜

 

 

 

 は? 何です? 地面にお金でも落ちてますか? 謝罪ですか? 今更何を………それに王族の手紙を偽装した事でトントンでいいですよ。許すも許しもないです。

 

 

 

 私はトーラ族ですらありませんでした。私はただの道化です。道化はこんな街に住むべきではなかったのです。全てが終わり次第、わたしはここを出ていきますから。

 

 

 

 だから皆様は悪い夢だと思って忘れてください。

 

 私も悪い記憶だと思っていきていきますから。

 

 

 

 それに私の居場所はもうありますから。

 

 ──王妃様の隣、そして仲間達という居場所がね。

 

113クラウン名無しの道化 22:15:517報告

 

あ、リーフどうしました? ジャスミンですか? 彼女は軽食を取りに行ってますよ。2人きりですね、リーフ。何か話があったんじゃないですか?

 

 

 

 世継ぎの居場所ですか? それでしたらまずはジョーカーと合流してからお伝えします。ここからは戦争になりますから。仲間は多い方がいいですから。

 

 

 

 あと、何かありますか? え? 仲間を呼び捨てにしてる? 気になったならやめますが………大丈夫? なら良かったです。もう、皆さんに遠慮する事はやめました。貴方にもバルダにも………ジャスミンにも。

 

 

 

 だから、お姉さんは我儘を言います。

 

 リーフ、助けてもらったお礼がまだでしたね。

 

 

 

 ちゅっ

 

 

 

 かっこよかったですよ、リーフ。

 

 お姉さんを本気にさせた責任ちゃんととってもらいますからね?

 

114二次元好きの匿名さん名無しの道化 22:16:501報告

 

や、やった!

 

115二次元好きの匿名さん名無しの道化 22:17:11報告

 

堕ちたな。

 

116クラウン名無しの道化 22:18:008報告

 

以上になります! 7巻終了! 年内は以上! 次回は1/4か1/5の夜を予定してます! いよいよ次巻で終了ですね。感慨深い。次巻ではクラウンが生まれた意味を漸く知ります。果たしてクラウンはそれに対しての答えは──? 次回最終回、お楽しみに

 

117二次元好きの匿名さん名無しの道化 22:18:35報告

 

お疲れ様!!今回はシャーン様呼ばなくていいか...

 

118二次元好きの匿名さん名無しの道化 22:21:41報告

 

 

119二次元好きの匿名さん名無しの道化 22:22:51報告

 

おつおつー

 

120二次元好きの匿名さん名無しの道化 22:23:00報告

 

生き残れるか姉さん…

 

121二次元好きの匿名さん名無しの道化 22:24:22報告

 

怖いが楽しみだ。

 

122クラウン名無しの道化 22:36:586報告

 

あ、言い忘れましたがいつもみたいに質問どうぞ〜例えばリーフにキスしたのは唇ですか? 頬ですか?でも

 

123二次元好きの匿名さん名無しの道化 22:40:251報告

 

王妃様へ

 

姉さんが息子さんに本格的にお熱を上げそうで申し訳ありません。

 

基本的にショタコン匂わせて、身体的、精神的に誘惑とかしてきてほぼほぼこちらが悪いですが、

 

最後に惚れさせるようなことした息子さんが悪いですので、

 

今度会った際はまず話を聞いてあげてから手を出してください。

 

>>124>>134

 

124二次元好きの匿名さん名無しの道化 22:41:521報告

 

>>123

 

ジャードより

 

125二次元好きの匿名さん名無しの道化 22:42:02報告

 

テーガンのこと師匠って呼ぶ?ママって呼ぶ?

 

>>126

 

126クラウン名無しの道化 22:43:238報告

 

>>125

 

「ババ──」

 

『師匠って呼びな』

 

以後師匠呼び

 

127二次元好きの匿名さん名無しの道化 22:44:54報告

 

じゃあ、最後にキスした箇所とその時のジャスミンの表情は?

