トレセン学園の隠れた名店   作:[]REiDo

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夏編最終番。やっとこさ成長した小さな集まりの話



そして夏の終わりに小さな集まりは一つ成長をする

 

 夏も終わり頃な、8月の末端日。

 熱で汗が滲む猛暑の日はまだまだ続いている。

 涼しさなど全く感じない気温の中、店の冷房を付けているこの空間だけは生き物にとって最も快適な場所だ。

 

 

 さて、時間はキングクリムゾンして、時は理事長との話の3日後。

 場所は俺の店こと『ウマ小屋』

 

 今日も今日とて、絶賛開店中である。

 

 ……ただし。

 

 

「テイオーちゃ~ん! いらっしゃーい!今日のトレーニングは終わったの?」

「あ、メルト! うん、今日のトレーニングは終わったよ!」

「お疲れ様~! あ、ここ座りなよ!トレーナーが今から料理を持ってきてくれるって!」

 

 

 通常営業ではなく、貸し切り状態ではあるが。 

 ……いらっしゃいって言うのは、店主の俺の役目なんだよなぁ。メルト、お前は客側だろ。

 

 厨房からテーブル席を眺める俺。

 もちろん調理の手は止めないままだ。まあ、今は肉とにんじんを煮てるだけだから手を放してる状態ってのが正しいか。

 その席には、テイオーと俺が面倒をかけている教官付きを含む6人が左右半々に座っている。

 テーブル席はうちの店には2つ。テイオーとメルトが座るそれと、反対の席も6人全員で埋まっており、それぞれが談笑を楽しんでいた。

 

 因みに、当たり前っちゃ当たり前だが、全員俺が世話をかけている娘たちである。

 さらには、貸し切り状態ってことで飯も食い放題。金銭に関しては払わせる責任者もいないし、なんなら俺が誘った張本人の為、全部俺のおごりということだ。

 

 当然「所用があるので帰りが遅くなる」と、各寮長には事前に連絡済み。手回しは昨日の内に済ませている。完璧な布陣だ。

 

 んで。

 

 

「お前は交わらねぇでいいのか? ウィング」

「ん? あー、今は良いよ。あのテーブルって6人で座るのが限界でしょ? 私が座るってなったらパンクしちゃうしさ」

「いや、傍に椅子ぐらいは出してやるが」

「……はぁ、それじゃ言い換えるよ。私、トレーナーの料理してるところ見たいからここに居るの」

 

 

 そのテーブル席の談笑に混ざらないうちの愛バが一人。言わずもがなウィングである。コイツだけは厨房前のカウンターに一人で座っていた。

 その理由はなんつーか、ただ料理をしている俺目当てらしいが、その他にも教付きの奴らに対する気遣いも垣間見える。

 

 トレーナーの俺としては、せっかく総出で集まったんだから楽しく談笑して来いよとでも思っているんだがな……。

 

 

「♪」

 

 

 頬杖を突いて、頬を緩ませるウィングを見る。

 嬉しそうに、好意的な対象をただ見るだけのそんな表情。

 

 …………

 

 

「そうか」

 

 

 ――まあ、俺を眺めて満足そうな感じだし。別にいいか。

 

 そう結論付けて、俺は出そうとしていた言葉を飲み込んだ。あんな可愛く微笑む表情を見りゃ、俺が出そうとしていた提案なんざ無粋みたいなもんだし。言うことねぇや。

 

 言葉を飲み込んだ代わりに、手元にある氷砂糖を口に放り込んだ。

 いつもの香りが、ひやりとした感触が口内に広がる。

 うん、甘い。

 

 

 

 

 

 ……そういや今更だが、俺が見ている教官付きは全員で『11人』になる。

 既に契約を交わしているテイオーとウィングを含めて計13人。そのうちデビューを果たしているのは、現状テイオーの1人のみ。ウィングはもちろん引退済みで、その他はまだデビュー戦も済ませていない。

 つまり、今の所俺が見てる教官付きでデビューしている奴は1人もいない。

 

 

「えー、今日お前らを集めたのはな。ちょいと重要な話をしなきゃいけないからだ」

 

 

 がやがやと、複数の談笑する声が店に響く中。

 俺は、淡々とこの店にいる全員に向かって言い放つ。

 

 なんでそんな話題を今更出したか?

