私の休憩時間は今日も無くなってしまった。彼女達に捕まった時点で私の安息は奪われる。ホント、紙みたいに。ペラペラって…
「諸君、集まって早々本題に移らせてもらおう」
会議室、カーテンによって薄暗い室内にてサングラス掛けながら両肘を机につき口元で指を交差させてゲンドウポーズをとるフブキがそう発言すると途端に皆が息を潜めた。
…ゼッタイに面倒事ですお断りさせてください。
「先日、フワモコ姉妹が来日した。これ自体は嬉しい出来事だが、ある問題が浮上したのだ」
そう言ってプロジェクターにより投影された動画を眺める。やってられねぇですわ…
「これは彼女達が友達ちゃんとデートをした際のものである!」
ああ、機材系等の電化製品を見に行ったっていう…
「は?」
「ズルい…」
「もっとかまえー!」
今なら抜けられるかな?
「逃さないよ?」
「あ、どうも」
残念、サングラスの似合うルイねぇに会議室からの脱出を妨害されてしまった。
「そこでだ!あの姉妹をモフ…友達ちゃんから引き離すために案を出して欲しい!!」
今なんか本音漏れなかった?
「……良いよね、双子」
ルイねぇ?ホークアイになってますよ?暴走気味かな?
「…これ私いる?」
「「「「いる」」」」
反応の早い4人くらいから返答される。仕方ないな、今状況を…
えっと、先程までドーナツを楽しんでいたと。ふむふむ。更に今夜はぐらが家に来て『Japanオフ会』と…
「…料理、しに行こうかな」
ルイねぇさんや、見守るとか手を出さないとか、もう無理なのでは?
「正直胃を掴みたい」
ワォ…りっちしょこらってもしかしてそういう…?
「フフフ…」
目がギラギラ、通常とホークアイを瞬時に切り替えながら動画を見ている彼女はもう手遅れなのだろう。疲労が溜まっているのだ、きっと。だから癒してやってくれFuwaMoco sisters。私は知らないもん。ミニホロとか事務所内で見た気がするけど知らないもん!!
「a」
友達ちゃんから連絡…?もう今日は仕事を終え帰っている筈…
「…Hello?」
「た、助けて箱推し君!、フワモコとかぐらとかに家まで連れてかれそうに_
ピッと音が鳴り通話が終了する。いやぁ、やっちゃったなぁ…なんで通話時にスピーカーにしちゃったんだろう…
「…場所、知ってるよね」
「案内するんじゃい!」
「ノケモノなんて許さないからね!」
まだ勤務時間なんですが、給料は発生しますかね?
襲撃したけど、受け入れられて飲み会が始まり、タイミングを見て全員を返し友達ちゃんと二人苦笑いすることとなったりしました。うーん、All is well that ends wellかなぁ?
終わり良ければ全て良し