 

>>129

 

128二次元好きの匿名さん名無しの道化 22:47:21報告

 

イカボットが襲撃をせずに退場するとは

 

129クラウン名無しの道化 22:49:095報告

 

>>127

 

頬です。唇はリーフが自分で選んだ相手に捧げてほしいので。無論、私だったらとても嬉しいけどね♡

 

 

 

なお、ジャスミンはリーフが真っ赤になって飛び出した直後を見て、そのままクラウン姉に飛びかかり、パロ・スペシャル決めました

 

>>130

 

130二次元好きの匿名さん名無しの道化 22:56:32報告

 

>>129

 

あら~、姉さんセクシーな態勢ね~(痛みには触れない

 

131二次元好きの匿名さん名無しの道化 23:12:13報告

 

要休養者に掛けていい大技じゃないぞジャスミン……。

 

132二次元好きの匿名さん名無しの道化 23:14:13報告

 

姉さんの薬って歯も治せるん?

 

>>133

 

133クラウン名無しの道化 23:19:093報告

 

>>132

 

普通なら不可能ですが………テーガンの指導のおかげか、回復力高める薬ができたのでトーラの街の恩恵を受けて、再生中ですね

 

134クラウン名無しの道化 23:31:576報告

 

>>123

 

王妃様へ。貴方の息子を慕うことをお許しください。諦めろというなら諦めますが………宜しければわたしは貴方の義娘になりたいです

 

>>135

 

135二次元好きの匿名さん名無しの道化 23:39:10報告

 

>>134

 

諦めるってほんとぉ??????

 

>>136

 

136クラウン名無しの道化 23:40:308報告

 

>>135

 

嫌です。諦めたくないです。

 

出来たらリーフのお嫁さんになりたいです!

 

137二次元好きの匿名さん名無しの道化 23:44:53報告

 

お嫁さんになったらテーガンさんも付いてくるぞ☆

 

よかったねリーフ君!!

 

138二次元好きの匿名さん21/12/31 00:02:59報告

 

テーガンさんから見たリーフ君はどうですかね?

 

>>142

 

139二次元好きの匿名さん21/12/31 02:12:141報告

 

ネリダ……大王側に着いたせいで一番悲惨な末路に即死じゃないと全身を焼かれて髪が肌に溶け喉も焼かれるだろうから息をするごとに苦しんで死ぬのエグい……

 

助ける価値が大王側にない使い捨てのコマだから見捨てられるだろうし

 

>>151

 

140二次元好きの匿名さん21/12/31 09:31:35報告

 

遠慮しなくなったクラウンは強い

 

>>147

 

141二次元好きの匿名さん21/12/31 10:02:161報告

 

ジャスミンとの関係がちょっとぎくしゃくしそう。

 

最終的に2人でリーフ君に迫るんだよ!

 

>>153

 

142クラウン21/12/31 11:07:497報告

 

>>138

 

光堕ち前→生意気な小僧

 

光堕ち後→お前にクラウンは任せられるか!!

 

>>143

 

143二次元好きの匿名さん21/12/31 11:09:351報告

 

>>142

 

母親ずらで王妃様とファイト!!

 

ただし体はクラウン本人

 

144二次元好きの匿名さん21/12/31 11:19:44報告

 

本気になったクラウン姉さんは強いからリーフ君は頑張ってね

 

>>153

 

145二次元好きの匿名さん21/12/31 11:24:38報告

 

テーガンが保護者面してやがる

 

>>150

 

146二次元好きの匿名さん21/12/31 11:24:45報告

 

そうだな、魔法も強くなったからな…

 

>>147

 

147クラウン21/12/31 11:42:155報告

 

>>140

 

>>146

 

説明してませんが、魔力制御が上手くなり、雷撃発動回数の上限が4になりました。やったね!

 

>>149

 

148二次元好きの匿名さん21/12/31 11:43:321報告

 

今気付いた

 

テーガンめっちゃいい空気吸ってない?

 

いや子供達全滅したのはお労しいけど

 

>>150

 

149二次元好きの匿名さん21/12/31 11:44:41報告

 

>>147

 

やったね!!リーフ君誘拐しても勝てるね!!