 ――そりゃぁ今日、俺がこいつらに聞く解答次第でその比率が変わるかもしれないからだ。

 

 

「むぐむぐ……ん? ひひなりほうしはのはほへーなー(いきなりどうしたのさトレーナー)

「メルト、口の中のモノを飲み込んでから喋って。はしたないよ」

ほー(そー)だよ、めふほ(メルト)

「人の事言えてねぇぞテイオー」

 

「お前らなぁ……」

 

 

 …………緊張感ねぇーこいつら。

 

 俺今からお前らにとって人生に影響するかもしれないくらいの発表をするんだが。

 いや、食事中にこの話を振った俺も悪いか。うん。俺も俺でデリカシーがなってねぇや。ウィングとかに再三言われてるけど。

 

 

「全く……それでトレーナー? 重要な話って何?」

「オレも気になるところだ。教官付き全員を集めてする話なんて、今までなかったからな」

「あ? そーだっけか」

 

 

 要件を簡潔に聞いてくるメルトの親友とローラン。

 その言葉に「そうだね」と、食事の手を止めて他の少女たちが首を縦に振る。

 

 確かに、今までこんな集会みたいなことはやったことは無かったな。

 店で集まる程度のことは何回かあったもんだが、集まって5に満たない数人程度だしこうやって全員を集めたことは初めての経験だ。 

 

 

「ま、それだけ重要なもんだと思っとけ。特にお前らにとってな」

「私たちに?」

「ああ。それも一世一代のイベントパートだ」

「何そのゲームみたいな例え方……」

 

 

 最近、俺のクソ友人から勧められたギャルゲの用語に例えてみたんだが……どうやら不評なようで。

 おい、あからさまに怪訝な顔すんなって。知識子供なテイオーとメルトは分かんなそうだからいいとしてそこの(ほか)全員、お前らジト目で俺を見るなって。下らん知識暴露したのがバカらしくなるだろ。

 

 ああくそ……なんか、緩いこいつら見てると気を張ってる俺がバカらしく思えてきたわ。

 

 

「はぁ~……」

「おー、珍しい大きなため息」

 

 

 口直しに氷砂糖を一つまみ、と。

 頭を抱えながら、つまんだ甘味を口に放り込む様をウィングに見られながら、コイツはそんな言葉を宙に浮かせる。

 

 ほぼ諦め思考のまま、目の前を見る。

 談笑していた少女達、未だ食い物を口いっぱいに頬張るメルト。そしてそれを指摘するその友人。

 カウンターの前にはウィングが居て、話が気になったのかテーブル席で談笑をしていたテイオーもその隣に座っている。

 

 ……もうこれいつもの日常だなぁ……。

 はぁ、もういいか。いつも通りゆるーく。サラッと言っちまおう。

 

 一世一代とか知るか。この状況で俺だけ気を張ってんのも怠いわ。

 

 そう決めて、自然に口を開いた――

 

 

 

「あのな、今日はチームを作るって話をしに来たんだg」

 

「「「「ええええええーー!?!?!?」」」」

 

 

 

 俺に待っていたのは、ウィニングライブ顔負けの大音量でまき散らされる驚愕の声たちだった。

 

 うるさっ。耳吹っ飛びそうになったわ。

 つかこの前の恋バナと言い、こういう話題に反応速すぎだろこいつら!?

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

『トレーナー君!君にはチームを結成してほしいのだっ!』

 

『あー、はい。良いっすよ』

 

 

 つい最近、3日前の話だ。

 ターフの上に佇む俺と、理事長とたづなさん。

 最後の用件を対面して語られた俺は、サラッとその懇願を了承した。

 

 

『そこをどうか……! って、ん?』

『ん?』

『え?』

 

 

 早朝の誰もいない時間が、もっと静寂で埋まる。

 思っていない解答だったのか、戸惑う理事長とたづなさんがそこには居た。

 

 

『ふ、復唱ッ! すまないが、もう一度聞いてもいいだろうか?』

『いえ、だから良いですよって。そう言ったんですよ。チーム作りますよ自分』

『え!?』

 

 

 さらには、噓でしょ!?と言わんばかりに驚く2人。

 

 ……まあ、そりゃそうか。

 こればかりは今までの俺の対応が悪い。弁明の余地が無いくらいだし。

 そんな思考がよぎり、思わず失笑が出る。

 

 早朝、緑が地に満ちるターフの上。

 ふとひょんな風が吹いたその時。

 

 

『……上司として』

 

 

 驚愕の表情を浮かべていたたづなさんが、真剣な顔で俺に問う。

 

 

『上司として、改めて確認させてください。本当にいいんですか?』

 

『部下として、嘘偽り無く答えますよ。

 ――自分、多良トレーナーはここにチームの設立を宣言します』

 

 

 それに対し、俺も大人として、責任を背負うものとして、その言葉を切り出した。

 2()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

「てなわけで、チームを作ることになったぞー」

「いきなりだね!?」

「そういう重要な話なら予め言ってよ!」

「そうそう!」

「びっくりしたんだからね私たち!」

 

「俺、重要な話だってさっき言ったよな……?」

 

 

 過去回想から戻ってウマ小屋の中。

 さらっと重大発表をした俺に待っているのは、なんとまあ存外すぎる怒号だった。

 こいつら、まさか飯と雑談のことばっかで俺の話どうでもいいとか思ってたんじゃないか?

