「あ~」
Discordの通知が止まらない。その原因は大神ミオである。理由は多分、友達ちゃんに煽られでもしたからだろう。取りあえず通知音を消して後に確認する方向にシフトする。決して関わると長くなるとか考えてはいない。
ステージの裏側に転がるパイプイスを展開しぐで~と座る。流石に疲れた。イベントの度にやる事増えてくんだもん…
「おっ、溶けてるね〜」
「誰かさんのせいでねー」
そんな私に話しかけてきた
「…フカヒレ酒」
「え、ナニソレ怖い」
ホロメン達が話していた言葉を引用させて貰いました。誰が言ったの!?とか騒いでるけど詳しく私は知らんのですよ。だって偶々耳にしただけだし。
「それで?また皆のボトルにメッセージでも仕込んだの?」
「うん、ちゃあんと仕込んできました!」
軽く敬礼しながらそう返答する友達ちゃん。うん絵になるねぇ…写真を1枚パシャリ。
「今回は皆のメッセージを繋いで縦読みするととある文章になるように仕込んできたのだー」
ら、は思い付かなかったので「ららいおん」ってしちゃったけどね。そう言ってる彼女に今後襲いかかるであろう試練の事を思うと…すっごくワクワクする。ホント、こっちに何かないだけでこんなに楽しめるとは…恐るべし友達ちゃんとホロメン達とかいうコンテンツ。
箱推し君もコンテンツなんだよ?
そんなことは無い。無いったら無いのだ。私消費者側、OK?
「どうしたの?」
「怪電波の受信を止めてるだけだよ〜気にしないでねー」
「え?え!?」
状況を把握できてない彼女を放置し、椅子から立ち上がり次の予定を確認する。確かキッチンカーの各配置と待機列整備用の柵とかは他のグループでしてくれてるから、残りは精々本番くらいかな?
「そういえば、ちゃんと説明したの?本番いないって」
「言ってるよ?皆にちゃんと伝えてるんだけど聞く耳持たなくてさー」
両手を頭に持っていき、うさ耳みたいにしてから倒す動作をする友ちゃん。
「パタンって耳たたんでそっぽ向くんだよ?ぷいって感じに」
「なにそれ可愛いかよ」
と本音垂れ流しの返答をしながら先程撮影した写真をホロメンのDiscordグループに投下する。
さぁて、後何秒持つかな?
「ん?ゴメン電話みたい…」
他のグループで何か…、と言葉が続きそうな所を遮るように音が響く。耳を塞ぐの、間に合わないかも…
「ねぇ、昨日のリハには来てくれなかったのに会場にいるのかな?かな?」
「アッ、スゥーッ」
ピッ、と電話が切れる。というか切ったな友ちゃん。
「…もう帰っていいよね?」
「どぞー」
後日友達ちゃん宛にみおしゃパーカーが予約された画像がDiscordで拡散された。ついでにデートもするみたい。がんば!
箱推し君
推し達の絡み合いを見ながら何か飲むタイプ。水は常温かキンキンに冷えているのが好きらしい。
友達ちゃん
やらかしを重ねて最近はホルモンバランスを崩壊させて男女関係無く誘惑してしまうトンデモ体質に変化した。現在ホロメンから逃走中。しかし、あるビルの一階にて健屋さんに捕まりドナドナされた。何処って、彼女の事務所とか…?
垂れ流しちゃん
最近うへうへ言いながら机に溶けるようになった。ピンク髪では無いからモーマンタイ…アタッシュケース型折り畳みシールド?天井でお迎えした先生なら知り合いにいるよ?