「番号1!かつらぎ!」
「2!あきづき!」
「3、アトランタ。」
「4!コロラド!」
「5!嵐!」
「6!能代!」
集合した6人が点呼を行う。
「意味あんのこれ。」
「雰囲気は大事よ。」
「はぁ。」
「早速だけど今回はハワイまで貨物船3隻を護衛するわ。深海棲艦の包囲網に掛からないよう細心の注意を払ってね。」
「あいつらは夜でも艦載機を飛ばせるの。そのせいで私達はしてやられた。偵察をしっかりすることが大事よ。」
「敵が来ても一瞬で落としてやるから。」
「同じ防空特化型としてそこは譲れません。」
「お?やんの?」
「受けて立ちます。」
バチバチバチ
二人の間に火花が散る。
「はっはっは!仲がいいなお前ら!」
「笑ってる場合じゃ無いわ嵐。」
「お前だって顔がニヤけてるぜ能代。」
「ぐぬぬ…。」
「ちょっと出航しないと間に合わなくなるわよ!」
コロラドが鶴の一声を発する。
「そうだったわ、皆行くわよ。」パンパン
かつらぎが手を叩くと全員が機関を唸らせて動き始めた。。
四国の南沖で船団と合流する。
「これが護衛対象?ちょっと無理があるんじゃない?」
「確かにばれると思うけど。」
そこにいたのは200mは優にあろうかという巨大な貨物船がいた。
「残念ながらいつの時代も上の指令は絶対ですからね…。」
「そんな暗い顔すんなよ。ビーフジャーキーでも食うか?」
「あ、どうも。」
しかしそんな会話が永遠と続くほど道中に危険を見つけることは無かった。
そして現在一同はジョンストン・アトール沖で停泊している。
「さて…どうしたもんかしら。」
「偵察機一択ね。」
「しかし下手に見つかったら作戦に支障が出てしまいます。」
「でもレーダーじゃあ限界があるぜ?」
「かつらぎの偵察機は視認性が低いからいいんじゃないかしら。」
「今日は快晴だからあの色は目立つと思うけど。」
「ん~中々いい方法が浮かばないわね。」
各々の提案は全て不採用にされてしまい解決策が見つからない。
「アメリカは何か言ってるの?」
「特に。何か支援をくれるわけでもなく丸投げみたいね。」
「ずいぶん適当だなおい。」
合衆国政府は意地でも動かないようだ。
「あれうちの政府ってこんな酷かったっけ…。」
「昔はもっと融通が利いたんだけど…。」
アメリカ所属の二人は頭を抱えている。
「いっそのこと正面突破は?」
「貨物船と私達二人は装甲がほぼ無いに等しいので厳しいです…。」
「…夜まで待ちますか。」
「王道ね。」
「無難が一番安定しますし。」
結局夜の闇に乗じて包囲網の突破を試みることにした。
「hmmm…適当に走ったせいで現在地がよく分からないわね。」
「レーダーには何も映らないし…What? 何かしらこれ。」
レーダーには北へ移動する二つの反応があった。
「Oh! やっとme以外のthingを見つけたわ!」
そう言ってまたアイオワは航行し始める。
空は夕日に照らされ赤く染まっていた…。