オンラインミーティングを終え、外の気温が上がってきた事を理解する。時刻は15:20。間食…はいいかな。思ったよりもローストビーフ丼の量あったし。
蝉の魂の詩を聞きながら、作っておいた型から氷を外す。綺麗な丸い氷の完成だ。グラスにそれを入れ、冷蔵庫で冷やしておいた珈琲を注ぐ。勿論ノンカフェインだ。Aちゃん先輩を含めた先輩達の体調を考え、万が一に備えてノンカフェインにしてある。頼むからエナドリを沢山飲むのは辞めて欲しい…なんでデスクに一本は常備されているのか。これが分からない。
「すい!」
「飲む?」
ストローを用意していたが、その本数を増やすことで対処する。両手でグラスを抱えてちうちう吸う姿は…ん?なんか大きくない?
「ぷはーっ、助かったよ箱推し君!珈琲飲まないとミニホロの姿のままになる呪いをかけられてさ!」
「は、はぁ…」
すいちゃんの周りで色々起こるのは日常だが、何か違和感を覚える…こう、デカイ?
「…お礼に少し揉んでみる?」
「へぁ!?」
胸部装甲を凝視してしまった。そのせいで彼女に余計な気遣いをさせてしまった…というか、女の子が同性とはいえそう簡単に触らせちゃいけません!
「はーい、お母さん」
「お母さんじゃないよ!?」
さらりと交わされ感謝を述べつつ珈琲片手に去っていく彼女の後ろ姿は絵になる。写真を撮りたい気持ちを抑えつつ、机へと戻れば自身の液晶に見慣れた画面が表示されていた。垂れ流しちゃんあたりが動画を見たのだろうか?登録済みチャンネルを流し見ていると違和感を覚えた。
【『メンバー限定』桐生会 今秋に向けて】
【わたしがぴになる!?】
【You got a Sun!】
ホロジュールを確認しても表示されている以上、何も問題はない筈なのだが、この3人の配信から違和感を感じ続けていた。何かが、ズレてるような…
「箱推し君ー」
「うおわっ!?」
背中からの衝撃、声から原因特定、被害状況確認、反撃の有無を確定させて両猫耳に指を差す。
「!?!!??」
「突撃禁止って言ったよね?」
おかゆとこんなやり取りするのは初めてじゃない筈なのに違和感を覚える。あれ…いない?
誰が?
「あの…箱推し君…?」
「あ」
「そろそろ、抜いて?」
……Hey,箱推し君。逃げる準備をしときなさい。来るわよ!
「ゆび!おかゆを誑かす悪い子の指は切ってころねの遊び道具なる運命なのだ!さぁ、その指をこっちに!」
事務所のガラスを破壊しながら突入してきた彼女の口におかゆの持ってたチキンの骨を沢山入れてから化粧室にて指を丁寧に洗う。コレで1つはよし、後は…
「アハッ」
メススイッチの入った彼女を止めるだけだ!
憂鬱な音は、街から中々無くならなかった
箱推し君
前書きにて珈琲入れ過ぎた。氷を仕込むのを忘れずに。
垂れ流しちゃん
らみぃを連れて外へ、二人して溶けた。そこをぽるんとぽたんが救出。
今回登場した推しを教えてね!
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箱推し君
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猫又おかゆ
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星街すいせい
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戌神ころね
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垂れ流しちゃん