 

 

「あれ? ウィングはあんまり驚かないの?」

 

 

 頭を抱えてる最中に、メルトがカウンターに座るウィングに問いかける。

 どうやらあんまり反応が無かったことが気になっているらしい。

 確かに、コイツは目を丸くしてただけだったな。

 

 

「ううん、ちゃんと驚いてたよ。チームなんて私が現役の頃には縁がなかったからね。なんだったら私もトレーナーから聞かされてなかったしさ……ホントにもう……」

「えー、ウィングにも言ってなかったの?」

「当日発表の方が盛り上がるかと思ってな」

「……それ、机に額を付けてるウィング先輩を見て言えます?」

 

 

 教付きの一人が放ったその一言に、俺はつい目を背けてしまう。実際にはカウンター席で顔をうつぶせているウィングにだが。

 いや、おう。サプライズ感がいいかなとは思ったんだが。どうやら不評なようで……。

 

 ……だからそう睨むな。この件に関しちゃ俺が悪かったのは分かったから。

 

 

「まあとにかく、俺らはチームを設立することになったわけだが」

「あっさり流した!?」

「テイオー、もういいよ。私こういうのには慣れてるから……」

「アスウィー!? 死んだ目で言っても説得力ないよ!?」

 

 

 気のまずさを早急に濁す為、会話の流れを本題に無理やり持ってく。

 テイオーがバンバンと机を叩いて俺に抗議してるが無視だ。気にしたら負け。精神的に。

 

 そう考え俺は本題に入って、チームの設立で起こるメリットの提示を始めた。

 

 

「チームを作ることでお前らに得が生まれるのは複数あるが……主な点を一つ出すとな。

 ――まず、チーム専用の部室ができることだ」

「あれ? それならお店があるじゃん」

 

 

 当然の様にここがそういう場所だと疑問を上げるメルト。

 

 

「いやメルト、ここはただ()()()()()でしょ? ねえトレーナー、部室ってことはそれ以外にも色々できるんですよね?」

「もちろんだ。着替え、ここじゃできないような詳細な会議、あといつもバラバラな教付きのお前らにとってはこの店以外に集まれる場所ができることになるな」

「あー、そう考えれば確かに……更衣室も意外と遠い場所にあるしね~」

 

 

 それに意を上げたのはメルトの友人だ。

 流石、成績優秀なだけあって頭の回転が速い。

 

 そして今、俺が言った通りのメリットが部室の有無にある。

 この店も常に開けてるわけじゃないしな。現に夏の合宿中はずっと閉めてたし。合宿についてこなかった連中も、その期間は全く集まる機会が無かったようだ。

 

 そこに、部室という共通のスペースができるという。

 俺が不在でもいつでも集まることが場所の存在。さらに言うと情報の共有場所。俺の許可がいるウマ小屋に対し、自由に使える場所の有無というのは、思っているよりも存在価値が大きい。

 

 特に、レースというのはメンタルスポーツの一面もある。

 仲間とのコミュニケーションがここに行けばいつでもできる、という考えは少なくとも良い方向に傾いてくれることは間違いないだろう。

 

 

「お前らにとって色々できる場所が生まれるってのは大きな利点だよな。

……あぁ、因みに部室の設置場所は俺のトレーナー室の隣だ。よかったな、腹減ったらここから作って持っていけるぞ」

「ホントに!?」

「お店の料理食べたくなったらいつでも!?」

 

「お前ら食い物に対しての食い付きだけ良すぎだろ」

 

 

 どんだけ食いしん坊だよテメェら。いやウマ娘に言ってもなんだが。

 

 身を乗り出してまでマジかどうか確認してくるメルトたちをジト目で見る俺。

 これまで俺が出した利点よりも、一番反応が濃かったぞ。現金な奴らめ。

 

 

「だって美味しいからね~」

「いくらでも食べれちゃう物を出すトレーナーも悪いと思うよ、うん」

「そりゃ料理人冥利に尽きるが……」

 

 

 ただ、それ暴論の類だろ。

 もっと自制しろよ。お前ら仮にもアスリートだろうが。

 ……あ、そのアスリートを育ててんの俺だわ。くそっ何とかして自制させねぇと。

 

 

「ったく、そん時が来たらちゃんとルールは整備するからな」

「えー、横暴だー」

「ひどーい」

「食堂のおばちゃんを見習えー」

「そーだそーだー」

「うるせぇよ食いしん坊共」

 

 

 頭を掻きながらブーイングを奏でる少女らをどうどうと抑える。

 悪いようにする気は無いが、これでもトレーナーなんでな。食事管理や栄養管理はしないといけないんだ。

 

 ヤケクソのように口いっぱいに飯を頬張ってもダメだ。決定事項だからなこれ。

 ……美味しそうに食う表情をわざわざ見せるな。

 …………だから、幸せそうな表情を見せんな。俺の意思が揺らぐっ!

