箱推し君逃げて、超逃げて   作:Plusdriver

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考えてはいけない。
意味を求めてはいけない。
見るときは頭の中を空っぽにしましょう。

ホロのぐらふてぃを視聴するときの約束だぞ?


最推し

最推しとはなんなのか。

 

グループ自体を推している人がその中でも一番と言える推しについて語るときに使用する言葉らしい。

まぁ、彼女達にとっては浮気にしか聞こえないらしいが。

 

「捕まえたペコだけど、このあとどうするペコ?」

 

「決めてなかったにぇ…」

 

「監禁しちゃう?」

 

ホロライブの青い彗星は、友達を収録スタジオに監禁した過去を持つ。どうあがいても絶望とはまさにこのことだろう。縄で手足を縛られ、椅子に固定された私は抵抗を試みる。まぁ、外れそうにないのだが。

 

「アハ、逃げようとしても無駄だよ?」

 

「怖いペコ…」

 

「すいちゃん…」

 

以外にも、彼女達は特に目的もなく私を捕まえたらしい。これで私に用事があったらどうするつもりだったんでしょうかね?

 

「取り敢えず解くペコ」

 

「ありがとうございます」

 

ミコメットは私をどうするのかについて話し合いを始めているので、サラッと兎田さんをお姫様抱っこする。

 

「え?」

 

「すいませんが、人質ということで」

 

事務所内をゆっくり進んでいく。目的地はフリースペースである。あそこならば相談を受けている様に見せかけられるだろう。

 

「さて、兎田さん?」

 

「な、何するペコか?私は美味しくないペコよ?」

 

この事務所所属のライバーの殆どは食べられるよりも食べる立場の方が多いのだ。その中でも兎田さんはわためと同じく食べられる立場にあるのである。

 

「食べませんから。取り敢えずコレを返してほしいんですよ」

 

そう言って、社員証を見せる。これがないと事務所に入れないのだが、こんな危険物は持たないに限るのだ。

 

「なんだ、そんなことペコか…」

 

「大事なことなんですよ?部外者の私がこんなところに長居するわけには…」

 

「あれ?聞いてないペコか?」

 

ん?

 

「箱推し君をインターンにする計画が始まってるペコよ?」

 

「早くここから出してください。お願いします」

 

予想以上の返答に、早急にここから出なければならないことを理解してしまう。まだ3人、されど3人なのだ。増えようものなら、私の就職先が決まってしまう。ついでに永久就職も決まりそうなのが怖い。

 

「で、それでなんだけど…」

 

兎田さんは突然、髪に刺さった人参を取った。

 

「大人しく捕まってて欲しいペコ☆」

 

吸引力の変わらない髪の毛に吸い込まれそうになる。くっ!ホロぐらが現実味を帯び始めてるッ?

 

「最推しなんて言われても、それはただの浮気なんだよぉ!!」

 

「ですよねぇ!」

 

ソファにしがみつき抵抗を続ける。ボールペンを投げて、吸い込みを止めるが、上から降ってきた野ウサギに潰されてしまう。

 

「お、重い…」

 

「FA↑FA↑FA↑」

 

近付いてきた彼女は、やばいことを言い出した。

 

「これで、箱推し君を大空警察に突き出せるペコ☆」

 

大空警察は、私と友達の痴情の縺れに関しては不可侵条約を結んでいたはず…まさか!?

 

このあと契約書を書かされ、私はインターンとなったのだった。あの、まだ私学生ですよ?




箱推し君
インターンとなる。シャチと同じ立場なり。

友達
インターンになるように裏で手を回した。

ペコちゃん!
カワイイのは確定事項です。

大空警察
通報多めのとんでも企画。ライバー皆捕まりそうな気がする。

ホロライブの青い彗星
ナチュラルサイコパス…危険だよ、ホント

みこ姉さん
エロゲ起動という配信事故がある。にぇ

今回登場した推しを教えてね!

  • 兎田ぺこら
  • ホロライブの青い彗星
  • みこ姉さん
  • 箱推し、続けるんだぁ?
  • 推しはどこ?
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