箱推し君逃げて、超逃げて   作:Plusdriver

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夜のお話。

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スタッフ達の日常その3

残業。それは文字通り勤務時間外で残りの作業を行う事を指す。え、何が言いたいかって?

 

「......」

 

事務所の中に響くのはタイピングの音と資料をめくる音のみ。一体誰がこの音を生み出しているのか。

 

「....ぐぴゅ」

 

「...カフェイン、取ってきたら?」

 

「そう、すりゅ」

 

眠気に負けかけながら友ちゃんがコーヒーサーバーへと向かっていく。マグカップ忘れてるよ...

 

「はいこれ」

 

「あ、忘れてた...」

 

う~ん、これはもう帰すべきだね。友ちゃんのスマホを拝借して彼氏さんこと兄さんに連絡を取る。気になっていたらしく迎えに来てくれるようだ。後で連れて行こう。

 

「ほら友ちゃん。ここでもう寝ていいよ?」

 

「うん....」

 

あっという間にキーボードに突っ伏し、寝てしまった。良かった、パソコンの電源落としておいて。取り敢えず自分の分を用意しつつ、近くにあった冷蔵庫へと手を伸ばす。開けたら冷気で目が覚め、そのまま近くのエナジードリンクを取り出す。これを持っていく相手は現在この場に残った唯一の先輩である

 

「A先輩、これを」

 

「ありがとう、ございます」

 

プルタブを開けずにそのまま机の上に置くAちゃん先輩。どうしたのだろう?

 

「飲まないんですか?」

 

「実は医師に止められまして...」

 

遂にそこまでいってしまったのか。あ、だから最近コーヒーすら飲んでいなかったのか。自分の中で納得しつつも、このまま2人で残業をしていていいものかと考える。しかし、これはこの場で終わらせておきたい物事ばかり。後日連続で3Dライブが予定されている以上は尚更に。

 

自席に戻って作業を再開しつつ、時計を確認する。迎えが来る前に友ちゃんを事務所から運び出さなくては。

 

「ふぁっ...」

 

しかし、眠気をカフェインで何とかしようとするのは気を付けなければならない。何とか自力で起きていなくては。

 

「...箱推し君と徹夜なんて初めてですね」

 

「そうですね、私も事務所で徹夜なんて初めてです」

 

Aちゃん先輩の言葉に返事をする。眠気覚ましに会話を行うことはいいことだ。頭が回らなくても、少しでも眠気から意識を背ける事が出来ればそれでいいのだ。これでいいのだ。

 

「あ、友達ちゃんの迎えが近くまで来たみたいなんで連れてきますね」

 

「...いってらっしゃい」

 

兄さんに友ちゃんを受け渡し、しっかりと休ませることを伝える。明日休みだから大丈夫だそうだ。彼女も明日は休みなのできっとゆっくりできるだろう。

 

「友達ちゃんの分、引き継ぎますね」

 

「.......終わったら、ご飯にでも行きますかね」

 

.....早朝少し特別な事があったが、忘れることとしよう




箱推し君

早朝に何かあった人。内緒だよ?


友達ちゃん

目が覚めたら彼氏さんが視界に入りくっついた模様。


垂れ流しちゃん。

実はMらしい...

今回登場した推しを教えてね!

  • 箱推し君
  • 友達ちゃん
  • 垂れ流しちゃん
  • 友人A
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