だって書きやすいんだもん…
講義を終わらせ、友ちゃんと合流するために事務所付近に向かう。この後は仕事もないし家でホロメンの切り抜きでもみようかな。検定始まったけど合格できるか分かんないし。
『今どこ?』
『事務所付近まで来たよ?』
『友達さんならまだきませんよ〜?』
友達とのメッセージに現れた誰か。友ちゃんのスマホからこんなことができる人物は限られてくる。
『今おかゆとミーティングしてるんですよ〜』
彼女は白上フブキ。間違いなく彼女だ。
『戻ってきたら、すこんぶに漬けなおさないと…』
『君は素直になってくれたのに…』
『えっと…?』
おかしい。私は箱推し君だ。すこんぶではあるがすこんぶだけではない。というか、漬け直すって何!?
『コメントありがとうございました!ですよ〜』
直近でコメントをした配信は一つしかない。やはり彼女は白上さんだ!
『6期生?知らない子ですねぇ?ふふふっ』
不味い、6期生を推していることがバレているッ
メッセージが来る限り彼女は事務所から出て来ることはない。私はインターンのため、個人の連絡手段は得てないからだ。ならば今のうちに事務所から離れる必要がある。
坂を降る中でメッセージでフブキさんの動きを伺う。生憎の天気だ。晴れているのに雨が降っているのは不味い。近くの羅針盤へと避難する。まだ彼女からのメッセージは来ている。
『箱推し君を箱推しできないようにしようかなって』
単推しにする気だ、この娘!?
『箱推せるんですか?すでに?私の所有…』
『ドッグタグ…』
痛いところをツイテクルッ。先日、ホワイトライオンのドッグタグを入手したことはバレないようにしなくては…
『友達さん、私のメガネじゃないんですよ今日…』
『なら…』
『今推してくれてる子のところに…フフ…』
コワイ。友ちゃんのメガネは今日は別の狐だからか、羅針盤にいるのに実際に視線を感じるくらい怖い。箱推しくんが、箱推しくんじゃなくなってしまうッ
『私と戦いますか?』
た、戦う!?これは箱推しくんが箱推しでいるために避けられない戦いだとでも言うのか!?
『また逢いましょうね、すこんぶ君』
友ちゃんは後に解放され、私と合流して街に繰り出した。私は喫茶店に入店する前に立ち止まった。止んだ雨が残した水たまりに映る私は、首から下げたドッグタグを見ていた。
『Botan Shishiro』
うん、このままこの街に居たら間違いなく食べられてしまう!なんで今日に限ってししろんのドッグタグなんで装備してるんだ私!!!
箱推しくん
装備品に『ししろんのドッグタグ』が追加されました。
早急にその場から離れてください。
友ちゃん
おかゆとミーティング。勿論おかゆ、フブキにメガネについて詰められた。(注:おかゆのメガネは出てない)
白上フブキ
箱推し君をすこんぶ君に変更。より狙うように。
おかゆ
ライブお疲れ様です。
今回登場した推しを教えてね!
-
白上フブキ
-
猫又おかゆ
-
箱推しくん……まだここ?
-
推しはどこ?