箱推し君逃げて、超逃げて   作:Plusdriver

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いよいよ残り数話!


朝の一幕、ミニホロライブ

自ら作った朝食を食べ、「食べない!」と言い張る友ちゃんの口にホットサンドをねじ込み、更にミニホロメンズに手渡していく。熱いから気を付けてね。

 

「あっちゅ!?あっちゅ!?」

 

苦しんでいる友達ちゃんを放置し、ソファへと移動する。ここ数日で沢山増えたミニホロメンズの事をどうするか考える。どうしようかな…

 

「うま…うま…」

 

Aちゃん先輩…良いご飯、ちゃんと食べましょうね?

 

「Ahoy!」

 

ん?

 

「マリリン!」

 

その場で激しく動く彼女は私に見て欲しいのかずっと主張してくる。あー…

 

「おはよう、マリリン」

 

「Ahoy!」

 

元気良く挨拶してくれるのは小さなマリンことマリリン。正直本体よりも元気な気がする。気になるのはそこだけではないが。

 

「そのボールペンどうしたの?」

 

「リリ!」

 

紙をその場に広げサラサラとボールペンを滑らせる。多色ペンだからこその色使いで描かれたのはAzukiちゃんだった。なんで?

 

「アズアズ?」

 

「マリリリ!」

 

右を指差しながら絵を見せてくる彼女に従い右を見れば扉。普段機材を置いている部屋じゃんここ。まさかこの中に?

 

「歌姫が出るか、それともとんでもないものか…」

 

不安一杯、もうこれ以上増えないで

 

ガチャリ

 

ドアノブが回った音が何処か生々しく感じる。別に恐怖するところじゃないでしょ私。

 

「…おはよう、アズアズ」

 

「げす!」

 

こらこら、背中に背負ってたそのピンを事務所に刺さないの。ほらほら、その地図とマイクはちゃんとしまおうね?

 

「二人共、朝食食べたかな?」

 

二人の面倒を見つついよいよ揃い始めたミニホロメンズについて再度考える。やはり皆を預けられる場所、作るしかないのかなぁ…

 

「会議室…各自に連れ帰って貰って面倒見てもらったほうが良いかな…」

 

両肩の2人を友ちゃんに預けて、給湯室へ向かう。食料の残りを確認しつつ、お昼ご飯や夕飯について考えないと…

 

空に空いた穴は日に日に大きくなりつつある。あれはホント何なのだろうか…

 

「すい!」

 

「うわっ!?」

 

突然視界が青くなる。サラサラと手入れのされた髪の毛が顔に当たってむず痒い。優しく剥がせば私は悪くないという顔をした彼女だと確信する。

 

「どうしたの、すいちゃん?」

 

「すいすい!」

 

ジタバタする彼女から何かを伝えたがっている事を理解するも、肝心の内容が分からないがきっと大切なことなんだと思う。

 

「すい!すい!」

 

「ついてくよ〜」

 

事務所の中を走る彼女の後をついてく、ついてくすれば、床で涙目になりながら溶けている娘を発見する。慌てて拾い上げてやれば涙を流しながら私を見てきた。

 

「大丈夫?ロボロ」

 

「ろぼ…ろぼぉ…」

 

少し顔が赤くなっているところを見るに、転んだ可能性が見えてくる。確かこの廊下の何処かに、掃除しやすいように外れるマットがあった筈…見事にめくれ上がってらっしゃる。

 

「泣いていいよ?」

 

「ろぼぼ…」

 

首を横に振り否定する彼女の頭を撫でつつ、見上げていた彼女をすくい上げ肩に乗せる。

 

「お手柄だね、すいちゃん」

 

「すい!」

 

ドヤ顔可愛いねぇ…人形に話しかけられる子って優しい子なんだっけ…

 

ふと心理学の本の内容を思い出しながらも、直ぐに別のことを考える。そろそろ皆が揃いかねないし揃うまでに解決手段を用意しないと…!




箱推し君

ミニホロメンズJPが揃いそうで今後の対応に悩む。揃い次第自身にしか見えていない空の穴に対処する模様。

友達ちゃん

1日5食を医者から言い渡されているが朝食を抜く悪い子。偶に倒れるためミオが良く面倒を見てたりする。ミオママ特製唐揚げ弁当、ご馳走様でした!

垂れ流しちゃん

ミニホロメンズに囲まれながら、ホットサンドをモキュモキュしていた。頭の上はミニホロ5期生の特等席だったりする。

今回登場した推しを教えてね!

  • 箱推し君
  • 友達ちゃん
  • 垂れ流しちゃん
  • 友人A
  • マリリン
  • アズアズ
  • すいちゃん
  • ロボロ
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