 

150クラウン21/12/31 11:44:427報告

 

>>145

 

>>148

 

イカさん死んだ代わりに自分にクリソツな息子が生きてますからね………彼女が死んだらやばいですね

 

151クラウン21/12/31 11:47:547報告

 

>>139

 

実はこいつが大王側にいる事がクラウンのあるフラグになっています。そのフラグが立てられた以上、後は回収されるのみですね

 

152二次元好きの匿名さん21/12/31 11:50:28報告

 

テーガン細胞入れられる???

 

153クラウン21/12/31 12:43:127報告

 

>>141

 

>>144

 

リーフ君、姉妹丼ですか………大丈夫? 野生育ちの2人に勝てます?

 

>>154

 

154二次元好きの匿名さん21/12/31 15:29:49報告

 

>>153

 

姉さん…、自覚するほど強いの…???

 

>>155

 

155クラウン21/12/31 16:36:217報告

 

>>154

 

は、はー? お姉さんですけど???

 

歳上の魅力でメロメロにしてやりますけど??

 

>>156

 

156二次元好きの匿名さん21/12/31 16:38:391報告

 

>>155

 

逆にリーフとジャスミンの二人から攻められるんじゃない?耐えられる?

 

>>157

 

157二次元好きの匿名さん21/12/31 16:48:592報告

 

>>156

 

ジャスミンにキスされながらリーフに責められるクラウンお姉さんですか??

 

 

 

解釈通りですね。3冊ください

 

>>158

 

158クラウン21/12/31 17:32:426報告

 

>>157

 

三次創作出来てる………

 

159二次元好きの匿名さん21/12/31 17:45:37報告

 

クラウン姉さんには無限の可能性があるんだ!!

 

(死亡ルート含む)

 

>>160

 

160二次元好きの匿名さん21/12/31 17:49:23報告

 

>>159

 

ジャスミンとの姉妹百合ルートはありますか??

 

沈黙の森で快楽だけを貪り合う怠惰ルート

 

>>161>>162

 

161二次元好きの匿名さん21/12/31 18:22:32報告

 

>>160

 

妄想するのは自由だ!

 

162二次元好きの匿名さん21/12/31 20:12:50報告

 

>>160

 

問題はあの森出そゆなことしてようなら即死が約束されることだ

 

163二次元好きの匿名さん22/01/01 00:11:03報告

 

そういや、ジャックドモレーがクラウン姉の容姿だけど………主はジャックドモレー持ってるの?

 

>>164

 

164クラウン22/01/01 00:17:349報告

 

>>163

 

書けば出る

 

 

 

>>165

 

165二次元好きの匿名さん22/01/01 07:21:10報告

 

>>164

 

おー

 

166二次元好きの匿名さん22/01/01 12:10:321報告

 

正月だから姉さんに年の分だけお餅を上げよう。

 

テーガンさんの年齢も含めると、何歳ですか?

 

>>167

 

167クラウン22/01/01 12:32:173報告

 

>>166

 

今年で32ですが??師匠の年齢と一緒にしないでください。ババアですよ、あの人。それより、リーフやジャスミンにお年玉上げないといけないので

 

168二次元好きの匿名さん22/01/01 15:08:27報告

 

リーフ君には自分をあげる的な?

 

>>169

 

169クラウン22/01/01 21:19:494報告

 

>>168

 

姫初めがしたいんですか、リーフ♡

 

ジャスミンも交えてクラウンのアトリエでしましょうか♡

 

 

 

待ってください、シャーン様。これには深いわけが………

 

170二次元好きの匿名さん22/01/01 22:42:28報告

 

バルダくっそ気まずそう

 

>>172

 

171二次元好きの匿名さん22/01/01 22:45:58報告

 

バルダに向く矢印が一個も無い旅

 

>>172

 

172クラウン22/01/01 22:58:243報告

 

>>170

 

>>171

 

バルダは頼りになる男ですから。聖人ですもんね

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