 

 グラグラ揺らぐ意思を何とか抑える為に、本題へ会話を移そう。

 あれ以上見てると、ホントに固まった決定事項が崩れかねん。

 

 

「とにかく、トレーナーとして俺が出せるメリットの提示はこれくらいだ。他にも部費が出るとか、スカウト面での優位性だとかあるが……お前らそんなの興味ないだろ?」

「「「あ、うん。全然全く」」」

「正直でよろしい」

「正直すぎる気がするんだけど……」

 

 

 一律で首を横に振る正直者共。

 えぇ……顔なテイオー、苦笑気味のウィングとメルトの友人以外は全員同じ動作をしやがった。マジでこいつら……。

 

 まあ、うん。テイオー、気にすんな。

 このくらいでいいんだよ。細かくて面倒臭いことなんざ気にせず、子供は自分のやりたいことをやればいいんだ。そういうのは大人の役割なんだからよ。

 

 そんなジト目のテイオーの頭を撫でてやる。

 驚いたのか、両眼を閉じてビクついたのも一瞬。すぐにいつものことだと察し、身を任せるテイオー。

 不機嫌の奴には頭を撫でてやるに限るな。うん。

 

 

 

 

 その後も、他愛ない雑談が店の中で巻き起こる。

 

 最近のトレーニングはどうだとか、テイオーが良い味付けのハチミーが売ってる店があるって目新しい話を出したり……後は俺の範疇外だが、メイクとかネイルなどの話題が活発に浮き出た。

 ただ喋ってたら小腹がすくのか、俺も俺とて会話に混ざりながら軽食などの用意を継続的に続けている。

 さっきは軽くおやきを作ってやったところだ。もちろんにんじんを多く含んだものをな。

 

 夜も更けてきた所だったので、ちょいとあっさりヘルシーな味付けにしたが、どうやら大分好評のようだ。

 舌鼓を上げて美味そうに食ってるからな。良き良き。

 

 

「あ、そーいえばさぁ」

 

 

 と、おやきを飲み込んで口を開くのはウィングだ。

 

 

「メルトたち、サラッとチームに入るって流れになってるけど。そこら辺は大丈夫なのトレーナー? 多分、メルト含めてここにいる殆どが選抜レースすら出てないと思うんだけど」

 

 

 その指摘が刺さった奴が多くいるのか、テーブル越しに顔を見合わせる少女たち。

 

 既知な情報かもしれんが、チームに入る為には選抜レースというお題目を掲げた儀式みたいなもんに出るのが定石だ。

 かいつまんでの説明になると……教官付きや新入生がチームに、もしくはトレーナーに目を付けられるために自分の実力を示す為のレース、と言ったところか。

 年に計4回。まあ、栄光への切符みたいなものだ。

 大抵のウマ娘はここを通過儀礼としている。

 

 ただし……

 

 

「安心しろ。選抜レースに出なきゃチームに勧誘されない、なんてのはほぼ暗黙の了解みたいなもんでな。トレセンが続けた長年の風習でそんな流れが出来上がってるだけで、契約的には何ら問題は無いんだよ」

「そうなの!?」

「え、それ初耳なんだけど」

 

 

 そう。選抜レースはあくまで『トレーナーが見定めるレース』である。

 そこに、チームの加入をする上で必須のレースという強制力は()()()()のだ。

 

 ルールなどない癖に、そうしなければという風習。

 それを人はこう言うのだ。

 

 

「周囲の勘違い――まあ、同調圧力って奴だ。そうしなきゃいけないって流れが勝手にできてただけで、現実そうする必要は無いんだよ。まあ、ちゃんとした情報が無きゃ知る事なんざできないのが罠だが。

 ――そいや、現役の頃のウィングもそうだったっけ。俺が誘ったときも『選抜に出なきゃいけない―(棒)』なんてクッソ焦った勘違いをな」

「トレーナーッ!」

 

 

 けらけら笑いながらウィングの昔話をしてやると、ご立腹なのか小手をペシッと叩かれる。

 いや悪い、つい懐い記憶が頭をよぎってな。

 

 

「くははっ……。まあとにかく、加入がどうこうに関しちゃお前らが気にすることはなんもねぇよ。ノープロブレムだ」

「ふぅん。それー偉い人とかに指摘されるんじゃないの?」

「ふっ、そんなこともあろうかと既に理事長各位には通達済みだ。根回し完璧。問題はない」

「おー。すごいけど……そのやってやったぜみたいな笑みは何……?」

 

 

 気にすんな。大人になると、目上に奴にしてやったり顔できる機会はすくねぇんだからな。

 こういうのは今のうちにやっておくに限る。どうせ明日には仕事が殺到するんだし。

 上から容赦なく仕事投げれんだし……((大事なことなので2d

 

