「 」
私は何を見ているのだろうか。頬を赤らめた友達ちゃんと満足したのかテカテカしてるフブキがトイレの個室から二人揃って出てきた現実に頭を殴られている気分だ。ショック、というか
「みみ…みみぃ…」
友達ちゃんは壊れたように呟き続けている。この後仕事なのに大丈夫かな?尻尾を全力で振っている狐はどうなのかって?彼女は絶好調だろう。普段よりも一段と仕事をこなせるはずだからマネちゃんから仕事追加して貰ったら良いんじゃあないかな?
「聞いてよ箱推し君!友達ちゃんがね、担々麺を食べて『あちゅいのかかりゃいのかわかりゃない』ってお持ち帰りしても仕方ないですよね!?」
「ダメです…」
「『ふぶちゃ、舌壊れてない...?』って言われてえへぇってなった」
人の話を聞くことなくトリップするのは辞めてもろて。
「舌を確認してもらうために、えへへへ」
あ、もうダメですねこれは。詳しくは後で友達ちゃんから聞こう。
「ところで箱推し君って、辛いの食べれるんですか?」
「ん〜、説明するのが難しいな…」
急な話題転換なんて何のその。気にしたら負けである。まぁ、本場のトムヤムクンを食べたことはある。が、いわゆる激辛料理に挑戦したことは数少ない。酸辣湯に小さい頃手を出した事はあるが、あんまり好みではなかったなぁ。
「ココイチのカレーだと?」
「ん〜、まずココイチにそんなに行ったことがないからなぁ」
実際に行った経験は少ないし、期間は年単位で空いている。今年もまだ1回も行った記憶はない。
「激辛挑戦できそうだね!」
「ヤメテトメテヤメテトメテ!?」
人の話を聞いてくれ、頼むからァ…
「あとあと、私の舌が壊れてるかどうか確かめて欲しいって言ったら『いいですよ?どうやったらいいフブちゃん』って!フブちゃん!?あぁーフブちゃん…」
「落ち着いてブッキー」
ここまで来ると何となくさっきまで彼女達が何してたのか…ナニしてたのか予想できてきたや…
「耳、か…」
「じゃい!じゃあい!」
楽しそうに次の仕事へと向かうブッキーを見送りつつ、友達ちゃんを捕まえる。さて、詳しいことは席で聴かせてもらおうか?
「僕も気になるから混ぜて〜?」
「今から収録だよね、マネちゃんに連絡したから戻ろうね〜」
「やだやだやだ〜!僕も気になるし、友達ちゃんと箱推し君の味も気になる〜!」
「事務所が生臭い理由はそれかぁ〜」
趣味が釣りと昼寝のウンスガチ推しトレーナー(スタッフ)が魚を捌けるから、クーラーボックスごと預けたが…流石にまだ取れないか、臭い。
「ところで箱推し君…箱超えしたって本当〜?」
『逃げなきゃ』…!『逃げなきゃ』勝てない…!
『事務所の中では走らないように』…例外は今だ!
事務所でおきた物事は基本的に元通りに戻すことになっている。そう、
ザンネンでした。ホロライブからは逃げられないんだよ?
今回登場した推しを教えてね!
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箱推し君
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友達ちゃん
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白上フブキ
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猫又おかゆ