カルマ値 +100
種族レベル
・守護神(Lv5)
・
・
・戦女神の血を引く者(Lv5)
他10レベル 計30レベル
職業レベル
・ガーディアン(Lv15)
・聖騎士(Lv5)
・神槍使い(ランスマスター)(Lv5)
・盾使い(Lv15)
・ワルキューレ・ランス(Lv5)
・ホーリー・パニッシャー(Lv5)
他20レベル 計70レベル
とある事情からアインズ・ウール・ゴウンに加入した42人目のギルメン。
防御方面に長けていて、数分程度ならギルメン最強と名高いたっち・みー相手も、なんとか、ギリギリ、もしかしたら耐えれるかもしれない。
魔法における攻撃が不得意な代わりに盾と槍を使った前線を張るのがメイン。特に槍の扱いはギルメン達にも一目置かれていた。
けど真価を発揮するのはレイド戦などの仲間と共に戦う時で、味方へのバフ、防御系バフ、ヘイト管理、ヒーラーなど様々なことができる(勿論純粋なヒーラーと比べたら回復量は低い)
超位魔法
『守護神の祝福』
自分のHPの9割を犠牲にしてパーティ全員のステータスを底上げ、HP全回復、デバフの完全解除、一定時間無敵付与を行う。
『アイギスの神光』
種族関係なく相手に特効効果のあるダメージを与える。ダメージは本人の魔力などに左右される。
が、もちろん別の超位魔法(フォールンダウンなど)と比べると、同じ条件下で放った場合ダメージ的に見劣りはする。
『天使の宴』
熾天使クラスの天使を5体召喚する。中身はランダム。
ごく稀に『至高天の熾天使』が召喚できるとか何とか。
「モモンガ様、アテナ様!どうされたのですか?」
「すまない。エミヤはいるか?」
「エミヤ様ですね。少々お待ちください。直ぐお呼びします」
食堂に来ると全員が全員直立不動になりお辞儀などをしてくる。が、今はそれに反応している余裕はなかった。
魔法をかけたアテナさんはだいぶ落ち着いたようで俺のそばから離れようとはしないが食堂にいたメイド達とは普通に会釈をしていた。
そんな中から現れたのは1人の赤い外套を纏った浅黒い肌の男。『サーヴァント・エミヤ』
レベルは50程度で食堂を管理するアテナさんの作ったNPCの1人なはずだ。
「これはこれはギルド長殿。私に何か御用でしょうか」
「エミヤよ。アテナさんに聞いたのだがお前は手話というものが出来るのか?」
「手話ですか。ええ勿論できます。ですがそれが何か」
「なら話は早い。現在緊急事態につき第六階層に守護者を集めている。その場でアテナさんの補佐を命ずる」
「承った。して、我がマスターのアテナ様はどうされたのですかな。私、何か怯えさせるような事した記憶がないのですがね」
「すまないな。アテナさんはとある理由から聴覚を奪ってあるのと、少し周りに恐怖を抱いている。もう少ししたら落ち着くとは思うが…」
「成程。つまりは耳の聞こえないマスターに手話で情報を伝え、アテナ様の言葉を私めが皆に伝えれば良い、と」
「そういう事だ。できるか?」
「勿論ですとも」
「よし。じゃあ私の傍へ。共に第六階層へ転移する」
「承知した」
〜第六階層〜
転移するとそこには階層守護者という地位に設定したNPCのほとんどがいた。こうして改めて並んでいるのをみると圧巻だった。
「それでは皆、モモンガ様、アテナ様へ忠誠の儀を」
アルベドの一言から俺の知らない何かが始まった。
チラッと横目でアテナさんとエミヤを見てみると何か暗号のようなものを手で作ってやりとりしていたから、多分伝わっているんだろう。そのせいか、目が点になっているというか、驚いているというか。
「第一、第二階層守護者。シャルティア・ブラッドフォールン。御身の前に」
「第三階層守護者。シグルド。御身の前に」
「同じく…第三階層守護者……ブリュンヒルデ、御身の…前に」
「第五階層守護者。コキュートス、御身ノ前ニ」
「第六階層守護者。アウラ・ベラ・フィオーラ」
「お、同じく第六階層守護者。マーレ・ベロ・フィオーレ」
「「御身の前に」」
「第七階層守護者。デミウルゴス。御身の前に」
「守護者統括。アルベド。御身の前に。
第四階層守護者ガルガンチュア、第八階層守護者ヴィクティムを除き各階層守護者、御身の前に平伏し奉る。
ご命令を、至高なる御身よ。我らの忠義全てを、御身に捧げます」
先に一つだけ言っておきたい。
俺は現状確認がしたかったのであって決してこんなことは命令していない。本当だ信じてくれ。
だからアテナさん、俺がやらせたのかみたいな目で見ないでください。
「……面を上げよ」
その際に緊張して力んだからかスキル「絶望のオーラ」が出てしまう。
「(って、絶望のオーラ出してどうすんだ俺!)よく集まってくれた。感謝しよう」
「感謝など勿体無い!我らモモンガ様、アテナ様にこの身を捧げた者達。モモンガ様達からすれば、取るに足らない者でしょう。しかしながら、我らの創造主たる至高の御方々に恥じぬ働きを誓います」
「「「「「「「誓います」」」」」」」
『と、言っている』
『ありがとう エミヤ。けど、どうして、みんな私とモモンガさんを慕ってるの?』
『それはそうだろう。マスターとギルド長殿は姿を隠していった御方々が多い中、最後まで私たちを見捨てないでくれていた。だからこそ敬い、慕い、己の全てを賭けて望みを叶えようとする』
エミヤがそう伝えてくれるがまだ実感が湧かない。だって私の場合ってみんなが大切、というよりはモモンガさんに会いたくて来ていただけだから。
けどそれを伝えるのも悪いと思って私は手を止めた。
「素晴らしいぞ!守護者達よ!お前達ならば、失態なく事を運べると強く確信した!