 

「てなわけで、お前らがうちに入る分には大丈夫だ。門戸は開けてあるからな」

 

 

 複数のコップに飲料を注ぎながら俺は言い切る。

 

 制限とかはつけてねぇしな……まあ、俺が気に入った奴には若干贔屓するかもしれんが、基本的には来るもの拒まずのスタンスでやらせてもらうことにした。仕事の量的にも負担がそこまで増えるわけでもあるまいし。てかそもそも、俺の元にくる奴が居たらそれはそれでおもろいし。 

 

 テーブルに座る各々に、空っぽのコップとにんじんジュースが入ったコップを入れ替えながらそんな思考を回す。

 

 いやまあ、結局面白けりゃいいんだよな……俺の場合は。

 

 丁度会話の切り際だし、無理やり思考を切ってこの話題を完結……いや、もう一つあったな。

 大人の契約上、外せない一つのルールみたいもんだが。言っておくことに越したことは無い。

 

 俺は頭を掻きながら、その一文を口に出す。

 

 

「まあ、俺に対して不満があんならその逆も然りだがよ。出るも入るも自由にしてくれ、俺はお前らの意思を尊重するからよ」

 

 

 輪に入るからには、出るための制限があるかもしれないという不安を払う。

 

 ……まあ、大人な契約をする上での必須項目みたいなものだ。

 書類みたいなのは、後でうちに入る奴に渡すだろうけど、今のうちに言質確認を取っておきたいというのが俺の意図になるか。

 

 ビジネスライクな思考すぎるのは分かってるぞ……? 分かってるけどな、こういうのは後先ハッキリはっきりさせておきたいんだよ。いざ抜けるってなって揉めたりしたら大変だろ?だから一応な?一応しておきたかったんだって。

 

 

「……」

「……はぁ」

 

 

 ほらそこ、女の子集まるこの状況で言うもんじゃないぞ、みたいな表情をするな。

 そこもだ、呆れ顔で俺を見るな。可哀そうな人間を見る目もやめろ。

 

 

「ふっくくっ……!」

 

 

 おい誰だ笑ったの。嘲笑じみた何かを感じたが……

 

 ……ん? なんで今の流れで笑いが起こった?

 大体が俺を呆れた、ていうか「えぇマジで……」みたいな顔で見てる流れのはずなんだが。

 

 

「あははは!! バカだトレーナー!ホントにバカだあはははっゲホゲホッ!!」

「くっふふ……! 全くトレーナーってばホントに……!」

 

 

 真正面に目線を向ければ、大爆笑しているメルトとカウンター机に顔をうつ伏して笑いをこらえてるウィングが目に入る。てかメルトお前むせ過ぎだろ。そんなにおもろかったか俺の台詞。

 

 その様子が伝染したのか、苦笑交じりの声も周りから聞こえだす。音源はもちろん教付きの奴らからだ。

 なに? なんでそんな笑ってんの?

 意味不明な空気が出来上がってて、絶賛俺は困惑気味である。

 

 そして、2分ほど経って、少し落ち着いてきた頃合いに。

 

 

「はぁあ……笑った笑った」

 

 

 怪訝で目でアイツらを見ている俺に対し、正面に座るウィングが俺に言う。

 

 

「トレーナー? さっきの言葉、私たちには無粋ってものだよ?」

「……あ?」

 

 

 ……言われたものの、その言葉の意味が分からなかった。

 どういうことだ? いや、ウィングが指摘してるのは「俺に不満があって抜けたい奴は今のうちにこの輪から自由に抜けとけ」って言ったことに対するモノだろう。

 

 ……間違った言葉を吐いたつもりはないと思うが。

 常日頃の俺の態度が合わない奴は、まあいるかもしれないし。それが嫌だっていう奴もいるはずだが。

 

 まさか、俺の普段の行いに不満が無いとかじゃあるまいし。

 

 

「あるに決まってるでしょ」

「逆に無いと思ってる人がいると思ってる?」

「サラッと俺の心読むなよお前ら。こえぇよ」

 

 

 読心術でも学んでんのかこいつらは。

 

 と、若干鳥肌が立ってしまった俺に対して、追撃の台詞が来る。

 それも複数。

 

 

「まあ、いつも適当なところがあるのは皆分かっているんですけど」

「そうそう、何も言わずにどっか行ってたりよ」

「え、えぇ……!? あのぉ、なんていうか、その……」

「いつも寝てばっかだしぃ?」(テイオー)

「大人のくせに敬語使うこと滅多に無いしさ」

「こーいう細かい気遣いが得意なくせして大事なとこで大雑把だし」

「ノンデリだし、なんていうか、あれだ」

 

「「「「「雑なんだよね~」」」」」

 

「おうお前ら、俺自身分かってはいるが言い方考えろ言い方を。しまいには泣くぞ俺」

 

