「あ、ありがとう」
コクっとお辞儀をして去っていくコヨーテ型ロボット、ココロ。性別不明なその子に紅茶を運んでもらい飲む。ここは事務所内にあるHoloxの部屋。事件が起こる数日前に私、箱推し君は訪れています。
「ごめんね~、急に来て貰っちゃって」
「いえいえ、丁度昼休憩でしたし」
そう、今の私は昼休憩の途中。Aちゃん先輩は会議室で寝てたし、友達ちゃんはそんな彼女にブランケットをかけていた。
「今回は何のお手伝いで?」
「流石は箱推し君!話が早い!!」
そう言って彼女は自身の白衣のポケットへと手を入れ、あるものを取り出した。うん、見覚えしかない。こより印のピルケースから出てきたそれは以前私の性別を反転させたあの薬である。
「被験体に、なってよ助手くん!!」
既に数え切れない程被験体に成ってきた名誉助手君な私にそれを言いますか。ええ、気にせず服用しますとも!
「待って待って、今回は飲まないで?」
え、私が飲むんじゃないんですか?
「今回は友達ちゃんに飲ませて欲しいの!」
「わかりました。お任せ下さい。必ず目的を達成しますので記録をお願いしますね」
待っててね友ちゃん!君の性別を反転させてあげよう!!!
という訳で本日も既にボロボロな彼女に薬を飲ませていきましょう。やることは簡単。固まった身体をほぐすために気を抜いた所に強引にだが飲ませるだけである。
「聞いてよ箱推し君~、今日あのミオシャが突然__」
話もとても気になりますが、そんなことより男の子にならないかっと!
「むぐっ!?」
「あ、ごめん。ただのビタミン剤だよ?」
アハハ!飲んだ!飲んじゃった!!これで友達ちゃんはおしまいだね!!!
寝ちゃった彼女、いや彼をソファへと運ぶ。温かい彼はきっとみんなの良いおもちゃになる事だろう。
「さぁ、実験の始まりさ」
この後私も薬を飲まされ身体が縮んでしまい、友達ちゃん改めて友達君と事務所の中で逃げ続けなければならない「捕まった終わり!お持ち帰りを賭けたとんでも鬼ごっこ!!」が始まったのはまた別の話なのだ。絶対に一つの話なんかにしてはいけないのだ!!!
「フムフム、この成分をこうするとこうなるんだ....私も助手君を捕まえちゃおうかな?」
途中参加で当時いなかったホロメンが参加し始めて混沌を極めるのはとある天才物理学者もびっくりしたことだろう。誰だよ、ポンコツが戦車に乗ってやって来るとかいう事務所破壊案件を持ち込んだのは。
Aちゃん先輩は無事に倒れたとさ。え、無事じゃないって?まぁ、過労とかで入院するくらいのヒトだし、これくらい強引に休ませてもイイよね?答えは聞いてない!!!
箱推し君
結局逃げ回ることに。忘れちゃいけないがこの作品の主人公は君なのだよ?
友達ちゃん
最近は事件の原因になることが多い。そろそろ誰かに食べられちゃうかも?
垂れ流しちゃん
実はコヨーテに投資していたりいなかったり。
今回登場した推しを教えてね!
-
箱推し君
-
友達ちゃん
-
垂れ流しちゃん
-
博衣こより
-
Friend A