『また事務所が!!!』
友人Aさんの収録を見届け、私井筒は今日も撮影現場へと向かった。相変わらず大変だ、彼女は。スタッフとして動いたり、司会したり、ホロぐら用に音声を収録したりと、もはやライバーよりも忙しいのではないだろうか。
「あ、ポルカ!おはよう!」
「あ、私です。井筒です」
まぁ、今日は私も負けてないと言えるだろう。なんせ、主役の身体と入れ替わっているのだから。
「え、井筒さんなの?」
「残念ながら…フレアさん。ポルカさんに伝えることがお有りでしたら、お伝えできますが」
「ん〜、特にはないかな。私もこのあと収録だしね」
「お互いに頑張りましょうね」
お互いと言ったが、私は何ができるのだろうか。身体はいつもよりも動かしやすいが、その分、全身から感じ続けている違和感に未だ慣れない。
「は〜い、ポルカさんこと井筒入りま〜す!」
「お疲れ様です!」
スタジオへと入れば、出迎えてくれた後輩くん。低身長なのに丁度いい低音が身体に響く。うん、悪くないよねぇ。
さぁ、『井筒の伝説』の収録を始めようか!
んぇ、コラボの申請ですか?ライバーさんの事務者に連絡してみますね。あ、ちょっと共有パソコン占拠しないでくださいね!この前怒られたんですから!
「「助けて井筒〜」」
「また分離したんですか!?」
ホロぐらじゃないんですから、自重してください!
私が分離しているので違和感が凄いが、二人を重ねてプレスする。耐えて、私の体!
「「ぽるぽる〜」」
上半身が2つある化け物になっちゃった…
「「井筒〜」」
「はぁ、しょうがないですね」
ポルカさんの身体を使い、私自身と合体、分離する。
えと、聴こえちゃいけない音が響くのでしばらくお待ち下さい。
〜Now Loading〜
「ポルルルルルル」
「元に戻れたけど、なんか違和感が」
んげぇ、フェネックの耳と尻尾が引き継がれてるっ!?
「これで井筒もポルカだよ」
「優しい声で何言ってるんですか!?」
ま、不味い。事務所やスタジオで軽率にケモミミは生やしてはいけないのだ。なぜならぁ!?
「ケモミミの気配がするでござる!」
スタジオ壁が綺麗に切り抜かれた。あ、監督倒れた。
「い、い、井筒殿、風真もう、もう我慢できないでござる!!」
チャキ丸納刀、すぐさまルパンダイブとは恐れ入ったぜ!傍に居たポルカさんを盾とする。
「え、ちょっと井筒さん!?」
「吸わせろぉ!!」
秘密結社は『軽率にケモミミ生やそう作戦』を行えば、とある侍によって世界征服に成功するのではないかと思いながら、スタジオを後にする。
「風真さんのマネちゃん、呼んできますね」
ライバーとマネちゃんは大体の時を共に過ごすべきなのだ。それが苦しい時も楽しい時であろうとも!
結局私も狙われ、こよりさんの薬で元に戻るのだった。
「また実験させてくださいね〜」
友人A
ホロぐらにて兼役を演じることが度々あり、アフレコに慣れ始めている。
井筒
ポルカの伝説担当のスタッフさん。時々番組を乗っ取る。
ポルカおるか〜?
情緒が不安定、同じ曲歌い続けるなど、生きた伝説製造。
フレア
しら建の社長にしてポルカの上司。連絡失敗。
後輩くん
団長に狙われる後輩くん。
ケモミミ侍
ケモミミあらば何処までも。
こんこよ〜
コヨリニウム中毒者がいるらしい…
今回登場した推しを教えてね!
-
井筒さん
-
尾丸ポルカ
-
不知火フレア
-
風真いろは
-
博衣こより
-
友人A
-
箱推し君…まだここなの?
-
まだ推しが出てきてないだけ?