今日も終電が近い電車に乗り最寄り駅へと戻ってきた。既に夕飯は決めてある為近所の24時間営業のスーパーへと向かう。ご飯は保温してあるので買うのは安くなった惣菜、焼き鳥である。
「ただいま〜」
無事お目当ての物が買えたのでホクホクしながら家へと帰れば、同居人は未だ外出しているようでスリッパが玄関先に存在している。ふむ、なら少し羽目を外しても良いかな?
手持ちのエコバックを机に置き荷物を出す。焼き鳥はケースから取り出し皿の上に乗せて電子レンジへ投下。残りの食材は冷蔵庫へGO!大体1分位加熱させながら保温状態の炊飯器を開ける。うん、問題なく!
軽く茶碗へと盛り付け電子レンジの停止を待つ。待ち時間を利用しホロメン達の様子を各配信にて伺う。この時間帯、最近はしらけんのメンバーを良く見るようになった。皆でコラボ配信しようとするとこの時間帯が丁度いいのだろう。スマホにて配信を視聴しながら温まった焼き鳥を回収、串から外してそのままご飯、丼にするために乗せていく。もも以外にもねぎまや皮も入った物を買ったので食感も楽しめるだろう。コップに冷水を注ぎ椅子に座り手を合わせる。
「いただきます」
夜食、に近しい夕食をホロメンの声やゲーム音をお供に食べ進める。タレや塩と白米は相性がいい。誰が言ったか白い悪魔。新米の美味しい季節です。
「ん?」
ふと、配信の音以外の音が耳に入る。同居人が帰ってきたようだ。
「おかえり」
「…おう、ただいま」
バイトで疲れて帰ってきた弟に声を掛ける。あっという間にリビングを抜け自室に入ってしまったが。さて、あの子は何時からだったかな。
そんな事を考えながら食べ終え、洗い物をテキパキと済ませる。明日の出社は昼過ぎの予定なので、程々に夜ふかししちゃおう。
「…丁度今からか」
風呂に静かに入らなくては。音が彼の部屋に届くのはマズイ。
「こういう時、本当に姉でも嫉妬の対象になっちゃうのが人間の怖いところだよね」
……やっぱりお肉着いちゃったよね、これ。もう少し食生活の改善とランニング増やすしか無いかぁ。
「ぶくぶく…」
浴槽に沈んでいく。気が付いたら私も良く分からないポジションにいる。ある意味私生活にまであの子達の影が迫っているというか、早く帰ってきてくれ友達ちゃん。
「…!」
友達ちゃんへの誕生日プレゼントをふと思い付く。コレを渡せば私も安心、ホロメンも満足(仮)、友達ちゃんも嬉しいと得尽くしだ。
「んぁ〜」
まぁ、それはお風呂から出てからの話である。単刀直入に言おう。私の弟は、Vtuberである。
箱推し君
弟と二人暮らしの恋愛経験無い姉。周りのキャラが濃いんだぁ。
友達ちゃん
現在進行系で休暇をエンジョイ。なお、帰って来てからが本番。
弟君
箱推し君の弟。箱推し君曰く「いつの間にか配信者になってた」らしい。なんなら彼もまた姉が何処で働いているのか知らなかったりする。
垂れ流しちゃん
以前から感じていた違和感に解答を得る。ミツケタ。