「ら!ぷ!」
あら可愛い。ついに来ちゃったか。
ロボロとすいちゃんに肩を貸しつつ、ラプラスの帰りを見送ってすぐにこれだよ。まるで測ったかのようなタイミング!
「らぷら!」
乗せて!と言いたそうな彼女をすくい上げて頭に乗せればご満悦の笑顔が飛び出す。ふむ…
「すい!」
すいちゃんが突然肩から飛び降り、地面を駆け出す。目的地は…給湯室?
後を追えば少しずつ匂いが強くなる。これは…焦げている!?加速し給湯室へと入ればそこでは…
「ちゃまっちゃまっちゃま〜♪」
楽しそうにフライパンでナニカを焦がすちゃまの姿が。火事じゃなくてよかったけどそれはそれ、これはこれである。
「危ないから没収します」
「ちゃま!?」
突然フライパンを奪われたために涙目になり、小さな瓶を抱えて台所から飛び降りる彼女をよく観察する。あれって、日本酒じゃん!?
「何する気!?」
良からぬことが起こりかねないので火を止め、皆を降ろしてから追いかける。逃げ足早いな、ちゃま!
角を曲がればそこには日本酒を開けて小さな杯を交わすミニホロメンズの姿が。
「これうんまぁ〜!」
「ロゼロゼロ〜!」
「ちゃま!ちゃま!」
何故か喋れるようになってるらみぃとグビグビ飲んでいるロゼさん、そして脱ぎ始めたちゃま。あーあ、収集つかなくなっちゃったよ…
「没収ね」
「やめなー!?」
「
「ちゃま〜」
小さな瓶の中身は既に殆ど残ってないが、取り上げる。彼女たちの体にアルコールがどのような症状を起こすのか分からない以上、用心したほうがいい。
寝てしまったちゃま、両足に必死にくっついて来る2人をすくい上げて、部屋へと運ぶ。おかしいな、まだ出勤時間前だよね?
「かぷ?」
扉を開ければ空飛ぶ女子が。親方、私もう手一杯だってばよ。
「朝食食べてたら見つけてさ…」
申し訳無さそうな友ちゃんの頭に彼女を捕まえてから乗せる。気にいったようで髪の毛の中にダイブしていくのが見えたが気にしないことにする。
「ちょ、やめ、そこはぁ!?」
気にしたら負けだもん!
飲酒した組を寝ている垂れ流しちゃんに預け(押し付け)給湯室に戻る。
「ぐへへへへ」
「す、い…」
「すぅ…すぅ…」
寝てるロボロ。
すいちゃんはまつりんに襲われていた。
いや、なんでさ。まだ朝9時前だよ!?出社前なの!!
今日の打ち合わせとか、大丈夫かな…
「…」
そんな事を考えていたから、私はあの書類が無くなってることに気が付かなかったのだろう。それをらぷが回収してあの娘に渡しているだなんて、その時の私は想像すらしてなかったんだから。
「ぬん♪」
次回、『ミニホロライブ』最終回!
「どいて皆。私は行かなきゃいけないの」
「ゴメンね…」
『またね、ミニホロライブ』
今回登場した推しを教えてね!
-
-
友達ちゃん
-
垂れ流しちゃん