 

 問答無用の全力放射である。

 それはもう、普段の鬱憤を晴らすかのように怒涛の攻撃だ。罵り方も三者三葉。

 さらっとテイオーも混ざっているあたりマジの不満らしい。泣ける。

 

 返したツッコミに笑うメルトたち。

 

 そんな中、さっきまで笑いでむせていたメルトが彼女ら代表してかテーブル席から俺の立つ厨房の前に来る。

 

 

「それでも私たちは――」

 

 

 そして言った。

 予め意思疎通でも通しておいたか、迷いない眼つきで。

 彼女たちは、共通しているであろう意思を俺に伝えたのだ。

 

 

 

「私たちを、こんな未熟な私達を、誰一人見捨ててくれなかったトレーナーを選びたいんだよ」

 

 

 

 



 

 

 

 

 ……ちょっとした昔話になるか。

 

 こいつらを俺の娯楽に誘ったのは、俺自身の我儘(わがまま)から始まった。

 どこか尖り気味なそいつらを、見て見ないふりが出来なかった。気になったが故、気に入ったが故に目を付けた。

 

 だから、俺の元へ集めた。

 

 とてもじゃないが優秀なんて言葉には程遠い彼女達。

 教官付きばかりで、チームと呼ぶにはバラバラのバラで、一貫性なんて無い。そんな集まり。

 そんな彼女達を、俺の勝手で誘った。

 その当初は強くするためなんて目的は()()()()()。ただ子供がおもちゃを手元に置いておきたいという、身勝手な考えから始まった俺の行動に過ぎなかった。

 

 

 ――ただ、どうも手放すつもりにはなれなかった。

 

 

 独占欲か、可能性を感じたからか。どちらでもいいが。

 

 確かに、彼女たちを見捨てなかったのは確かだ。

 

 そのうち、いつからか――慕われている、敬愛に近い何かを感じているようになった。

 間違いなくそう言い切れる程、俺はトレーナーとして彼女達と寄り添えてるようになったのか。……いや、それはそうとして、彼女達もこんな俺に心を許してくれるようになった。

 

 そして俺も、あの合宿で聞いたメルトの言葉に感化されてから――

 

 

『分かりました。その案で書類は通しておきます』

『どうもたづなさん。ご迷惑をかけます』

『いえいえ。一世一代の決断なんですから。……まあ2年は長すぎるとは思いますが?』

『ぐっ、いやまあ。はい。その件に関してもホントにご迷惑を……』

 

 

 ふと、頭をよぎる3日前の出来事。

 チームを設立すると、俺が理事長とたづなさんに伝えた日。

 

 

『……一つ私の質問に答えてくださったら、許してあげますよ?』

『なんですかそれ、いやな予感しかしないんですけど』

『今までの私たちの苦労と合わせたら安いものだと思うんですけどね?』

『…………なんでもドーゾ』

 

『それでは……どうしてトレーナーさんは、2()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 一つの問いだった。

 過去の清算とでもいえばいいのか、年を跨いでまで濁してきた催促の解答の意図を、たづなさんから強要された。

 

 

『……ほぼ脅しみたいなもんなんで言いますけど……怒らないでくださいよ?』

『内容によりますが……まあ善処します』

 

 

 ジト目の理事長とたづなさんは見なかったことにした。

 指摘すると後が怖かったからな。うん。

 

 

『……()()()()()()()()()()()。正直に言うとそれぐらいですかね』

 

『当時現役だったアストラルウィングに集中したかった、ってのもあるかもしれないですけど……まあこんなもんじゃ言い訳にすらなりませんし。そもそも5人10人増えたところで自分の業務スキル上、圧迫するには程遠い量ですから』

『ていうか、その当時でも教付きの面々の面倒は見てましたから。2年前から始まったチーム設立の催促もそれが上の目に留まったのが発端ですし』

 

『……というかあの催促、上の人が()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()だってのが丸わかりだったんで。ほら、今の業務上自分が消えると、他のトレーナーさんとかがまた濃いめのブラック業務に逆戻りするでしょう?』

『ああ、謝罪とかは良いですよ。今更ですし。もとよりこの職は好きでやってますから。出ていくつもりはありませんよ』

 

『まあとにかく、下心丸見えな催促に乗るつもりが無かったのは確かですよ。強いて言うならこれが大きな理由ですかね。意図を分かり切って、上の人の歯車になります宣言をするのは嫌だったんで』

 

 

 ほぼ愚痴みたいな言いぐさで、一連の会話をしたことは記憶に新しい。

 

 チームをあの時から作らなかったのは、そんなくだらない理由だった。大人な意地と、面倒なやり取り。子供が気にするには相応程遠いものだ。

 

 

『……ではなぜ、今になって設立を決断なされたんですか? あれだけうやむやに話を流してきたトレーナーさんが』

 

