箱推し君逃げて、超逃げて   作:Plusdriver

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一周年直前に体調を崩して引きこもってた人がいるんですよ…ハイ、作者ですね。連載続けるから許して…


非日常か日常か

チキン片手にやって来たおかゆの両肩に手を置き彼女の体の向きを変える。そちら側帰路となっております。KFPのバケツ片手にお帰り下さい。

 

「えー、でも美味しいよー?」

 

知ってるし最近友ちゃんと良く行くけどさ!流石にバケツ持って事務所に来るのはちょっと…

 

「なんでー?」

 

油の香りで友達ちゃんが空腹に狂うのと、Aちゃん先輩が仕事のし過ぎに色々と追加されて倒れちゃうから…

 

「ほらほら、箱推し君も食べよー?」

 

差し出された肉に空腹の私は視線を誘導されてしまう。しかし、ここで食べたらマズイのだ。家で待ってる皆に買ってこいと急かされる上買って帰るとなるとソコソコの値段がするのだ。だから許して…

 

「そっかー、じゃあ事務所では食べないことにするよー」

 

立ち去っていく背中と尻尾。ピコピコとこちらの様子を伺う耳。あの猫さん…やっぱりただの飯テロ犯では?

事務所に戻ろうと安心はできない。勢い良く開かれた扉の先にはグラサン姿のころねが!

 

「オラオラ!おかゆを悲しませたヤツは何処だー!」

 

仕方ない!ほーら指(ころねすきースタッフの)ダヨー!

 

窓から事務所外に投げれば追い掛けて外に出てってくれる。この対処法が使えるのは何時までだろう…

 

「助けて箱推し君!」

 

「大人しくしゃぶしゃぶになろうねー」

 

何でー!?と聞こえてくるが気にしない気にしない。冷蔵庫に詰めておけばなんとかなるさタブン。

 

「こんこん!友達ちゃんは居ますかー?」

 

あ、そこの机の下に隠れてます。

 

「裏切り者ー!!」

 

「見つけたんじゃい!」

 

今日も事務所は平和です。

 

「密入国で観光しに来たA、ちょっと土かけないでー!?」

 

最近ようやくサメが母国に帰ったと思ったのに今度は地下から事務所を脅かすんですかそうですか。ネズミと一緒にやらかすんだからもー。

 

「a!」

 

うん、がうるんも帰ろうねー。

 

皆仲良く、平和な事務所であってくれ…

 

バリン

 

……振り返りたくないけど振り返らなきゃかな?

 

「ポルペラの回転は黄金回転!自然のスケールに則った無限回転だぜ!」

 

「お酒お酒お酒!日本酒ダイスキー!」

 

「ヘラクレスオオカブトの背中の色は湿度によって変化するのだー!因みに今ガラスを破るのに使ったのはミヤマノコギリクワガタ!」

 

「…」

 

Aちゃん先輩が頭を置き去りにして回転している。人体の稼働を逸脱した動きだがもう見慣れたものだ。取り敢えずねぽらはそこにステイ、保護者呼ぶから。

 

「呼ばれて飛び出てししろんだぞ!わためを捧げればゆうこと聞いちゃる!」

 

冷蔵庫に詰まってるんでついでに持って帰ってどうぞ。

 

「大量、大量!」

 

「帰り酒蔵寄りたい!」

 

「回転数が落ちてきた!?目指せ四千回転!」

 

「ねねのギラファがぁ!?」

 

 

箒と塵取りを用意して割れたロゴをかき集める。これはまた…

 

「ひゃっはー!カフェインは錠剤が1番効くのですよ!」

 

ハイ、寝ましょうねー

 

「ふぇ、ふぇえぇ…」

 

こんな日常、続けられる私もおかしいのかな?




箱推し君

日常を謳歌する一般人カッコカリ。

友達ちゃん

フブキから逃走する一般人カッコカリ。

垂れ流しちゃん

隠れて情報を集めるヤバイ娘。
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