さて、現在ナザリック地下大墳墓は原因不明の事態に見舞われている。セバスに捜索させているのだが」
モモンガさんが横を見るといつのまにかセバスがそこに立っていた。
モモンガさんに言われて頭の中では分かってはいたけど、未だにこのNPC達が自我を持っているなんて信じられていない。
エミヤと話していてもいまだに実感が湧かない。
実は夢なのではないか、実はみんなプレイヤーで私に、私達にドッキリでも仕掛けてるんじゃないか、と。
「草原?」
「はい。嘗てナザリック地下大墳墓があった沼地とは全く異なり、周囲一キロに人工建築物、人型生物お呼びモンスターの類は一切確認できませんでした」
「ご苦労だったセバス。ナザリックがなんらかの理由で何処か不明の地へ転移してしまったのは間違いないようだな。
守護者統括のアルベド、並びに防衛戦の責任者であるデミウルゴス」
「「ハッ」」
「両者の責任の元で、より完璧な情報共有システムを作り、警護を厚くせよ!」
「「「「「「「ハッ!」」」」」」」
……うん、私、蚊帳の外。というか、何も言うことがない。いや、できない。
その後もマーレによるナザリックの隠蔽案やその他ナザリックを守るための命令をモモンガさんが出していった。
私がちゃんと理解できているのはモモンガさんが逐一、エミヤが私に伝え終わっているのを確認してから次のことを話してくれているから、まだ置いてけぼりにはされていない。うん、多分。
そしてモモンガさんが不意に私の方を向く。
「アテナさんは何かありますか?」
うーん……。なにか、といわれても……。
と、そこで一つ思いついてエミヤに手話で伝える。
「ナザリック防衛策というよりは周辺監視システムについて、ブリュンヒルデの妹達を使えば良い監視システムが出来ると思う、とのことです」
「ふむ、具体的には?」
「…………。ブリュンヒルデの三つ子の妹の誰かに分身体を作らせ、周囲に展開させるのはどうだろうか、と。分身体と視覚、聴覚などの共有ができると思うから、と。また強さはそれほどではないにしろ三つ子及びその分身体は隠密に長けているから見つかる可能性は低いと思う。だそうです」
「なるほど。ブリュンヒルデ、その三つ子の妹達と分身体との五感の共有が出来るというのは確かか?」
「勿論です…。モモンガ様。ご命令してくだされば、すぐにでも妹へ命じて来ます……」
「ではブリュンヒルデは妹達へその命令の伝達を。分身体は何体まで作り出せる?」
「最大で1人につき100体ほどかと……。なので、全て合わせれば300程度となります」
「ふむ。では念のために全員に分身体を最大まで作らせておいてくれ。うち1人を中心にナザリックを中心に展開させ監視システムを作れ」
「ハッ。御心のままに……」
どうやら私の案は採用されたらしい。あーよかったぁ。
「では最後に各階層守護者に一つ聞こう。
まずはシャルティア。お前にとって私とアテナさんはどのような人物だ」
そんな事をモモンガさんは突然言ったらしく、なぜか私は緊張して背筋がピンっとなってしまった。
「モモンガ様は美の結晶。まさにこの世で最も美しい御方でありんす。アテナ様はまさに女神。その佇まい1つでさえ見惚れてしまいそうでありんす」
やめて、恥ずかしい。私そんなに立派じゃないし女神じゃないから。
「シグルド」
「モモンガ様は死の化身と評するに値する唯一無二の存在。そして私が唯一アテナ様以外に忠誠を誓える存在です。
アテナ様は正に守護神と呼ぶに相応しい方。しかしながらその戦う様は正に戦乙女。この世で最も高貴なお方です」
「ブリュンヒルデ」
「モモンガ様は……慈悲深く、お優しい……。
アテナ様は……私達を創造して下さった、敬愛すべきお方…」
「コキュートス」
「モモンガ様ハ守護者各員ヨリモ強者デアリ、正ニナザリック地下大墳墓ノ絶対ナル支配者ニ相応シキ方カト。
アテナ様ハ我ラ守護者ノ誰ヨリモ守護ヲスルコトニ長ケテオリ、正ニ守護神トハアテナ様ノ事ダトオモッテオリマス」
「アウラ」
「モモンガ様もアテナ様も、慈悲深く配慮に優れたお方です」
「マーレ」
「と、とってもお優しい方々です」
「デミウルゴス」
「モモンガ様は賢明な判断力と、瞬時に実行される行動力を有される方。正に端倪すべからざるという言葉がふさわしき方です。
アテナ様の戦闘は美しく、気高い。その美しさは至高の御方々を除き横に並ぶものはいないと断言できます。正に女神そのものと言えましょう」
「セバス」
「お二人とも最後まで私達を見離さず残って頂けた、慈悲深き御方です』
「最後になったが、アルベド」
「モモンガ様は至高の方々の最高責任者であり、私共の最高の主人であります。そして私の愛おしいお方です。
アテナ様はそんなモモンガ様をずっと横で支えておられた、敬愛すべきお方です」
何ですかこれ、どんな罰ゲームですか。
恥ずかしすぎて耳が真っ赤になりそう。
「各員の考え方は理解した。今後とも忠義に励め」
「「「「「「「ハッ!」」」」」」」
「ではアテナさん。また後で会いましょう」
「(え?)」
そうしてモモンガさんは私を残してどこかに転移してしまった。
……え?
