箱推し君逃げて、超逃げて   作:Plusdriver

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前回、Jpホロアニマルズ全員登場と言ったな。あれは本当だ。ちゃんと探せばぺこらが隠れている。何故かって?それは本編が教えてくれるさ!


追い掛けるよ!小さなホロアニマルズ!

思考を止めることなく、体を動かす。ただひたすらに目的地である高所に行くために。ぺこ

人混みを掻き分け駆け抜ける。周りの人達の頭上の兎耳(・・)に視線が吸われそうになるが、自然なことだという事実(・・)が私を襲う。やっぱり始まってたんだ。私も少しずつズレ始めて…ぺこぺこぺこ、箱推し君もぺこらになるぺこよ〜?

「っ〜〜!!!痛いっ!」

ぺ         こ

軽く頬を叩いたつもりだったが思ったよりもいい音が響く。痛いがお陰で呑まれずに済んだ。

 

「こよ!」

 

「大丈夫!道案内を続けて!」

 

肩に捕まっていたこよりんに心配されながらも目的地である東京タワーへと向かう。あの塔にきっとあの子はいる。ぺこら

 

終了したように見せかけて続いていた計画は、確実に進んでいた。でも、これは彼女の求めていた物ではない筈。だったらなんでずっとぺこらは私以外の誰にも見えてないんだ!対象はホロメンだけの、楽しく面白い企画で終わるはずだったそれは何処かで狂ってしまったんだ。だから、終わらせなきゃ。

 

「「「「「ぺこぺこぺこ〜!」」」」」

 

最寄り駅から出て早々に遭遇した小さな皆が後ろから四足歩行で追いかけてくる姿がぺこらに見えてきた。既に耳が生え始めてたのは確認したけど、既にっ!

 

「わぉ〜〜ん!!」

 

目的地である東京タワーを支える足である建物に入り階段を駆け抜ける。この階段は東京タワー本体の外階段へと繋がっている為このまま登れば確実に辿り着けるだろう。背後から迫る彼女達に追い付かれないようにしなければならないのが大変辛い。体力、少なくなったなぁ…

 

君もぺこらになるぺこよ〜!

 

飛び掛かってくる小さなぺこらを交わしながらも階段を登っていく。気分はあの5才児と同じ。己の未来の為に走る彼に色々考えさせられたのはいい思い出だよ!ぺ…こ…

600段の階段を登りきり、メインデッキへ侵入する。目的はここにいるであろう彼女を連れ戻すこと!!帰ってきなさい!ぺこら!

 

「…もう手遅れだよ、放っておいて」

 

「まだ間に合うよ!そのために来たんだから!」

 

肩に乗っていたこよりんを彼女に向かって投げる。目的は唯一つ。ここまで拡がってしまった『兎田液』の成分を薄めて中和することでこの世界を元に戻す!こよりんは既にこの事態に気がついてたからこそ、中和できる『ミニホロ液』を開発し散布するために試験管を割りに来たんだ!この場所なら、確実に元に戻せるっ!!!

 

パリンッと試験管が割れる音が響く。辺りに散布されたであろう目に見えないそれはきっと拡がったことだろう。背後に飛びついて来ていたぽたん達の姿が元に戻ってきているのがその証拠だろう。

 

「ぺこ、ぺこ…」

 

あれ?さっきまでいつもの姿だったのになんで小さくなってるの?

 

「あ〜、中和したとおもったんだけどなぁ…小さい先輩達は元に戻らずかぁ…」

 

こ、こより!?

 

「あ、こよりんですよ〜?ちょっとは成長しましたけどね?」

 

確かに元のこよりの半分くらいのサイズになってるけど…えぇ…

 

「まだまだ私達の事、よろしくお願いしますね!」

 

別問題なのか、小さなホロメン達のことは…

 

取り敢えず帰ろう。皆の待っているであろう事務所に。




箱推し君

空の穴の秘密を調べるために行動開始した。なお、こよりんが独自に調べていたために彼女のサポートに周ることに。なお、穴は今回の騒動とは無関係である。唯一触れることのできた弁当を食べて泣いていたぺこらのために行動を開始した。

博衣こよりん

少し大きくなったこよりん。兎化に気がついて対策を始めていた。成長したことにより言葉が話せるように。現在では小さなホロアニマルズのお姉さんをしています。友達ちゃんの事が気になってるらしく、よく目で追っている。

兎田ぺこら

実は数日前から世界から消え始めていた。理由は簡単。『兎田液』の抽出装置を止めてなかったから。装置はちゃんと破壊されたのでもう安心だ!小さくなったのは『ミニホロ液』の成分との中和に成功したため。東京タワーに居たのは高所にいないと自分の存在を感じていられなくなったからだって。独りは、寂しいもんね…

ぺこらを見つけられたかな?

  • 見つけた!(発見)
  • まだだよ!(方法分かった人)
  • 見つけられないんだけど…(頑張って!)
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