左、右右左、左からTステップ、右からTステップ、ジャンプ、屈んでからのランニングマン。
画面に表記された指示通りに彼女は足場のパネルを踏み、上半身に動きを追加することで見事なダンスを作り上げていく。
「これでどう!?」
見事、踊りきって帰ってきた彼女におかゆが近付く。
「流石だよ、ころさん〜」
「えへへ、でしょ〜」
私と友達はこのまま静かにゲームセンターを後にしたいのだが、ころねがこちらを見ているのだ。
『逃げるな』
と。なんでこうなったんだったか。
元々友達が突然踊りたいと言い出したので、ゲームセンターのとあるダンスゲームを選択し、踊っていたのだ。
友達が綺麗に踊る中、私は踊り慣れ始めた曲を選択、譜面通りに両足を動かしていく。見た目よりも機動力を選んだ格好のため、大変動きやすい。最近は減ったが、必要とあらば走り回っていたのだ。視線を感じ辺りを見渡すと、犬耳と猫耳が見えたのだ。踊っているので離れられないため、見なかったことにして続けていく。曲によって聞こえないはずの足音が聞き取れることに違和感を感じながら、踊り終える。すぐさま隣の友達を連れて逃げようとするが、前方にころね、後方におかゆと挟まれてしまったのだ。
「ころさん、一緒に踊ろう〜?」
「おがゆ〜」
1つの機体で二人プレイを開始した二人を眺めながら、私はふと考える。そういえば、今日は収録ではなかっただろうか?
「ミオ〜!見つけた!!」
「踊ってたんだ、2人共」
私の招待はまだ知られていない以上、早く逃げなければッ
友達を連れて行きたいが、彼女も踊り終えたばかりのため動けそうにないのだ。踊りすぎだよ…
「君が、箱推し君だね?」
「あっ」
み、見つかってしまった。
「皆の嫉妬が知りたいんだったよね?」
以前、彼女たちの嫉妬について色々本人達に質問をしたことがあった。どのようになるのかという参考にしたかったのだ。
「ねぇ、これ本当?」
ハイライトを消し、目を見開きながら私の質問をスマホ画面に表示したまま寄ってくる。逃げられないよ、まさか、こんな…
「監禁して、私が必要だってわかるまで閉じ込めちゃうから」
違和感は全力で仕事してくれている。眼の前の恐怖と、背後からの刺客によって私の日常は崩壊するのだ。
「おか、ころ、てぇてぇ…」
「フフフ、その言葉が最後で良いんですね?」
このあと私達はとあるお店に連れ込まれて、百合の間に挟まり合ってしまうのだった。逃げ出そうとするが、捕まり続けるというループに入り、時間は過ぎていくのだった。
箱推し君
ゲーマーズに本体がバレた。どうしようもないね。
友達
ダンスする彼女。全身黒尽くめのライバルダンサーがいる。
ころさん
ゆびゆび〜
猫又さん
僕でよくな〜い?
みお〜ん
ホロライブの母。嫉妬すると監禁することが本人の口から語られた。
主人公の姉
あくありうむ〜
今回登場した推しを教えてね!
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戌神ころね
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猫又おかゆ
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大神ミオ
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白上フブキ
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箱推し君…嫉妬されるよ?
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推しが登場してくれない…