「(ちょ、何で私だけ残すの⁉︎)」
思わずそんな事を思ったけどモモンガさんはもうこの場にはいない。
どうすれば良いのかわからずチラッと守護者達を見ると私をじっと見つめている。
うぅ……。
やめて、私そんなすごい人じゃないんです。
でもみんな何か期待してるっぽいし、言ったほうがいいのかな……。
しばらく葛藤して意を決し、エミヤに手話をする。
『エミヤ、守護者達に…………………って、伝えてくれる?』
『承知した』
「守護者各員殿。アテナ様から各員へ伝えたいことがあるそうだ。また、俺が代わりに伝えていた理由はまた後ほど守護者統括殿へお教えするのでそちらに聞いてほしい。
まずはシャルティア殿。私のことを女神のようだと言ってくれてありがとう。これからもそれらしく頑張る、との事だ」
「私如きに御礼など勿体無いでありんす!」
「次にブリュンヒルデ、シグルド殿。確かめたいことがあるから後ほど第三階層へ行く。また、手話ができるようであれば話したい事もある、との事だ」
「承知しましたマスター」
「承りました……」
「コキュートス殿、時間があれば手合わせをお願いしたい、との事だ。曰く、まともな戦闘をここ最近していないのと体の感覚に慣れるために戦闘経験を積んでおきたいとの事。それでご指名だ」
「承知シマシタ。有難キ幸セデゴザイマス!」
「アウラ殿、マーレ殿にはコキュートス殿と手合わせをする際にコロシアムを使わせてほしい、との事だ。また、アウラ殿の使役獣やマーレ殿のドルイドの力を一度見てみたいと」
「勿論です!いつでもお越しください!」
「お、お待ちしております!」
「デミウルゴス殿は、防衛案などができたら持っていくので評価をしてくれ、との事だ。私よりも頭のいいデミウルゴス殿ならより良い案も出るだろうとね。それと一度じっくりと話したいと仰っていたよ」
「私めなどアテナ様の足元にも及びません。が、それがお望みとあらばこのデミウルゴス、持てる知恵全てをアテナ様に捧げましょう」
「守護者統括殿には、だ。……あー、その、ギルド長殿は私も愛しているから!うん、あんまり深い意味はない!、との事だ。
それとセバス殿はいつも玉座の間を守ってくれてありがとう、と。それでは、アテナ様をお部屋へお連れするのでこれにて失礼する」
エミヤが伝え終わったらしく、エミヤと共に指輪で第九階層へ転移する。
『ではこれにて失礼するよマスター。また何かあれば呼んでくれ』
『うん、ありがとうエミヤ。それと……ご飯、楽しみにしてる』
『任せてくれ。腕によりをかけて作らせてもらうよ』
自室にてエミヤと別れる。
そのまま私はベットにダイブした。
「(何もしてないのに高評価過ぎて怖いよ……)」
とりあえず現実逃避をしたいのと寝たら夢から覚めてるのではという淡い期待を持って私は少しばかり眠りについた。
なお同時刻、モモンガはモモンガで
「(アイツらマジだ…!)』となっていたりする。
種族とか職業の当て字とかわかるわけねぇべ!ってことでもうルビを振るのを途中から諦めました(許してください)
結構今更ですがこのオリ主はパズドラにおける「アテナ」をモチーフに作ったそうです。
エミヤは勿論型月のエミヤ。ブリュンヒルデ、シグルドも(ry
それでは読んでくださりありがとうございます
皆様の暇つぶしになれば幸いです
感想や評価もお待ちしています(