まだ見てない人も、帰り道の人も、何も考えずに読んていってね!
私は今現在、大変後悔していた。何故ぽたん、ぽるん、らみぃにねねねを連れてこなかったのだと。連れていればこんなことにはならなかった筈なのに、と。
「ミツケタ」
「げぇ!?」
よりによってししろん!?一度足を止め反対方向へと舵を切りつつ周りを見渡す。有り難いことに少し開けてる場所から隠れられる場所へと向かっていたため、進行方向に
だがしかし、あのししろん…ぼたんおねぇちゃんが狙いを外すなんて考えられない。となると、きっと何かある…
「ラミィちゃん!」
「ここだぁ!!」
建物の陰から何かが飛び出す。日本酒の一升瓶片手に現れた少し顔の赤いラミィから放たれた魔法で地面が、特に私の足が一気に冷えてくる。まさかこれは…!
「うわぁ!?」
冬の水溜りの如く足回りを凍らされた為勢い良く転倒する。痛みはないが、両足が氷で拘束されている現状に寒気がしてくる。ヤバイ、やっぱり罠だったんだ…ここからどうする!?
「逃げようとしたって、そうはいかないんだからぁ!」
酔っているのか少し呂律が可笑しくなった彼女が少しずつ近付いてくる。匍匐前進で逃げようとするが明らかに彼女の方が早い。
「あはは、逃がすわけ無いじゃん」
明らかにハイライトの消えたししろんは狩りをする気満々である。明らかに尻尾の挙動がおかしいんだよ!!
彼女に背中に乗られ動けなくなる。もう、逃げられない…!
「あー!箱推し君捕まってる!!」
「ししろ〜!ラミィ〜!こっちも捕まえたよ!」
声のした方向を向けば、ポルカに背負われた友達ちゃんの姿が。これじゃあ助けも呼べそうにない…
「マネちゃあぁングッ!?」
「そんなことしてももう逃げられないから」
ししろんに口を閉じられ、目隠しを付けられる。手首が冷たくなったと思ったら動かせなくなったのでラミィに固定化させられたのだろう。私ももう逃げられない。
「う…ぁ…」
「沢山可愛がって上げるから、ね?」
耳元で聞こえた彼女の声を最後に私の意識は飛んでしまった。
一体何故こうなったのか、理由は簡単である。七夕ライブの裏方を皆でしていた私達は本番前に不安になっている彼女達に電話越しに激励の言葉を送ったのだ。勿論、ねぽらぼ1人ずつである。その中で、私と友ちゃんは口を滑らせてしまったのだ。
友ちゃんは
「美味しい日本酒飲みに行こう!」
私は
「風真に色々と言われたからなぁ」
と。今思うと私も友ちゃんも失言しまくりである。しかもライブ当日開始2時間前とかに何やってるんだもー!!!
お陰でライブが終わり、解散宣言されてすぐに追われるハメになったのである。可笑しいな、私達はあの電話の後ライブ会場を離脱したはず…
もしかして、あれって夢?夢なら覚めてくれ頼むから…
「あ、起きた」
ふと、全身に疲労を感じつつも意識が現実に戻る。知らない天井に知ってる顔だ。残念、まだ私は夢を見てるみたいだ…
「おやす「ハイオキテー!」
完全に出来上がっているラミィ退路を断たれ、席に付く。ここは…居酒屋か。友ちゃんは既に目を覚ましているらしく、コークハイを飲んでいる。
「う"ゎ"あ"あ"あ"あ"お"き"た"あ"ぁ"!!!」
泣きながら大声で喋るポルねぇ。あーあ、こっちも出来上がってるよ…
「楽しかった、楽しかったよぉおおおお!!!!」
ねねも泣いてる。何だか宥めたくなる泣き方だ。
「アハハハ!」
笑いながら1人ソフトドリンクを飲んでるししろんは何故か絵になった。…逃げられないじゃん、ここから。
「すみませーん!コークハイひとつー!」
「お、乗り気だね?」
ししろんが笑いながら話しかけてくる。返す言葉なんて特にないが、あえて言うなら…
「今夜は少しくらいハメ外しても怒られないからね!!」
「それなー!」
友ちゃんとグラスを交わす。ライブの余韻に浸りながらも、頑張った彼女達へ…
「「今夜は飲もう!!!」」
後日、マネちゃんやスタッフ達と打ち上げに行くから、その時のネタに丁度いいって軽く考えながら酒を喉に通したのだった。
「「「「…帰れるとは思わないでね?」」」」
…聞かなかったことにしたいッ!
ね
感極まると泣いちゃうらしい。育成者。
ぽ
目指すは共依存なフェネック。座長。
ら
魔法の使える日本酒好き顔が肝臓。ツッコミ。
ぼ
笑い上手なお酒に弱いライオン。捕食者。
箱推し君
風真に色々と聞いた人。
友達ちゃん
お酒スキー
風真
『箱推し君は6期生のものですよ?』
垂れ流しちゃん
事務所で溶けていた。仕事多過ぎ…
皆、ライブは帰るまで!
家に帰らない人もちゃんと家までライブでの気持ちを持って帰ってね!!
ねぽらぼのこれからの活動を今後とも私箱推し君は推して参ります。どうぞ宜しく!ではまた次回!
今回登場した推しを教えてね!
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桃鈴ねね
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尾丸ポルカ
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雪花ラミィ
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獅白ぼたん
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ねぽらぼ!