つまり、モップはいろんな出来事を見届けてきたってこと。
「カメラヨシ!」
「…マイクテスト、終了」
垂れ流しちゃんと二人、とあるホロメンの自宅のお隣にお邪魔しています。既に許可を貰って設置したカメラとマイクの最終確認をしつつ、ターゲットが家にやってくるのをワクワクドキドキしながら待つ。
「…なんで、こんなことを?」
「あれ?垂れ流しちゃんに話してなかったっけ?」
そう、ここまでするのにはちゃんとした理由があるのである。先日、終わらせなければならないレポートが終わらず、気分転換にポルカ姉さんことぽるねぇに「レポートやるから配信して〜」とお願いした結果急遽枠を取り配信を深夜までしてくれたのである。これにはマネちゃんも驚愕。もはや事件でありましたとさ。そんなこんなでレポートを終わらせた私はぽるねぇに報酬を渡すことにしたのだ。私の理想の上司像は檀正宗。『労働には報酬を与え、人心を掴むことでカンパニーを形成する。それこそが会社経営というものだ』という言葉は心に残っている。まぁ、そんな彼の本心は…うん、語る必要ないよね?関係ないし。ま、つまり急な配信に対応してもらった御礼がしたいってこと。そんなぽるねぇのオーダーは『友達ちゃんとおうちデート』なのだ。簡単に言うと、これらの設備は今から帰ってくる(または来る)二人の動向を監視するためである。何故かって?ただでさえ、「異性なら告白してた」だの「食べたら美味しそう」だの言われてる友達ちゃんを守るためである。流石『社内限定:異性だったら告白したいランキング』の殿堂入りである。そんな彼女は本日、機材の設定や配置を行うためにぽるねぇ宅を訪れるのだ。
「…楽しみ」
「だね〜」
他人なら妥協するところを諦めずに仕事をする友ちゃん。そんな彼女の仕事と向き合う姿に心奪われたホロメンは多い。玩具にする者もいれば、相談をしたりされたりする仲の者も多いのだ。え?私はどうなのかって?相談されることや、ストレス発散に付き合うことが多いかな。多分私くらいでしょ、彼女を全身マッサージしたのは。そんな彼女の相手は既に決まっているのだ。兄さん、唯一無二のその人に。
「尻尾、出てる…」
兄さん以外が彼女の隣に立つと言うならば、私を倒してからにしてもらおう!
垂れ流しちゃんを膝に乗せ、二人共ヘッドフォンを装着し、モニターへと目をやる。ブンブンと尻尾を膨らませながら振っている事実に気付くことなく、その時は訪れる。家主と客が、家の扉を開けたのだった。
箱推し君
無意識のうちに尻尾が出てくるように。友達ちゃんの結婚式で何しようか検討中。
垂れ流しちゃん
情報収集が得意な小さなレディ。ホロメン達の身の回りの安全という建前を武器に複数の部屋を借りている。今回使用している部屋もその一つ。
兄さん
あにさん、と箱推し君が勝手に呼んでいる友達ちゃんの彼氏。現在同居中。
友達ちゃん
今回の被害者というか、いつも通り。彼女はとても人気である。
ぽるねぇ
ポルカ姉さんの略。
ねぇ知ってる?
ホロライブには『姉』を名乗る人達が沢山いるんだよ?
今回登場した推しを教えてね!
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箱推し君
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垂れ流しちゃん
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友達ちゃん
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ぽるねぇ