「久しぶりに一緒に電車に乗ってるよね〜」
事務所にいたホロメン達の阿鼻叫喚の声を聞きながら最寄り駅を目指す。今日は友達ちゃんと2人だけの飲み会である。楽しみにしていたのだ、特に友達ちゃんが。
「くらいなー!」
「なー」
初めて飲むお酒の度数に少し警戒しつつも、最寄り駅に着く頃にはテンションが上がってきた。入店した近所のスーパーで買い物を始める。おつまみ何にしよっかな〜
「角瓶買ったし、炭酸水にコーラ買わなきゃね〜」
「荷物多くなっちゃうな…」
冷蔵庫の空き状況を思い出してる間に、押していたカートの中身が次々と商品で埋まっていく。見事に茶色い。唐揚げ、とり天、ポテトチップスやらが入れられていた。
「うへ…家遠くない?」
「前来たときと変わってないよ?」
コロコロと商品を入れ替えたりして会計を済ませ、家へと向かう。
「ただいま〜」
「お、お邪魔しまーす…」
着いた途端に大人しくなり、借りてきた猫の様になってしまった友達ちゃん。彼女にハイボールを作ってもらいつつ、自室に荷物を運び込む。
「置いてかないで…」
「すぐ戻ってくるから待っててね」
リビングから自室までの距離は殆ど無い。言葉の通りすぐ戻れば、机の上に大量のつまみが広げられていた。
「もすにみにのぽてぇもあるよー」
サラリと立ち寄ったコンビニやらファストフード店のポテトを取り出す彼女に皿を提供、電子レンジで雑に暖める。広島焼きやら唐揚げもサクッと暖めなければ。ぽてぇが暖まったところで乾杯を始める。
「「
程々にグラスを交わし、スッと一口。疲れた身体に久しぶりのアルコール…たまりませんなぁ…
「程々に食べたり飲んだりしてからアルコール強めのお酒飲もうね〜」
既に手に持ったグラスには半分程となったコークハイが波を立てている。果たして今夜は、彼女はどれ程飲むのだろうか?予備の布団の位置を頭の片隅にて考えつつ、次から次へと茶色いおつまみ達を暖める。とり天、ぽてぇ、唐揚げ、ぽてぇ…これは罪の味であるっ!
初めてのお酒の飲み方を教わりつつ、飲んでみる。口の中では甘く、喉元過ぎれば熱さを感じる。もう一つを飲む時は一気に小瓶を空にするように流し込んでみる。ふむ!Amazingな体験だ!
久々にたこわさびが食べたいと思いつつもコンビニのは鮮度の問題から匂いがキツイと考えつつ、手作りするかを模索する。別に生蛸じゃなくて茹でダコでも似たような物は作ったことあるし、良いかもにゃー
「…」
静かに席から友達ちゃんが立ち上がり、動き出す。
「ん?」
一瞬反応が遅れたのが悪かったのか、彼女はそのまま私の部屋へと侵入してしまったのだ!!
「あ、こら!」
すぐさまグラスを机へと起き追いかける。部屋に入れば、既に撮影会を始める気な彼女の姿が。仕方なく隠していた棚を開放する。
「うわ…すっご…」
飾られたホロメン達のサインカードにアクスタ、更にラバスト、ウエハースのおまけカードやシールまで。つい先日ららーめんを食べに行った際に買った食券風アクリルが店員に見えやすいようにカウンターにて提出する様に飾ってある。
「…すごぉ…」
恥ずかしいんだが!?なんだコレ!?なんだこれぇ!?
写真を撮ってホロメン達に共有した彼女は部屋の端にて置かれていたピンク色の九尾の狐人形を連れてリビングへと戻っていった。
此の後人形を抱きかかえた友達ちゃんを沢山撮影してつまみの殆どが無くなるほど食べて飲んだ。後日冷蔵庫に圧倒的存在感を放つ2本の2リットルペットボトルに困るのは別のお話。
箱推し君
基本的に友達ちゃんの前で推し活しないと友達ちゃんが認めてくれないとかいうルールのせいで少し面倒。推し活のアイテム達は全て飾らず保管してあるものもある。タペストリーとか大きめなアクスタとか。実は友人Aのグッズのみで飾られた棚がある。
友達ちゃん
気がついたらフブキの人形に囲まれていた。まだ増える予定。勿論白上の家を経由した人形もあります。
垂れ流しちゃん
味方を増やして情報網を更に広げつつある。最近の悩みは出番が少ないこと。