仕事(残業込み)を終わらせてAちゃん先輩とフブキのマネちゃんと共にある店へと向かう。まぁ、既に彼女達は退店済みらしいので道中で拾えれば良いや。
「あ、いた」
「うわぁ…」
友ちゃんの服の袖にくっつきながらも帰路に着こうとする彼女達の姿から今後の面倒事をふと考えてしまう。まぁ、皆酔ってるし大丈夫だろう。
「フブマネちゃん、フブキの事お願い」
「はい!」
何とも言えない顔をしたマネちゃんが、友ちゃんが支えて連れてきたフブキを引き取る。あの泥酔…連絡通りかぁ…
「Aちゃん、皆をお願いしますね」
「あの時早めにタイムカードを切っていれば…」
後悔してももう遅い。取り敢えず彼女達をタクシーに乗せて後を任せ、私と友ちゃんは広場を目指して歩き始めた。
事の発端は友達ちゃんの一言である。
「今度飲みに行こうよ」
彼女が別件で事務所を離れる日の夜に飲みに誘われたのだ。私もそこで「行こ〜」と答えられたのなら良かったのだが、話をしている場所が問題だったのだ。
「え…なんでこの日なの〜?別の日に変更しようよ〜?ね〜?」
おかゆに聞かれてしまったのだ。彼女は直様自身のスマホから予定を確認して変更できないかと発言してきた。あの、なんで来ること前提に話が進んでるんですかね?
「皆も予定合わないと思うよ〜?」
他のホロメンにもあっという間に情報は広まり、飲みに行こうとする面々が飲み会当日友ちゃんを襲撃したのだ。しかも7人も。
「ゴメン!これ終わらせないと締切がヤバくて…」
『大丈夫だよ、終わるまで皆と飲んでるよ』
電話越しの彼女の声から既に飲んでいる様子が伺える…しかし、予約してたあの店は飲み放題プランの時間制限は90分のハズ…あの娘沢山飲むからもう2杯目かも…
残業中にも彼女達からの連絡が止むことはない。というかパソコンの設定変えたの誰だ?通知は非表示にしておいたはずなのに…
『カシオレかわいいと思ってたら、コークハイ3杯の後に、締めに梅酒飲んでるんだけど…』
そう、彼女は酒豪である。以前から沢山飲むことを知っていた私は驚くことはない。まぁ、彼女達は知るのは初めてだろうし無理もないだろう。何時もより少ない気がしてくる位には慣れてしまったようだ。
問題発生はここからであった。飲み会終了、解散時に自身のペースで飲まなかった故に家に帰れるか怪しいメンバーが居たのだ。有り難いことにぐらは
「Let's go」
「Why〜!?」
収録後疲れていたであろうカリオペさんに抵抗するも引きずられながら連れてかれる彼女の姿は想像し易い。
ミオところねの2人はくっついていたので簡単にタクシーに乗ってくれたが、問題は残り3人である。ノエル、ポルカ、クロエ、フブキの4人は友ちゃんの袖を掴みながら千鳥足だった。その為Aちゃん先輩付き添いの元家へ帰ったのだろう。二日酔いに苦しまないことを祈るしかない。
「友ちゃん、まだ飲んでく?」
「イイネ〜」
2人夜のビル街を進む。日が落ち、人工の光で照らされた少し暗い広場は謎の魅力を有していた。コンビニで買った缶チューハイのプルタブを開け、
「「
平場に響く缶の音、賑やかな談笑の中でもハッキリ聞き取れるそれは御褒美の音。クイッと傾けることで、喉を通っていくアルコール。一気に飲むのではなく、少しずつ、チビチビと飲んでいく。
「こういうのでいいんだよね〜」
「わかる〜」
安くても何処か満足できるお酒に、何も考えず談笑できる友達とののんびりとした飲み。時間はそんなにないけど、2人空の下で話に花を咲かす。
「あ、無くなっちゃった…」
「私も」
中身の空となった缶を並べ、話すことなく空を見上げる。駅前にある広場だからこそ明かりで星は見えないが、海外で見た夜空と変わず繋がっている事を思い出す。ふと、遠く離れた友を思い出す。あれから数年、彼女は元気だろうか。
「歩こ〜」
「そうだね」
2人一駅先まで歩く。今後の事とか、そんな事を話しながら歩く。
後日わかったことだが、ホロライブのチャットツールは阿鼻叫喚の雨嵐だったらしい。おかゆは「配信やめよっかなー」と言い出していたらしくマネちゃんが必死に説得していたことが記録として残されていた。
箱推し君
お酒に弱い訳ではないが殆ど飲まないタイプ。
友達ちゃん
酒豪。彼女の両親や彼氏も酒豪である。
友人A
タクシーにて皆を家に送り届けた。「今度絶対に飲み会参加する!」と意気込んでいる。
白上フブキ
泥酔するもマネちゃん宅にて御風呂を頂き意識が覚醒。二日酔いきーつね。
尾丸ポルカ
「よってないれすよ〜?」
沙花叉クロエ
二日酔いに襲われる。因みにフブキ、ポルカも襲われた。
今回登場した推しを教えてね!
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箱推し君
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友達ちゃん
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友人A
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白上フブキ
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白銀ノエル
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沙花叉クロエ
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がうる・ぐら
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大神ミオ
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戌神ころね
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尾丸ポルカ