 

 だからか、今更チームを作る意図が分からないと理由を聞いてくるたづなさん。

 2年という月日。その年月に込められた意志は固かったはずだと。

 

 

『心境が変わりました』

『……心境が?』

 

 

 ただ、それ相応に俺の心を変えたことがあった。

 

 

『たづなさんも知っての通り、うちで面倒見てる娘は揃いも揃って教官付きばかりでして』

『それも一癖二癖あるような()しか居なくてですね。万年選抜レースで負け続けて行き場が無いのを、自分が面白がって拾い上げたんですけど』

『メルトステイって娘が始めの一人でしたね。多分噂はお二人の耳に入ってると思うんですが……ああ、はいそうです『()()()()()()()()()()()()()()()』で通ってる娘ですね』

『でまあ、そういう娘ばかりの集まりで合宿に行ったわけですが』

 

『その合宿で、ちょっと教官付きの娘たちの会話を聞く機会があったんですよ』

 

 

 まあ、一方的な覗き聞きではあったが、それは良いとして。

 

 

『簡潔に言うと……ですね。

 ――負ける走り方をするのは分かってる。けど、それでも貫き通して、自分の満足する形で勝利を、一番を掴み取りたいって奴です』

『……ありふれたモノかもしれない。ですが、3年もずっと、愚直にやりたいことを目指して、負け続けた娘の台詞です。重みが違うと感じましたよ』

 

『現実と理想の区別がつかない娘ってわけでもないですね。確かに頭も成績も悪いですが……物事を考える点では素直で、真っすぐな考えを持ってる娘ですよ』

 

『終いになんて言ったか分かります? 「やってみないと分からないし!」ですからね。

 苦汁なんて死ぬほど飲まされてるのに、まだ挑もうとしてるんですよ。メルトの奴は』

『バカらしいと苦笑しましたし、同時に嬉しくもありました。だってそう言い切れるのは、自分のトレーナーとしての技量を、彼女たちが信じてくれてるわけですから』

 

 

 そして、総括して俺の考えを、そこから生まれた意思を覚悟をまとめると、だ。

 

 

『……ちょっと見て見たくなりました』

『アイツの、アイツ等が掲げた意思が、覚悟が。未熟な身で何処まで届くのか』

 

『丁度前に、自分が担当してたアストラルウィングと似たような感じですね。ただちょっと、アイツらが示した覚悟に応えるのは、単に契約を結ぶだけじゃ足りないと思いまして』

 

『だから、チームを組むことで自分の覚悟を形にすることにしたんです』

 

『逃げ場を無くして、彼女達に尽くすと表明して、無茶な夢を見せてやると伝えた上で。

 ――そうすることで、()はアイツ等と対等に張り合えるんです』

 

 

 ――俺は一体、そう語ってる間どんな表情をしてたか。

 真剣にか、大人か、それとも目を輝かせた子供のようにか。

 

 少なくとも、目を見張るたづなさん達を見れば、そのどれかが当てはまるのは確信できた。

 

 ……長い回想もそろそろ終わる。

 蛇足染みた大人の会話も、そろそろ店じまいだ。

 その前に、最後にたづなさんから掛けられた言葉があった。

 

 

『トレーナーさんって、意外と熱血系だったりするんですね』

『……褒めてるんですかそれ?』

『褒めていますよ。少なくとも、私も理事長もトレーナーさんの想いには感動しましたから』

『肯定ッ! 彼女達と良い関係を築けているようで何よりだ、多良トレーナー君ッ!』

 

『どうも』

 

 

 非の打ちどころがない笑みを浮かべる理事長とたづなさん。

 

 素直に受け取った誉め言葉は、案外いい味がするものだ。

 いつも食ってる氷砂糖といい勝負をするかもしてないな、と俺は若干苦笑してから、回想を終えた。

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

「私たちを、こんな未熟な私達を、誰一人見捨ててくれなかったトレーナーを選びたいんだよ」

 

 

 そして、今メルトから放たれた言葉だ。

 教付きの全員を代表するかのように言ったその台詞は、揃いも揃って俺に付いてくる、と大きく宣言しているような意図を含んでいるように聞こえた。

 

 

「ね? だから言ったでしょ、無粋だって♪」

「ね? って、ウィングお前……分かったように言うがなぁ……?」

 

 

 一瞬目線をメルトから外し、カウンターのウィングに向けるが、逆に返された言葉はそんな「分かり切ってる答えじゃん」みたいな感じの台詞だ。しかも面白がっている。困惑する俺を見て楽しんでんのかこいつは。

 

 

「私達、これでもトレーナーのこと大好きだしね~。ね~テイオー!」

「うん! ボクもメルトと同じだよ! ていうか多分全員そうだよトレーナー?」

 

 

 肩を組んで俺に言うテイオーとメルト。

 あ、うん。それは知ってるよ。そこまで鈍感ってわけでもねぇし。

 つってもそれが理由にしちゃ、あまりにも純粋すぎるっていうかなぁ……?

 

 

「なんで? ()()()()()()()()()だけだよ?」

「トレーナーがいつもやってることと同じだって。私たちも、やりたいからやってるだけ」

「今更どうこう言わねぇよなトレーナー。こういう風に育てたのは他でもないトレーナーなんだぜ?」

 

 

 台本通りとでも言わんばかりに、そう答えるテイオーとメルト一行。

 

 ……いや、それを引き合いに出されると何も言い返せなくなるんだが。

 

 だがまあ、納得の答えではある。

 やりたいからやる。その延長線上の答えということか。

 不満もなんでも込みで、俺に惹かれてるからどこまでも付いてくと。そういうことでいいんだよな。

 

 ……っは。マジかよ。

 俺自身でもいつもやってることだが、なんだ。

 

 

「……物好きだな、お前らも」

「今更ぁ?」

「私たちに尖った判定してるトレーナーがそれ言うのはなんか心外ぃー」

「言っておいてなんだが俺もそう思ったよ。悪かったな。確かにお前らも俺も、ちょっとは似た者同士だ」

 

 

 頬を膨らませる連中に、少し頬を緩ませる。

 そうだった。こいつらもまあ、尖った奴らだってことを忘れてた。

 

 普通に当てはまらない、ちょっとした女の子だ。

 

 そんな娘らに、普通の感性を求めるのも可笑しい話だ。ははっ。

 

 

「たくっ……『無茶』な道のりになるぞ? お前ら、それでも俺に付いてこれるか?」

 

 

 苦笑しながら、少女たちにそう問いかける。

 これが最後だ。この解答で、契約を結ぶ言質を取る。

 

 

「バッカじゃない? そんなの万年教官付きの私たちにとっちゃいつものことじゃん」

「なんだったら、挑戦意欲が湧いてくるし~」

無礼(なめ)んなよトレーナー?」

「わ、私も……不束者ですがどこまでも付いて行きます……!」

 

「ふっふ~『無謀』でもないんでしょ? だったらやる価値はあるじゃん!」

 

 

 誰もかも、目を輝かせていた。

 不安と興奮。両方を重ねて堂々と宣言する少女達がそこには居た。

 

 答えは得た。

 もはや何の淀みもない。

 

 

「だってさ? トレーナー」

 

 

 どうしようもないバカどもだ。

 ホントに、愛すべきバカどもだよ。お前らは。

 

 

「……っはっは! ったくホントに言ってくれるなお前ら!」

 

 

 頬を上気させ、目を輝かせる少女たちに向かって俺は正面から目を向ける。

 

 

「わぁったよ! そこまで言うなら、そこまで俺に付いてきたいってんなら、文句は言わねぇ!」

 

 

 既に、テンションは振り切っている。

 ニヤッと笑いながら各各々が手元のコップを手に持つ。

 

 

「未熟者共ばかりが集まるこの小さな集まりだぞ! 分かってんだろお前ら!?」

 

「当たり前だよ!」

「あと未熟は余計だよ! 私達まだまだ成長できるんだからね!」

「こういうのを脇役の下剋上だって言うんでしょ? 盛り上がっていい感じじゃん!」

 

「はっは、上等だ!」

 

 

 怒号と笑い声が混じる店内。

 不快な空気は一切ない。

 カランッと、コップ同士が触れる音。乾杯の音頭を取るように少女たちがコップを上にあげる。

 

 

「そんじゃ俺も、お前らに全力を尽くすとするよ。文句は言わせねぇぞ。後々有名税が嫌になったつっても聞いてやらねぇからな!」

 

 

 そして、その名を言う。

 このバカどもが集う、小さな集まりの名前。

 

 チームを象徴する、星の名前を。

 

 

「この集いの名はチーム《アトリア》! それが俺達、お前達が背負う看板だ!」

 

「目立たねぇ星代表みたいな星だ。精々ここから、楽しみながら成り上がっていこうじゃねぇか」

 

 

 その日、小さな集まりは小さな成長をした。

 グラスが重なる音と共に、昇った星は、輝く日を待ち望んでいる。

 

 

 

 

 





はい、てことで夏編はここまで。

チーム名は<アトリア>です。星座の名はみなみのさんかく座。2等星以下で構成された人目に付かない星座になります。
未熟で、目立たない。まさに彼女達の()にふさわしい星。
それが輝く日が来る日は、はてさていつになるか。楽しみですね。

あと、普段の感謝の他諸々込みで活動報告に色々上げてるんで、育成する時間があればぜひ見てね。
チーム名の由来も少し乗っけてあるよ。

最後に、いつも評価、感想をくださりありがとうです。
作者のモチベブーストになってます。


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